おま環

ども。
あっという間に金曜日。1日が早く感じられる担当ちゅんです。

突然ですが、皆さんは「おま環」という言葉をご存じですか?これは「お前の環境だけで起こっている」という言葉の略称として使われるネットスラング。先日も記事にしたとおり、このところパッと見では何が起きているのか分からないようなトラブルが多発していて、それに比例するかのようにこの「おま環」という言葉が飛び交う場面が増えています。

先日は、朝出勤後からとあるクラウドシステムが動作しなくなって対応に追われました。職員から次々と「つながらないんですけど」「システム止まってます?」など連絡が来て、こちらの思考としては正直「お願いですから自庁側の障害ではありませんように!」と祈る気持ち。そのくらい、今の自庁舎の設備には全く自信がありません。ここでサービス提供事業者さんに連絡し、出た言葉が「おま環ですか」です。

1分1秒をあらそう状況の中であれこれ長々と説明など不要、この「おま環ですか」という一言で十分です。これをきちんとした(?)言葉に直すと「システムが動作しない現象は他のサービス利用団体でも同様に起きていますか?それとも八雲町だけですか?もっといえば、御社の社内からは動作確認できていますか?」と、こうなってしまいます。長ったらしいですね。結局、この時の原因は不明のまま、時間の経過とともに解消してしまいましたが、おそらく「おま環」で間違いありません(PC起動直後のトラフィック過多を疑っています)。

それ以外にも今週は色々なトラブルがありましたが、やはり確認の基本は「おま環」です。何か起きた時に「この現象は隣の人も同じように起きていますか」と、まずは周りの状況を確認いただく流れがほとんどです。
最近はネットワークが複雑になっていて、システムもクラウドの方が多い状況です。障害が起きても、その原因がどこにあるのかを探るのは一苦労。こんな話を前述のサービス提供事業者さんと話していたところ「最近はおま環って説明してもご納得頂けないお客様が多くなっていまして・・・」と嘆いておりました。そうなんですね。私は(しつこいですが)自分の設備に全く自信が持てないのですぐ「あ、そうっすか」と納得しちゃいますけどね。

おま環こういう時代なので原因を探るのに一苦労です

(投稿者:ちゅん)

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「保証が切れる前に」が大切

ども。
トラブル対応が続いていて事務仕事がどんどん後ろ倒しになっている担当ちゅんです。

八雲町の情報部門はテリトリーが広く、役場以外にも学校や病院など幅広く関与していることについては、日々ブログをご覧いただいている方はご存知かと思われます。
その中でも、ここ数年は学校に対する業務のウェイトが高く、こんな言い方をしては失礼かもしれませんが、トラブルの類はほぼ学校で起きていました。その間、設備としてはお世辞にも新しいとは言えない、故障リスクが高いはずのお膝元・役場庁舎はなぜかほとんどトラブルが起きずに、運よく命拾いさせてもらっていました。

が、ここにきて次々と役場側の機器にトラブルが発生しており、頭を抱えています。中でも一番大きな障害が「無線APの謎トラブル」です。
当町が利用している無線APは齢7歳とご高齢で、実は今年度リプレイスの予定になっています。メーカーの保守が2月末ですでに失効となり、現在は禁断のエクストラタイムに突入しています。APの交換はすでに手配が始まっているものの、早くても6月の予定で「あと1ヶ月なんとかならなかったのか」と嘆きますが、これも情報部門あるあるの一つ。これまで調子よく動いていた機器なのに「交換する」と決めたとたんに故障しだす現象って、結構多くの同業者と共有できる話題かと思います。

現場からは「ネットワークにつながらないので仕事にならん!」と叱られ、リプレイスの契約先業者さんからは「大至急機器を調達しているけどまだ時間がかかります」と説明され、我々はその間に挟まれて身動きがとれない状況。ですが、何もしないでいるわけにはいきません。原因になりそうな機器を1つ1つ交換しては様子を見て、それでもうまくいかなければ次の手、また次の手と様々な対策を行い、何とか「ネットワークを復旧させる」というところまでは行き着きました。あくまで臨時的な対策ですが、もうこれが限界。
こういうことが起きないためにも、やはり機器は「保証期間が切れる前に」交換することが大切なんですよね。当たり前ですね。

対策こういう対策をせざるを得ないにわかSE(無線をあきらめるの図)

(投稿者:ちゅん)

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なんでこんなもの入ってるの

ども。
趣味は車中泊、担当ちゅんです。

本日は5月10日に投稿した「うちがやりますよ」案件の工事実施日で、東野小学校にて電話とファックス用の配線をしていました。
流石に我々だけで工事するには大変ですので、いつもの教育委員会担当者も同席。一昨年のChromebook展開作業以来、すっかりお馴染みのチームとなっています。

今回は、起点から目的の場所まで2本のケーブルを通さないといけないので、あらかじめ用意したケーブルをある程度の長さでカットしてから、2本を束ねて一度に引いていく作戦。まずは学校の廊下を使って長さを見ながら「これくらいあれば足りるべ」と目算でケーブルをカット。・・・これが後々大惨事となります。

