【屋上シリーズ】熊石総合支所編

ども。
熊石地域と八雲地域、天候が真逆なので行き来していて日付の感覚がおかしくなってきた担当ちゅんです。同じ町で2つの天候が楽しめます。

さて、ご好評を得ていると錯覚している「屋上シリーズ」もいよいよ終盤戦です。今回は熊石総合支所の屋上から熊石雲石町方面を眺める景色をご覧頂きます。

20数年間、熊石で生まれ育った純潔サラブレッドである私も、こうした景色は見たことがありませんでした。想像以上に急峻な傾斜地の背後に家が並び、その向かい側の家のすぐ背後には漁港。熊石は現在でも漁業が中心の地域ですが、こうした景色を見ると、海とともに発展してきた町であることがよくわかります。

熊石はその昔ニシン漁で栄え、そしてサケ・マスの遠洋漁業が始まった1960年代には人口も1万人を数えたそうです。「熊石にも映画館があった」「劇場もあった」など、私からすればびっくりの話をよく親から聞かされました。ちょうどここからの景色に移っている場所が熊石で最も賑やかな場所になりますので、おそらくそうした建物もこの写真の町並みのどこかにあったのでしょう。

…と、情報政策室ブログでありならが全くそんな話題が出てきませんので、若干方向修正。写真手前に移っている白い棒が、既存のダイポールアンテナ。これを今回は八木アンテナに取り替えるミッションでした。写真真ん中奥に見える白い建物が熊石国保病院なのですが、そこを中継基地局にして電波を飛ばしています。本当は右側にそびえる通信会社の鉄塔を使えればいいのですが、もちろん人様のものを勝手に使えるわけはありません。目に見えない電波ですが、実は日頃から、皆さんの頭上を飛び交っているのです。

熊石総合支所屋上からの景色
次回、屋上シリーズ最終話をどうぞお楽しみに!

(投稿者:ちゅん)

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ゴメ対策

ちゅんも昨日のブログで書いていますが、熊石地区の無線LAN調整が全て完了しました。予想どおり?の紆余曲折を経て、予定どおりの安定した通信を確保出来ました。でも今度は、バックボーンのpoorさが・・・?!

職人芸?でアンテナの方向を調整し、無線のチャンネルも色々と変えながら、安定動作の環境を探し出しました。それにしても2.4GHzは奥が深いです。まあ、今までより無線中継局の数を減らし、設定も全て自営で行ったので、万一の障害発生時にも速やかな対応が可能となりましたので、メデタシメデタシです。

さて今回の1枚は、熊石総合支所の屋上に設置した幹線用の八木型アンテナです。横長のアンテナの場合、このように「髭」を付けることがあります。目的は「鳥害対策」です。総合支所は海に近いので主に「ゴメ対策」となります。この髭が、ゴメが飛んできてアンテナに留まるのを邪魔します。髭は、ロックタイ(結束バンド)です。(ちなみに、タイラップ はトーマスアンドベッツ社の商標、インシュロックはヘラマンタイトン社の商標らしいので、ここでは「ロックタイ」と表しました。)これを、嫌がらせのように上を向けて巻き付けます。これで、アンテナへの攻撃と糞害を阻止できます。効果大です。

この手法は、TVやFMアンテナのカラス対策にも応用できます。ただし、くれぐれも間隔を離しすぎて、中間に留まられないようにご注意下さい。

鳥害対策のアンテナ
鳥害対策は「ロックタイ」で髭を生やします。

(投稿者:92)

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熊石外部ネットワークとの格闘

ども。
ついにiPadの購入に踏み切った担当ちゅんです。

先日から、熊石地域の外回りを繋いでいる無線LAN(2.4MHz)が不調となり、このところ毎日のように熊石で仕事をしておりました。
熊石総合支所や外部施設のネットワークは旧熊石町が7~8年前に整備し、それ以来特に何の問題もなく元気に動いてきたのですが、人間がどうしても勝てないのは「自然」です。当時は何ら支障が無かったはずの木々が成長し、無線のアンテナを覆い隠す勢いとなってしまいました。そのことで、インターネット接続が度々途切れるなどの症状が出始めた、という訳なのです。

