今回はプリンター修理です

 先日、パソコンの修理では飽きたらず、レーザープリンターまで修理をしました。

 購入後1年と少し経過した物なのですが、定着ロールのギヤが欠けており、用紙送りに不具合が出ていました。定着ロールは、高熱でトナー(黒い粉)を紙に圧着させる部品(イメージは昔の洗濯機の手回し脱水機のローラーがHOTになっている=例えが古過ぎ?)なのですが、このローラーを回転させるギアがボロボロに欠けてしまっています。どうしてこうなったのでしょう?どうすればこうなるのでしょう??まずは、プリンターの稼働状況を確認するためステータスシートを印刷してみます。紙がぐちゃぐちゃになりながらも強引に印刷させます。今までの使用枚数は10万枚弱であると分かりました。1年で10万枚って、土日も使ったとして計算すると毎日約270枚を印刷していることになります。トナーも1本で約15千枚使えるはずなので6~7本(2ヶ月に1本強)は使った事になります。このように、やっぱり役場のレーザープリンターは使用頻度が高いため、傷みも相当早くなってしまいます。

 とは言えまだまだ上物のプリンターなので、今回は当然、修理することにしました。枚数が少ないのなら定着ロールのみの交換で済ませるところですが、今回は10万枚毎の定期保守キットを購入して「完全オーバーホール」することにしました。定着ロールのほかレジストアッシーと呼ばれるパーツも交換するのですが、そのためにかなりバラバラに分解することになります。せっかくなので分解中に役場の車庫に持ち込み、エアーガンで「シューッ」と大掃除までしました。さらに黄ばんで汚れたプラスチックの筐体も綺麗に拭き掃除です。おかげでピカピカになりました。紙送りのローラー類も全て新品と交換され無事にオーバーホールは完了です。

 でも不思議な事がおきました。ネジが足りないのです?1本足りないのです。外したネジはキチンと分類して保管しているので無くする訳はありません・・・・?1本何故不足したんだろう?普段は余るのに??ともあれ新品の様になったプリンターは、次の任務地へと送られていくのでした。

レーザープリンターも分解
レジストアッシーの交換に手間取りました

(投稿者:92)

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ブルースクリーンと悪戦苦闘

ども。
暦の上では春ですが、八雲は今日も雪でまだまだ油断できませんね。担当ちゅんです。

本日は朝一番から電話の多い日でございました。3日以上休庁日が続いた後はどういうわけか朝最初のPC起動時にトラブルが多いみたいです。

その中でも特に難解だったのは「何か、青い画面に白い文字が出てWindowsが起動しないんだけど」という電話でした。いわゆる「ブルースクリーン」ですが、こいつはソフトウェア関係のエラーではなく、部品交換に直結するハードウェア関係の故障であることが多いので非常にがっかりしてしまいます。

状況を確認すると…。出ました!死のエラー!!(参考:情報政策室ブログ-季節の変わり目?)参考リンクにあるとおり、やっぱり季節の変わり目なのでしょうか。一応、復旧を試みるためにセーフモードで起動しようとして失敗、メモリを交換してもダメ、さらにWindowsの回復コンソールから「CHKDSK」コマンドを走らせてみてもエラー。ここまで来て最悪の事態も想定し、ハードディスクを外付けで別端末に接続してデータをバックアップ。たぶん状況からするとハードディスクの不良セクタだろうなぁと思ったのですが、一か八か別端末上からWindowsのスキャンディスクを実行。これでダメなら新品と交換(ということはもれなくリカバリ作業付き)になるところだったのですが、奇跡的にエラー復旧ができてWindows起動!やりました!

とはいえ、一度トラブルを起こしたハードディスクはやっぱりすぐに故障してしまうことが多いのも事実です。パソコンのほとんどの部品は電子的に動いているだけですが、ハードディスクや送風ファンなどは物理的に動いているのでどうしても故障が付き物です。そうした意味では日頃からのバックアップが大切だ、となるわけですが、私も含めてなかなかそれができないんですよね~。

回復コンソール失敗
回復コンソールが失敗したときは心が折れそうになりました。

(投稿者:ちゅん)

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Windows ムービーメーカー

 ネタに困ったので、¥0(ただ)で使えるソフトのご紹介をしましょう。この連休、十分に遊べますよ。

 さて、パソコンを買うとあらかじめ自由に使えるソフトが付いてきます。それは、ウインドウズ(Windows)と言うオペレーションシステムに標準装備の物と、NとかFとかSとかのメーカーが自社で追加して出荷している物の2つに大別できます。後者はメーカーによって差があるので説明しませんが、前者にも隠れた優良ソフトがあります。しかし、なかなか日の目を見ていないんです。今日はこれに注目します。その名は「Windows ムービーメーカー」です。このソフトはWindows XP(SP2)以後のパソコンに標準で入っています。知ってましたか?

