ども。
圧倒的時間不足、担当ちゅんです。
参議院議員通常選挙の投票日が正式に決まり、7月10日となりました。このことで一気に選挙ムードが高まっています。我々情報部門は文字通り「後方支援」を行っているところですが、選挙事務というのは時代の変化とともに「変わっていくもの」と、時代が変化しても「変わらないもの」とが混在している、かなり特殊な業務だなと感じています。
本日はそんな「変わっていくもの」として、不在者投票のための投票用紙のオンライン請求について。
不在者投票と期日前投票の違いが分かりづらいかもしれませんが、不在者投票とは選挙当日に投票できない方が「選挙人名簿登録地以外の」選挙管理委員会等で投票できる制度です。例えば八雲町民の方が東京都に滞在されていて、投票のために八雲町に戻ることができない場合、八雲町から投票用紙の送付をうけて東京都の選挙管理委員会で投票ができるというものです。
八雲町ではその請求に関する手続きを、マイナポータルの「ぴったりサービス」でオンライン受付しています。請求の際にはマイナンバーカードによる電子署名が必要となりますが、最近では多くのスマホにカードの読み取り機能が搭載されていますし、申請のハードルは下がっていると思います。言わずもがな、郵送とは違いわざわざ郵便ポストに書類を投函する必要がありませんし、時間を問わずに手続きが可能です。
ぴったりサービス:名簿登録地以外の市区町村の選挙管理委員会における不在者投票等の投票用紙等の請求
選挙事務の中で、オンラインにより行うことのできる手続きというのは実はこれだけです。直接的な投票行為はもちろんのこと、その他の手続きもオンラインは不可。唯一オンラインが許されているこの手続きが世の中に広く浸透していくことで、もしかしたらその先にある「次」につながっていくのかなと個人的には感じているところです。
これから1ヶ月弱、選挙に関する業務で忙しい日々が続きますが、「変わらないもの」の中でも常にDXの視点は忘れずに業務を進めたいなと思います。
ぴったりサービス以外では「Yahoo!くらし」でも手続きできます
(投稿者:ちゅん)