最高のリハーサル

ども。
7月10日は参議院議員通常選挙です。皆さん忘れずに投票しましょう。担当ちゅんです。

というわけで、先日も少し話題にしましたが、当町は今回の選挙から「移動期日前投票所」を開設することになりました。
前回は実際にテントを立ててみて「こんな感じかな」とシミュレーションしてみたのですが、その際に「もし当日雨だったらテントはどうしますか?」という課題が露呈しつつも「まあ、なんとかなるべ」と楽観視したところで撤収となったのでした。

そして本日、いよいよ移動期日前投票所の開設まで1週間となったことから、実際に現地にて本番と同じ環境を作ってみて、その所要時間などを把握するリハーサルを実施することになりました。
気になる天候については、まさかの(予想どおりの)大雨。前回の「まあ、なんとかなるべ」がフラグとなってきっちり回収されちゃうあたりが、本当に面白いものです。それでも、リハーサルが大雨というのは願ってもない最高の状況といえます。

雨の中、いそいそとテントを作ります。これは前回練習したので全く問題なく、ものの10分でテントが完成です。テントの中にテーブルを設置して、その上にシステム用のPCをセット。LTE接続できるルータを起動し、電波の受信状況も良好です。投票箱はテントに横付けしたワゴン車の中にセット。特段、大きなトラブルはなく、当日を迎えられる準備は整いました。

ところで、雨の中で雨合羽を着て作業をしていると、何となく災害対応をしている気分になるものです。当町が選挙のために運用しているシステムは「総合行政システム」であり、実はこれを運用すれば災害対応も可能なんです。そういう意味では、今回のリハーサルは当方からしたら「防災訓練」にもなりました。そういう事態が起きないことが一番望ましいですが、いつ何が起きても臨機応変に対応できる体制にしておくことが大切ですよね。

リハーサル中の風景雨合羽と首にかけたタオルが、ことさらに防災訓練の様相です。

(投稿者:ちゅん)

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管理者向けの情報セキュリティ研修

ども。
組織外でのセキュリティインシデントの話題が、全く他人ごとには思えない担当ちゅんです。

そうならないためにも、やはり日頃からの情報セキュリティ意識の維持・向上が必要不可欠です。我々情シス部門は職場での研修を実施する側の立場になりますが、そのために日々刻々と変化する情勢であるとか、新たな脅威などの情報を収集するなど、常に知識をアップデートしていく必要があります。

そうした状況ですが、先日、とあるセキュリティに関する監査があり、その中で「一般の職員に対してはしっかりと研修を実施されていることが確認できましたが、情報システムの管理者自身はどのような研修を受講されていますか?」と質問されて、答えに困りました。「研修を実施する側として日々勉強はしています。それがなければ他人に対して説明できません。」と回答したところですが、本来であればまずは我々が率先して研修を受講すべきであるという指摘は、ごもっともであると感じたところです。

ということで、本日はオンライン形式で北海道地域情報セキュリティ連絡会(事務局:北海道総合通信局・北海道経済産業局・北海道警察)が主催のサイバーセキュリティセミナーに参加しました。サイバーセキュリティの専門家によりご講演をいただき、自分の知識が古くなっていないかを確認する意味合いで、じっくりと受講させてもらいました。

やはり、昨今の脅威としては「ランサムウエア」や「emotet」とされ、さらに現下の国際情勢によりセキュリティリスクは高まっているといった内容。しっかり対策を取っている組織はそもそも攻撃対象となりづらく、対策が不十分な組織から狙われる(サプライチェーン攻撃)といった手口なども紹介されていました。一番最初にも書いたのですが、本セミナーで紹介されるような自分の組織外で起きたインシデントは「対岸の火事」ではありません。今日のようなセミナーも活用しながら、すべてが「他山の石」と捉えて、できる限り情報セキュリティのリスクを低くしていくことが大切なのだろうと思っています。

研修受講オンライン開催をしていただけるおかげで参加しやすく感謝です

(投稿者:ちゅん)

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期日前投票所の準備

ども。
今週は特に1日が短く感じている担当ちゅんです。

いよいよ参議院選挙が始まります。各都道府県・市区町村の選挙管理委員会の皆さんは大忙しのこととお察しいたします。ただ、その陰では情シス担当も忙しく動いているのはあまり知られていないかもしれません。

選挙の際に投票所や開票所として利用される施設は、当然のことながら選挙のためにあるのではなく、普段は体育館や集会施設などとして利用されています。そこを選挙期間だけ「特設会場」にしなければなりませんが、当町では期日前投票の事務を行うためにシステムを利用しており、これを動かすための準備が必要なのです。

一昔前であれば選挙用のシステムがインストールされたPCを用意すれば準備完了となったかもしれませんが、今はそうはいきません。システムはクラウドで動作している(もっといえば当町はデータセンターの仮想サーバにVDIです)ので、インターネット通信できる環境の構築が必須です。何も設備がない部屋にこのネットワークを選挙のたびに用意する仕事。こうして記事にしてみると何とも無駄の多いことをしているように感じてきますが、現状、無いものは無いという事で、都度、仮設ネットワークを用意している状況です。
※かといって、年に数回の選挙のためだけにネットワーク機器をあらかじめ整備しておくことがコスト的にどうなのかという話でもあって、ここの考え方は賛否両論あると思われます。

