その名はNIT(その2)

先日もブログに書きましたNIT(北部渡島檜山情報化担当者会議、参加6町=鹿部、森、長万部、今金、せたな、八雲)の続きを書きたいと思います。お約束どおり?会議前半でデモを見た、S社の情報セキュリティ(資産管理・ログ管理)ソフトについて少し紹介しようかなと。

まず、資産管理部分では、庁舎(会社)内のクライアントPCを管理します。ハード面から言えばPCの機種や製品番号からCPUクロック・メモリサイズ・HDDの空き容量等々の情報が、ソフト面ではOSのバージョンやプロダクトIDをはじめ、インストールされているソフトの種類やプロダクトID更にはウイルス対策ソフトのパターンバージョンまで、それはそれは沢山の事が簡単に管理できてしまいます。

それにログの収集も凄いんです!起動・終了時間は当然ですが、印刷ログやWEBや各ファイルへのアクセスログも取れちゃいます。さらに「ファイル追跡」という機能もあって「何処何処にあった○○ファイルが何処何処にコピーされ、ファイル名を××に変更してUSBにコピーされた。」と言うような履歴が残るのです!他にリモートデスクトップ的な遠隔操作も当然可能で、目玉は「USBデバイスの棚卸し」です。データ持ち出しを禁止するためUSBメモリ個体の登録は一般的ですが、そのUSBメモリが最後に使用されたのは何時なのかと言う台帳が自動で管理されます。例えば数ヶ月利用していないようであれば、棚卸しの対象とします。操作により、そのUSBメモリを登録したPCの画面上に棚卸しの指示が表示されます。それは「USBメモリを一度差し込んで下さい。」と言うものなのです。わかりますか?指定期日内に刺さないと「盗難」や「紛失」とされ、調査対象となってしまうのです。使い方次第ではCOOL!。GUIもわかりやすく「専門知識がなくても誰でも使える」印象のソフトでした。

現在、町で使っている猫もなかなか悪くは無いのですが、使い勝手では明らかに・・・。そりゃ新型は何でも良く出来ていますよね。

NITの面々
明日の自治体ICTに苦悩するNITの面々?

(投稿者:92)

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除湿機という名の温風器

ども。
あまりの暑さに汗も出ないという非常事態の担当ちゅんです。

本日は朝からSOSの電話が鳴りました。
とある小学校から「インターネットに繋がらなくなった」とのことです。
早速、クーラーの効いた涼しい車で出動。現場への移動が楽しみでしょうがないです。

20分後、現場到着。インターネットに繋がらないという症状でまず真っ先にする対応としては、ルーターに通信ができるかどうかを確かめることです。もしこれが成功すれば、原因は上位の通信回線が濃厚となりますし、逆に失敗すればルーターの不具合か、ハブなどの機器の故障、LANケーブルの断線などを疑います。

今回の場合、ルーターまでpingコマンドを打ってみたところ見事に失敗!原因はすぐに特定できました。状況を確認するためにPC教室に向かってみたところ、ありえない状況に閉口してしまいました。室温、体感で40度。上司92氏も「40度はあった」と言っていますので間違いありません。どうやらルーターは熱暴走で止まってしまったようです。

原因のひとつは、部屋に設置されていた除湿機です。電子機器は湿気にも弱いので除湿するのが望ましいのですが、エアコンではなく除湿専用の機械を2台稼動していたようで、送風口に手をかざしてみると、まるで暖房器具の如し。これを常時稼動させていたため、部屋が異常な温度になってしまったというわけです。とりあえずストーブもとい除湿機は即刻停止していただき、窓を全開にする処置で対処しました。

私もそろそろ熱暴走しそうですが、これも「短い北国の夏」と思って我慢の日々が続きます。

ストーブもとい除湿機
パソコンのために設置していた除湿機が逆にあだになりました。

(投稿者:ちゅん)

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その名はNIT

今日も暑い日となりましたが、午後からNITの会議が八雲町でありました。NITとは、北部渡島檜山情報化担当者会議のことで、参加者にさえ認知度が薄い勝手な略称として「NIT」が局地的に使われています?

