本年もお世話になりました

先日、札幌まで映画を観に行ったのですが、
上映時間よりも移動時間のほうが断然長いことに悲しくなってしまった月末担当びっくです。

本日が2021年最後の更新となります。

今年一番印象に残ったことは、LINE公式アカウントの運用を開始したことですね!
業務ではありますが、LINEの機能を調べたり、テスト環境での動作確認をする事は非常に楽しかったです。

LINE公式アカウントは来年1月5日にプレオープン中ではありますが、リニューアル致します。
テスト環境でメニュー構成の確認を終え、年内に思い残す事はありません。

来年は4月1日のグランドオープンに向け、いろいろ作業がありますが、
コンテンツを少しでも充実できるように邁進してまいります。

今年も一年大変お世話になりました。ありがとうございました。

2022年はコロナの話題が出なくなるように祈りつつ、
最後の更新とさせていただきます。

よいお年をお迎えください。

20211229

来年は久しぶりにどんど焼きに行ってみたいです

(投稿者:びっく)

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GIGA宝探し

ども。
年内、私は最後の投稿。本年もお世話になりました。担当ちゅんです。

振り返ってみると、今年はGIGAスクールの運用から始まり、それに引き続いて新型コロナワクチンの予約業務、そしてLINE公式アカウントの開始と、どれも年度当初には想定していなかったような業務ばかりに追われました。つまり、2021年は「自治体DXの年」だったといえると思います。

そんな年の瀬ですが、教育委員会から「GIGAスクールで撤去となった機器を廃棄したい」と連絡がありました。正確に言えば、GIGAスクールで機器整備が行われた後に実施した旧パソコン教室から出た機器の廃棄ということなのですが、その存在をすっかり忘れていました。

それらの中にはまだまだ使える機械がきっとあるはずで、全てを廃棄するなんてとんでもない話です。すぐに町内某所の倉庫に向かい、宝探しを開始しました。
目の前には役割を終えた機器がずらり。手始めに液晶モニタの品定めを始めました。貧乏性な我々は思わず「全部残しておきたい」と言ってしまいそうになりますが、そこはぐっと我慢。しきい値を「HDMIポートがあるか否か」として、HDMIポートがないモニタは廃棄処分とする方針としました。実際、もったいないと保管しておいたところで具体的な使い道が決まっていないもの。HDMIポートがあったとしても「本当に残しておく必要があるか?」と自問自答しながらの作業です。

次に手をかけたのはスイッチ類。この基準は明快で「100BASEのスイッチは廃棄、GIGAならキープ」です。しかし、これまた100BASEでもPoEが使えるスイッチがあったりしてグラっときます。気を確かに持ちながら、断腸の思いでさようならをしていきます。同様にプリンタ、スキャナ、ソフトウェアなどなど、全ての機器の品定めを終えました。

一応、これは言うまでもないですが、これらの機器は全て耐用年数を経過しているもので、通常は迷うことなく「廃棄」すべきもの。「まだ使えるから」と残しておいたとしても、役場のメインの業務に再投入することはありません。ただ、緊急的に端末を用意しなければならない場面であったり、一時的にモニタが必要になったりするケースというのは結構な頻度で出てきます。そういうときに困らないように、常に一定の在庫を持っておくことは大切なことだ・・・と思っています。乱雑に置いておくとただのゴミにしか見えないので綺麗に整頓しつつ、一部は役場に持ち帰りました(が、保管場所が無くて困っています・・・)。

宝持ち帰った宝の山。使い道は決まっていませんが、捨てることはできませんでした。

(投稿者:ちゅん)

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ライセンスは盲点でした

ども。
年末の来客は今日くらいがピークとなっている担当ちゅんです。

年末ではありますが、とある部署でPCの調達を行うこととなり、私が仕様を作成してそれをもとに入札が行われました。
これはいつも感じていることですが、仕様を作るのって何度やっても難しいです。華美なものを買うつもりはなく「普通の」が欲しいと思っても、CPUやメモリ、SSDの容量、画面のサイズなどなど、細かく指定をしなければ相手に「普通」が伝わりません。今回も各メーカーのホームページを確認しつつ、こちらが所望するレンジのPCのスペックを見ながら「普通の」が買えるようにしていたつもりでした。

が、不安要素としてはやはり半導体不足。そもそも、品物があるのかどうかは入札をしてみないとわかりません。仮に品物があったとして、今度は価格がどうなっているかわかりません。市場原理として品薄の時には価格は上がるものですので、少なくとも当初の予定よりは値上がりしていることが想定されます。はたして、予算は大丈夫か?
こんなことを考えつつ入札が行われた結果、どうやら無事に調達できることになって、まずは一安心したところです。

・・・しかし、落札された業者さんから連絡が入り「大至急、発注しないといけない」と。どうしたのかと確認してみると、私が仕様に書いていた「OpenライセンスでMicrosoft Office 2019 Standardを調達すること」が問題になっているとのこと。ソフトウェアなので半導体は関係ないはずで、一体何事でしょうか。
調べてみると、どうやら長年馴染みのあったOpenライセンスという販売形態は本年をもって終了となり、今後はそれに代わる新しいプログラムにより販売がスタートすると。つまり「Openライセンスで」と仕様に縛りをかけてしまったがゆえに、大至急注文しないと「販売が終了してしまう」という逼迫した事態を引き起こしてしまっていたようです。

