ども。
お盆を過ぎると急に秋が来たような気分になっている担当ちゅんです。
その「お盆明け」は大変です。これと同じような概念には「年明け」「連休空け」も該当しますが、大きな仕事を手掛けるタイミングの話。我々の部署は民間の業者さんとやり取りすることが多いのですが、お盆はどこの業者さんもお休みになります。なので、会話の中で「ではその件についてはお盆明けに改めてご連絡いたします」などという状況が発生しがちです。
そのお盆明け案件の中でも一番大きな仕事が、庁内LANの大規模改修、いわゆる「第2期ネットワーク強靭化」への対応です。当町では、これまでLGWANと呼ばれる自治体専用のネットワーク回線を主とした環境から、インターネット回線を主とした環境へと変更することにしました(これを業界ではβと呼びます)。お盆が明けて、いよいよサーバ室に機器が設置される段階となったことに伴い、ラックを綺麗に空けておく必要が出てきました。
昨今、クラウド化の推進によりサーバ室からはどんどん機器が減っていて、新しく機器を設置する場所はすぐに確保できました。ただ、メインのスイッチが稼働しているラックとは異なる場所となるため、ラック間にLANケーブルを通しておかなければなりません。全ての通信の起点となるとても大事なケーブルになるので高規格なCat6aのケーブルを2本用意し、配線作業を行いました。
それにしても、何度やっても嫌なのはサーバラックの裏から中に手を突っ込む作業。山のような既設ケーブルの中に恐る恐る手を入れて、懐中電灯で中を照らしながら慎重にケーブルを通していきます。間違っても電源ケーブルを抜いてしまうようなことがあってはいけません。慎重に、慎重に。ようやく目的のサーバラックまでケーブルを引き終わるとぐったり。肉体的にではなく精神的に疲れてしまう作業です。
一通り確認してみて、無事に何事もなく作業が終了できたようで一安心。が、ほどなくしてとある部署に設置している無線APが動作しなくなったとの一方。「まさか!」と声が出ましたが、確認してみると普通に無線APが故障しただけだったというオチがつきました。
今回の機器導入に関して、我々が工事っぽいことをするのはこれで完了。後は本職の業者さんの出番を待つばかりです。
いつか整理しないとと思いながら早数年・・・
(投稿者:ちゅん)