LINEに災害モードを実装しました

ども。
1日が過ぎ去っていくスピードの早さに「おじさん」を自覚する担当ちゅんです。

八雲町LINE公式アカウントの勢いが止まりません。友だちが2,000人を突破したとブログで話題にしたのが今週月曜日のことだったのですが、本日金曜日にはなんと2,140人!新聞では「人口の1割超の1,840人」と紹介されていたのですが、1週間で300人もの方に新たにご登録いただけたということになります。本当にありがとうございます。

当町のアカウントは、興味のある分野の情報だけを選んで受信できるのが特徴です。例えば図書館をよく利用される方であれば「図書館情報」を選択してもらうと、新刊案内やイベント情報など図書館が発信する情報が届くようになります。
一方で、防災情報や新型コロナウイルス情報といった緊急性の高い情報は、友だち登録されている方全員に配信しています。いざというときのために、ぜひ登録してくださいとしているのはこのためです。

そして、このたびLINEに「災害モード」のメニューを実装しました。地震や津波、台風など大きな災害となる恐れがあるような場合に、LINEに緊急情報を配信すると同時に画面も非常時のものに変わります。
スマホを利用されている方からすれば、災害発生時の第1報は「エリアメール」で知ることになる方が多いと思われますが、その後の細かな情報は役場から随時LINEに送信されますので、迅速かつ確実な避難行動につながるものと期待しています。

・・・さて、ここからは独り言ですが、上記のとおり第1報の受信はエリアメールになることが多いのですが、それならば町のLINEアカウントで「災害が発生しました」という速報を行う意味ってあるのだろうかと個人的には考えてしまいます。むしろ町からの第1報は「先ほど発生した〇〇について、避難所を開設します」といった詳細な情報にした方が利用者にとっては有益じゃないかなと。なぜこんなことを言うかといえば、実は技術的にも第1報をシステムで自動発信するのってハードルが(場合によっては費用も)高いんですよね。

災害モードこのメニューを出すような日が来ないことを望みます

(投稿者:ちゅん)

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Windowsをアップデートするための準備

ども。
必死にこなしてもタスクが一向に減らない担当ちゅんです。ビジーです。

ですが、こういう状況になったのは時間的に余裕のあった時期(などあったか?)に前もってやっていれば良かったことに、今の今まで手をつけてこなかったからだ、と無理やり考えることにして黙々と取り組んでいます。

そのような中でも厄介なのがWindowsアップデートです。先般もブログに書きましたが、Internet Explorer 11のサポート終了問題に端を発した課題。致し方がないところではありますが、Windows 10の大型アップデート(FU)が年に2回も行われ(ちなみに今後は年に1回になるみたいですが)、使っているバージョンが3世代前となった時点でサポートが終了してしまうというルールがそもそも厳しい。年に2回のリリースで3世代前と考えると、およそ1年半しかサポートされないということになるのです。
※政令指定都市クラスの大規模自治体ではどうやって対応しているのだろう・・・LTSC?

ご家庭で利用されている端末であれば、インターネットにさえ繋いでいればそのうち勝手に最新版まで上がってくれますが、職場の端末は様々なシステムが動作しているので、それらが最新OSに対応してくるまで更新を待たないといけません。さらに、システムが最新OSに対応したとアナウンスがあったとしても、まずはそのシステムのバージョンアップから始めないといけないのです。「アップデートするためのアップデートするためのアップデート」みたいなことが本当に起こるから時間ばかりかかって仕方がありません。

そう嘆いていても誰も助けてくれませんので、コツコツとやるしかありません。幸い、当町では資産管理ソフト(空海)を導入しているのでそのアップデート作業もほぼサーバから遠隔で行うことができるのでその点は助かります。しかし、このような作業を少なくとも1年半に1回は行わないといけないことに対する気持ちのモヤモヤはどうしても晴れません。思い出せば平成から令和に変わった頃も同じように時間との勝負でOSのバージョンアップをしていたな・・・。

