地デジの準備はお早めに!

ども。
私もついに!地デジ対応の薄型テレビを購入することができました。実は明日到着予定なのですが、今から楽しみでしょうがない担当ちゅんです。

昨日から、当ウェブサイトのトップページにアナログ放送終了までのカウントダウンタイマーを設置しております。もうごらんになりましたでしょうか。
既にご存知かとは思いますが、現在の地上アナログ放送は2011年7月24日に終了します。本日現在であと361日。とうとう1年をきりました。そこで、町としても住民の方への周知PRを行うため、こうしたバナーと、地デジに関する状況提供を行っています。

さて。今日はずいぶんとおとなしめな記事だと思った方は、どうぞここからは全て読み飛ばし、地デジのページでも見に行ってください。今日は、これまでに類を見ないほどマニアックな内容となります。

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実は、このカウントダウンですが、個人的にはとってもハイレベルな仕事でした。構想としては単純で、バナーのイメージの上に数字を重ね、その数字が指定日まで自動的にカウントダウンする仕組みなのですが、これがなかなか大変です。
まず、画像をそのまま貼り付けてしまってはその上に数字をおくことができませんので、バナーの画像は背景におきました。さらに、それをクリックして別ページに飛ばしたいので、スタイルは工夫してDIVタグに次のように書いてみました。

style="display: block;
background: url(http://www.town.yakumo.lg.jp/images/banners/tv.jpg);
width: 180px;
height: 80px;
position: relative"

こうすることで、幅180px高さ80pxの塊をつくり、そこに背景を表示できます。

次に、数字をカウントダウンさせるわけですが、まずどうやって数字を変えているかといいますと、これはJavaScriptを使っています。参考にさせていただいたのは「JavaScript便利帳」というサイト。私はJavaScriptを一から起こす能力がないので、こうしたサイトを参考にさせていただきました。スクリプトの使用・改造は自由とされており、たいへん助かります。

0~9まで数字の画像を作り、このスクリプトを使うと、ちゃんとアナログ放送終了までの日数をカウントダウンしてくれました。あとは、数字の表示する位置としてSPANタグに次のように書くと、完成です。

style="left: 100px;
top: 44px;
position: absolute;"

位置を背景画像の上から44px,左から100pxの位置に表示したいという設定。ここで位置を決めるためにposition:absoluteを使いたいので、わざわざ親要素にposition:relativeを仕込みました。
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と、完成するとまるで素人が作ったとは思えない、しっかりしたバナーとなるわけです。実はこのバナーには秘密がありまして、使用したがぞ…うぉっほん、これ以上は言えません!
毎日減っていく数字を眺めていると、それだけで悦に入ってしまうちゅんでした。

地デジの準備はお早めに!
ようやくどうどうと「お早めに!」と言えるようになりました。

(投稿者:ちゅん)
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ノートパソコンと省エネ

庁舎内に於いても省エネが重要課題となっています。経費の節約と地球環境の保護が同時に出来てしまう?この省エネですが、IT担当者らしくパソコンの省エネ実践について考えてみました。

私たちの職場で多く使われているノートPCには、ACアダプタ(外部電源)が付きものです。そうですアレです。100VコンセントとPCの中間に位置する一般に黒いプラスチックBOXのことです。これは、商用電源の交流100VをPCで使用可能な直流15~20Vに変換する装置です。私が職場で使っているE社PCの純正ACアダプタは、入力100-240V交流1.5Aで、出力19V直流3.42Aとなっています。当然?やはり?中国製でした。最初の実験です、ノートPCって一日仕事をすれば、どれだけ電気を消費するのかです。ecowattと言う簡易型電力量表示器の登場です。この機械、何で私が持っていたのか・・・覚えていません?ともあれ、昨日一日(8時30分~18時30分の10時間)自分のPCを測ってみました。表示された累積値ですが、総消費電力は0.16kwh、1時間当たり0.4円で10時間稼働したので4円の電気料となっています。ちなみにCO2の排出量は0.09kgCO2だそうです。本当に正確かは?です。なにせecowattにも目安だと自信なさげに書いています?情報政策室の管理しているPCが320台、単純計算で、1日1台4円として320台なので1日全台で1,280円、これが1ヶ月22日稼働として28,160円となります。

