猫から空へ

6年ほど飼っていた猫を逃がして、空に乗り移りました。何のこっちゃ?今回は、業界のわかる人向けの内容ですので悪しからず。

道庁でのアレ以降、インベントリー(Inventory)についての関心が高まりつつあります。当町では以前から、猫をその目的で飼っていました。その目的以外にも色々と情報が収集できるので、それなりに役に立っていました。例えば、端末の操作履歴なんかも記録させることが出来ますし・・・。このように大変、お利口な猫だったのですが、もう少し踏む込んだ管理をしなければと、数年前から思い始めていました。昨年度には、わざわざ東京から猫のブリーダーさん?に来てもらい勉強会もさせていただきました。更に、猫以外も見てみたくなり、空の説明も何度かお願いしました。一応、知識だけはドンドンと吸収させていただきました。

その結果、猫から空への乗り換えとなりました。両者を比較すると・・・具体的には「大人の事情」もあり、ここでは流石に書けません。ごめんなさい。と、言いながら・・・USBメモリ管理、帳票、リモート操作、GUIかな?。

ただ今、全端末への載せ替え作業の真っ最中です。GWでインストール手法を周知して、まずは空を導入。後は空を使い、お忍びで猫を追い出す魂胆です。これは、スプリクトで簡単に出来る事になっています・・・多分?でも、あれだけ勉強したはずなのに、わからないこと有りすぎです。販社のSEさんや製造元へ問い合わせを頻繁にしていますが、相変わらず右往左往しながらの試行錯誤が続いています。この空を、觔斗雲(きんとんうん)の様に使いこなすには、もう少し時間がかかりそうです。

空と猫の箱
業界人にはバレバレの空と猫

(投稿者:92)

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超肉体労働

ども。
おでんが美味しい季節になりましたね。担当ちゅんです。

本日は町内のとある施設にて肉体労働に汗を流しました。

その施設はもともと事務所として使われていたのですが、老朽化のため最近移転をして現在は空き家状態となっているものです。今後は遺跡関係の発掘物(土器など)を保管するためなどに使われるとのことなのですが、実は事務所の床張りがOAフロアのため、過度な加重に耐えられないとのことで、それらを撤去するお手伝いに行ってきたというわけです。
(ほんとはOAフロア目当て?いえいえ、そんなことは…)

まず、施設内に入って、これからしなければならない作業をイメージします。OAフロアなので、まずは50cm四方のカーペットを剥がしていきます。その後、プレートを取り外し、最後に台座を撤去すれば終了。「うん、普通にきついよね」とイメージの時点で思ったのですが、これが作業を始めてみると想像した以上にかなりきつかったです。

カーペット剥がしは「腿の筋肉トレーニング」。しゃがんでは立ち上がるの繰り返しで、およそ400枚のカーペットを上司92氏とともに剥がしていきます。ついでに汚れているものと綺麗なものに仕分けをし、積み重ねておきました。
次にプレート撤去ですが、これは「腕の筋肉トレーニング」。およそ2kgのスチール製のプレートを台座から外し、これも綺麗なものと選別して積んでいきます。ここらで上司92氏とは役割を分担し、92氏は配線を取り外す作業に、私は400枚のプレート撤去に専念。1枚の重さはたいしたことないのですが、徐々に両腕に疲労が蓄積していきます。この季節なのに汗だくになってしまいました。

最後に、残った台座の取り外し。これが難題で、台座はコンクリート床にウレタン性の接着剤でしっかりと固定されています。これをさきほど撤去したスチール製のプレートの切れ端を使って強打していきます。強い衝撃を加えると「ポロッ」と接着が剥がれるのですが、これもきつい!さながら「卓球ラケットの素振り」のよう。『バーン、ゴロゴロ…、バーン、ゴロゴロ…』という音が静かな施設に響き渡ります。この頃には、若干意識ももうろうとしていましたが、気力のみで頑張りました。

そんなこんなで、すっかり建物内も暗くなってしまいましたが、なんとか綺麗に撤去は完了しました。で、ここまで書いて「自分は何屋さんなんだ?」と若干疑問も沸きましたが、やはりそこは「にわかSE」。フロアの前に「OA」と名がついた以上、やはり自分たちの仕事なんだと思います!よその町の同業者さんはこんなことまでするのかなぁ…。しないんだろうなぁ…。

OAフロア
某クイズ番組のパネルのようなフロア。25枚以上はありますが…。

(投稿者:ちゅん)

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衝撃の緩衝材

今週も頑張らねばと思っていた矢先、修理のノートPCが紙袋に入って届きました。

予め入っていた連絡によると、ハードディスク(HDD)の容量不足らしい。この手のPC、今となっては残念な大きさの20GBなので、ファイルサーバー等を上手く使えていない場合、パンクする事が時々あります。もう少し大きいHDDの手持ちが有れば、データ等をそのまま引っ越しさせる「タッパ替え」を行います。これが一番簡単です。手法は・・・。今日はこの前段です。