恐怖の画面空海ユーザーとは共有できそうな絶望的な画面

(投稿者:ちゅん)

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LINE公式アカウント友だちが2,000人を突破しました

ども。
初対面の人からは必ず「怖い人かと思ってた」と言われる担当ちゅんです。体が大きいだけです。

当町のLINE公式アカウントの友だち数がついに2,000人の大台を突破しました!1,000人を突破したのが1月末でしたので、3か月もかからないうちにほぼ倍増したことになります。

2022.1.31:友だち1000人できました

4月から本格稼働していることに加えて、先週の土曜日、北海道新聞朝刊(地方版)に写真付きで記事が掲載されたことが大きかったです。記事には「利用者は人口の12%に当たる1,840人」と書かれていましたが、私が土曜の朝にチェックした段階ですでに1,950人、さらにそこからもうひと伸びして本日は2,040人。新聞紙面を見て、200人もの方に新たに登録いただけたということになります。

さらに嬉しいことも。職場に電話がかかってきて「LINEをやってみたいんだけどやり方がわからないから教えてほしい」とのこと。話をお伺いすると「らくらくフォンを使っていて、LINEアプリは少し前に入れた。でもそこからどうやって八雲町を登録するのかわからない」とのこと。
普通は、登録の仕方が分からなければ面倒になって「もういいや」となってしまってもおかしくありません。わざわざ役場まで電話してもらったことがありがたくて仕方がありません。私のへたくそな説明でも、なんとか無事に登録まで完了できました。

新聞記事では「情報にアクセスできる手段は多い方がいい」とコメントさせてもらいました。これは普段仲良くしている同業者から教わったことですが、何かの取り組みをしようとしたとき、職員の側が「どうせやったって意味ない」「誰も使わないだろう」と勝手に判断して取り組みをする前段階であきらめそうになることって結構あります。でも、そんなときに「何を使うかは利用者(住民)が決めることであって、職員が決めるものではない」という言葉を思い出します。役場としては「情報を届ける」ということが目的ですので、その手段としては多い方がいいのです。
このたびの2,000人突破を励みに、今後も「八雲の情報発信ってすごいよね!」と言っていただけるよう、精進してまいりたいと思います。

友だち2042人次の目標は友だち3,000人です!

(投稿者:ちゅん)

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恐怖のIE11問題

ども。
同時進行中の案件が多すぎてタスク管理ができなくなってきた担当ちゅんです。

年度末・年度初めの案件に悪戦苦闘しつつも、ようやく出口が見えてきたかなと思った矢先に、大切なことを忘れていたことに気がつき大慌てです。何に気がついたのか、それは「Internet Explorer 11(IE11)のサポート終了問題」。まだ少し先の話だなと思っていたのですが、何を根拠にそう思っていたのか。サポート期限は2022年6月16日(日本時間)であり、もう2ヶ月しかないではありませんか。

OSのサポート終了のときには、デスクトップに警告メッセージが出続けるなど支障はあったものの、直ちに使えなくなるようなことはありませんでした。しかし、今回のIEは違います。Microsoftの発表によると「Windows累積的更新プログラムでは、IE11デスクトップアプリケーションがデバイスで無効化され、完全に使用できなくなります」とされています。iexplorer.exeが削除されるわけではなく、アクセスしようとするとMicrosoft Edgeにリダイレクトされるという仕組みのようです。

一般の方は、もはやIEを利用されているのは少数派かもしれません。Edge以外にもGoogle ChromeやFirefoxなどブラウザは色々あって、その中から選んで使う時代です。ですが、職場の環境はそうもいきません。当町にはまだ、おそらく残り1つだと思いますがIEじゃないと動かないシステムが残っています。Microsoftいわく「Edgeに搭載されているInternet Explorerモードを設定することで引き続き動作する」とされており、そこだけを見ると「なんだ、大丈夫じゃん」となるのですが、そこに落とし穴があります。