次は、待機電力についてです。PCにACアダプタを繋いだまま帰宅したとします。PCの電源を切らずに帰ったとしたら、やはり1時間0.4円がこの間にも掛かります。(実際にはスタンバイになったりするので微妙?)これは、言語道断です!実はPCの電源を切ったとしても、自然放電に対するバッテリーの充電が始まったするので、実際には電気を消費してしまうことが有るのです。では、PCからACアダプタの差し込み抜いて帰ればどうでしょうか?調べたところこれでも僅かながら電気を消費するらしいのです。100Vに繋いだだけのACアダプタにさわると「ほんのり暖かい」ことがあります。PCが繋がっていない無負荷の状態でも、電圧を変換する仕組みは確実に動作しているからです。暖かいと言うことは、変換時に不効率だった電力が発熱という形になって消費された証しなのです。この消費電力をecowattで計りたくて一晩ACアダプタだけを差し込んで放置してみました。なんと!あまりに小さい消費電力な様で累積値は全て0から動きませんでした。残念です。これは、ACアダプタの省エネ化が進みこの辺に考慮された製品だからかな?もっと緻密に正確な表示器でなければ、ダメなようです。他の情報によると携帯用の四角い小さい充電器って意外に電気を食うらしい。勿論、充電していないときにですよ!なのでコンセントからマメに抜くようにした方が省エネとのこと。

さて、今回は計れませんでしたが、本気で省エネを考えるのならノートPCのACアダプタは「帰宅時に電源コンセントから抜く」が正解のようです。早速、実践したと思います。

ecowatt (株)エネゲート製
ecowatt 1時間当たり0.4円の電力を消費中

(投稿者:92)

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ファイルの圧縮とLZH

ども。
週末は東京に行っていましたが、気温35度という、ちょっと北海道では経験できない暑さにびっくりした担当ちゅんです。

今日はとある相談を受けました。「メールが送られてきたんだけど、開けない。LZHって書いてある」とのことです。

今でこそZIPが主流になりつつありますが、LZHはそれに次ぐ代表的な圧縮形式です。一昔前は海外のファイルはZIPで、国産のファイルはLZHってなこともありましたが、WindowsXP以降からは標準でZIP作成と展開の機能が搭載されましたので、最近はすっかり見かけることが少なくなりました(ちなみに、LZH形式の圧縮を行う際に利用される「UNLHA32.DLL」というライブラリファイルの開発は本年6月に既に中止されており、開発者は「使用しないでくれ」と呼びかけているようです)。

それでもLZHのファイルを添付したメールなどがたまに届き、解凍ソフトをインストールしてくれという連絡が来るたびに業務用PCの保守を担当している私としては「何もそんなマニアックな圧縮をしなくてもいいでしょ」という気分になります。なぜなら、普通にZIPで圧縮すれば相手先に迷惑がかかることはまずありませんし、Windows標準の機能だけではLZHファイルを作成できないからです。わざわざツールを使ってコレを作っているんですよ!もっと言えば、何かのこだわりでLZHを使っているのでしょうが、ZIPファイルにはセキュリティに優れた「パスワード」機能もあります。セキュリティを重視している企業等では、まずはパスワード付のZIPファイルをメールで送信し、後から電話などでKeyを連絡するというところもあります。

じゃあなぜLZHを使うのか。私の予想するところでは「懐古主義的」な理由からではないかと。私はまだかろうじて20代ですが、初めて触ったパソコンはPC98でした。その当時、圧縮ファイルと言えばLZHであり、雑誌のおまけでついてきたフリーソフトをMS-DOSのコマンドラインから試行錯誤して解凍していたものです。そんなことから、今でもLZHの圧縮ファイルをダブルクリックで解凍しているのを見かけると「便利になったものよのぉ」と、しみじみ思うのです。

そんなわけですので、あえて理由が無いときは普通にZIPファイルで圧縮することを当室としてはお勧めします。中にはRAR形式最高!という猛者もいるかもしれませんが、最高と思っているのはあなただけで、送られた方は迷惑千万です。ファイルを送るときは「相手が開けるかどうか」に配慮するのがトラブルを未然に防ぐ上で重要です。

