観光拠点に無料LANは必需品

ネットで、面白い記事を見つけました。それは、観光庁が観光拠点に無料LANを整備するように、空港や自治体に要請したというものです。

—– 時事通信 2月14日(月)15時38分配信を引用 —–【始まり】

 観光庁は14日までに、成田や羽田といった主要空港をはじめ港湾、観光案内所を持つ地方自治体などに対し、無料で利用できる無線LAN(構内情報通信網)を整備するよう要請を始めた。主に訪日外国人観光客の利便性を高めることで、外国人観光客の増加につなげるのが狙い。また、要請を通じ国内の観光拠点へ無料の無線LAN整備を進める。
 スマートフォン(多機能携帯電話)に代表される携帯型端末の普及が進む中、世界各国の空港などでは無線LANによるインターネット接続サービスの無料化が進んでいる。しかし、日本では未整備か、整備されていても有料のケースが多く、外国人観光客からの不満が強いという。そこで、観光庁は無線LANの整備が不可欠と判断した。
 対象は羽田、成田、関西国際など主要空港の国際線ターミナルをはじめ博多、下関、大阪の各港湾の旅客ターミナルや外国人の利用が多い観光案内所の合計約110カ所。既に整備している施設に対しても、利用エリアの拡大や外国人に分かりやすい表示に改善するといった対策を講じるよう要請。特に他の空港に比べて取り組みが遅れている成田には、早期の改善を求めている。

—– 時事通信 2月14日(月)15時38分配信を引用 —–【終わり】

自分的には旅行へ行く前に必ずネットで下調べをします。メジャーな観光処から隠れスポット、評判のお店やお土産等々、それはお腹いっぱい調べまくります。そうそう、お宿のネット環境も必ずチェックしますね!でも実際に現地に降り立つとこれが微妙に・・・あれっ?更に予定時間が大きくずれたりすると・・・参った!そんな時、もう一度インターネットを使いたいと思ってしまいます。旅先で困ったとき無料でインターネットに接続出来るって!本当に「ありがたい」ことだと思います。それに旅先でも、ネットでメールの確認ぐらいしたいと思いませんか?無料で!

ちょうどタイムリーに、噴火湾パノラマパークのパノラマ館(ロビー)に無料LAN=FREESPOTの設置が完了しました。早速、試験運用を開始しています。工事は閉館日でしたが、隣接する高速道路の八雲PAからは、国際色豊かな方々がパノラマ館前まで流れてきており「絶対にFREESPOTは使えるよなあ」と思いました。でも、英語・中国語・韓国語ぐらいの看板は必要だよなあ・・・。観光客が国際化(特に中国・韓国の方々が沢山)していると報じられいます。いやいや!それは、ハッキリ実感出来ますよね!!でも、パノラマ館前をちょっと見渡しても・・・?外国語の看板があまりありません・・・よね?HOT MILKって言うのは見ましたが。

ともあれ町内で一番、世界中の方々に利用されるFREESPOTは、噴火湾パノラマパークだと確信しました。

パノラマ館のFREESPOT
観光拠点として期待される噴火湾パノラマパーク・パノラマ館のFREESPOT

(投稿者:92)

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熊石でもフリースポット使えます

ども。
明日で30歳。20代最後の日を迎えている担当ちゅんです。

本日は朝一番で熊石に向かいました。総合支所庁舎にフリースポットを設置する業務です。
私は熊石で生まれ育ち、そして旧熊石町の職員でしたので、今回、総合支所に機器を設置することができ、個人的にもとても嬉しく思っています。町民の皆さん、便利に使ってくださいね!

と、結果だけ書くとそれで終わってしまうのですが、実は工事の方は結構大変でした。
サーバーを設置している部屋は2F某所で、フリースポットを設置した場所は1F町民ギャラリー。ただでさえ1F→2Fでケーブルの引き回しが大変なうえに、1Fの天井裏をほぼ横断する形で引っ張らなければなりませんでした。

天井の建材(しかも脆い石膏ボード)を外し、そこから「ケーブルフィッシャー」という名の竿を延ばしてケーブルを引っ掛けるという原始的な方法。狭い天井裏ですが、慎重かつ大胆にどんどんケーブルを進めていきます。ようやく1Fの天井裏を横断できたころには、もう時間はお昼でした。そして、いよいよ2Fにケーブルを持っていくのですが、2Fにアクセスできる「穴」は1ヶ所しかなく、しかも既設のケーブルが束になっています。今回は何とか通すことができましたが、もうこれ以上LANケーブルを降ろすのは難しいかもしれません。やはり、建物に後から配線を追加するのは大変です。イマドキの建築物には最初からLANケーブルが配線されてたりもします。
※余談ですが、ケーブルは1本もので配線するのが原則。両端から延ばしていって、真ん中で継ぎ手をつけるようなやり方はしません。

それでも、大きなトラブルはなく無事に電波を出すことに成功しました。
総合支所の1F、町民ギャラリー付近で受信できる「FREESPOT」という名前のESS-IDで自由にインターネットをご利用いただけます。フリースポットを利用するには無線LAN機能を搭載した機器が必要で、電源としてバッテリーが必要ですので、その点だけご注意くださいね!

