リモート会議の環境再構築

ども。
人間ドックの結果が思わしくなかった不健康な担当ちゅんです。

北海道内のまん延防止措置期間が2週間延長となりました。役場としては感染対策として引き続きテレワークシステムを運用しつつ、普段の会議はほぼ中止か、もしくはリモートに切り替わっている状況です。
これまで、リモート会議をやるときには役場として有料プランの契約を持っていなかった(!)ので、会議の相手に「申し訳ありませんが招待してもらえませんか?」でしのいでもらってきたのですが、それもついに限界です。このところ、役場側がホストになってミーティングを行う場面が非常に多く、そのたびに「○分で切れます」と説明するのが忍びなく思っていました。そこで、ついにリモート会議の環境を再構築することになりました。まずは、課題のアカウント。これを有料契約し、まずは大きな課題をひとつクリア。

次に、周辺機器。我が社はこれまで「オンライン会議用端末」として、お古のPCを転生させて運用してきましたが、これを刷新して、なんとSSDを搭載。これまでのHDDによる動作よりも格段に快適になります!・・・わざとオーバーに書いていますが、なかなかやり繰りが厳しくて。でも、きちんとセットアップすれば、多少古いPCでもリモート会議用途であれば十分です。
さらに、これが肝となりますが、高性能マイク&スピーカーの調達。これまで運用してきて性能に満足しているスピーカーを追加購入したほか、他所で見かけるたびにいつも羨ましく感じていた「憧れのおにぎり」を購入。古いPCにはBluetoothアダプタなどついているわけがないので、これを外付けUSBアダプタでカバー。ついに、第3次オンライン会議システムの稼働となりました。

運用を開始したとたん、職員からリモート会議のセットアップ依頼が来るわ来るわで大忙しです。現状では、会議の予約だけを職員にお願いして、その後のミーティングのセットアップは我々がやることにしてみたのですが、これは早晩破綻しそうな勢い。「会議室の準備は自分でやってください」に運用を改めようかなと思う訳ですが、急にブレーキを踏み始めたら「なんだ、あいつら急に」になっちゃわないか心配です。何事も焦ってはダメ、じわっといきますね、じわっと。

憧れのおにぎり高性能と噂される「憧れのおにぎり」・・・でもバッテリー駆動しないのが惜しすぎます。

(投稿者:ちゅん)

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テレワークサポート

月末担当びっくが投稿致します。

最近、1日に数名の職員がテレワークを実施しています。

前日に職場のPCとテレワーク用の貸与端末の2台に設定を行い、接続確認をしてから
貸与端末を職員に渡しています。

職員にも自宅に帰る前に一度、リモートの接続方法を説明して、職員自身で接続確認を行って貰い、端末を持ち帰っているのですが、一連の作業で30分以上掛かってしまうのがネックでした。5人以上テレワークする前日は業務の圧迫になってしまいました。

そこで、作業時間削減を目指して、リモート接続方法の手順書を作成する事にしました!
手間でしたが、接続までの画面を全てスクリーンショットで保存して
画面入りの手順書を作成し、何の疑問も持たずに接続できるような内容で仕上げました。

実際に手順書を見て貰った職員には説明の必要が無く接続確認をして貰うことができ、出来栄えは上々でした。

昔から手順書には画を入れるように心がけて作成していましたが、その習慣が生かされたと思います!

テレワークはその環境に慣れる事も重要ですので、一度経験して貰いたいと思います。

個人的には、通勤時間が1時間だった時代のテレワークは非常に魅力的でしたが、通勤時間が2分の今はそれほどメリットを感じなくなってしまいました・・・・・。

20220215前職のテレワーク時は始業15分前に起床しておりました・・・

(投稿者:びっく)

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業者さんに紛れるにわかSE

ども。
いつかカーリングにチャレンジしてみたい担当ちゅんです。

本日は若干痺れる現場。ぼかして書く必要が無いのでズバリ書きますが、現在、八雲町消防本部で通信指令室の機器更新が行われています。119番通報がかかってきたときに「火事ですか?救急ですか?」と通信員がオペレーションするその設備。今の消防署が建設されてから初めてのリプレイスとなり、我々は役場として設置運用している情報系機器の移設や設定変更の担当です。

「おはようございます!」と元気に挨拶しながら現場に赴きました。手には大きな工具箱と300m巻きLANケーブルの段ボール、肩からノートPCのバッグをさげていましたが、この姿を見た業者さんから「役場の人ではない」という最大級のお褒めのお言葉を頂戴し、業務開始。業者さんが各々自分の持ち場で仕事をされているのを横目に見ながら、私も自分の仕事をこなしていきます。

ですが、どうしても他人の仕事が気になってしょうがないです。こちらは素人に毛が生えた程度の自称「にわかSE」で、せいぜい張り切ってもLANケーブルを作るくらいしか能のない人間ですが、私以外は本職の皆さんです。話しかけては邪魔になってしまうので、横耳を立てながらこっそり観察です。仕事ぶりは言うまでも無くプロフェッショナル。惚れ惚れします。
そうこうしていると、今度は現場が妙に慌ただしくなりました。そうです、消防署は工事を行っているとはいえ通常どおり稼働しています。当然のことながら119番通報が来れば署員は慌ただしくなります。この様子もまさにプロ。普段はにこやかな署員も、通報が来た瞬間にスイッチが切り替わったように対応される姿には尊敬の念しかありません。