ZIPとLZHの比較
WindowsのFontsフォルダを圧縮してみました。軍配はZIP。

(投稿者:ちゅん)

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選挙話の最終回

参議院選挙から2週間が過ぎ、テレビ等マスコミ報道は、はねじれ国会の政局へと・・・。さて、選挙の開票所での戦力を紹介してきましたが、最終回です。

今回の開票段取りは、選管で十分に検討された人員配置と用意された戦力マシーンによって3年前の参議院選挙よりも終了時間が1時間程度短縮されましたので、まずは上手に出来たと言ってよいのかと思います。しかし!問題も発生していたのです。暴露話では有りませんが、強力な戦力となるはずの「自書式投票用紙読取分類機 テラック-CRS9型」なのですが、イマイチ読み取りspeedが遅い??実は今回の設定速度は、余裕をみて毎分420枚だったのですが、どうも遅い??このテラック-CRS9型の最高速度は毎分460枚なのでそれほど遅い設定では無いのですが、担当者全員が何故か遅いと感じていたのです。一応全票CRS9型を通したのですが、使ってみたらストレスが・・・。

そこで本日、販売元の○サシが来まして、PCからログをとって解析することになりました。結果は毎分400枚程度は、ちゃんと読み取っているとなっています。おかしいなあ?みんなが遅いと感じたのは?・・・原因が不明のまま、機材一式はまた眠りに就きました。次回の登場は、統一地方選挙の前半戦(知事・道議)の予定ですが、しっかり○サシの担当者が八雲町に張り付き、動作を確認することになりました。

意外にもっと早く出番が来ることが無いように祈ります。

遅いと感じた原因を調査の図
PCから作業履歴をみたら十分な速度が出ているらしい?

(投稿者:92)

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プリンタ故障と裏テクニック

ども。
自宅の部屋が暑すぎるのですが、原因はどうやら発熱の大きいPCのような気がしてきた担当ちゅんです。

今日もレスキューの電話がなりました。内容は「レーザープリンタが動かなくなった。パネルにはエラーコードも表示されている」というもの。プリンタはモーターで紙送りの芯を動かしたりと可動部が多い機器なので、どうしても故障が多いです。ある意味、備品ではありますが消耗品的な扱いです。

メーカーと保守契約をしていますので、故障時はオンサイト修理(サービスマンが現場に派遣され、利用場所にて修理を行う方式)が受けられます。ですが、修理に至るまでには、交換部品の手配やら何やらで正味1週間程度は見なければなりません。今回故障したプリンタは戸籍の窓口に設置しているプリンタなので、これが使えなくなると戸籍抄本も住民票も印鑑証明書も何も発行できない事態となってしまいます。SE担当としてやってはいけないことの代表に、機器の故障が原因で業務を止めてしまうことがあげられます。黙って指をくわえて見ているわけにもいきませんから、代替のプリンタを出すことにしました。

今回、故障したのは某大手メーカーN製のプリンタ。こちらから持っていった代替品は同じプリンタの後継機。ここでひとつ非公式な「裏テクニック」があります。メーカーのウェブサイト等では一切書かれていないことですが、実はこの後継機のプリンタは型番が違っても古いプリンタドライバで動いてしまうんです。おそらく、どこかに不具合が出るのでしょうが、今までの経験上、これでクレームが出たことはありません。要するに、プリンタを交換してIPアドレスを書き換えるだけでPCの設定は一切いらないということです。こういうときに、いかに現場で楽をできるかがにわかSE的にはとても重要なのです!

というわけで、何ら問題なくプリンタは動きました。かかった時間は30分足らず。町民の皆さんに迷惑をかけることなく、無事に住民票も発行できました。どういうわけか、機器は季節の変わり目に故障することが多いです。最近は八雲町も暑いです。短い北国の夏ですので、満喫したいと思います。

比較
メーカーウェブサイトより。ドライバのサイズは若干異なるようです。

(投稿者:ちゅん)

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