ネジ紛失の強い味方「着磁器」

ども。
このたび引越しをすることになったのですが、インターネットは2日遅れの工事になってしまい、悲しくてしょうがないネット依存症な担当ちゅんです。

さて、本日もどうでもいいような話になりますが、よろしければお付き合いのほど。
この部署で仕事をしていると、とにかくふつーの公務員では考えられないような「モノ」と触れ合う機会が多いです。職業:地方公務員でまさか鉛筆よりドライバー、消しゴムよりネジを多く扱うとは思ってもみませんでした。

そんな「ネジ」ですが、私はどうも不器用なのかしょっちゅう落とします。狭いところのネジを外して「ここで落としたら終わりだ」と思ったとたんに手が震えだし、「ポトッ」という。ここで自分が悪いとは思わずに誰かのせいにするのが私の得意技です。今回はドライバーのせいにしました。

「ドライバー先端部の磁力が弱まったのが悪い!」

そんなわけで、登場したのが今回ご紹介する着磁器。その名も「マグキャッチ」です。原理はよくわかりませんが、強力な磁石で弱くなったドライバーの磁力を復活させることができる道具。穴の中を通すだけでドライバーが磁気を帯びます。逆に磁気が不要な場合は本体にドライバーをこすり付けることで脱磁もできるという優れもの。早速、複数本のドライバーに着磁!おぉ~、見事磁力復活!3本ものネジを持ち上げられるほど磁力が復活しました。正直、精密機器を扱うドライバーにこの磁力はどうなの?と一抹の不安もありますが、基盤にネジを落としてショートさせるよりはマシでしょう。

で、色々実験してみたのですが、どうやら着磁器じゃ無くても普通に強力な磁石さえあれば磁力を復活させることができるのですね。HUBの底面についていた磁石にドライバーをこすり付けるだけで、とりあえず着磁できることがわかりました。今後、ドライバーが使いづらくなったら、とりあえず磁石にこすってみれば幸せになれそうです。

マグキャッチ
こんな小さいのに凄い磁力です。

(投稿者:ちゅん)

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家庭でも幻灯機?

ここ数日、急な事業展開で「プロジェクター」を調べていました。

プロジェクターとは?の説明も今更ですが「ディスプレイ装置の一つで、画像や映像を大きなスクリーン等に投影して表示する光学装置」のことです。昔、ミカン箱・裸電球とレンズで「幻灯機」作りませんでしたか?スライドを壁に投写して遊びませんでしたか?それは、工作少年だった私だけかな・・・。要は、幻灯機なんです「プロジェクター」って。スライド映写機やOHPと呼ばれる透明なフィルム上に書いた文字や絵を投影する、オーバーヘッドプロジェクターも同じ仲間です。

最近「プロジェクター」と言えば、会議やプレゼンでノートパソコンと繋いで大画面のスクリーンに映し出すIT装置のイメージが浸透してきているようです。でも、実は仕事で使う意外にも楽しい使い方があったりします。それは、ホームシアターが簡単に出来てしまいます。一般家庭で購入する大型薄型TVはせいぜい50形(インチ)前後がMAXですよね。しかし、プロジェクターなら100形(縦152cm×横203cm)だって簡単に用意できます。

えっ!?「いちいちそんな大きなスクリーンなんて用意できません」ですって、調べました。

なんと内装用のクロス(壁紙・天井用)に、光反射特性や色再現性を考慮した「プロジェクター用クロス」がちゃんとあるんですね。

えっ!?「大きな画面を映すには、プロジェクターと壁との距離が結構いるんじゃない?」またまた調べました。

超短焦点を標榜する機種があるんです。それはなんと!1.4mも離れれば100インチに投影可能なんです。超ワイドレンズなんですね。この手のプロジェクターを天井から吊ったら完ぺきだと思ってたら、なんとスクリーンの真上の壁面設置の、壁掛け専用プロジェクターっていうのもいつの間にかあるんですね。

時代の流れ?か4:3のスクエアではなく、16:9や16:10のワイド画面が投影できたり、信号入力がUSBやHDMI、何と無線の機種まであったりします。最大の弱点?は、昼間でもクッキリ見える高輝度の機種はお値段が・・・。でも、シアター感覚なら十分です。ちょっと自宅に欲しいかも・・・。


詳しくは、http://www.epson.jp/products/offirio/emp/wall/

(投稿者:92)

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資産管理の最終形態?

ども。
某携帯型ゲーム機で今話題の「狩り」に夢中なゲーマー担当者ちゅんです。

さて、先日個人的にパソコンの調達を頼まれました。この仕事をしていると結構頻繁にこうしたお話があります。予算や希望スペック、用途などを教えてもらい、大体は中古PCを調達することになります。中古といってもピンキリで、ほぼ新品状態のPCからジャンク一歩手前くらいなものまで様々です。

そんな中、気になるPCがやってきました。購入前は全然気にしなかったのですが、筐体に見慣れないシールが貼ってあります。「Intel vPro」と書いてありますが、何のことか知らなかったので調べてみました。

vProというのはインテルが独自に開発した技術で、企業内のPCの運用管理業務を支援するための機能が搭載されたPCを呼ぶブランド名でした。無線LAN搭載機を呼ぶセントリーノみたいなものです。例えばPCの電源が入っていなくてもリモートで起動させることができたり、OSがクラッシュしても管理用の機能(iAMT)から起動させてOSの再インストールができたりするようで、要するにどういうことかと言えば「にわかSEが泣いて喜ぶ」機能が満載のPCだったのでした。もちろん、個人で使うには全く不要な機能。どこかの企業がPCのリプレイスの際に売却した資産だったのでしょう。

