プリンタの共有は必要ありません

ども。
疲れて帰宅しても、子どもの顔を見ると自然と疲れが吹き飛ぶ「親バカ」の担当ちゅんです。

本日は、片道一時間かけ某小学校に導入されたプリンタを設定するため、外勤しておりました。
当町の学校はネットワーク環境が構築されているため、ほぼ全ての機器がLANケーブル若しくはWi-Fiで接続され、どこからでも、どの端末からでも自由に機器を動かせる状態です。が、その反面、新しい機器が導入された場合、ネットワーク管理者が現地まで行って設定しなければならないので大変です。

プリンタの場合も、あらかじめIPアドレスを固定してTCP/IPポートを使って印刷しているので、いちいちUSBケーブルなどを抜き差しする必要がありません。アプリケーションから印刷の指示を送ると、印刷データはIPアドレスから対象の機器を探して、TCP/IPポートに直接飛んでいきます。が、どういうわけか、学校を訪問させていただくと「プリンタアイコンに手」がついている光景をよく見かけます。
※プリンタアイコンに手がつくとは「共有」のこと。私たちが勝手にそう呼んでいるだけです。

「どうして共有しているんですか?」と聞いても、ほとんどの場合「わからない。誰かがやったのかもしれないけど。」という答えが返ってきます。これは憶測ですが、プリンタが何らかのエラーで印刷できなくなったとき、おかしいと思ってWindowsの「プリンタとFAX」を見てみると、共有の設定になっていない。「あ~これだこれだ」と共有を…というパターンでしょうか。もしくは興味本位とか…。管理している人間からすれば困ってしまいます。

結果、どのPCのプリンタとFAXにも共有されたプリンタがずらりと並んでしまっています。まあ、だからといってこれで大きな弊害が発生するかと言われればそうではないのですが。笑顔で「今度からプリンタを共有しないでくださいね!」とお願いをし、帰路につきました。

片道一時間
さて、ここはどこでしょう。片道一時間の道中です。

(投稿者:ちゅん)

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NHK総合は3ch?4ch?

噴火湾沿いの八雲地域では、地デジの受信障害対策が始まっています。詳しくは「地デジの障害対策受付を開始」をご覧下さい。その際に住民の方々からのお申し込みの他、色々と受信障害についてのご相談もお受けしています。その中の話題を一つ二つ。

まず「今日も地デジの映りが悪い」という相談。話を聞くと、年末から幾つかのチャンネル(以下:ch)の映りが悪いらしいのです。それって、今回対策の要因となっている、夏場に多く発生するフェージング現象じゃ無いですよね?単に、アンテナやケーブルが悪いのかな?そのような場合、今回の障害対策を講じる前に「一度、TVを購入した家電販売店に相談して下さい。」と、懇切丁寧に説明する事にしています。ご理解をお願いします。

さて本題「NHK総合の映りが悪い!」と言われ時は「何chで見ていますか?」と聞きます。先日、ちゅんが書いた「地デジのリモコン番号4番って何?」の様に、4chで見ている方が意外にいらっしゃいます。本当は3chのはずなのに?

この辺をもう少し説明します。NHK総合放送用の電波を出している放送所(中継局)は、室蘭の測量山にあります。ここから2つの地域向けの電波が発射されています。一つは室蘭(胆振)地方のローカルニュースが入る室蘭放送局の電波で、もう一つは函館(渡島・檜山)地方のローカルニュースが入る函館放送局の電波です。指向性を付けて発射しています。地デジになる前、八雲地域では当たり前の様に室蘭(胆振)地方のローカルニュースを見ていました。しかし、地デジ化を期に、本来?の函館(渡島・檜山)地方のローカルニュースが見られる函館放送局の放送が視聴可能となりました。

