休日もPCでお手伝い

先日、大新のスポーツ公園の陸上競技場をメインに、小学生の駅伝大会が行われました。1チーム4名で約900Mの周回コースを1周づつ走り襷を繋ぎました。町内中の小学校から沢山の選手が集まり毎年大賑わいの大会でした。なんと言っても、小学生の大会なので、応援の父兄の数も半端じゃありません。

恒例となっていますので、今年もYPDのメンバーとしてボランティア参加してきました。仕事は、決審から羅列で書かれた通過順のゼッケンナンバーと、ストップウォッチと連動して打ち出されるタイムを印字したレシート?が、我々の所に来ます。これを予め作成しておいた、データベースに入力すると、各チームの総合順位と区間賞が判る仕組みとなっています。と言っても表計算ソフトの代表選手である「エクセル」で作られていて、最後に必要なデータをCSVではき出します。シンプルにクロスケーブル接続されたもう一台のPCで、年賀状ソフトを利用して、賞状を印刷します。この仕組みを我々は「駅伝くん」と呼んでいて、もう10年位も使っている不朽の名作となっています。先に行われたミルクロードレースもこの「駅伝くん」から派生した亜種を使っています。これを使うと3名で、成績発表から各種表彰状作成まで短時間で出来てしまいます。最近では更なるスピードアップは、プリンターの高速化ぐらい?と話しています。今回の駅伝大会は、何のトラブルも無く?見事な大会運営で終了となりました。

このようにPCは柔軟な発想で使えば、本当に省力化が可能な便利TOOLです。一度ガリッとシステムを作れば、本当に楽が出来ます。その肝は、シンプルな構成でしょうか?ちなみに次回の出動は、秋の中学生駅伝の予定です。

駅伝大会のお手伝い
3名で成績の集計と表彰状づくりを引き受けています。

(投稿者:92)

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時代の波?新しすぎるPCってこれだもん!

ども。
私ごとですが、このたび30歳を目前に結婚することになりました担当ちゅんです。職員も見ているこのブログで報告するというのが、なんとも「にわかSE」的で、実は機会をずっとうかがっておりました。

さて、本日はとある部署で新調したPCの設定業務でした。
新品のPCはいいですね!特定業務を行うために導入した端末ですが、我が社の情報系端末では到底ありえない「Intel Core i3」登載。「Intel Core 2 Duo」でさえ高嶺の花なのに、一気に最新式です。メモリも潤沢に積んでいて、動かしているOSはXPとくれば、それはそれは「爆速」なのです。

しかし、こうした最新の端末には落とし穴があるのも宿命。今回、セットアップした端末はなぜか無線LAN内蔵ではなかったので、已む無くPCカードスロットの無線LANカードを導入しましょうと本体をぐるりと拝見いたしましたが、なんと

PCカードスロットが無い!!!

驚きました。代わりにあった「穴」には「EC」とだけ書かれています。EC?何のこっちゃ。
調べてみましたが、ECとは「ExpressCard」の略で、これまでのPCカード(CardBus)の後継として開発され、機能は全て引き継がれるのですが「形状が異なる」ので直接の互換性はないとのこと。じゃあどうすりゃいいんだよ!…はい、おとなしく有線のLANにします。

無いものねだりをしても仕方がないです。ダメと分かればあっさり引き下がるのがこの業界のセオリーと個人的には思っています。

気を取り直して作業続行。今度はISDNのTAを介してダイヤルアップ接続を作ります。いまどきISDN?はい、これも仕方が無いのです。業務の中で指定されていますから。今度はシリアル端子(RS-232)接続ですが、これも何やら嫌な予感がします。

やっぱり!!シリアル端子も無い!

