謎の端末にもやもや

中秋の名月に月見酒を楽しみましたびっくが投稿致します。
窓から見える満月でビールを楽しむなんて人生初めての経験でした。
開けた空間があるって素晴らしいですね!

本日、業者さんからChromebookの点検・修理の報告をして頂きました。

その中で、点検・修理した端末の中にwi-fiモデルの端末が1台が入っていたとの報告がありました。
まさか?わが社が導入しているChromebookは全てLTE端末のため、
wi-fiモデルなど存在しないのですが・・・・何故?

報告を受けている間に誰かが個人所有のChromebookを紛れ込ませたのか?
はたまた、最初の納入時にwi-fiモデルが混入していたのか?など色んな仮説を考えていました。

若干、この件が気になり過ぎて、余り内容が頭に入ってきませんでした。

でも最初からwi-fiモデルが混入していた可能性は限りなくゼロに近い!
さすがにキッティング時にSIMカードの挿入口が無ければ気付きますし、
役場に入って最初の作業だったため、物凄く丁寧にやっていたので見逃す訳がありません。

報告が終わってGWS(Google Workspace)の管理コンソールで確認すると対象の端末には
ICCID(SIMカードにユニークに付けられる番号)が表示されていたので、
間違いなくLTEモデルである事が確認できました。

何かの手違いだったようで、もやもやが解決して一安心です。

20220926
1200台のキッティングが懐かしい。あれから2年経つのか・・・・

(投稿者:びっく)

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難解なネットワーク速度調査

ども。
柄にもなく夜にランニングを始めたら、案の定、すぐに膝を怪我した担当ちゅんです。

久しぶりにGIGAスクール案件。教育委員会から連絡があり「都道府県を経由して国から調査物が来ているので手伝ってほしい」とのこと。内容を確認してみたところ、GIGAスクールで整備した校内ネットワークの速度を測定して報告せよというものでした。
GIGAスクールのネットワークに関しては、当町が2021年3月に実施したアセスメントでは残念ながら失敗という結果(現在は解消)となるなど、かなり設計が難しいものだと感じています。ですので、国が今回調査に乗り出してきた意図としては十分に理解をしているところですし、そこから目を背けない姿勢というものにも心からの敬意を表しているところです。

・・・が。まずもって報告期限が短くて驚き!連休を全く考慮しない日程での調査です(まあ、そこは頑張って乗り切りましょう)。次に驚いたのは測定を行う箇所について。町内の学校を、大規模・中規模・小規模に分類。それぞれ1校ずつ選定のうえで教室で速度を計測。ここまではいいのですが、それに加えてルータ直下でも速度を測ること、とされています。
GIGAスクールのルータやその直下のL3スイッチ等は全てタグVLANが設定されており、PCをLANケーブルで繋ぐだけでは通信しません。だからでしょうか、その要領には「実測は必ず事業者に方法を確認して行ってください」とされています。なかなか痺れる調査です。
加えて、先の3分類の他にも通信を拠点に集約している場合は、その集約拠点ルータ直下での速度と、外部に出ていく前のFW直下でも速度を計測せよと。だからそれらは全部タグ・・・。
もっといえば、測定の時間帯まで指定されていて、8:00~9:00の間でやってほしいとされていて、物理的に人の数が足りないので数日間に渡っての調査となります。とりあえず、日程が・・・。

と、嘆いてみたものの、足と手を動かさないと何も進みませんので、早速学校を訪問して速度調査。大変な調査ですが、我々としてもどういう結果となるのか非常に興味のあるものです。
手順書通りに作業をしてみると、その結果には大満足。回線はベストエフォート1Gbpsの光ですが、無線AP経由での実測値で350Mbpsもの速度が出ていました。これはちょっと出すぎではないかなと思うのですが、まずは一安心です。

しかしながら、今回の調査ではあえて「ネットワークがあまり使われていない時間で」と上記時間帯が指定されているのですが、それで測定できる速度にはあまり意味がないです(速度が出て当然です)。我々がアセスメントを実施した際に課題になった「セッション数不足」などについては、校内で一斉に通信を行うなどの条件になったときにはじめて見えるもの。なので、今回のような条件下でのテストとは別に、やはり負荷テストも実施しなければ将来的なデジタル教科書の導入などの際の目安にはならないんじゃないかなと思っています。

速度調査一番ひどかったときはこの100分の1くらいしか出なかったこともありました

(投稿者:ちゅん)

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嬉しい出会い

ども。
様々な業務が本格化していてまさに忙殺状態の担当ちゅんです。

当町が運用しているLINE公式アカウントですが、このところ多くの自治体様からお問い合わせを頂けるようになりました。その昔、元上司92氏から「どうせ仕事をするなら他の団体から視察が来るような仕事をしようぜ」と言われていたことを思い出しています。今、まさにそのような状況となり、こちらとしては(いくら仕事が忙しくても)なるべく親切・丁寧に対応させていただいているつもりです。

そのような中で、本日は三重県の某自治体の方からお問い合わせをいただき、オンラインで説明をさせていただきました。このブログをご覧になったことがきっかけでのお問い合わせではありましたが、お話を聞くとずっと前からブログを読んでいただいているとのこと!「はじめまして」と挨拶していいのかどうか迷ってしまいました。

