150MBもあるWordファイルが3MBに!?

ども。
暑い暑いと言えども、寒いよりは全然マシだなと思っている夏男の担当ちゅんです。

さて、技術の進歩とはすごいもので、最近では2000万画素を超えるデジタルカメラが出回るようになってきました。携帯電話についているカメラでさえ1000万画素を超えるなど、とんでもない時代になったものだと思います(だからといって、写真の画質と画素数は単純にイコールではない、という話はここでは割愛しておきます)。

ですが、カメラが高性能になることで、ちょっとした問題も発生します。例えば、カメラ本体の設定で「最高画質(ファイン)」を選択して写真をとった場合、確かに画像サイズが大きくて画質も綺麗なのですが、反面、ファイルサイズが大きくなるので、文書に挿入する際などは縮小しないと使い勝手が悪くなってしまいます。

本日、とある部署で作成されたWordファイルをPDFに変換する仕事を請け負い、作業をしておりました。しかし、確認してみると、なんとWordファイル1つの容量が150MBを超えているではありませんか!調査してみると、書類は4ページもので、10枚弱の写真が貼り付けられています。見かけ上は縮小されていますが、この画像、元データは「3872ピクセル×2592ピクセル」もある巨大な「1000万画素」の未加工のファイルだったのです。これ1枚で10MBほどの容量がありますから、なるほど150MBにもなってしまう訳です。

そこで、本日はテクニックをひとつ。
こうした写真をWordで使う場合、大原則は最初から画像編集ソフトで適正サイズまで縮小したうえで使うこと。これはある意味、常識です。
ですが、実はWordには便利な機能が搭載されており、保存するときに画像サイズを圧縮したり、トリミングした余分な部分をカットしたりするオプションがあるのです。
保存したい文書で「名前を付けて保存」、そこで保存を押す前に「ツールボタン」から「図の圧縮」を選択します。この設定の中に、圧縮オプションとしてトリミング部分の削除や、出力するサイズ(ppi)の変更があります。

試しに、例の150MB超ファイルをこのオプションで「電子メール用」にして保存しなおしてみました。すると、なんということでしょう!ファイルサイズは3MBになってしまいました!たったのこれだけで、メール添付もギリギリセーフなラインにまでファイルサイズを圧縮できるのです。

大原則は事前の画像編集ではありますが、既に作成済みでサイズが大きすぎるWordファイルがある場合、この方法で保存しなおすのがたいへん有効です。

そもそも、カメラの設定で「最高画質」という言葉に踊らされることなく、用途によっては640*480くらいのサイズで写真を撮っておけば、その後の加工も楽なんですけどね。PCには詳しくないという人に限って、どういうわけか「最高画質」で写真を撮る傾向が強いように思います。まあ、気持ちは分かりますが。

圧縮の設定
よく意味が分からなくても、おまじないとしてこの作業をしてみてください。

(投稿者:ちゅん)

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もう来年の準備

今年度も5ヶ月が経過しようとしています。それってまだ半年も済んでいないってことですよね。しかし役所のお仕事的には来年度(年度は4月から始まります)の準備がそろそろ始まります。情報政策室でも、来年度に向けていくつかの仕事の段取りを始めています。

その中で、来年秋には消防本部が、今の本町から自動車学校近くの内浦町に庁舎を移転します。意外に、これは役場のネットワーク的には大きな事件だったりします。それは、消防本部の高い望楼を利用しアンテナを付け、近くのくるみ保育園と車両センターとの通信を確保しているからです。

町ではこのように、経常経費の削減のため、いくつかの施設を屋外型の無線LANで接続しています。これらの無線機器等は平成13年度に整備しましたが、2.4GHz帯を利用しスループットも実測で0.7Mbps程度で今となってはBBとは言いがたいものになってしまいました。また、通信事業者の通信サービスも導入当時と大きく様変わりし、光回線やADSLが広範囲で利用できるようになって来ました。なので、無線から有線に町のネットワークもシフトさせていますが、経費的に計算すると、どうしても無線LANの方が安価な場合もあります。

そこで新年度の消防庁舎移転に併せて屋外型の無線LANを更新する計画を立てています。親局を新しい消防庁舎にするか役場へ変更するかは、現地調査が必要となりますが、今時の無線装置の性能も大きく向上しています。反して価格は、何と!当時の1/10程度に下がっています。スループットも2~3Mbps位は出るだろうし・・・などと、捕らぬ狸の皮算用の日々となっています。

役場屋上のアンテナ群
役場屋上にも屋外用無線LANのアンテナが2本上がっています。

(投稿者:92)

