ども。
3月が過ぎ去っていくスピード感に警戒中、担当ちゅんです。
久しぶりに役場庁舎内でネットワークトラブルが発生しました。特定の部署だけ通信ができなくなっているとのことで、すぐに頭に浮かんだのはその部署に設置しているスイッチ(HUB)の不調。ネットワーク図を見て怪しい箇所に目星をつけ現場に向かいました。
こういう時にインテリジェントスイッチが入っていれば通信確認が容易なのでしょうけど、いわゆる「バカハブ」の場合はそうはいきません。一つずつ怪しい機械を取り換えてみては「とりあえず様子を見てください」を繰り返す、我慢の対応を強いられます。
そうした中で、我々の作業に協力をしてくださる職員が現れました。「黒い画面で通信確認してるやつ、教えてもらえれば次からやってみる」と、PINGでの通信テストを申し出てくれました。ありがたいです。ですが、PINGコマンドを手打ちしてもらうのは申し訳ないので、こちらでバッチファイルを作って、それを実行してもらうことに。
コマンドはシンプルで「ping 192.168.1.1 -t」とだけ書いて、バッチファイルの名前は「ping.bat」として「これをダブルクリックしてもらい、出てきた結果を電話で教えてくれれば」と説明したのですが、いざバッチファイルを起動させると延々とコマンドがループ実行されてうまく動きません。
どうにも現場で対応できず、自席に戻って調べてみました。すると、どうやらバッチファイルと言うのは「コマンド名と同名の名前をつけてはいけない」というルールがあるようです。分かってしまえば簡単な話で、今回作成したバッチファイルの名前を「NetworkCheck.bat」などに変更すれば問題なく動きました。
こういうことをブログに書くと「そんなことも分からずによく情シス担当できているな笑」みたいなコメントが結構来るのですが、そこは「にわかSEと自称する所以」と思って微笑ましく見守っていただけますと幸いです。
ちなみに、こうした努力の結果、無事に障害を起こしているスイッチを発見して、トラブルも迅速に解決できました!
分かっていれば単純ですが、知らないでやるとすごく驚きます。
(投稿者:ちゅん)