知らないことだらけです

多忙なちゅん氏に代わり、てんちょが担当させていただきます。

本日は庁舎内のアクセスポイントの入れ替えのための既存設備の現地調査に少し同行させていただきました。

図面と天井を見ながら、どう配線していくのか、既存のケーブルを入れ替えるのか、どこを通すのか、点検口があるのか、等々を確認しながら庁舎内を見て回り、業者さんと内容を確認していきます。

前職でルーターやアクセスポイントの販売などもしていましたが、販売後の設置に関わったことはありませんでした。業者さんとの会話の中には初めて耳にする電設工具や資材も多々あり、こういった機会がなければ身につけられない専門知識はどの分野でも多くあるのだろうなと感じます。

先ほどメッセンジャーワイヤという工具なのか資材なのかも解らない、聞いたことの無いものを抱えて出て行ったちゅん氏を見ながら、必要に応じて出来ることは自前でも対応していく情報係の姿勢を今日も勉強させていただきました。

 

業者さんとの会話は重要ですね。勉強になります。

(投稿者:てんちょ)

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Edge でfile: が動かない

ども。
夏バテはカレーライスで乗り切る予定、担当ちゅんです。

Internet Explorer 11のサポート終了問題は無事に乗り切ることができて、想定していた中では最も良い結果となったといえるかもしれません。大きなトラブルはなくスムーズにEdgeに移行できて、本当に安堵しました。
ただ、「IEではできていたんだけどEdgeではどうすればいい?」といった問い合わせは数件来ています。我々もEdgeに対する経験値がまだまだ少ない状況ですので、どうしても後手に回ってしまうのが歯がゆいところです。

先日は職員から「file: でパスを書いてドキュメントを共有していたが、Edgeになってから動かない」と問い合わせ。「なんとマニアックな事例だ」とは思いましたが、その職員は「メール添付ではなくオリジナルのファイルに誘導しようという試み」をしてくれているのであり、現状の我が社のネットワーク仕様でいえば最も素晴らしいアクションの一つだよなぁと。そう思い直しました。

とはいえ、なんだか嫌な予感。その職員からは「Edgeのバージョンを95以上にすれば開くための設定ができるようなことが書いてあった」と伝えられ、私も調べてみました。すると、まずもって「file:」のプロトコルはセキュリティ上の制限によりEdgeでは動作しなくなったということがわかりました。それだけではなく、確かにバージョン95からはグループポリシーを設定すれば動作させることが可能とは記載があるのですが、その条件は「ローカルイントラネットゾーンで、かつHTTPSのサイトのみ」。今回、職員がリクエストしていたのはイントラネットではありますがHTTPSではなかったことからお手上げとなりました。

職場のシステムを変更したり更新したりするときは、事前に情報収集したうえで実機で検証してから展開するという流れを取っていますが、今回のような特殊な事例はどうしても発生してからの対応になってしまいます。「情報システム部門だから全て知っていないとダメ」という気構えは大切ですが、現実的にそれは不可能です。もっとも、今回の事例のように、特に大々的なアナウンスなく変更されていたような要素は、そもそも知るすべを持たないというのが困りものです。

file:この情報はマイクロソフトのサポートブログに公開されています

(投稿者:ちゅん)

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初めまして

今月から八雲町役場に採用いただき情報部門へ配属となりました、てんちょです。皆さまどうぞよろしくお願いいたします!

初めての転職でかなり緊張もありましたが、あっという間に2週間が経過しようとしています。
情報係の業務内容に関して、以前から時々このブログを読んでいたこともあって漠然と想像はしていたのですが、実際に働いてみると想像以上に幅広く対応を行っていることに驚きました。

中でも特に驚いたのが、ちゅん氏の小学校でのプリンタ設置へ同行させて頂いたときのLANケーブルの配線の速さですね。本職の業者さんかなと思ってしまう程の迷いの無い動き。コネクタの圧着までも、さすがプロの仕事だなぁと感心してしまいました。と同時に、これから当然自分も同じことができるようにならなければいけないんだなと、情報部門の仕事を改めて認識する出来事でした。

転職や引っ越しで環境が急に変わったことで戸惑いも多くありましたが、情報部門の気さくなお二人のおかげで思い返せば楽しい2週間でした。まだまだわからないことだらけですが、これから情報部門の戦力になれるよう日々勉強していきたいと思います!