これは、鹿部・森・長万部・今金・せたなと八雲の6町の、庁内ネットワークや町のIT施策を担当する職員の情報交換を主な目的とする集まりです。数年前に4町の担当者で勝手に始めたのですが、現在では6町の大所帯となっています。IT業界は結構マニアックな世界なので変人も多少なりと存在し、職場でも横文字を連発するために孤立するケースが多いと言われています。そんな仲間が、横文字で心置きなく本音トークを繰り広げる会議なのです。自治体におけるICTの現状分析から、来年度に向けた各町の取り組みまで、たっぷりと話し合われます。

でも、これだけの情報化担当者(今回は6町9名)がせっかく集まるので、普段はかなかなゆっくりと見ることが出来ない自治体向けの「システム」や「アプリケーション」のデモも会議前半に見ることにしています。今回は、色々使えそうな「校内放送配信システム」と「情報セキュリティ(資産管理・ログ管理)」等を実際に見させてもらいました。特に資産管理の最新のシステムは、超~良く出来ていて皆で感心しきりでした。(機会があれば詳細を後日書きたいと思います)

予算さえ許すのであれば、我々も導入したいのは山々ですが、費用対効果を説明しにくいのが自治体ICTなので・・・。

最新システムのデモ風景
最新のICT動向に対応するため担当者も勉強が必須です

(投稿者:92)

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データを保管する大変さ

ども。
久々に一日中デスクワークをして、頭の中がずしっとしている担当ちゅんです。

先日、上司92氏も当ブログに書いていたように、現在当室では来年度に向けていくつかの仕事の段取りを始めています。今日は、ファイルサーバーの更新について書きたいと思います。

情報処理の世界において、一番大切なものは何でしょうか?確かに、高価なサーバーやPCといった機器類は、物理的にこれが壊れると業務になりませんから大切と言えます。しかし、私が思う最重要なもの、それは職員の皆さんが作成した「データ」なのです。極端な話、機器類は壊れてもお金を支払えば修理できますし、新規に購入することだってできます。でも、データだけはお金を払っても戻ってきません。消えてしまったらそれでおしまい、お金で買えないもの「プライスレス」なのです。

それに加えて、当町では職員共有で利用するファイルサーバーを設置しているので、データは基本的にPC内に残さないようにとの取り決めをしています。ということは「皆さんからお預かりしたデータは、当室が責任を持って管理します」ということになるわけで、これは非常に責任重大なことなんです。万が一のことがあったら「ごめんなさい」では済まされないでしょう。

前置きが長くなりましたが、来年度は熊石総合支所に設置しているファイルサーバーの更新を予定しています。導入から数年が経過し、容量も不足ぎみなのです。ファイルサーバーと言っても種類は様々で、一番簡単な方法は、適当な端末をネットワークに参加させて内蔵ハードディスクを共有することだったりします。でも、これだと端末が故障した場合データは全て失われてしまいます。それではどうするか?…となると、アレもコレも必要となり、最終的には数字のケタがひとつ違うくらいの金額になってしまうのです。

ちなみに、この分野は「防災」と似ています。「備えあれば憂い無し」とは言いますが、お金をかけようと思うといくらでもかけられる分野です。結局は、安全性とコストのバランスが大切だということですね。

NAS
ちなみに、小型でもRAIDで2TBのNASもあります。おすすめ。

(投稿者:ちゅん)

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これも残暑だから?

先日からおかしな故障が発生しています。それが全く同じ症状なのです。

その故障は、同型のN社ノートPCで電源スイッチを入れたとたん”ピーッ!ピーッ!ピーッ!”と大きなエラー音を発するのです。よくよく調べると、キーボードの「N」キーが押しっぱなしになっています。この症状が、何とここ数日に3件も続発です。

このノートPCは、キーボード不良が多いと薄々気づいていましたが、今回はやっぱり異常です。おかげで、手持ちの修理・保守用のキーボードの在庫も切れてしまいました。この場合は、取りあえず部品が来るまでは、外付けのUSBキーボードを付けて使ってもらうことになります。しかし腑に落ちない症状なのでN社系の保守サービス会社へ故障品を送り、一応調査をしてもらうことにしました。製造ロットに粗悪品が・・・なんて事も考えられますから、情報政策室ではこういう場合、メーカーへの情報提供の意味合いからも連絡をとり故障した部品を送っています。

これも残暑だからでしょうか?でも、全部「N」キーの不良なので、やっぱり製品不良では・・・と疑っているのは私だけ?

故障が続くキーボード
どうして「N」キーだけが故障するのか?

(投稿者:92)

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