熊石総合支所のフリースポット
熊石総合支所フリースポットは本日稼動開始です!

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FREESPOTの試験運用を開始

八雲町では、町内の公共施設において自由にインターネット接続が使用出来るように「FREESPOT」を設置することとしました。これは、利用者各自が持ち込む自己所有のパソコン等に対して無線でインターネット回線を無償提供するもので、現在全国に約8,000ヶ所が設置されています。

今回町では、公共施設8施設への設置を予定しています。すでに、FREESPOTの設置についての協議が完了した施設から、順次LAN配線や電源コンセント工事を始めました。1ヶ所目は設置見本的?にすぐに工事していましたが、本日は新たに2ヶ所の設置となりました。そして明日も1ヶ所予定しています。更に2ヶ所は電気工事業者と工事日の調整中なので近日中に設置出来る見通しとなっています。残り2ヶ所は、設置に向け現在も施設管理者等と鋭意協議中・・・です。今暫くお待ち下さい。そのような訳で、工事が終わった施設から「試験運用」を随意開始しています。・・・使えます。

接続方法は、FREESPOT機器を提供して頂きました、(株)バッファローが主宰する「FREESPOT協議会」の方式に準拠することとしています。なお、長時間使用するためには、個人を特定出来るメールアドレスで認証を取る方式となっております。これは、使用するパソコン等の通信機器とメールアドレスを関連づけし、適正なネットワークの使用を促すものですので、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。正式な運用開始、報道発表?は、全8施設の設置が完了した時点と考えています。今暫くお待ち願います。なおご利用に当たりまして、他のFREESPOTサービス同様に、ウイルス対策や悪意あるサイトのブロック等はご利用されるPC等通信機器の所有者(利用者)責任となることは言うまでもありません。

現在試験運用中ですので、ご意見や何かお気づきの点等がございましたら、役場情報政策室までご連絡頂けましたら幸いです。

ドンドン付けますFREESPOT
こんな感じで公共施設8ヶ所に設置予定です。

(投稿者:92)

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アドホックとインフラストラクチャー

ども。
本日は悪天候。こんな日に限って夜出かける用事がある運の悪い担当ちゅんです。

さて、今日は長文です。あらかじめご了承を。。
先日、所用があり町内の「はぴあ八雲」に行きました。当ブログで度々話題にしてきましたが、はぴあ八雲には既に「フリースポット」が設置されており、その日は休日だったこともあってゲーム機を持った子どもたちで満員御礼。皆さん真剣にカチカチとボタンを押しながら、楽しそうに遊んでおりました。
あまりに楽しそうなので「そんなに面白いの?」と思って画面をチラッと覗かせてもらうと、そこには見慣れた画面が。某狩りゲームに夢中な担当ちゅんは、思わず「僕も混ぜて!」と言いたくなってしまいました。

それはさておき。いわゆるWi-Fi通信には「アドホック」と「インフラストラクチャー」の2種類が存在しています。ネット環境の無い場所にゲーム機だけを持ち寄って数人で一緒に遊んでいるようなパターンは間違いなく「アドホック」と呼ばれる通信で、これは親機となるアクセスポイントを介さずに直接端末どおしを接続する通信方法。アドホック(ad hoc)は「特定の目的のための」という意味のラテン語です。一方の「インフラクトラクチャー」はその名の通り情報通信回線を利用する通信(単純にインフラと呼んでいるのは同語の略)。インターネットに接続する場合はこちらの接続方式を使います。

最近の携帯ゲーム機(代表されるところでニンテンドーDS,ソニープレイステーションポータブル)のすごいところが、アドホック通信をほとんどユーザーが意識することなく利用できる点です。無線LANのスイッチさえ入っていれば、自動的に相手を見つけて通信を確立してくれます。これって、何気ないことのように思えますが、内部の仕組みはすごく複雑。パソコンで同じことをしてみようとすれば、その大変さが分かります。実は、対戦型ゲームで遊ぶ場合、多くはこのアドホック通信を用いて行われています。なので、一般的な「オンラインゲーム」とは若干趣旨が異なるのです。

