ついに日の目を見るアレ

ども。
昨日、またひとつ年をとった担当ちゅんです。

さて、半年ほど前。なぜか我々情報政策室が担当となり作成した"記者会見用のアレ"ことバッグボード。覚えていらっしゃるでしょうか。知らない・忘れたという方は、本エントリーをご覧になる前に、ぜひ「情報政策室ブログ:記者会見用のアレ」をご一読いただければ幸いです。

…ついでに私も読み返してみましたが、半年前の我々も相変わらず無茶をしていました。「アレは何で無いんだべ」→「なに?作る人がいない?じゃあウチでやるぞ」という見事なコンボ。本則業務でない以上、完全ボランティアでやるしかなかったのですが、作業し始めると予想以上にパソコンを使う作業だったりして、結果「これは情報政策室の仕事だったね!」という話に落ち着かせていたアレです。

その後、ボードはどうなったかというと、特に需要が無かったのか、予想以上にかさばるので敬遠されてしまったのか、会議室で保管されたままになっておりました。置き場所がパイプ椅子を片付けている場所に近かったせいか、足蹴にされて「使ってもいないのにユーズド状態」となり、ボロボロになったそれを見るたびに担当としては大変心を痛めておりました。

そんな中、朗報が飛び込んできました!ここではまだ伏せておきますが、今週の日曜日に町内でとある方の記者会見が予定されているらしく、そこの場でボードを使いたいというオファーがあったのです!キター!!
ですが、肝心のボードは前述のとおり見るも無残なユーズド加工です。急遽、補修作業を行いました。スプレー糊と両面テープを駆使して剥がれていた箇所を貼り付けて、なんとか作成当時の姿に…は戻らないまでも、それなりに見栄えのする状態にまでは戻すことができました。

そんなわけですので、もしテレビでバッグボードを見かけても、細部をじっくり見るのはご勘弁くださいね!そして、記者会見をお楽しみに!

バッグボード
使ってもいないのに修理するというのは、実に悲しいことです。

(投稿者:ちゅん)

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バッテリを交換して下さい。

寒い日が続いています。八雲町内でもインフルエンザの話をチラホラ耳にするようになりました。くれぐれもお体にご自愛下さい。今年の寒さはやはり例年と違います。我が家の軽四輪のエンジンも掛からなくなり、7年目で遂にバッテリ交換となりました。交換してからは、始動も快適になったのは、言うまでもありません。この出費も寒さのせい?

さて、ノートパソコンで「バッテリを交換してください。」って見たことありますか?タスクトレイのバッテリiconに×が出ています。このPCは、Vistaモデルを窓7にOS変えをものですが、今までこんな表示は出ていませんでした。窓7にしたから出たのかしら?

ちょいと調べました。「Windows Battery Meter」なる仕組みが、窓7から組み込まれたらしい。それは、起動後BIOS を介して、バッテリ容量とステータス情報を取得します。実際のフル充電容量とステータス情報から得た設計容量を比較して、これが 40%以下となった場合に「バッテリを交換してください。」という警告メッセージを表示するらしい。つまり、4割以下の性能しか発揮できないので、早くバッテリを元気の良い物と交換しなさい!そうしないとバッテリでの使用中に、突然電気が切れてデータや最悪PC本体が壊れても知らないよ・・・みたいな事でしょうか?

さて、このPC元々Vistaだったので、バッテリ劣化も判らず少容量バッテリとしてそれなりに使えていたのですが、窓7にしたことにより見事に露呈してしまいました。ちょっとお節介な話です?更に調べましたが、この目障りなバッテリiconの×は、バッテリ交換以外に消す方法は無いようです。

Windows Battery Meterなる仕組み
この消えない赤い×マークが目障りです。

(投稿者:92)

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DVDに録画したテレビ番組が再生できない

ども。
今日はやや大きな地震が2度ほど発生し、どきどきしている担当ちゅんです。

先日、町内の某学校から相談を受けました。
内容は「DVDに録画したテレビ番組を教材にしたいのだが、再生できずに困っている」とのこと。

まず上司92氏が疑ったこと、それは「ファイナライズをしていないのではないか」ということ。
ファイナライズとは簡単に言えば書き込み可能なDVDを読み込み専用のDVDに変換する作業のこと。DVDはおよそ4GBの記憶容量がありますが、仮に2GBのデータを書き込むと残り2GBは空きスペース(未記録領域)となります。この空きスペースがあるままだと、再生専用のDVDプレーヤーではうまくデータを読み込むことができず再生に失敗してしまいます。ファイナライズをすることで、記録したデータの範囲や記録状態に関する情報を完結させ、さらに空きスペースに対して何らかの情報を記録することで未記録領域をなくすことができます。これでようやく、再生専用のDVDプレーヤーでも再生が可能となるのです。

一方、私が疑ったのは「VRモードで録画したのではないか」ということ。
VRモードとは、主にコピーワンスなどの制御情報が付加されて放送されているテレビ番組(地デジ・BS/CS)などを録画する際に利用される保存形式で、一般的には「デジタル放送録画対応」などと書かれて売られているCPRM(著作権保護)対応のDVDメディアが用いられます。このフォーマットで録画されたDVDを再生するには、当然のことながらVRモードに対応したプレーヤーが必要です。最近の製品であればほとんどがこのフォーマットにも対応しているようですが、一昔前の機種などでは対応していないものもあります。