そこで、先日から基地局の場所換えなどを行いながら様子を見てきたのですが、その結果が良好だったことから、本日、満を持して本工事を行いました。いつもは「にわかSE」が2人で現地に入り、自営でアンテナを取り付け「あーでもない、こーでもない」と作業をするのですが、今日はしっかりと業者さんにも入ってもらい、熊石消防署には高所作業車を用いてアンテナを取り付けました。

私は別な施設でアンテナ取り付けなどに従事したので、仕事ぶりをじっくり見ている暇はありませんでしたが、出来上がりを見て「さすがプロの仕事」と感じました。たぶんこうなるだろうという予想通りの出来上がりですし、何より作業時間の短さには驚きました。同じ事を私がやろうとすると、おそらく倍ではきかないほど時間がかかるなと。

そうこうして、ようやく熊石外部ネットワークを安定させることに成功しました。現場で実際に業務している職員とも話をしましたが、ネットワークに関しては「回線速度が速い」ということより、「確実に安定して繋がる」ということのほうが重要なんだということも知りました。まずは長きに渡った応急処置が成功裏に終わったことにホッとしつつ、次なる手段を模索することになりそうです。

業者さんの仕事
まさしく高所作業車は「はたらくくるま」そのものです。

(投稿者:ちゅん)

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役場1号車

本日は、幾分涼しげで仕事も順調です。明日は、いよいよ熊石無線LANの最終日(予定)となっています。バッチリとタイムスケジュール表も作りましたので、ちゅんと私はJRの列車のごとく正確な行動になるはずです?

さて、些細な事で、どうしても現場に行かなければならないことが多々あります。ネットワークの状態などを「ipconfig」や「ping」のコマンドで調べてもらいたいのですが、電話ではなかなか上手く伝わりません。人間リモートデスクトップが1番難しいです。仕方ないのでついつい「今から行きます!」となってしまいます。

ここで最近便利なのが「役場1号車」です。町では、グループウエアで公用自動車をシェアして使うようになっているのですが、このグループウエアに「公用自転車」の項目が追加されました。自転車は、役場1号から3号までの3台が用意されていてます。前カゴも付いていますので、役場から公民館やシルバープラザへは多少の荷物でも気軽に行けます。天気の良い、今日なんかは最高です!それになんと言っても「エコ」「ヘルシー」です。1人で行くならぜったいに自転車です。

そんな私のお気に入りは「役場1号車」です。だって、1号車だけ3段変速なので運転が楽ちんなのです。健康の為なら2号車や3号車でも良いはずなのですが・・・。やはり今日も、あえて「役場1号車」に乗ってしまう私って・・・?

公用自転車は3台
私のお気に入りは手前の「役場1号車」です。

(投稿者:92)

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【屋上シリーズ】八雲町役場編

ども。
夏の行楽は海より山に興味が出始めた担当ちゅんです。

前回の屋上シリーズ・熊石国保病院編に引き続きまして、今回は八雲町役場の屋上からの景色をお楽しみいただきます。

八雲町役場の屋上にも、例に漏れず多くの通信機器が設置されています。テレビのアンテナをはじめ、庁舎を基地局とする2.4MHzのアンテナや防災無線のアンテナなど様々。消防のサイレンも取り付けられていて、火災などの際には警報を流しています。

普段は施錠されていて、一般の方はもちろん、職員でも屋上に立ち入ることはできません。当室では通信機器の保守を行うことから特別に鍵を渡されていて、出入りができるんです。なので、ここからの景色を見たことがある人はかなり少ないのではないかと思われます。

ということで、屋上からの景色は文末の写真のとおり。
この季節特有の「海霧(じり)」と呼ばれる天候で、残念ながらすっきりとした青空とはなりませんでした。本来ならば噴火湾も見渡せるのですが、残念です。左奥には背の高いNTTの局社が見えます。八雲町役場は市街地中心部から若干外れた場所にあるので、屋上から市街地方向を見ると建物がずらりと並び、逆方向を見るとのどかな自然が広がります。情報担当者としては、屋上にWebカメラを取り付けたい衝動に駆られました。求む、スポンサー!

八雲町役場の屋上から
次回の屋上シリーズをお楽しみに!

(投稿者:ちゅん)

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