デッカイギ感想文

ども。
最近、頭の中で「光栄」と「恐怖」が等しく同居するような案件が続いている担当ちゅんです。チャレンジの日々です。

さて、振り返ってみると、昨年は特にこのブログの「中の人」というポジションで様々な場面でお声をかけていただけた1年だったなと思っています。我々としてはずっと同じスタンスでブログ記事を公開し続けているだけなのですが、一体何がどうなってしまったんでしょうか。やはり「継続は力なり」ということなのでしょうかね。いつもご覧いただき、ありがとうございます。

そんな状況の中で、昨年末の出来事。隣席てんちょから「この会議、ぜひ行ってきてほしいです。申し込んでおいていいですか?」と言われたのが「行政デジタル改革共創会議(通称:デッカイギ)」。こちらとしてはまさか参加できるとは思っておらず「マジ!?本当にいいの??」という具合でありまして。こういう場に気持ちよく送り出してくれる職場って本当に素敵だと思いますし、同僚にも本当に感謝です。

ということで、年始早々ではありますが東京へ。羽田イノベーションシティという、かなりキラキラとした場所に、全国各地から集まってきたデジタルな猛者。びっちり2日間、パネルディスカッションやワークショップが行われます。スケジュールを事前に確認していましたが、同じ時間帯で3~4つのイベントが同時開催されるので、どうしてもいくつかのイベントはあきらめなければならないという、なんとも贅沢な、そして悩ましい会議です。加えて言えば、それぞれのセッションでは「チャタムハウスルール」が適用され、SNSなどで「こんな話がありました~」と共有するのはOKだけど「〇〇市役所の□□さんが~」と言及するのはNG。だからこそ、かなり「本音」が飛び交い、私は参加者側ではありますが、気合を入れて臨まなければあっさりと場の空気に飲まれてしまい、「ポワー」っとしているうちに終わってしまうのではないかと思うほどの高密度な空間なのでした。

さらに。デッカイギの魅力はたぶん「交流」にあるのだとも気がつきました。1日目終了後に会場を移して行われた交流会、さらには2日目の早朝に企画されていた有志によるランニングにも参加してみて、そこで知り合えた方々とはより親しくなることができました。そして嬉しいことに、自己紹介すると「八雲町!あの八雲町ですか!!」と声をかけていただく場面もあり、その時ばかりは「ブログやっててよかった~」と、本当に嬉しく思いました。主催者側からは事前に「名刺はたくさん持ってくるように」とアナウンスがあったので、私は200枚ほどの名刺を持っていきましたが、最終的には60~70枚ほどの名刺を交換できたようです。あとからじっくり名刺を確認しましたが、本当に様々な立ち位置の方と知り合うことができたなと思います。

私にとってデッカイギは、まるで夢でも見ているかのような空間でした。極寒で一面銀世界の北海道から、まるで晩秋のように感じられる毎日晴天な東京に行くだけでもちょっとソワソワするところに、普段はWebの中でしか見られない有名な方とお話ができたり、ついには「新旧デジタル大臣揃い踏み」といったサプライズイベントなどもあり、帰宅してもなお「この数日は一体何だったのかな」と思うほど、非日常な空間だったなと感じています。そして、やっぱり「一人じゃない」と確認しあえる場というのは大切ですしとても貴重です。肉体的には疲労困憊ですが、精神的にはパワーを満タンに充電することができました。

ただ1点。どうやら来年に関してはデッカイギの開催ができるかどうかわからないと。そうですよね、来年の今頃は標準化移行期限前のピークですし、たぶんスケジュール的には難しいですよね。・・・と言いつつ、心のどこかで「たぶんあるんじゃない?」と思っている自分もいます。私個人としては「来年も行きます」とは言えない(同僚を行かせてあげたい)ですが、もし次回があるならぜひ参加いただいて、多くの同業者にあの空間を体験してみてほしいなと思うのでした。
最後に、ボランティアで運営にあたられていたスタッフの皆さん、本当にお疲れさまでした。そして、ありがとうございました!

