ども。
週末に人生初のフルマラソンにチャレンジし、あえなく30kmでリタイアとなった担当ちゅんです。悔しいけどこれが実力。
先日、道庁の事業で1年間アドバイザーとして活動することになった旨は記事にしたとおりなのですが、そのアドバイザー業務の中で「これはすごい!」と思ったのが、会議録文字起こしサービス「Notta」を利用して報告書作成を効率化していることでした。
自動文字起こしサービス Notta
https://www.notta.ai/
業務を行うにあたって「これはこういう風に処理します」「活動したらこのファイルに記録をお願いします」など一定のルールが説明されたのですが、このツールの紹介を受けたときは、本当に驚きました。
PCでもスマホでもいいのですが、アプリを起動して音声を録音すると、自動で文字起こしがスタート。ここまでは他にも同種のサービスを見たことがあるのですが、真価はここから。文字起こしが完了した後で「AI要約」というボタンを押すと、それはもう「お見事」としか言いようがないほどの完璧な要約が出来上がってくるのです。文字起こしの精度自体はそこまで高くないのに、どうしてこんなに正しい要約が可能なのか、首をかしげてしまうレベルです。
こういう新しい技術に触れることができただけでも、アドバイザー業務を引き受けたメリットがあったというものです。早速、職場でも有料アカウントの契約をし、現在はサービスを利用できる部署を限定しての試行をしています。
ですが、やはりサービスを利用した職員はみな「なにこれ!すごいんだけど」の反応。そうなんです。私の個人的な感覚としては、ChatGPTに初めて触れたとき以来(以上?)の衝撃。AIの進歩は目覚ましいとはいえ、正直、現段階ですでにここまで来ているのかと、感動とともに若干の怖さを感じるレベルです。
私は自治体でしか働いたことがありませんが、普段職員が事務仕事をする中で(部署にもよりますが)「会議録の作成、音声からの文字起こし」に取られている時間は相当だと感じています。打ち合わせをすれば顛末書が必要だし、出張に行けば復命書、会議をすれば議事録。とにかく記録の作成は必ずついて回ります。そんな中で、一言一句漏らさずに記録する必要がある場合を除き、今後は会議の要約をAIに任せて、職場での報告もNottaのリンクをTeamsで共有して終わり。そんなことを実際に試してみて、「業務の効率化ってこういうことを言うんだよな」と感じているところです。普段、当たり前にやっていることって当たり前すぎて疑問に思わなくなるものですが、実はその当たり前こそが当たり前じゃなくなる、そんな時代なんでしょうね。
音声ファイルを後から読み込ませることも可能。もう会議でメモをとる必要すらありません。
(投稿者:ちゅん)