大人も大苦戦の「ネットルールとマナー検定(こどもばん)」

ども。
最近、3歩進んで2歩下がり、差し引き1歩しか進めていない状態が多い担当ちゅんです。それでも確実に前進すればよしでしょうか。

昨今、当室を取り巻く話題で一際注目度が高いのが「子どもとインターネット」の話題。どこでもWi-Fi事業をスタートさせるにあたり、町民はもとより、特に子どものインターネット利用に関する教育をどうにかして前進させられないかと、室内で調査検討を行っておりました。

そんなとき見つけたのが財団法人インターネット協会という団体が実施している『インターネットにおけるルールとマナー検定(こどもばん)』です。合計30問の出題を「インターネットで」次々に答えていきます。実際にやってみなければ評価もできないとのことで、上司92氏と一緒に30問に挑みました。興味のある方は次のリンク(外部リンクです)からどうぞチャレンジしてみてください。

インターネットにおけるルールとマナー検定(こどもばん)

こどもばんとは思えないほど凝った問題が多く、思わず数秒固まってしまう状況も。全ての問題に回答し、恐る恐る採点ボタンを押すと・・・

ちゅん:30点/30問  92氏:29点/30問

ホッとしました。92氏の1問ミスも単純にクリックミスでした(本人は多少ショックだったようです)。でも、真剣にやらないと大人でも間違う可能性があるくらいの問題でした。

今、子どもにとってインターネットはとても身近なものになっています。それは、携帯ゲーム機や携帯電話にブラウザが内蔵されていて、パソコンを持っていなくてもウェブサイトを閲覧できるからです。親の目の届かないところで好奇心からウェブサイトを利用し、トラブルに巻き込まれるケースも全国では度々ニュースになっています。しかし、だからといって一切全てを禁止してしまうのもどうでしょうか。むしろ、こうした検定なども有効利用しながら、大人と一緒にインターネットのことを勉強して、正しく安全に、そして便利で楽しく使ってもらえればいいなと思います。

検定結果
興味のある方はぜひお子さんと一緒にやってみてください!

(投稿者:ちゅん)

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原因を特定できず?

数年前、ある団体のネットワーク構築にあたりアドバイスをしました。それは、本店?支店?間を専用線で繋ぎ、本店にドメコン(Domain Controller)とファイルサーバーを設置し、ネットとデータを共有するというものだったのですが、このネットワークでの不具合?について相談が舞い込みました。話を聞くだけでは良く理解できず、現場を確認することになり、午後3時過ぎから急遽熊石側の支店へ行ってきました。

障害の内容は「去年まで出来ていた業務が今年は出来なくなった。」なのですが、この業務は、国の○○庁がウェブサイトで公開している誰でも3月15日まで利用できるWEBベースのシステムを利用するものです。数時間にわたり、ネットワークを設計・設定をした会社の担当SEともTELでやり取りしながら原因を探したのですが、決定打の原因が見つけられません。どうも原因が複数ありそうなのです。考えられること全てを順列組み合わせで、対症療法的に試したかったのですが機材も時間もありませんでした。試したい!!それでも、多少分かってくる事実もありました。

  1. 使っているPC=支店ではNGだが本店に持っていくと正常に業務が出来るので無実である。
  2. 本店支店間の専用線=ネットや電子メール等に一切不安定さを感じず正常である。
  3. このPCをこの専用線経由で繋ぐと業務がほぼ正常に完了できない=でも時々正常に完了できる。
  4. ○○庁のシステムが去年と変わっている、更に○○庁のヘルプデスクは回線の混雑を認めている。
  5. 支店の回線から別PPPoEでネット直だしなら業務は正常に完了する="みかか"は正常っぽい。

推測としては、今年度版の○○庁システムの重さ?とサーバーの混雑?それと使用している専用線?の相乗効果かな。原因をとことん探究したい気持ちは山々ですが、業務は待った無しなので、取り急ぎ直でネットに繋ぐことになりそうです。結局「原因を特定できず?」久々の敗北感・・・悔しです!リベンジしたいです!!

火狐まで投入
ブラウザまで疑い「火狐」まで入れて見ましたが・・・

(投稿者:92)

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有線LANの敷設に大苦戦

ども。
やれない理由を探すより、どうすればやれるのかを考えたいポジティブな担当ちゅんです。

長年ご愛顧いただきました公衆情報端末「キオスク」は、先日からアナウンスしておりましたとおり、1月31日をもって運用終了となりました。そんなわけで昨日、各施設にお邪魔して機器の撤去を行いました。

物としてはPC本体、タッチパネル式のモニタ、テーブル、その他ネットワーク機器一式の回収。作業自体は取り外すだけなのであっという間に終わります。問題は、キオスクに接続されていたLANケーブルをどうやって処理するのか。実は、接続していたLANケーブルはHUB分けして別な場所へネットワーク環境を提供していたりと「陰ながら」仕事をしていたというのは情報担当だけが知るところでした。

なので、物を撤去しても残った回線を別な場所に引き回すなどの「敗戦処理」もとい「配線処理」が必要になるのですが、これがちょっと大変。天井に沿って這わせてあるケーブルの端に「RJ-45中継アダプタ」なるLANケーブルを延長するための「繋ぎ」を取り付け、キオスクに接続していたケーブルをジョイントします。見た目も綺麗に処理したいと思えば、なおさら時間がかかります。