早朝のランニング早朝に開催された「デッカラン」はとてもいい思い出になりました

(投稿者:ちゅん)

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ワンオペの油断

てんちょです。昨日からちゅん氏が出張のため代打投稿です。羽田で開催中のあの会議に出席しています。写真が送られてきましたが、オープニングから豪華なパネリストの登場で楽しそうです!

そんな感じでこちらは年始から主が不在となりましたが、昨日は端末の故障案件。突然電源が落ちてしまい起動させてみるとPOST画面から進まない…同時期に導入したデスクトップ2台のうち1台でしたが、1台は昨年9月に同様の症状で対応したことがあり、その時はSSDの故障でしたが今回も同じような雰囲気。

しかし直接確認してみないことには判断つかないので、現地に行ってみることにしました。UEFIから確認してみると、やはりSSDが認識していません。同時期に導入して同じだけ稼働していれば、壊れる時期は同じってよくあることですね。そして前回は保証期間内だったのでメーカーでのSSD交換対応でしたが、今回は保証切れているかもということで確認してもらったところ、なんと保証期間が残り3日…。

ということでメーカーでのSSD交換後に対応するということで後日対応することになりました。資産管理ソフトなどの諸々のソフトウェアの導入やドメインへの参加などですが、Officeも入れなおさなければ…。ところでOffice2016&2019は今年の10月でサポート切れますが、今回のような個別に入れている端末でまだ使っているのがある気がします。この端末も2019入っているので、この機会に365に移行させておいたほうがいいでしょうか。

今日は朝からネットワークにつながらない端末の対応。めずらしく現地に行かないと対応できない案件が連発しました。大きなトラブルではなくすぐに対応が終わるような内容でしたが、今年初のワンオペは少し慌ただしい感じになりました。そういえば昨年の今頃はまだワンオペに怯えていましたが、だいぶ慣れて油断しているのでそろそろ気を引き締めておかないと主が不在時の伝統行事に遭遇しそうです。


こういうのは見た瞬間ダメな感じしますね

(投稿者:てんちょ)

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仕事始まった実感が湧く

てんちょです。あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。今回の年末年始は思っていたよりも慌ただしく、気が付けば仕事始め…。読みたかった本がほとんど手付かず状態です。

年始からいきなり外勤がありましたがさすがに大きなトラブルは続くことはなく、電話やチャットも程々で平和な感じでスタートした2025年。そんな対応をしている中で、昨年入れ替えた業務端末で「ソフトウェアのデータバックアップを忘れていた」という相談が。すでに端末も回収済みで、新端末へソフトウェアもインストール済みです。回収した端末は探せばまだ残っていそうだったので、対応することにしました。

資産管理ソフトで旧端末の管理番号を検索し、旧端末が置いてある山の中から本体を回収。自席後ろの作業スペースで起動してみたところ、立ち上がりません…BIOSを確認したところSSDが認識していないようです。さらに本体を開けてみたところSSDがありません。そうでした…回収した端末がSSDだったことを思い出し、まだ使えそうなSSDだけ全部取り出したことを思い出しました。今度はSSDの山から1台ずつUSBで接続し、ユーザーフォルダの名前を確認してSSDを特定する作業。

そうして探し出したSSDを本体につなぎなおし、該当ソフトウェアのバックアップ機能からデータを出力しました。パックアップ機能が別で用意されていた親切設計なソフトのおかげで無事にデータを戻すことができました。ダメだったらまた手入力するよと言ってくれていましたが、結構なデータ量だったのでどうにか対応できてよかったです…。

そんな感じで今年も変わらずパソコン屋っぽい作業からスタートしました。昨年中に端末更新は終わったので今年は修理案件は少なそうですが、導入した端末は中古なのでどの程度故障するか心配ですね。新端末に合わせてNVMe-USB変換アダプタ等も用意済み。予備端末もあるのでSSDそのものが故障しない限りは対応できるはず…です。


こういう作業していると仕事が始まったなと実感できますね

(投稿者:てんちょ)

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新年に相応しい現場業務

ども。
本年もよろしくお願いいたします。このブログを見た、とある業者さんから「この人はもしかしたら行政の職員ではない可能性がある」と思われていた八雲町職員の担当ちゅんです。

