ども。
複数のことを同時にやりすぎて頭が混乱している担当ちゅんです。
その中で最も困ったのが本日の話題。先般から対策を進めているIE11サポート終了問題です。こればかりはお尻が決まっているので課題の先送りは不可能。機器やシステムには必ずサポート期限があるということは十分に理解しているものの、これだけクラウド化が進んだ世の中で「いつまでこんなことをしなければいけないのだろう」という気持ちになっています。
これを機にブラウザ依存のシステムを一掃するというところまでいければいいのでしょうけど、それはかなりハードルが高いです。当町にもわずかながらIEに依存しているシステムが存在しているので、それをサポート終了後も引き続き使っていくために、Microsoft EdgeのIEモードというものを利用して「延命」させることになりました。
さて、このIEモードですが、Edgeの設定メニューから個別にページを追加することも可能ではあるのですが、その場合は「30日間限定で」IEモードで開くという動きをします。30日経過した時点で元に戻ってしまうので、引き続きIEモードを利用する場合は再度登録が必要であるという、なかなかの意地悪仕様。「これが面倒なら早くIE依存から脱却してね」というメッセージであると捉えました。
ですが、これには抜け道もあり、xmlファイルを用意することで期間限定を回避することも可能です。詳しい説明は省略、以下のサイトを参考までに。
(参考)
Microsoft Japan Developer Support Internet Team Blog
新しいバージョンのMicrosoft Edgeの”IEモード”について
工夫した点としては、xmlファイルの置き場所をファイルサーバにしたこと。こうしておくと、IEモードで表示しなければならないサイトが増えたり、逆にIEモードで表示する必要がなくなったサイトを減らしたりといったことが一元管理で行えますのでおすすめです。
・・・と、ここまで書いていて「それって本来はグループポリシーで行うようになっていて然りじゃないか」と気がついたのですが、それをさせないようになっているのも例のメッセージなのだろうと。
こんなことを書くと「役場って未だにIE依存で遅れていますね」といった声も聞こえてきそうですが、それに対しては率直に「そうですね」と認めざるを得ない寂しい状況です。
今度からはこれにお世話になります。よろしくね!
(投稿者:ちゅん)