そして、とある施設では何度テスターで計測しても導通せず、大苦戦。現場で処理したLANケーブルの口金が悪いのかと思って切ってはカシめ、切ってはカシめを繰り返しているうちに、だんだんケーブルが短くなっていきます。「ギブアップ」と思わず声を上げて帰ろうとしたのですが、実は導通していないと思っていたのは自分だけで、実際はちゃんとつながっているとか。もう、一体何をしていたんだ。久しぶりにへこみました。(マニア向け:ストレートにならないのでおかしいと思って諦めたら、実はクロスだったというオチです)

そして。試行錯誤の中、その施設に来ていたお子様が「あのおじちゃん何?」と聞いて、職員が「電気屋さんだよ」と答えていたのが偶然聞こえてきました。いつから電気屋になったんだ!!と思いましたが、逆に「役場の人だよ」と言われてもお子様にすれば「???」でしょうね。作業的には明らかに電気屋でしたから。。

たたかいの爪あと
真剣な作業とはいえ、無残な爪あと。SE失格ですね。。。

(投稿者:ちゅん)

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Sandy Bridge 頓挫?

久々の超マニア向け?を一筆

先月8日、鳴り物いりで開発コード名「Sandy Bridge」こと第2世代Core iシリーズのCPUがデビューしました。それに合わせ新型チップセット「P67」「H67」を搭載した新しい「LGA1155」マザーボードも発売されたのでした。

このCPUは、OC向け4コア/8スレッドの最上位版「Core i7-2600K」(3.4GHz)と普及版とも言える「Core i5-2300」(2.8GHz)等々がラインナップされています。下馬評どおり、価格もかなりリーズナブルな設定となっていました。この、Sandy Bridgeを一言で表すと、SIMD(Single Instruction, Multiple Data)演算のパフォーマンスを倍増させ、GPUコアとCPUコアをワンチップにまとめたx86系CPUであるが、それだけでなく、CPUコアのシングルスレッドの整数演算パフォーマンスの向上にも、かなり力を入れられている。さらに、GPUコアにも、汎用コンピューティング的な使い方をしやすくする拡張を加えている・・・らしい???

ところがである。今月初めから、このCPUが搭載可能なマザーボードやショップブランドPCの販売が停止された!!でも、Sandy Bridge(CPU)は継続販売されています。そうです! Sandy Bridgeに対応する最新チップセット「Intel 6シリーズ」に不具合が発生したらしいのです。症状は、3Gbps SATAポートの速度が次第に低下するらしい。製造元のIntel社では、P67/H67といった6シリーズチップセットの不具合を認めリコールを発表しています。また、不具合修正版は既に生産を始めており、修正品の出荷開始は2月下旬、出荷量の完全回復は4月としています。

実は、ハードマニアの私、このCPUで既にパソコンを1台組み立てています。OSインストール等々全く不具合を感じなかったのですが・・・。結局今は、マザーボードメーカーからの連絡待ちとなってしまいました。やはり何でも「初物には十分ご注意!」なのでしょうか?

不具合が発見されたIntel 6シリーズ

これがチップセットです。北と南で一組になっています。

(投稿者:92)

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デリケートな病院での無線LAN

ども。
本日は休暇を取っておりまして、こんな時間にこんにちは。担当ちゅんです。

さて、先日華々しくご紹介いたしました情報政策室の新規事業「どこでもWi-Fi事業」ですが、さっそく多方面から反響をいただいております。昨日、導入する施設の担当者に集まってもらって説明会を開催したのですが、「早く導入してくれ!」という声がある一方で、こうした目新しい事業には、特にセキュリティ面で慎重な意見も寄せられました。今後、しっかりと議論を深めていきます。

そんな中、ちょっと心配されたのが病院へのFreeSpot導入でした。というのも、実は最近の医療機器は電波を発する物も多く、しかも悪いことにパソコンの通信にも利用している「2.4GHz」の電波が用いられています。なので、同一の規格の電波が入り混じった環境では、お互いが干渉して誤作動を引き起こす可能性があったのです。この話は医療分野の方には有名な話だそうで、八雲総合病院の事務室ではあえて「802.11a」という5GHzの電波を利用しています。命を預かる病院で、万が一にも事故は許されないのです。

今回導入するバッファローのFreeSpotアクセスポイントは2.4GHzの電波は出せますが、5GHzは出すことができません。なので、一時はFreeSpot導入を断念していました。が、調査を進めていくうちに、どうやら医療機関への無線LAN導入に関して、国の見解があるらしい?との話をゲット。早速調べてみました。

参考リンク 無線化.com::医療現場における無線技術導入について(外部リンク)

国の見解によると、やはり全く影響が無いかと言えば答えはNoで、あくまで可能性として、影響があるかもしれないことを認識せよとのこと。ただ、検証の段階では影響を受けたのは装置1台のみで、しかも機器に1cmの距離まで近づけたときに影響を受けたとのこと。よって、通常の利用において、2.4GHzの電波を出しても大丈夫ですよ、というものです。考えてみれば、現代では至るところに電波が飛んできてます。ちょっとした電波で誤作動してしまうような医療機器は、それ自体が問題だとも言えます。

という訳で、八雲総合病院へもFreeSpotを導入することに決定しました。設置場所などは今後病院との協議で決めますが、インターネットが利用できることで患者さんやそのご家族の利便性は大きく向上するものと確信しています!

FreeSpot導入が決定した八雲総合病院
FreeSpotサービス開始まで今しばらくお待ちください!

(投稿者:ちゅん)

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