ですが、選挙が実施されるたびに機材を用意するのではなく、あらかじめ期日前投票所設営用物品を箱に入れて用意しておいているので、作業は完全にマニュアル化されています。その会場用の箱を持って出かけて、現地ではマニュアルを見ながら機器をセットするだけ。
・・・なのですが、それでもやはりイレギュラーなことが毎回起きます。今回はデータセンターに接続するために使っているVLANスイッチのポートがシャットダウンしていて、これをオンにする必要がありました。準備が完了してシステムの起動確認をする際に、すんなりいった試しがありません。

若干のトラブルはありましたが、なんとか無事に準備を終えることができました。後は明日から始まる期日前投票を無事に行えることを見届けるばかりです。皆さん、選挙は忘れずに投票しましょう、そしてその場所でシステムが動いていたら「情シスの人頑張ったんだろうな」と思い出してみてください。

期日前投票所準備万端

(投稿者:ちゅん)

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ペコちゃん

ども。
このところ外勤が多く「たまに職場にいる人」になっている担当ちゅんです。

各種ニュースでも取り上げられており、すでにご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、このたび八雲町は「株式会社不二家」と連携協定を締結しました。

八雲町ホームページ:株式会社不二家と八雲町 連携協定締結

概要については上記リンク先にあるとおりですが、不二家の主力商品である「ミルキー」の原料に使われている練乳の一部が八雲町の牛乳から作られていることがご縁となったもの。そして、これはあくまで「伝説」ではありますが、不二家のキャラクターの「ペコちゃん」は、かつて八雲町に存在した牧場の女の子がモデルになったのではないか、という説もあるようです。

そのようなことからこの度の連携協定となったわけですが、我々情報部門としても何か盛り上げられるようなことができないかと考えていました。そして、町のホームページのトップページを見ていたとき、何気なく「ここにいる牛にペコちゃんが跨っていたら面白いよね」とつぶやいたことが始まりでした。最初は単なる思いつきだったのですが、連携協定を進めていた担当者がそれを聞いて「良いアイデアですね!」と真剣に考えてくれて、そこからどんどん話が進んでいくことになるとは、その時は全く考えてもみませんでした。

個人的に、不二家といえばなんといってもペコちゃんです。知らない人はいないと言えるほどの有名なキャラクターですが、その商標管理はかなり厳格に行われていると聞いています。こちらからすれば、そういうことも理解したうえで、もちろん無理を承知で「ホームページのトップ絵の中にペコちゃんを登場させたいのですが」とご相談させていただいたのですが、その答えはなんとOK。驚きを通り越して放心してしまいました。・・・恐れ多いですが、実際にイメージを受け取り、先日、連携協定を締結した日からトップページにペコちゃんを登場させることができました(今でも若干信じられません)。ペコちゃんの掲載を許可頂いた不二家様、またトップ絵の変更を快く承諾いただけましたデザイン工房ねむの木様、本当にありがとうございました。

それにしても、あまりにも景色に馴染みすぎて、もしかしたら気がついていない方がおられるのではないかと思うほど似合っていると思いませんか?これを見てしまったら「やっぱりあの伝説って・・・」と感じざるを得ないところです。この連携協定をきっかけとし、八雲町と不二家様の絆がより一層深まり、ますます発展していくことを願ってやみません!

ペコちゃんまったく違和感なく馴染んでいるペコちゃん。可愛いですね。

(投稿者:ちゅん)

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不在者投票のための投票用紙のオンライン請求

ども。
圧倒的時間不足、担当ちゅんです。

参議院議員通常選挙の投票日が正式に決まり、7月10日となりました。このことで一気に選挙ムードが高まっています。我々情報部門は文字通り「後方支援」を行っているところですが、選挙事務というのは時代の変化とともに「変わっていくもの」と、時代が変化しても「変わらないもの」とが混在している、かなり特殊な業務だなと感じています。

本日はそんな「変わっていくもの」として、不在者投票のための投票用紙のオンライン請求について。
不在者投票と期日前投票の違いが分かりづらいかもしれませんが、不在者投票とは選挙当日に投票できない方が「選挙人名簿登録地以外の」選挙管理委員会等で投票できる制度です。例えば八雲町民の方が東京都に滞在されていて、投票のために八雲町に戻ることができない場合、八雲町から投票用紙の送付をうけて東京都の選挙管理委員会で投票ができるというものです。

八雲町ではその請求に関する手続きを、マイナポータルの「ぴったりサービス」でオンライン受付しています。請求の際にはマイナンバーカードによる電子署名が必要となりますが、最近では多くのスマホにカードの読み取り機能が搭載されていますし、申請のハードルは下がっていると思います。言わずもがな、郵送とは違いわざわざ郵便ポストに書類を投函する必要がありませんし、時間を問わずに手続きが可能です。

ぴったりサービス:名簿登録地以外の市区町村の選挙管理委員会における不在者投票等の投票用紙等の請求

選挙事務の中で、オンラインにより行うことのできる手続きというのは実はこれだけです。直接的な投票行為はもちろんのこと、その他の手続きもオンラインは不可。唯一オンラインが許されているこの手続きが世の中に広く浸透していくことで、もしかしたらその先にある「次」につながっていくのかなと個人的には感じているところです。
これから1ヶ月弱、選挙に関する業務で忙しい日々が続きますが、「変わらないもの」の中でも常にDXの視点は忘れずに業務を進めたいなと思います。

Yahoo!くらしぴったりサービス以外では「Yahoo!くらし」でも手続きできます

(投稿者:ちゅん)

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