LINEの導入・運用に関しては説明用のスライドを準備しているので、それに沿った形で1時間程度。その後はお互いの職場や仕事の内容などについて情報交換しました。北海道と三重県ということで距離はかなり離れていますし、少し話し始めただけでお互いの方言(言葉のイントネーション)の違いから「別な地域の方だなぁ」とは認識するものの、普段感じていることや課題などは驚くほど当町と同じ状況。まるで隣町の職員と話をしているかのような感覚になりながら、あっという間に2時間も経ってしまいました。

今回の打ち合わせはあくまで「八雲町の取り組みを教えてほしい」という趣旨で行われたものではありましたが、終わってみればこちらの方が勇気を貰えたというか、なんだかすごくモチベーションが高まったような、そんな機会になりました。
日頃、自治体の情報システム担当者って孤独な環境におかれ、日々自分たちの職場の中で悪戦苦闘されています。なかなか他の自治体、しかも他の都道府県の方と知り合うきっかけって少ないと思います。こうした出会いを大切にして、今後も連絡を取り合いながら一緒に頑張っていければ嬉しいなと思いました。

オンライン会議の様子遠く離れていても気軽に話ができる、いい時代になりました!

(投稿者:ちゅん)

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HDDの廃棄

最近は日本海側で釣りを楽しんでいるてんちょが投稿いたします。砂浜を歩くので運動不足解消とダイエットに効果的。日本海側へも1時間弱で行けてしまう八雲町はいいところです。

今日はHDDの廃棄作業を行いました。故障したものやSSDへの入れ替えで、おそらく数年にわたって溜まっていたHDDが段ボール箱いっぱいになっており、2.5・3.5インチかなりの数が入っていました。

HDDの廃棄というと当然ですがデータの問題がでてきます。八雲町のセキュリティー・ポリシー上では”情報を復元できないように処置した上で廃棄”ということになっており、廃棄するにあたってはデータの消去や物理的な破壊を行う必要があります。一番確実な方法は物理的な破壊であろうということで、HDDの破壊方法を調べてみると破壊装置がいろいろと売られているようでした。しかしどれも中々すぐに買えるような価格ではなく、手動式の安いものでも数十万するような高価な機器です…。

そこで役場にある卓上ボール盤で穴をあけようということになり、調べてみると実際にボール盤で穴をあけている方も多数いるようです。鉄鋼用ドリルビットなど必要なものを用意して作業開始しました。初めはHDDに穴をあけるということに気持ち的に若干抵抗もあったり、古いモデルの型番を見ながら色々なことを思い出して懐かしい気持ちにもなったりしていました。

しかし進めていくにつれて作業に慣れていき楽しくなり、気づけば3時間で40台以上の3.5インチHDDに穴をあけていました。穴をあけたHDDは念のためコントローラも破壊。だいぶ減らすことができましたが、それでもまだかなりの数の2.5インチHDDが残っています…。これから徐々に廃棄作業を進めていきます。

卓上ボール盤使ったのは中学校の授業以来…何年ぶりでしょう。

(投稿者:てんちょ)

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高いところが苦手な3人

ども。
9月の予定がほぼ全て埋まってしまった担当ちゅんです。

とある部署からネットワークカメラの設置について相談を受けました。詳細はまだ明かすことができないのですが、ネットワークはもちろんのこと電気もない場所にカメラを設置しなければならず、その設計をお願いしたいとのこと。もちろん引き受けますが「それって、思っている以上にお高いものになりますよ」とだけ伝えてありました。

設計にあたっては様々な方向から検討を加えていく必要があります。カメラをネットワーク越しに見る必要があるのであれば、庁内LANかインターネットに接続されている必要があります。インターネットといってもカメラの設置場所には回線がありませんので、カメラ用に固定回線を契約するか、はたまたモバイルでやるか。庁内LANと接続するとしてもVPNを張るか、もしくは屋外無線を構築するか。選択肢は多いです。

ということで、まずは屋外無線の可能性を探るため、いつもの病院屋上へ。街中で一番高さのある建物なので、屋外無線をやろうとするとまず確認が必要な施設です。若干風が強い中で、懐かしの「ふろんと氏」と、屋上デビューの「てんちょ」と3人で屋上に登ります。実は3人とも高いところが若干苦手で、てんちょに至っては屋上の真ん中あたりにいるのに「この時点でもう足がおかしくなってます」という有様。屋上から目的の場所が目視できるのかという業務に行ったのに、まともに下を見られないという本末転倒な結果となりました。

さて、その結果です。目的の場所は屋上からの見通し上にあることはわかり、技術的には「可」と判定しつつも、やはりもう屋外無線は厳しいのではないかと考えています。免許局の4.9GHzとかなら問題ないでしょうけど、2.4GHzや5GHzで屋外を1km弱もWi-Fiを飛ばすのは電波干渉が避けられず、「どうしても速度が出ない、安定しない」と頭を抱えている未来しか見えないというのが本音です。イニシャルのみでランニング不要というところには引き続き魅力を感じているものの、外でのWi-Fiはもう限界なのだろうとあきらめムードです。

病院の屋上写真にするとあまり高くないように見えますが、足がすくむ高さです。

(投稿者:ちゅん)

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