この2つの電波を、どのように受信し分けるのかです。自動(オートスキャン)でチャンネル設定すれば、普通は問題なく八雲地域の視聴者は函館放送局の電波がだけが受信出来るようになります。室蘭放送局の放送は見られない(これが正常です)。それは3chでです。そして、4chは何も映らない空き番号となります。普通は・・・。ところが!!設定時の電波の強弱?やTVメーカーの設計思想の違い?から、室蘭放送局が3chに函館放送局が4chに設定される場合があります。電波的には、4chにセットされた函館放送局の方が強いので良く映ります。誤って設定された?本来は受信出来ないはずの室蘭放送局が弱いながらも3chで映ったりします。家電販売店に聞いたところ「メーカーや機種によってはオートスキャンでそうなる場合があるので、必ず確認し違っていれば手動で、函館放送を3chに修正するようにしています。」との説明がありました。これなら、我々が説明しているNHK総合は3chなのでと一致します。

今一度ご確認ください。NHK総合(八雲は函館放送局)は3ch!室蘭放送局は映らない!!4chは空きchで何も映らない!!これが普通です。これは、全道何処でも共通になっています。

北海道版地デジチャンネル表
NHK総合は3chで、4chは映らない!これ道産子の常識!?

(投稿者:92)

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ソフトのインストールに丸一日

ども。
早いもので2月になってしまいました。もう、今年も残すところ11ヶ月ですね。担当ちゅんです。

本日は、税金の担当者からあらかじめ頼まれていた「確定申告書作成ソフト」のインストール作業を行いました。
ソフトのインストール作業なので小一時間もあれば終わるだろうと高をくくっていたのですが、なんとお昼になっても終わらず。全て終了したのは午後4時になったころでした。

事がうまく運ばないときというのは、とことんドツボにはまるものです。

まず最初のトラブルは『端末のCDドライブが壊れていた』というよくありがちな話。今回、情報政策室で用意したのは、もともと事務用PCとして配備していた端末10台。古くなって交換され、処分を待っていた状態のものを無理やりリビルドしたものでした。そして、ドライブ不良は9台…。残る1台も非常に怪しい状態で、これではソフトのインストールなどできるわけもありません。

仕方が無いので、1台の端末に外付けCDドライブをつなぎ、CD-ROMのファイルをローカルに保存。それらをネットワークで共有し、無理やりインストールを試みました(これこそが第2のトラブルでした)。無事にインストーラーは起動して、PCは一生懸命動いている様子。が、待てど暮らせど作業が終了せず。共有したハードディスクから一斉にファイルを読み込んでいるとはいえ、1時間以上経っても終了しないので、ここで初めてマニュアル類をじっくり読みました。すると「この作業は40分以上かかる場合があります」と書かれているではありませんか!40分って!!正常にインストールしててもこんなにかかるのに、ネットワーク越しにインストールなんて絶対無理でした。

OSの再セットアップだって40分もかからないご時世に、ソフトのインストールに40分。しかも40分とされている作業が2回も登場するという、設計者を恨みたくなる仕様。やっとのことでインストールが終了したと思ったら、お次は「Tomcat」というローカルで動作するWebサーバっぽいもののイニシャライズに1時間。ここまで待ち時間が長いインストール作業は初めてです。

そして、ようやく全てのインストールが終了し、もう何も起こらないだろうと油断したときに最後のトラブル。ソフトを起動させてみたところ、今度はエラーで起動せず…。ここまでくると、もう笑うしかありません。結局は設定変更しなければならない箇所があったことを、知らされていなかったことが原因でしたが、一瞬目の前は真っ暗になりました。

実はこの端末、今晩から稼動させなければならなかったので、ちょっと焦りました。そもそも、古くなって利用をやめていた端末を無理やりリビルドしたことがトラブルの元だった、というのがオチですね。

お馴染みのキッティング作業
CDドライブが不良で、結局外付けドライブがつながれている端末たち。

(投稿者:ちゅん)

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低温とパソコン

寒い日が続いています。くれぐれもインフルエンザ等には、ご注意下さい。インフルエンザはウィルスで感染します。パソコンの大敵もウィルスですが、実は「寒さ」もだったりします。知っていましたか?