そして、もう1点。アドホックだけではなく、インフラストラクチャー通信が可能な点も見逃せません。はぴあ八雲のフリースポットが全国の利用者ランキング上位にランクインしているのは、この影響が大きいと思っています。要するに、ゲーム機に内蔵されているブラウザ機能を使って、ウェブサイトを見ているということです。内蔵ブラウザという言い方をするとゲームのおまけ程度に思うかもしれませんが、実はFlashにも対応していたりとかなり本格的。Flashが見られるということは、YouTubeなど動画サイトも利用できるということで、まさにノートPCと遜色ない機能といえます。

つまり、フリースポットのあるところにゲームを持った子どもが集まっている現象は、ゲームを主とした目的にしているわけではなく、ひょっとしたらインターネットでウェブサイトを見る目的の可能性もあるということなのです。単にゲーム機と思っていたら、実は親の知らないところで・・・という状況にならないためにも、まずは大人もしっかり勉強しなければいけない時代になっている、ということでしょう。事によっては知らなかったでは済まされないですから。

ゲーム機のブラウザ
この機能があること自体を知らない親御さんも多いのでは?

(投稿者:ちゅん)

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有害サイト遮断

昨日(8日)内閣府は青少年のインターネット利用に関する調査結果を発表したらしい。残念ながら「内閣府ホームページ」には、まだ掲載されていないようである?各メディアが報じている内容は次のとおりです。

まず、携帯電話の所有率は、小学生=20.9%(前年比0.9ポイント減)、中学生=49.3%(前年比2.5ポイント増)、高校生=97.1%(前年比1.1ポイント増)となっている。高校生はほぼ全員、中学生は2人に1人、小学生でも5人に1人は携帯電話を持っていることになります。

その内、有害サイトとの接続を遮断する「フィルタリング」機能を子どもの携帯電話に「使っている」と答えた保護者は、初めて過半数を超え55.3%(前年比9.7ポイント増)に達したとも報じている。これは、ネットのダークな部分への自己防衛策として「フィルタリング」がジワジワと浸透していることを数字で表しています。butである。それでも半数の子どもが使っている携帯電話は無防備なのである。無防備だと言うことは、当然トラブルに巻き込まれるリスクが大きくなる訳です。フィルタリング機能を有効に出来るのは、通信事業者でもなく、行政でもなく、学校でもありません。そうです携帯電話を買い与えた「保護者」の皆さんだけなのです。

ちなみに、主な携帯電話のフィルタリングサービスは次のとおりです。

docomo:アクセス制限サービス

 http://www.nttdocomo.co.jp/service/safety/access_limit/index.html

au:EZ安心アクセスサービス

  http://www.au.kddi.com/anshin_access/index.html

SoftBank:ウェブ安心サービス

 http://mb.softbank.jp/mb/support/3G/filtering/

民間企業が行った、第11回「家庭でのインターネット利用実態調査」にも興味深いものがありました。
それは、子どもが初めて持つインターネット機器は「ゲーム機」だというものです。
現在販売されているゲーム機のほとんどが「通信機能」なるものを持っています。これはインターネットに無線等で接続し、世界中のゲームユーザーと対戦することが出来るものですが、当然ゲーム対戦以外にホームページや動画サイトの閲覧も可能なのです。ご存じでしたか?なので、子どもに持たすゲーム機にも当然「フィルタリング」が必要となります。ゲーム機は子どもと伴に移動し、先々で多種多様なネット回線に接続されます。そうしたゲーム機の性格から、現在は個々のゲーム機に「フィルタリング」を掛けるのが主流のようです。お金もかかる話ですが、子どもにゲーム機を持たせている方は、是非「フィルタリング」をご検討頂きたいと思います。

ゲーム機( Wii PS3 DS DSi PSP ):有害サイトフィルタリングソフトの一例

 http://www.daj.jp/cs/products/game/

ネット社会はこの10数年で急速に普及したのは、皆さんご存じのとおりです。それ故に多々のリスクを当然拭いきれていない事も周知の事実です。長い歴史を持つ車社会と同じように、官民一体となってその安全な使い方について啓蒙活動をするべきだと思っています。単にパソコン・携帯電話などを排除するのではなくです。役場のIT関係者として微力ながら頑張りたいと思います。

ゲーム機も3D時代?
ゲーム機も立派なネット機器 でも3Dでgoogleを見たら・・・?

(投稿者:92)

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