紙袋に入ってきたPCを見て「衝撃!」でした。PCを持ち歩く場合、スポンジ等の緩衝材が入った専用のバックがよく使われますが、今回のように紙袋で届けられる場合も珍しくありません。PCを衝撃から守るため、皆さん色々と工夫をしてくれます。エアーキャップ(プチプチ)などの本物?があれば良いのですが、タオルや丸めた新聞紙だったりする事もあります。でも今回は「レジ袋」なんです。丸めたレジ袋が十数個PCの前後(両側)にばらまかれていました。・・・初めて見ました。実際の効果は?ですが、きっと、考えて考えてこれになったのでしょう。これだけ気を遣ってくれれば、PCも嬉しいです。

さて、ノートPCを人の手で運ぶ場合、普通は次の手法で十分だと思います。

  • 丈夫な布袋に、入れて下さい。紙袋でもOKですが、取っ手?が弱いのであまりお薦め出来ません。
  • 中のPCは、ビニール袋に入れて下さい。万一の雨や水から守れます。ゴミ袋でもOKです。
  • 袋には、注意喚起のために大きく「パソコン在中」の紙を貼って下さい。
  • 運搬を依頼する方に「PCだから気をつけてね」と必ず伝えて下さい。

ただし、遠方へ宅配などで送る場合は、買ったときに入ってきた純正の段ボール箱がベストなのは、言うまでもありません。あと、宅配業者が用意しているPC専用梱包箱(有料)もかなり良いです。

レジ袋の緩衝材
衝撃の緩衝材「レジ袋」効果のほどは・・・。

(投稿者:92)

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八雲中学校の皆さんお世話になりました

ども。
季節外れの陽気に、半袖で仕事をしている担当ちゅんです。情報の部屋だけ異常に暑いです。

さて、一昨日はe-ネットキャラバン安心講座の講師として八雲中学校に派遣されました。
実はこれまでも数回講演はさせていただきましたが、どれも「非公式」な講座であったため、今回がe-ネットキャラバンとしての初任務ということになりました。

玄関を入るとまず目に飛び込んできたのは『ちゅん様(実際には苗字)、お疲れ様です。校長室へどうぞ』というボードが用意されており、緊張は一気にMAX!「校長室に通されるなんて、まるで講師みたいじゃないか!」と、自分が講師であることを忘れるほど。同年代の人たちの前で話をするより、中学生の前で話をする方が緊張するような気がします。

それでも、講師の紹介を受けて「みなさん、こんにちは!」と挨拶をすると緊張は解け、口はずいぶんと滑らかに動いたようです。特に、オンラインゲームによる依存症の段では「僕自身もオンラインゲームに夢中になったことがある。今思うと、もしそれが中学生時代だったら勉強どころではなく、僕は役場にいないと思う」と実体験を交えてお話をさせていただきました。中間地点で一度時計を見ると既に残り時間10分ということで、最後は若干早口になってしまいましたが、それでも自分の中ではまずまずの講座ができたと総括しています。

ただ、今回使用したテキストが若干古いようで「プロフ」や「学校裏サイト」など、懐かしささえ感じられる内容にはちょっと…。講座では中学生の皆さんに「ツイッターやってる人」と聞くと、およそ10人ほどが手を上げ、「じゃあフェイスブックやってる人」には2~3人が手を上げるなど、時代の進歩の早さには驚いてしまいます(ちなみに、mixiはもう古いとのことです)。講師自身が既に一世代前となっていたようで、常に学んでいなければいけないと反省をし、次なる講座に備えたいと思っているところです。

e-ネット安心講座
私語をする生徒など1人もいません。素晴らしかったです!

(投稿者:ちゅん)

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フェルトの様なフィルター

若干の人事異動がありました。それにより若干の情報系パソコンの配置替えが必要となりました。特定業務の関係上から、職員と共に移動できるPCと、その席に固定されるPCとがあり、最小限の作業で済むように事前に計画を立てます。それでも、職員の実移動日がバラバラでいつも難儀させられます。

さて、使用職員が変わるPCが、手元に戻されて来ました。手元に来たPCは、前任者のデータがちゃんとバックアップさせたかどうかを確認後、原則的にリカバリ(再セットアップ)する事にしています。今日は、時間も十分取れそうなので、がっちりとリカバリする事にしました。

うっ!・・・・・・汚い。

一寸PC汚すぎです。リカバリ作業前にいつものお掃除となりました。何度かこのブログでも何回か書いていますが、PCで一番の発熱体はCPUです。一般的には、この熱を冷却用のFIN(羽)まで伝導させて、FAN(風車)で強制的に冷やす仕組みになっています。ノートPCが時々「ブ~ン」と唸るのは、温度上昇を関知してFANが回り始める音なのです。冷えて一定温度以下になるとFANも停止します。でもこのPCは、FANが回り始めると「ずーっ」止まりません。CPUの稼働率は低いのに、一向に止まりません。

これは、多分・・・。

そうです。皆さんの予想どおりです。綿ゴミがFINを覆って冷却効果が低下していました。まるで「フェルト」の様な綿ゴミです。こんなフィルターを装着していたら冷える訳がありません。皆さんもご注意下さい。でも、最近のノートPCってこの辺の掃除が本当に簡単になりましたよね。にわかSEとしては、嬉しい限りです。

勿論このPCは、綺麗にクリーニングされた後リカバリされ、次の職員へ配備されます。

ゴミの詰まったFIN周り
見事にフェルト状に固まった綿ゴミ

(投稿者:92)

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