私の個人的なPC部屋は、自宅母屋ではなく離れにあります。こう書くと格好良いのですが・・・。一応?断熱材を床・壁・天井に入れ快適な居住空間を確保?しようとしています。しかし実態は・・・夏場は温室状態で、天井近くに設置したルータが熱暴走します。冬には、室内で飲み残しのジュースが凍る事があります。こんな過酷な環境に複数台のPCを設置して、仲間と夜な夜な楽しんでいます。

冬になると、PC部屋のPCたちの起動が明らかに変になります。正常に起動しなかったり、色々エラーが出たりします。それは、氷点下近くまで冷え切った時にPCの電源スイッチを入れた場合に多く発生します。PCの為では無く自分の為に、小一時間前にストーブ(FF式)を焚いてから、PCを起動すると全く問題はありません。でも、室温とPC内部の温度はなかなか同じになりません。室温を急に上げるとPCが結露しそうなので、低温設定でゆっくりと暖めるのが経験則からも良いようです。

さて「PCは、高い温度だと故障しやすいので、出来るだけ低温にした方が良い。」というのが常識ですよね。熱で部品が変形したり、機器が暴走してしまうからです。しかし、PCは低温すぎても故障する確率が高くなるんです。PCは高温だけでなく低温にも実は弱いんです。特にモーターで駆動する部品類、例えばHDDは低温と高温両方に弱いんです。HDDには磁気ディスクがあり、その回転軸に使われている流体動圧軸受のグリス粘度が高くなることで、ディスクの回転不良や回転力制御機能不良が生じ、データ破損・不良セクタの発生させ、故障へと繋がります。また、電源ユニットやマザーボードなども低温に弱い設計になっています。それは、これらを構成する電子部品の中に、電解コンデンサが入っているからです。この電解コンデンサは特性として、低温だと機能が明らかに低下するのです。これが原因で、低温時にPCを起動すると、出力不足で正常起動できないという事になります。

一般に、電源ユニットの場合は室温が10℃以下だとこのような症状がでやすくなるようです。ACアダプタを使うノートPCは、若干寒さには強いようです。メーカーの(デスクトップPC系)取説によると、10~35℃が適正な利用環境となっています。調子が悪いと思うPCは、この辺も一度ご確認下さい。

適正温度は、10~35℃です。
室温=PC本体温の前提で、10~35℃って事かな?

(投稿者:92)

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どうしてもリモートでやりたい

ども。
母子ともに退院し、夜泣きとの格闘が始まった担当ちゅんです。

先日から、事務用PCのウイルス対策ソフトの入れ替えを行っています。
某「空」を導入し、全PCにリモート操作が可能となったことをいいことに、遠隔地のPCは全てリモートでやっつけてしまおうと計画しました。

対象のPCをリモート操作し、管理用アカウント(Administrator権限)でログイン。プログラムの追加と削除から旧バージョンのソフトをアンインストール。その後、新バージョンのセットアップを起動させるだけ。「楽勝だな」と思いました。

しかし、思わぬところに落とし穴が。考えてみれば、新バージョンのセットアップファイルをどうやって対象PCに転送するのか。サイズはおよそ100MBもあります。ファイルサーバからダウンロードさせるにはサイズが大きすぎて、ネット回線が細い部署ではエラーになってしまいます。
そこで、禁じ手かもしれませんが、とあるWebサーバーにファイルをアップロードし、ブラウザでダウンロードしてみることに(このセットアップファイルは管理サーバーが無いと動かないので、万が一第三者が入手しても動作させられないと判断しました)。ファイルサーバからダウンロードするより、はるかに安定しました。が、これも回線が不安定だと途中で止まってしまいます。

試行錯誤のうえ、最終的に私がとった行動は、インストール不要のダウンローダー(レジューム機能付き)であるirvineというフリーソフトを用いてダウンロードさせる方法。このソフトをファイルサーバに置いておき、対象PCから起動。そのソフト上でセットアップファイルをダウンロードという、何とも面倒な作業。上司92氏からは「直接行って作業したほうが早いべや!」とつっこまれましたが「(車を使えばガソリン代かかります!というのが建前で)どうしてもリモートでやりたい」というわがままを押し通しています。

リモートという行為が近未来的でもあり、その言葉の響きには胸を熱くさせるロマンがあるように思えてならない30歳の冬です。

irvine
レジューム機能もあるので、サイズの大きいファイルのダウンロードにオススメです。

(投稿者:ちゅん)

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