例年のことですが、新年早々、身に起きた出来事はその先1年に渡って何らかの戒めの意味があるものだと信じている節があります。昨年は「テレワーク環境があるから今やどこにいたってスマホさえあれば仕事はできる」と慢心していましたが、能登地方の震災の影響から旅先でスマホのデータ通信が一切できなくなったことで、通信が絶たれてしまえば情シス担当など何の役にも立たないということを痛感。その後、1年を通して「いつでもどこでも通信ができると思うな」ということを意識して仕事をしてきました。

そして本年、1発目の仕事。とある学校に設置していたネットワークスイッチが停止し、その影響で配下のAPが全滅するという「ネットワーク障害」からスタートです。幸いなことに学校は冬休み中で授業への影響はありませんでしたが、何が起きているのかは現場に行かなければわからないという状況でした。いくら様々な対策を取っていても、ネットワークが途切れてしまってはその先の状態は一切わからないという意味では、昨年からの「いつでも通信ができると思うな」が継続しているような気がしないでもないですが、そのくらい、ネットワークが絶たれたときのダメージは大きいです。

現場に到着し、スイッチを設置しているEPSのドアの前まで行きましたが、中から尋常ではないほどのファンの音が聞こえます。その段階で「あ、ダメだな」とは思いましたが、案の定。スイッチはランプ類が全消灯していて、ファンだけが全開で回り続けている状態。電源の入切を試しますが状況は変わらず。保守業者さんとも連携を取ってアレコレ試しますが、どれもダメで、結局は「故障」と判断して交換修理の手配となりました。保証期間内とはいえ、いきなり完全に動作しなくなるとは、なかなかの状況です。

しかし、まさに新年に相応しい「現場」での業務となりました。最近は自治体DXの推進が業務の大半を占めるようになり、デスクに座って仕事をすることが多い状況となっていますが、やはり基本は「現場」なのです。今回の出来事を「最近現場を蔑ろにしているのではないか」という戒めだと捉えて、今年は基本に立ち返って、地に足をつけて業務にあたりたい、そんなことを新年の抱負にしたところです。

故障したスイッチ何らか暗示しているようにしか思えないタイミングでの故障

(投稿者:ちゅん)

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2024年を振り返ってみる

仕事納めは明日ですが、一足先に仕事を納めて旅立ったちゅん氏に代わり、今年も最後のブログ投稿はてんちょです。

年末ということで今年も1年の振り返り。2024年を振り返ってみると…主に業務端末の更新ですね。Teamsの導入による変化など庁舎内の端末環境や業務環境が大きく変化、生成AIを使い始めたり、文字起こしツールが導入されたりとかなり進化したのではないかと思います。Teamsの利用状況を見ていると、端末の配備とともにチャットの利用もどんどん増えています。さらに配備完了後も徐々に増加している様子をみると、チャット利用が浸透してきている感じがしますね。

今年一番大変だった作業は、庁舎内にAPを追加するために天井裏に顔を突っ込んでグラスウールにまみれた作業です。2人で汗だくになりながらジプトーンを剥がし、フィッシャーと釣り名人を駆使しながらの通線作業。一昨年の郵便局での通線作業以上にあれは完全に業者の仕業でした。

そんな感じで端末の配備やAP追加などを行っていましたが、これからさらに進んでいくであろうDXの足場作りにすぎません。何をするにも元の環境では端末も持ち運べない、そもそも遅くて使えない、そんな環境に文書管理システムや電子決済などの効率化のツールを導入しても使ってもらえませんよね。Teamsの導入も職員間のメールでのやり取りをチャットにするだけでかなり時間短縮につながっているんだと思います。
それなりの環境は整ったので、「こういうツール使ってみたい」みたいな相談が増えてくると嬉しいです。

日々色々なことがありがなら、1年の経過が昨年以上にあっという間に感じられるほど、無事に楽しく終えることができました。
来年は文書管理システムの運用開始や、Microsoft365を活用できそうな新たな試みが開始する予定です…。来年はどうなるのか、今後も楽しみですね!

今年も一年、大変お世話になりました。皆様、よいお年をお迎えください。


年末なので机周辺を片付けながら、ついでに自分の環境も3画面化しました

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