これは完全に盲点。ソフトウェアのライセンスがまさかそんなことになっているとは考えてもみませんでした。それでも、今回はぎりぎりセーフでしたのでOfficeの調達は間に合いそうではありますが、もし1月に入札する予定の案件だとアウトでした。こういうことがたまに起きるから、仕様の作成って難しいのです。

Openライセンス終了同業者の皆さんもどうぞお気をつけください

(投稿者:ちゅん)

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手続きのオンライン化に向けて

ども。
年末の来客の多さに驚いている担当ちゅんです。

すでに多くの自治体では着手されているかもしれませんが、当町でも昨日ようやく「手続きのオンライン化」に向けた庁内での打ち合わせ会議を行うことができました。
国が示している「自治体DX推進計画」に記載のある、31の手続きをマイナポータル(ぴったりサービス)に公開して、オンラインから手続きして頂くことができるようにする取り組みです。

今回対象となっている部署は保健福祉部門、児童部門、介護部門、防災部門と多岐に渡ります。しかも、保健福祉部門は自治体における新型コロナ対策の最前線、児童部門は年内に支給される子育て臨時給付金の担当ということで多忙を極める中、さらに業務が増えてしまう案件を持ち込むことに若干の(いや、かなりの)申し訳なさを感じつつも、オンライン化する意義や目的、課題などについて1時間程度じっくりと話し合いました。

手続きをオンライン化するにあたっては、あらかじめ国がシステムにプリセットしている「標準様式」と呼ばれるテンプレートを利用してもらう方式をとることで、手続きを簡単に開始でき、また外部サイトとの連携も動作(API連携)するのでメリットが大きいものです。我々としては、できればこの標準様式を利用することにしてほしい、業務が合わないようであれば業務の方を様式に合わせる努力をお願いしたいと伝えました。しかし、原課としては国の様式だけでは不足する情報を別途独自の項目を用意して確認していたりするケースがあり、事前に想像はしていましたが、やはり一筋縄ではいかなそうです。

この「標準様式に合わせてください」という部分は、こちらの説明の仕方が悪ければ、あたかも「あなた方は本来要らないものをわざわざやっているので中止するように」と伝わってしまう可能性があるので気をつけました。自治体では、住民サービスを向上させるために様々創意工夫しています。そのことを「不要なもの」という意図は全くなく、むしろ「標準化というけど、それによって自治体独自の工夫が失われる点はどうやって消化したらいいのだろう」と悶々とします。
全国一律に、同じ様式で手続きが行われることのメリットは十分に理解しているだけに、その間で板挟みにあう苦しみを味わっています。さて、これからどうやって進めていこうかな。

説明会の資料パワポの資料を使って説明。まいなちゃんが可愛いですね。

(投稿者:ちゅん)

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オンライン共同編集の威力

ども。
12月も後半に入り、慌ただしさが増している担当ちゅんです。

新型コロナ対策として18歳以下への10万円給付をはじめとして、様々な施策が目まぐるしいスピードで行われようとしています。我々情報部門は直接の担当部署ではないものの、例えばマイナンバーによる他自治体への情報照会(情報提供NWS)などの業務では文字通り「後方支援」を行っているところです。

今現在も国会審議が続いている状況ではありますが、国からは未定稿のFAQなども送付され、事務方の準備は着々と進められています。しかしながら、多くの情報から「何をどうすべきか」を読み解いて理解して進めていくには、1人の力ではなかなか勢いよく進められません。他の自治体の情報担当とも連絡を取り合いながら「ここはどう理解すればいいか」「こういうパターンだとどんな処理になるか」など、細かい部分を相談しながら進めています。

そうした中で、とある同業者から「Googleドキュメントに情報を整理して共有したのでみんなで編集しながら進めよう」と提案がありました。アクセスしてみると、そこには「匿名ラマ」や「匿名アリクイ」がドキュメントを編集している様子がリアルタイムで表示されており、まるで情報担当者が10倍に増えたかのようなスピード感でドキュメントが更新されていきました。
GIGAスクールではお馴染みのGoogle Workspaceですが、複数人が同時アクセスして同時編集することの威力をまざまざと見せつけられ、思わず「こういう時代ですか」と感嘆の声が漏れました。

自治体では内部で様々な部署が分野ごとに異なる仕事をしていて、そこが連携しあうことで仕事は成り立っています。しかし、外部で自治体どおしが連携しあって同時進行で仕事をする状況というのはあまり機会がありません。特に情報部門の職員は各自治体に数名(もしくはゼロという場合も)しかおらず、その担当者は孤独を感じながらもそれぞれの職場で奮闘されている状況です。今回のように、多くの職員が一つのドキュメントを同時に確認しながら意見を出し合って仕事が進められれば、これまで1週間かかっていたことが1時間で終わる可能性もあるんですよね。
今、職場では自治体DXの取り組みが進められていますが、こうした自分自身の実体験もバックオフィスのDXにつなげられないか、ヒントが得られたような気がしています。

検討中オンライン上でこれをやれる時代になっています

(投稿者:ちゅん)

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