こっちは今時のPCだと当たり前です。というか、逆にシリアル端子が登載されたノートPCが売っているなら教えてほしいくらいです。仕方が無いのでシリアル端子をUSB端子に変換するコネクタを持ってきて、無事接続完了です。ちゃんとCOMポートとして認識されました。

と、いった具合で、最新式のPCは確かに動作も機敏で快適ではありますが、周辺機器が古いままだと実質「業務には使えないPC」となってしまいます。これを何とか最新式でも使えるよう、我々SEが延命措置を施すわけです。そう考えると、フロッピディスクが製造中止となった今、フロッピー必須の業務があった場合どうすりゃいいんだ?と、内心ドキドキです。製造中止は本当に困ってしまいます。

ECとPCカード
無理やり突っ込んでスロットを壊すところでしたよ。

(投稿者:おめでたのちゅん)

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Windows2000とウィルス対策ソフト

先日、ちゅんも書いていましたが7月13日をもって、マイクロソフト社のWindows 2000延長サポートフェーズ終了が終了しました。つまり、マイクロソフト社は、Windows 2000というOSに対して致命的な欠陥が発見されても、修正を行いません。Windows 2000は、過去の遺物となったと言うことです。

でも、急に14日からPCが使えなくなる訳ではありません。製造・販売元からの最良な環境の提供が止まったに過ぎないのですが、これが大きな問題なのです。当然な話で、Windows 2000に関係するアプリケーションソフトは、全て今後の修正や開発をやめてしまします。特に致命的な問題は、ウィルス対策ソフトの更新がSTOPすることです。

ウェブサイトで主だったウィルス対策ソフトの対応状況を調べてみました。

マカフィー

マカフィー・インターネットセキュリティ等の製品はWindows 2000をサポートしていません。OSに係わらず、現在2010バージョンが発売されておりますので、2008年以前の製品はサポート終了となっています。なので2009年版はサポート中ですが、なんとWindows 2000は非対応となっていました。結果、Windows 2000を正規にサポートしたウィルス対策商品は無いようです。

トレンドマイクロ

現行のウイルスバスター2010は、Windows 2000をサポートしていません。もっとも、ウイルスバスター2008からWindows 2000を既にサポートしておりません。バージョン2007までは使えたのですが、定義ファイルの更新が2008年12月で終了しています。やはり、今では使えません。

シマンテック

ノートン360やノートン インターネット セキュリティ 2010も、やはりWindows 2000をサポートしていません。Windows 2000で使用できたのは、バージョン2005までのようです。2005は今時売っていないので、やはり使える製品は無いことになります。

キヤノンITソリューションズ

最近あちらこちらで使用者を見かける、評判の良いウィルス対策ソフトです。統合型の、ESET Smart Security V4.2は、Windows 2000をサポートしていません。しかし、ESET NOD32アンチウイルス V4.2のほうは、Windows 2000対応と明記されていますので安心して使用できるようです。 ただし、2000SP4に限定で、サポート期間は明記されていません。

ジャストシステム

カスペルスキーって言うウィル対策ソフトを知っていますか?一時は飛ぶ鳥も落とす位?勢いのあったソフトです。今でも利用者は多いと思います。さて、Kaspersky Internet Security 2010もWindows 2000を明記しています。やはり何時まで使えるかは明記されていません。

KINGSOFT

無料版(但しCMが出る)もありますので利用者も多いと思います。現行のInternetSecurity 2011にはしっかりと、Windows 2000サポートをうたっています。しかしやはりここも、何時まで使えるかは明記されていません。

以上から、大手3社は既に対応製品が無いようです。でも、今後のサポート期間を明記していませんが使えるウィルス対策ソフトが有るのは事実です。自宅のPCなら自己責任でWindows 2000が使えないことも無いかな・・・?

トレンドマイクロのウェブサイトから転用しました。
トレンドマイクロのウェブサイトには、こんな告知がありました。

(投稿者:92)

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さようならWindows2000

ども。
周りの人が暑くなくてもなぜか私だけが暑いという担当ちゅんです。

本日は戸籍窓口に設置している公的個人認証端末のOS入れ替えを行いました。
以前から数回、このブログで記事にした「Windows2000サポート終了(7月13日)」の件に伴い、Windows XPへのアップグレードを迫られたのです。

公的個人認証の窓口端末は1台しか設置していないので、昼間に作業するわけにもいかず。昨晩、こそこそ忍者のように忍び寄り、端末を職場に運んできました。まずは既存のハードディスクを避けて、別なハードディスクにWindows XPをインストールします。それにしても問題が山積みで大変でした。

