ども。
11月は光陰矢の如し。担当ちゅんです。
そんな中で23日が勤労感謝の日で祝日であったことは、体力的にしんどくなっていた私としては本当に助かる1日でした。久しぶりに予定も入れておらず「贅沢だけど朝寝坊をしよう」と心に決めていました。ですが、そんな朝寝坊は無情にも1本の電話で終了してしまいました。
隣席びっく氏から「●●から連絡が来ていて、ネットワークにつながらないみたいなんです。自分は町外にいるので対応できません、なんとかなりませんか?」と電話が来て、飛び起きました。出先部署のネットワークがつながらず業務にならないとのこと。とっさに「翌日まで我慢してもらえないかなあ」と思ったものの、その部署は土日も祝日も関係ない(といえばあそこかあそこ・・・)のでそうもいきません。
まずは基本的な対処方法である「通信機器の電源オン・オフ」を試してもらうため、対象の部署に連絡。それとあわせて、通信機器のLEDランプの点灯状況を写真に撮って送ってもらうよう段取り。これで直ればラッキーです。
次にネットワークの保守業者さんですが、こちらも会社はお休み。休日夜間用の緊急連絡先に電話をして機器までの疎通確認を依頼。
ここまでが第一段階の対処になりますが、結果は無残なものです。通信機器のランプは正常についているのに通信は出来ていない。業者さんからは「回線に何らかのトラブルが起きている」という情報がもたらされ、やむなく現地に向かいました。
現地到着後はやれることがグンと増えます。PCからPINGコマンドを打ったり、Telnetでルータの状況を見たり、様々な方法で原因を探ります。が、30分経ってもこれといった原因は見当たらず、さすがにちょっと焦ります。
仕方がないのでちょっと気分転換しようと部屋の中をうろうろしてみます。ふと、別な部屋の壁面に目をやると、そこには謎のWi-FiルータとHUBが・・・。何が起きていたかは瞬時に理解。そのHUBはONUからセッションを分けるために使っていたようなのですが、肝心の業務用のLANが接続されているポートのランプのみが消灯していました。
よくあるトラブルですが、HUBが一気に故障するのではなく、ポート単位で壊れていくそれでした。すぐさまケーブルを別なポートに差し替え、通信は元気に復活。応急措置ではありますが、まずは一安心ということで現場を後にしました。
業務用のネットワークは我々の管理下においているとはいえ、そのネットワークの外側でセッションを分けられている場合は、いくら監視を強化しようとどうしようもありません。故障自体はいかなる場面でも想定はされますが「せめてセッションを分ける際のルータはGIGAにしてほしかった」が率直な感想なのでした。楽しみにしていた勤労感謝の日はこうして過ぎ去っていきました。
これを偶然見つけなければ解決にもっと時間がかかりました
(投稿者:ちゅん)