このような現場で仕事をしていると、自分たちが管理しているネットワークはまさに人命に直結する重要なものなのだと再認識させられます。1分1秒をあらそう現場で、そこにある機器が正しく動作するのは当たり前のことなのです。我々ができることには限界がありますが、少なくとも「困った」「助けてほしい」といったヘルプが来た時には、どの現場よりも最優先で対応しないといけないな、と思いを新たにしました。

業者さんが入り乱れる現場男のロマンが凝縮したような部屋

(投稿者:ちゅん)

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久々にがっちりキッティング

ども。
細々した業務に忙しく、一日が過ぎ去るのを早く感じる担当ちゅんです。

最近のPCって、本当に壊れませんよね。私がこの部署に配属された当時はWindows2000の頃でしたが、1週間に1台は故障していたように思います(管理台数300台)。通常業務を行いながら、その傍らでディスクを交換したPCにOSを再インストールし、ドライバをあて、業務用のアプリケーションを導入し、元々のディスクから取り出すことができたデータを復旧。こういうことを毎日のようにやっていたので、常に複数のPCに囲まれながら仕事をしていたものです。

故障が少なくなった原因はディスクの性能向上じゃないかと思っています。IDEからSATAに変わったときにまずそう感じましたし、その後、SSDになってからは故障は皆無です。
最近ではPCをキッティングするのは端末を更新するときくらいになってしまいました。たまに故障案件もあるのですが、あらかじめ保存してあるイメージから展開するだけ。OSから入れ直す作業はほぼなくなってしまい、少し寂しくも感じます。故障しないことはありがたいことですけどね。

しかし、この数日はテレワーク用の端末を仕立てるために、久々にがっちりキッティング作業をしています。しばらくやっていないうちに若干手順は忘れていましたし、OSのインストールメディアもバージョンが古くなっていて最新版を入手するところから始めなければいけなかったりと手間がかかりますが、こういう作業をしていると「楽しいな」と感じます。メーカーも型番もバラバラな端末を寄せ集めているので、ディスクイメージからの展開もなかなか進みませんが、デスク脇に端末を起動させて片手間で作業をしているのが懐かしくも感じられます。

今、多くの自治体でテレワークが進んでいることと思います。実施方法などはその自治体により様々かと思いますが、端末を貸与する方式を取っている自治体では、その端末確保が課題になっているんじゃないかと思います。我々は伝統的に「もったいない精神」で仕事をしているので、廃棄PCも程度の良いものは「いつか使うかも」とこっそり保管しています。今回はそんなお古を全力で転生させてフル活用しているのですが、こういうことがたまに起きるから、ますますゴミを捨てられなくなっていくのですね。

転生済み転生したらテレワーク端末だった件

(投稿者:ちゅん)

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人口は8割でも自治体数は半分

ども。
もう雪かきは嫌です!!担当ちゅんです。

先日、庁内でとある打ち合わせを行っていました。国から提示された資料をもとに私が職員に説明するという、なんともおこがましい状況ではありますが、仕方がありません。「情報担当の会議だと思って参加したら、原課の職員も同席していないと話にならない類の説明会だった」という、この部門特有のそれです。
資料はたいへんわかりやすく説明は問題なくできました。が、その資料の中にすごく興味深いデータがあって、自分で話しながらも「う~ん」となってしまいました。

とあるサービスの導入状況がまとめられていたのですが、人口ベースでいえば、そのサービスを利用できる対象人口は実に1億人を超えているとされていて、割合で言えば85%以上の国民が利用可能となっている、と。しかしながら、これを自治体数で見てみると、利用可能な自治体数はおよそ半数の900弱に減ってしまいます。「85%の国民が利用できる」とだけ聞くと、ほぼ全国民が利用できるように錯覚しますが、「半数の自治体では利用できない」と聞くと、まだまだだなと感じませんか?そして、サービスを利用できない国民2000万人をサービス未導入自治体の数で割り返すと「およそ2万人」という妙に生々しい数字が出ます。

つまり、このサービスは人口規模で2万人くらいの自治体に見えない壁があって、それ以上の規模の自治体は当たり前に導入済み、それ以下の自治体ではなかなか導入が進んでいない、という事が残酷なほど明るみに出てしまったことがわかるわけです。携帯電話のエリアでも、昔は「人口カバー率100%」とか言われても自分の家では使えずに「じゃあ俺は一体何なんだ」と思ったものですが、それと似た構図です。

人口が多い都市と比べて、人口が少ない町村では利用者が多く見込めないので費用対効果が出しづらいというものが結構あります。そして、当町はといえば令和4年1月末現在の人口が15,314人となっており、「およそ2万人」のレンジにバッチリはまってしまいます。
GIGAスクール構想の実現でも感じたことですが、例えばこの地域に生まれ育った子どもは、自ら選んで住んでいるわけではありません。にも関わらず、人口規模が小さい自治体だからという理由だけで、都市部と受けられる行政サービスが違う=差が出るという事は基本的にはあってはならないことだと思います。
ですが、現実には・・・。ここに日々、葛藤を覚えながらの仕事です。

冬の道路こういう場所にこそICTが必要だということはよくわかっています、が。

(投稿者:ちゅん)

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