実際には、当町のそのシステムはサーバー側のシステム本体にパッチ適用が必要でした。IEモードにすれば何でも普通に動くものではないんですか・・・。さらに、EdgeのIEモードはEdgeのバージョン77以降に適用されると。きっちりと最新版のWindowsOSにアップデートされているような組織・企業では問題ないのでしょうけど、我が社のEdgeはバージョンを満たしていませんでした。もっといえば、そのシステムの動作条件として「バージョン88以降」とされていて、完全にアウトでした。
こうなるとお尻に火が付きました。急いでOSのアップデート作業に着手したのですが、その前提としてセキュリティ対策ソフトなどを最新のOSで動作するバージョンに上げてから実行する必要があり、その準備にも結構な時間をとられそう。これは状況次第ですが、もし時間切れになりそうであれば最悪ブラウザだけを最新版に更新してしのぐ必要がありそうです。

なお、この話を普段からよく連絡を取り合っている道内同業者様と情報交換してみたのですが、皆さん一様に「とりあえずブラウザだけ使えるようにした」とのこと。半年に1度のOS大型アップデートには追いついていないようでした。中には「うちはLTSCを入れているのでまだIEが使えます」という羨ましい(のかな?)自治体もありましたが、今回のIE問題はかなり影響が大きそうな気がしています。

Edgeのバージョン思わず天を仰いでしまったEdgeのバージョン

(投稿者:ちゅん)

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もしかして延長ケーブルいらないんじゃね?

ども。
予定外の仕事ばかりに追われている担当ちゅんです。

本日は某所(といっても文末写真を見るとどこかお分かりになると思いますが)にてネットワークの設定を行いました。
新しいシステムが導入となり、そのシステム用の回線準備。一般的な回線ではなく「固定IPアドレス」である必要があるとのこと。それに加えて、万が一、光回線が通信断したときに別な系統の回線から通信を確保(冗長化)する必要があると。方法としては、ルータにモバイルSIMのUSBドングルを挿しておいて、回線が切れたら自動的にモバイルに切り替える方式で実現することにしました。

ネットワーク保守業者さんの力も借りて、前述の作戦については問題なく実現できそうということはわかりました。ただ、ひとつ問題が。実は、ルータなどの機器を収納してある壁面BOXの取付場所が建物内の奥まった小部屋となっていて、モバイル回線の電波が届かないのではないかと。鉄筋コンクリート造りの建物だと、室内で携帯電話の電波が弱くなることがあると思いますが、それと同じことが起きるような気がしていました。

それを解決するために用意したのがUSBの延長ケーブル。カタログを見て探したところ、12mもの延長が可能なケーブルを見つけました。これをルータに接続し、SIMのUSBドングルを電波状況のよい室外に設置してはどうかと考えました。
手元にケーブルが届いたので実験。ためしにスマホの充電ケーブルを延長して繋いでみましたが、これがまさかの失敗。残念ながらスマホの充電には使えないようです。ちょっと焦りましたが、気を取り直して次にPCとUSBメモリの間を延長。これはうまくいき、ちゃんと認識しました。なんとなく嫌な予感がします。

そして本日、現場にて恐る恐る試してみたところ、よかった!これは問題なく通信できるようです。さっそく、電波状況の良さそうな場所までUSBドングルを移動させて通信状況をチェックしてみます。・・・しかし。結果として所定の小部屋内と室外とで明確な差が見いだせず、私からの「もしかして延長ケーブルいらないんじゃね?」という一言により作戦はボツになってしまいました。無念。用意周到に準備をしているときに限ってこういうことになるというのも、この業界の「あるあるネタ」かもしれません。トホホ。
ただ、このケーブルについてはとても有用で、後で役場用にもう1本買うことにしていたので無駄にはなりません。今後は職員のWebミーティングの際のカメラやマイクの接続時に有効活用される予定です。結果オーライ、全てが丸く収まってよかったです。

実験中実験中の風景。シュールです。

(投稿者:ちゅん)

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