 

前職は某パソコンショップの店長でした。趣味は釣りです。

(投稿者:てんちょ)

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バネで引っ込む仕様

ども。
寝不足からなかなか復帰できないおじさん、担当ちゅんです。

その寝不足の原因となった選挙事務も終わりました。私はICTの担当者ということで、世の自治体情シス担当と同様に、選挙になると情報機器の設置・設定作業といった業務に駆り出されます。

何度やっても緊張するのは開票所の設営です。開票作業というのは投票用紙を手作業で集計していると思われがちですが、その作業をスピーディに、かつ確実に行うために色々と機器を使っています。投票用紙を仕分けるために使っている分類期は高性能なOCRですし、票も機械を使って計数します。集計は専用のシステムを使っていて、票の束にバーコード付きの付表をつけて、それを読み込んでいきます。

こういう一連の作業が「絶対に止まることなく動く」ことを前提として、それでも「全ての作業が終わるのは23時頃です」みたいな話ですから、システム全般を問題なく動かすという責任があるこちらからすれば痺れてしまうのです。
システムの動作には絶対は保証できないにしても、トラブルを限りなく減らしていく努力は必要です。開票所内に用意する電源ドラムや延長コードは、絶対に足で引っかけることがないように、念入りにガムテープで固定していきます。

そうした中で、若干のトラブル。用意した電源ドラムのコンセントがアース付きの三相だったのです。時間のない中でこういうトラブルが起きると焦ってしまいます。急いで変換プラグを取りに戻らないといけない、そのために車が必要、誰が取りに行くかなど頭の中ですぐに段取りをつけて「変換プラグを取りに行ってほしい」と職員に頼んだところで「えっ?もしかしてこれですか?」と。
その電源ドラムのコンセントですが、アースの部分がバネで引っ込むという、まさに「初見殺し」の仕様でした。こういうことが起きるから、本当に現場作業って難しいです。真剣に作業しているからこそ、思わず笑ってしまう出来事でした。

バネで引っ込むここが引っ込むって普通わからないですよね~

(投稿者:ちゅん)

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動画に字幕をつける

ども。
参院選投開票日は公式LINEによる速報に従事する予定の担当ちゅんです。

この1週間は選挙関連の業務に明け暮れていました。先日、臨席びっく氏が「投票・開票事務説明動画の収録」というタイトルでブログに投稿しておりましたが、今日はその続きです。

動画は滞りなく収録することができ、その後の処理は私にバトンタッチされました。通常であれば、イントラネットに構築している動画閲覧用サイトに動画をそのままアップして、職員は自席の業務用PCから閲覧してもらうことになります。
コロナ禍ということもあり、大人数が集まる説明会などはほとんど開催されなくなり、その代わりに動画配信という手法がとられるようになってきました。その中で、私がいつも気になっていたのは「音声を聞く」ということが必須になると、業務の最中に動画を閲覧しづらいんじゃないかなということでした。

今回の動画撮影時には担当者が「読み原稿」を作っていて、当日はそれを読み上げる形での収録となっていた点に着目。「後ほどその原稿をください」とお願いし、今後のこともあるので動画に字幕を付けてみることにしました。
調べてみると、動画の字幕と言うのは「srt」という拡張子のファイルを用意することで実現できるとわかりました。中身はテキストで、一定のルールに基づいて記述することで、動画ビューア等で字幕として扱われるというカラクリ。今まで知りませんでしたが、よく考えられた仕組みです。

ここまでわかったら、あとは単純作業です。Wordで作られている読み原稿を一定の文節(文字数)で改行し、それをExcelに貼り付け。srtの文法に合うように加工して、さらにそれをWindowsのメモ帳に張り付けて・・・と、色々なアプリを経由しながらなんとかファイルは完成。問題は実際に動画を見ながらタイミングを合わせて字幕を切り替える必要があるのですが、その作業はオープンソースの素晴らしいエディタ「Subtitle Edit」を使えばすべてが解決でした!このソフトがなかったら、間違いなく途方に暮れていました。ありがたいです。

この作業によって無事に動画に字幕が付きました。音声をミュートにしていても内容が分かるようになったので、たぶん多くの職員が喜んでいるはず・・・と思うのですが、想像していたよりも反響は少なくてちょっと残念。たぶん伝えてこないだけで、みんな助かっているだろうと思って自己満足しておきます。
この作業を前提として考えれば、動画の収録はあらかじめ原稿を作って、それを一言一句正確に読み上げるという手法はかなり有効だと思います。

Subtitle EditSubtitle Editさえあれば、字幕編集など何の難しさもありません。

(投稿者:ちゅん)

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