1.既存のメモリは256MBでしたが、XPでは不足するので512MBに増設。
2.インストールメディアはDVDでしたが、いまどきCD-ROMドライブ登載。Cool!!
3.クリーンインストールなのでドライバは当たらず。一つ一つドライバ探し。

まあ、これら作業は大変なだけでさして問題ありません。時間はかかりますが慣れたものです。昨日のうちにここまでを無事終了させ、本日いよいよアプリケーションのインストール作業を行っていきました。

それにしてもさすが「公的個人認証=究極の個人情報」です。これでもか、これでもかと言うほどの厳重なセキュリティ。回線から始まって、ID、パスワード、その他もろもろ…。しかも、取り扱う資料全てが「秘密扱い」と大きく記載されておりました。分厚いマニュアルとにらめっこしながら数時間、ようやくセットアップは終了しました。

さて、それでは動作確認をしましょう!ということで、意気揚々とソフトを起動させたのですが…。

画面には無常にも「システムエラーのため作業を継続できません」の文字が。

どうやらカードリーダライタのドライバがWindows XPではうまく動かなかった模様。Windows2000用のドライバを無理やり突っ込んだので当たり前?メーカーのサポートデスクに電話し、XP用のドライバをメールで送ってもらって何とか動かすことができました。

非常に神経の使う作業でありましたが、本務に迷惑をかけずに何とか終了できました。しかし…。実は公的個人認証窓口端末は熊石総合支所にも設置されているので、明日以降、全く同じ作業を今度は熊石で行わなければなりません。そこにはそこでのドラマがきっとあるんでしょう。今度は情報政策室の自席と行ったり来たりができないので、難易度は高そうです。さて、どうなることやら。

ただいま、OSの入れ替え中
お客さんが来たらハードディスクを付け替える作戦。成功でした!

(投稿者:ちゅん)

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運転免許証の中に

平成19年1月から運転免許証の大きさが変わりました。一回り小さくなってクレジットカード等と同サイズになっています。他に見た目で変わったのは、今まで記載のあった本籍がプライバシー保護のため、表面から削除されました。見た目では判らないこととしては、ICカード化されハイテク免許証となったのです。これにより免許証の偽造作成や改ざんが極めて困難となりました。これについて検証してみたいと思います。

ここからは、例えです。決して真似しないようにお願いします。まず、免許証に記載されている情報(券面事項)を作為的に改ざんしようとします。方法はとってもとっても上手に、氏名と住所を書き直し、更に顔写真も超上手に張り替えたとします。普通はここまでやれば・・・・と良からぬ人は考えます。ところがどっこい!運転免許証の中に隠し込んであるICチップに、氏名、交付日、生年月日、免許の番号、極めつけは何と本人の顔写真も書き込まれているのです。知ってましたか?そう言えば、新しい免許証に更新された方は、更新時に4桁のパスワードを2種類決めて届け出たと思います。この2つのパスワードがあれば、これらの情報を呼び出して見ることが出来るのです。この内容と、券面事項が同じであれば本物の免許証と言うことになります。なお、現時点でICチップのデータまで改ざんすることは技術的に困難と言われていますので、ご安心下さい。

では、実際にデータを呼び出して見ましょう。「住民基本台帳カード等券面事項表示ソフトウェア」を使用します。これは昨年度、住民基本台帳カードの交付等の本人確認の強化を目的に、全国の市町村へ配付されたソフトで、一般に市販はされていません。多分・・・?今回、情報政策室でそのソフトをPCへインストールする作業をしました。作業後、動作確認のため私の運転免許証でやってみました。ソフトを起動させ、非接触型のICカードリーダ/ライタの上に免許証を置きます。次に暗証番号1を入力します。おーっ!氏名や生年月日等が表示されました。今度は、暗証番号1と暗証番号2の両方を入力します。スゲーッ!!顔写真も表示されました。これで私の免許証は本物であると証明されました。何故か安心しました?

住民基本台帳カード等券面事項を表示
免許証の中から、私の写真が出てきました!

(投稿者:92)

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