 皆さんは、デジタルカメラ(携帯電話のカメラ等)を使っていませんか。でもその画像ファイルって結構持て余し気味ですよね?私だけかな?たくさん撮ったデジカメの写真を楽しく見てもらうには、よい写真だけを選んでスライドのように見せるのが一番です。更にお気に入りの音楽(BGM)も挿入すれば、りっぱな作品(コンテンツ)が作れます。実はこれ、公民館の生涯学習講座のPC教室でも大人気のソフトなんです。

 見せたい写真をパラパラと自動でめくってくれるのですが、その時に画像の切り替え効果が使えます。写真にコメント(注釈)を入れることも出来ちゃいます。最初のタイトル画面や最後のエンドロールまで作れてしまいます。出来上がった作品(ファイル)は、Windows Media Video(wmv)形式ですので、Windowsパソコンであれば、容易に再生することができます。パソコンが最新のVistaや7(セブン)でDVDにも書き(焼き)込みが出来る光学ドライブが付いてるなら、パソコンじゃなくTVに繋いだDVDプレーヤーで見られる、DVDを作ることも出来てしまいます。このソフトがあなたのパソコンに入っているかもしれません!

 使い方は、簡単でヘルプを見ながら独学でも十分可能です。分からなかったら第2・4水曜日の「町民ITサポートセンター」でもお教えできます。是非ご活用下さい。また、新年度の公民館講座でも、Windows ムービーメーカーの講習を計画しています。お楽しみに。


もちろん写真は全て静止画像です。

(投稿者:92)

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ダンボールは究極のペーパークラフト

ども。
北海道新聞で「毎日交代で執筆している」と紹介され、ちょっとだけプレッシャーを感じている担当ちゅんです。

連日お伝えしていますように、3月に入ってからは業務用PCの入れ替えで日中夜問わず大忙しでしたが、昨日の作業で当初予定していた一通りの配備を完了し、ようやくつかの間の平常業務に戻れそうな感じにはなりました。

ということで、本日は山のように溜まっておりました空き箱の処理をしました。

電化製品が納められている箱の中には、衝撃を吸収するための発砲スチロールやプチプチが納められているようなイメージがありますが、最近のノートパソコンの箱の中にはそういったものは入っていないことが多いです。代わりに入っているのがダンボールを利用した緩衝材。これ、よく観察してみると素晴らしく緻密な設計により組み立てられていることがわかります。

もちろん、接着剤は使われておりません。破れないように慎重に展開していくと、まるでペーパークラフトのように一枚のダンボールになりました。普段何気なく見ているダンボールの緩衝材ですが、ここに「職人技」があるように思えてなりません。ただ頑丈にすればよいのではなく、重量はなるべく軽く、そして十分な強度が得られ、かつ使用する紙の量を最小限にする工夫が間違いなくそこには存在すると思うと、もともとマニアックな性格の私ですから、なんだか胸がジーンとしてくるのです。次に生まれてくるときはダンボールになりたいです。

ダンボールはまさにアート
最後の一文はちょっと言い過ぎました

(投稿者:ちゅん)

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よくもここまで・・・

 新しい業務用PCの配備も順調に進んでいます。当然古いPCも集まってきていまして、懐かしのオールスターの様相となっています。中には「遅い・古い」を理由に更新対象となった物ではなく、「不調」を原因としてやってくる物も数台ですがあります。それらのPCは、当然修理されて又第一線へ再投入されることとなります。セレロン1.5GHzと言えば、ここでは上物のPCなのですが、音がうるさく不調との理由でやってきたPCがあります。なんとOSは「Me」なのですが、スペックからして当時としては高級機だったと思われます。

 さて、このPCを起動させると確かにCPUファンが高回転で怒り?唸り?続けます。あれっ?と思い裏返しにして早速分解です。F社の業務用PCはCPUの交換が大変簡単な設計となっていて、ネジ2本で冷却フィン(羽根)が露わになります。更にネジ4本を外すとCPUがコンニチワします。なんと簡単なんでしょう。

 開けてビックリです~ぅ。よくもここまで・・・脱力です~ぅ。

 CPUを冷却するフィンに綿ぼこりがびっちりとコビリ付いています。全く風のとおる隙間がありません。これではCPUが冷える訳がありません。当然、周囲の温度も上昇しますので、温度センサーが働き、電動式のCPUファンの回転数を上げます。でもCPUは冷えません。だって風が流れないんですもの。CPUファン自身も当然発熱するものなので、風がちゃんと流れなければCPUファン自体も熱で故障が発生します。負のスパイラル現象です。

 これは、原因が明らかなのでCPUファンと冷却フィンを綺麗に掃除してひとまず終了となります。一般に些細な埃であれば、エアー(高圧・圧搾空気)で吹いてやれば飛んでいきますが、さすがにここまでだと絶対に分解掃除です。このままでエアーを吹くと、逆にCPUファンに引っかかったりと又故障の原因となります。普段から時々エアーで掃除をしてくれればこんな事にはならないのになあ~。もちろん掃除後は、それはそれは静かなPCに生まれ変わりました。次の作業は、「血液交換」です・・・・・つづく・・・・のか?

綿ぼこりのCPUフィン
それはそれは見事な綿ぼこりです。

(投稿者:92)

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