現在、自治体の情報化担当職員の間では、いかにして情報セキュリティレベルを保つのかという点が依然として高い注目度を保っています。当町でもインベントリ収集ソフト(資産管理ソフト)を導入し、アプリケーションのライセンス管理などを一元的に行っていますが、この分野にはゴールや正解は無く、やればやるほどお金がかかるという側面があります。こうした新技術は喉から手が出るほど欲しいのですが、そこにかける経費が果たしてセキュリティ向上のためとはいえ見合うものなのか、というところは担当者間でも意見が分かれるところです。当町においては最低ラインはクリアできているという自負はありますが、それでも「本当に足りてるのか」と言われれば「う~ん」と唸ってしまいます。

ともかく、このvProマシンはそんな画期的な機能を全く必要としない場所へ嫁いでいきました。マシンのスペック的には申し分ないので、発注者も大満足だったようです。

vPro
この写真だけでどこのメーカーのPCか分かりますか?

(投稿者:ちゅん)

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”深イ~”コマーシャル

いよいよ年の瀬、師走となりました。それでもいつものようにPCと戯れざるを得ない訳ですが、季節のお約束?新年度(予算)の準備も佳境に入ってきました。当然この時期は、デスクワークが増える・・・訳でも無いのはやはり性格でしょうか?

さて、犬のお父さんで有名なソ○トバンクが最近流しているCMが、ITに少なからず関わる者として「深イ~」なのです。隕石が地球へ向かって飛んで来るCM見ました?意味分かります?隕石が地球に向かうシーンで画面の下に『光の道』ってキャプションが入っているのお気づきでした?そうして、犬のお父さんはイライラし始め、お兄さんのダンテ・カーバーはくしゃみをしながら「何か変!」と言い、最後に上戸彩も左手を挙げながら「何か変!」と叫びます。これって・・・。

今年6月発表された国の新成長戦略で、日本復活の鍵として「光の道」構想がうたわれました。更にそれは8月末に「光の道」戦略大綱として、インフラ整備・利活用の加速化はかり、2015年頃までに日本中全世帯におけるブロードバンドサービスを開始するものであると発表されています。 現在も総務省のICTタスクフォースなる部会で「光の道」構想の実現に向け協議が続けられていますが、担当する総務大臣が変わったこともあり?ソ○トバンクグループのソ○代表の発表した提案(俗に言うBプラン)が劣勢となってきました。いったい最後にどう決着するのか地方のいちIT関係者としても関心事であります。

さてこのCMですが「このままではいけない」と言うソ○代表の意見広告のように見えてしまうのは、私だけでしょうか?CMの途中で天文学者が「嘘だろう?」と叫ぶのも実に「深イ~」です。

詳しくは、こちらでどうぞ。
http://mb.softbank.jp/mb/special/SHIRATOJIRO/  
http://www.softbank.co.jp/hikarijp/

田舎にもBBの切り札となるか?
どうしてCMに『光の道』が出てくるのか?何となく理解できましたか?

(投稿者:92)

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デファクトスタンダード

ども。
栄養のある食事を意欲的に摂り、無理やり風邪を治そうとしている担当ちゅんです。

さて、突然ですが皆さんは「プリンタケーブル」という言葉で、どんなケーブルをイメージしますか?「こんなくだらないこと考えさせんなや!」という声も聞こえてきそうですが、ご勘弁を。こっちもネタ的に厳しいんです!

もしかしたら、Aコネクタ⇔BコネクタのUSBケーブルを想像する人が多いのではないかと思ったり。職場で話したら「それはねーべや」とのことでしたが、私たちが想像している「あのケーブル」は、そもそも最近のノートPCには物理的に挿すコネクタが存在していないなど、もはや絶滅寸前のレッドデータブック入りではないかと思うのです。

一般的には「セントロニクス」と呼ばれているケーブルがそれです。なにそれ?という人は本文末に貼ってある写真をご覧いただければご理解いただけるかと思います。そもそも、名前だけでは認識できないケーブル名はその時点で「一般的に」とは言えないような気もしますが、まあ、とにかくそのでかいケーブルです。私たちの間では普通に「セントロ」と略して呼んだりしています。

ものすごく前段が長くなってしまいましたが、ここからが本題。実は、セントロニクスという名称は正式な規格名ではなく、会社名がそのまま通称として定着したものだってこと、意外と知られていないのではないでしょうか。

このケーブルの正式な規格は「IEEE 1284」といいますが、そんな呼び方をしている人を実際に見たことがありません。Centronics Data Computer社がこのパラレル(双方向)ケーブルを開発し、その後ほとんどのプリンタメーカーがこのインターフェイスを採用、そのまま会社名でケーブルを呼ぶようになった、というのが実態なんだそうです。デファクトスタンダード=事実上の標準というわけです。

「で?それが何?」というのはナシでお願いします。なんとなくでも「なるほど」と思っていただければそれで十分です。「デファクトスタンダード」「セントロニクス」という言葉の響き、言葉の持つ力を感じていただきたかった、ただそれだけなのです。

セントロニクス
見たことあるでしょうけど、これがセントロニクスです。

(投稿者:ちゅん)

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