ども。
職員から「大丈夫かい?」と優しい声をかけられまくっている担当ちゅんです。
今のところ大丈夫です。本日からネットワークをいわゆる「βモデル」に切り替えました。正確に言えば先週土曜日から切り替わっていたのですが、今日が実質的な初日です。当然、色々なことが起きるだろうという想定のもとで、意を決して出勤しました。
予想していたとおり席につくなり電話は鳴りっぱなし。とにかく、職員から問い合わせが来たら状況だけを聞き取りして共有スプレッドシートに内容を記載すること、対応はその後で緊急度を見ながら優先順位をつけてやっていくぞ、ということで、とにかくがむしゃらに対応しました。前回、6年前に自治体情報セキュリティ強靭化事業でインターネットとLGWANを分離したその日もそうだったなと思い出しながら。後から確認してみると6年前のその日も私がブログを書いていました。
本日起きたトラブルで一番痺れたのは「仮想デスクトップに想定以上のユーザーがログインしていることで新規ユーザーがログインできなくなった」というトラブル。仮想デスクトップのサーバは当初2台設置していたのですが、朝の時点でそれぞれのサーバに65人ものユーザーがログインしていて、満員となってしまいました。急ぎ対策を施し、昼休みの時間帯にネットワークを全停止し、その間に仮想サーバを2台追加、計4台で稼働させるようにして午後からは正常に業務が可能となりました。リソースの見込みを誤ったといえばそうなるのですが、こればかりはやってみないと分からない。ぶっつけ本番の勝負だと思っていましたので致し方がないところなんです。
こうした臨機応変な対応が可能だったのは、社員を職場に待機させる等万全の対応を取っていただいた構築事業者さんのおかげです。正直、これ以上ないスピードでサーバの増強が完了し、職員に対しては申し訳ないという思いがある反面、技術的な視点では震えるほど感動していました。
で「こういうことって過去に経験あるなあ」と思ったのですが、人気のあるオンラインゲームがリリース日にアクセス集中によりサーバダウンしてメンテナンスしている様子にそっくり。対応までもが一緒という点で、今度から同じような場面に遭遇したら、その裏側で動いていらっしゃる技術者の方を想像して、陰ながら応援しないといけないなと思いました。
油断すると目の焦点が合わなくなります(これはイメージです)
(投稿者:ちゅん)