天井にある点検口を全て開けてもケーブルを通すには足りませんでしたので、蛍光灯の器具や校内放送用のスピーカーなど外せるものはどんどん外して、天井裏にケーブルを這わせていきます。作業自体は順調で、あれよあれよと全工程の半分近くが終わった頃でしょうか。ふと「残りのケーブルってどのくらいの長さかな」と気になって確認してみて、結果、天を仰ぎました。

事前に「これくらい」と思っていた長さでは全然足りないことが判明。しかも、大胆にケーブルをカットしたので残っているケーブルの長さも中途半端でやり直しもできない状況。それまでは意気揚々とチームワークで楽しく作業をしていましたが、一気に重苦しい空気に包まれます。
この状況を打開できないかと、何でも入っている我が社の工具箱をひっくり返してしばし思案。すると!目に飛び込んできた部品を見て思わず「なんでこんなもの入ってるの!!」と。いつから入っていたのかわかりませんが、こういうことがあるからこそ、何でも入れておくことって正義だよなと思ってしまいました。

豆通称「豆」と呼ばれる電話線用のコネクタ。なんでこんなものが!

(投稿者:ちゅん)

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いったりきたり

ども。
トラブル対応が続いていて疲労困憊、担当ちゅんです。

本日はとある学校2校に新しい複合機が導入になるということで、その対応にあたっていました。業者さんに設定してもらうIPアドレスやスキャナのデータ保存先のネットワークパスなどの情報をあらかじめ確認。こういう準備をするかどうかで、現地の作業時間はかなり変わってきます。

設定メモを完成させて、あとは現地に行くのみとなりました。ふと「LANケーブルは今の複合機で使っているものをそのまま使えばいいんだよな?」と気になり、学校に確認の電話。すると、驚くべきことに「LANケーブルなど刺さっていませんよ」と。

古い複合機は型式が古すぎて、そもそもネットワーク対応していなかったと知らされ、一気に汗が吹き出します。既存のLANケーブルが無いということは、すなわちLANケーブルを用意しなければならないということ。新しい複合機が納入される予定時刻までは残り2時間。この時間内にLANケーブルを用意しておくことができるかどうか、ギリギリのミッションが開始です。

一心不乱にOAフロアを剥がしつつ、1校目のLAN配線が完了したのは1時間後。次の学校に急ぎ移動し、今度はフロアにワゴンモールを貼りながらLANケーブルを目的の場所まで通していきます。こちらは完了まで40分。これが終わってまた1校目の学校に戻って複合機の設定作業に立会、それが終わるとまた2校目に移動して作業に立会。慌ただしさとともに時間が過ぎ去っていきますが、なんとか現場作業を止めずにすみました。
そもそも、こういう事態になった原因はあらかじめ「LANケーブルは大丈夫かな?」と考えなかった自分が悪いのですが、慌ただしく作業をしているうちに妙な達成感に包まれて、すごく仕事をした気分になるのが不思議なものです。

OAフロアの作業OAフロアは所々剥がして、その間をつり名人で引くのが早いですよ。

(投稿者:ちゅん)

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うちがやりますよ

ども。
おかしな話ですが連休の疲れが抜けない担当ちゅんです。休みなのに疲れるとは・・・。

本年4月から町内全域でサービスが開始された「光ファイバによる高速インターネット」については、通信事業者に確認したところ申し込みが殺到しているとのことです。これまで光が利用できずに我慢を強いられていた方からすれば待望であり、一刻も早く契約したいという気持ちは痛いほどよくわかっています。

そのような状況ですので、もし光の契約をご希望の方がいらっしゃいましたら、すぐに申し込みを行って頂きたいところです。
八雲町としても、今回光のエリアになったことでようやく光が利用できるようになった東野小学校の申し込みを行っております。このたび、工事の前段の現調が行われることになり、学校を訪問しました。

光の引き込みルートについてはすぐに決定しました。この辺は過去に数々の学校を光化してきた通建業者さんとのあうんの呼吸です。ONUの設置場所を指示して、あっという間に現調完了。お疲れさまでした!
・・・とならないのが現場の難しさです。
今回の場合、ONUの設置場所は決まったものの、そこから職員室まで「ひかり電話」のためのケーブルをどうやって引くのかが課題に。今回決めた光ファイバのルートは既存のアナログ回線のルートとは別な場所。なので、既存のケーブルが使えないことが判明したのです。

教委の担当者を見て、その後通建業者さんを見て。双方ともに下を向いてしまいましたので致し方がありません「うちがやりますよ」。
誰かがやらないと学校に光が来るのがどんどん遅くなってしまいますので、これはしょうがない。後日、ONUの設置場所から職員室まで電話線の配線工事を直営で行うことになりました。このやりとりを傍らで見ていた通信事業者の営業さんがボソっと一言「こんなこと、八雲町さんしかやらないです・・・」と。そりゃそうだ。最大級の誉め言葉としてありがたく頂戴しておこうと思います。

ラクゾール自治体情報担当でこれを持っているのは我が社くらいかな

(投稿者:ちゅん)

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