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機械も夏バテ?トラブル相次ぐ

ども。
今一番したいことは?と聞かれたら、迷わず「アラームをかけずに寝る」と答える担当ちゅんです。

本日はトラブルDayでした。
次から次へと保守依頼の電話が鳴り、私の一日のスケジュール的には非常に多忙でありました。

デスクの上では一日中、PCのリカバリとバックアップ復旧を行いつつ、その合間合間で、例えば「キーボードが壊れました」「プリントサーバーが壊れました」といった保守作業を行います。PCをリカバリしたことのある方はお分かりになると思いますが、手順はそんなに難しくない反面、とにかく時間がかかりますよね。何をするにもインジケーターと残り時間が表示され、それをただ黙って眺めている格好。ですが、当室ではそれを行いながら他の仕事をすることがもはや通常のこととなっています。なので、複雑な案件に向かう前には、時間のかかりそうな「デフラグ」ですとか「Windowsアップデート」なんかを実行しておくと時間を有効利用できます(トイレに経つ前には軽めのアプリケーションのインストールがおすすめ)。

それにしても、今日はとても湿度が高く、蒸し暑い一日でした。こんな日に限って、どういう訳か機械は故障してくれます。私の額からは一日中汗が引くことなく、そんな状況でPCをバラしていて汗がポタっと基盤に落ちたらどうするんでしょうね。
先日、上司92氏も書いていましたが、とにかく当室のあるフロアの暑さは異常です。機器類から発せられる熱と、間取りの関係で風が入りづらい構造で、残暑厳しい季節を迎えています。機械同様、この蒸し暑さは人間も故障するレベルです。

煩雑な職場
これだけの台数のPCに囲まれていたら、暑いのも無理ないか…。

(投稿者:ちゅん)

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終わらない学校PC整備

今日も相変わらず外勤が多い日でした。と言っても学校には行ってません。

でも・・・中学校に整備した同じソフトに、何故か同じ不具合が発生!原因いまだ不明?それでも対処方法はあっさり発見しましたが、腑に落ちません。これは、例のお化けじゃなさそうなので今後もじっくり調査の予定です。
この様になかなか「完了宣言」できないのが、この「学校PC整備」です。でも終わらない本当の原因は、入れ替え対象となった古いPC達なのです。例えばMMX300MHzのCPUでメモリは64MB、HDDは4.3GB、OSはWindows98のモデルのPCです。誰か要りませんか?間違いなく完動なのですが誰も使ってくれません。もっとも最近のソフトはほとんど満足に動きません。モニタも画面は球面に歪んだ15インチのブラウン管仕様です。誰か要りませんか?

これら残念なPC達は、最終的にHDDを完全消去又は物理的破壊により情報を消去した後に産業廃棄物として処理される事になります。意外にこの廃棄処理に経費が掛かるって知ってました?それでも計画的に廃棄処理することしているため、随時一カ所に集積しての保管となります。後は暇を見て廃棄できるように所定の作業をすることとなります。勿論、経費の関係からこれらの作業は我々の仕事となりますので、本当に完了宣言を出すのはまだまだ先のようです。

残念なPC達
外観は綺麗なPCでも誰も使ってくれません。最後は産廃に・・・

(投稿者:92)

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貴重なIDEだけど…

ども。
漢方薬の力も借りながら本格的に減量を始めた担当ちゅんです。

旧規格となったIDEのハードディスクですが、当室管理PCではまだまだ現役。需要と供給の原理で今では非常に高価な物となっていますという話は以前書きました。そんな貴重なIDEのハードディスクですが、先日、ストックしていたちょっと怪しいハードディスクを処分するために仕分けしてみました。

せっせとIDE→USB変換ケーブルを取り付けて作業開始。テストに使用するソフトは知る人ぞ知る超有名ベンチマークソフト「HDBENCH」。これでハードディスクのReadとWriteを計測し、さらに動作中の音を確認するという作戦です。横の席から「30GBなんてもう許してやればいいべや」の声が飛ぶ中で、その数およそ20数台の3.5インチハードディスクを次々調査していきました。もし、程度のいいものが紛れていたら、保守用に使おうとの企みです。

ですが、やはり中古のハードディスクなので音が大きく、数字もあまりよくないものばかり。そもそも基準となる値が分からずに作業をしているので、Readの値が10000と表示されても、それが速いのか遅いのか分からないという始末。古いパソコンで動作が緩慢なときは、大体はメモリが不足しているか、ハードディスクがヘタっているかのどちらかなんですが、こうして1台ずつチェックしてみると一目瞭然です。

結果、半分程度は処分することになりましたが、「まだマシ」と思われるものは付箋に情報を書いて保管することにしました。再度使われる可能性は限りなくゼロに近いのですが、どうも「貴重」とか「生産終了」なんていう言葉に弱い担当ちゅんでした。

「音:アリ」の時点で普通は真っ直ぐゴミ箱行きでしょうか
「音:アリ」な時点で普通は真っ直ぐゴミ箱行きでしょうか

(投稿者:ちゅん)

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