基本的に、家庭用のDVDレコーダーで録画した番組が他の機械で見られないトラブルでは、まず上記2点のどちらかを疑います。録画の対象がアナログやビデオのダビングの場合は前者、デジタルテレビ放送の場合は後者の可能性が高いです。
結果、今回はVRモードでビンゴでした。録画自体には成功していても、それを再生する機能を有したプレーヤーがないために見られなかった、ということです。

著作権保護関係の仕組みを調べると、本当に奥が深くて難しいです。冷静に考えて、こんな難しいものがよくこれだけ普及したなぁ~と思います。

DVD
調べれば調べるほどDVDへの保存は難しいです

(投稿者:ちゅん)

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Internet Securityって

先日、友人から電話が掛かってきた。知り合いのノートパソコンにウィルス対策ソフトが表示されるようになり、動きも遅くなったらしい。どうすれば良いかとの相談であった。詳しく聞いた。ウィルス対策ソフトって何を買って入れたの?答えは、買った記憶も、入れた記憶も無い!いつの間にか「Internet Security」と言うヤツが画面に大きく出る様になった?電話では、らちがあかないのでPCは入院することになりました。

家に届いたPCを見ると、見覚えがある画面がドーンと出ました。そうです、このもっともらしい名前の正体は、偽セキュリティソフト型のウイルスなんです。大手ウィルス対策ソフト会社が販売する「Internet Security 2012」や「Internet Security」とは、全く別物です。この悪玉の本名が難しい?だって、ランダムに名前を変えるからです。それは、インチキ詐欺プログラム型ウイルスに違いないのですが、名前の頭に感染OS毎に「Win 7 」「Vista」「XP」が付いたり付かなかったり、真ん中にはセキュリティ製品っぽい単語が適当に入り、お尻に年号「2012」が付いたり付かなかったり・・・。困ったモンです。Win7 (Vista、XP) Internet Security 2012とかInternet Securityの部分が「Home Security」「Antispyware」「Antivirus」等に変わります。今回見たのが、その最短形?「Internet Security」でした。

このウィルスは、リアルな外観のソフトウェア インターフェイスを持ち、あたかも感染しているようなデタラメなスキャンの結果を見せて、パソコンユーザーをだますことを意図しています。そして、ウィルスを削除したけりゃ”有償版”をクレジットカードで今すぐに買うよう促します。そうです!ここに目的があるのです。以前、ちゅんが紹介した、RegistryBoosterと同じようなヤツですね。

実はこのウィルス、ちゃんとした対策ソフト(例えば「ノー○ン」「ウイルス○スター」「ウイルスセ○ュリティ」「マ○フィー」「カス○ルスキー」「イー○ット」や無料で使える「ア○スト」「セキュリティエッ○ンシャルズ」等々)をいれて、日々定義ファイルを最新版に更新しても、知らないうちに勝手にPCの中に侵入してきます。それは、PCにインストールされてるメジャーな無料ソフトを古いバージョンのまま放置してるからなのです。これらのソフトにはセキュリティ上の欠陥(業界用語では、脆弱性(ぜいじゃくせい)とかセキュリティホールと言います。)が見つかっていて、これを悪用することで攻撃者が不正な処理を実現させてしまいます。この話で有名どころは次の3つになります。

・Java / JRE ← これウイルス攻撃手段として旧バージョンはやられ放題?!
・Adobe Reader ← PDF閲覧の無料ソフト。最新版「Adobe Reader X」はセキュリティが高いらしい。
・Adobe Flash Player ← これYouTube等の動画サイト見るのに必須なのですが・・・。

すべて無料で、セキュリティが高められた最新版が公開されています。アップデートをしましょう。ちなみにこの「Internet Security」なるウィルスの削除は意外に簡単?です。webで検索して下さい。

偽セキュリティソフト型のウイルス
Internet Securityという最短形の名前のヤツが感染したPC

(投稿者:92)

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ロングドライブ

ども。
土曜・日曜と猛吹雪の中で函館を往復し、あらためて冬場の運転は怖いものだと感じた担当ちゅんです。

そんな中でも、仕事となれば話は別です。本日は学校周りでトラブルが多発し、午前中は落部小学校のネットワーク保守に入りました。

「朝からインターネットにつながらない」とのこと。この場合、まずはPCからルータにPingが通るかどうかによって、故障箇所がどこなのかの判断をします。今回は残念ながらNG。となれば、次に考えられることとしてルータそのものが故障したのか、はたまたそこまでの経路上にあるハブが故障したのか。これを特定するため、ルータの空きポートにLANケーブルを差し込み、インターネットにアクセスできるか確かめます。今回はこれもダメ。一方、上位回線をPCに直接入れてフレッツには接続できます。と、ここまで確認して、ようやくルータが故障していると判断できます。

ルータを取り替え、無事にインターネットにつながるのを確認し、作業終了。役場に戻りましたが、この時点で時計は11時を回っていました。

午後からは、関内小学校のPC保守のため再び出動。事前に「入院」していた端末で、修理が完了したのでお届けにあがりました。
作業自体はものの10分で終わるのですが、最終設定のためにどうしても現地に行かなければなりません。片道50分、往復でおよそ2時間弱。行って帰るだけでも午後の日程はほぼ終了してしまいますが、こんなことは日常茶飯事な職場です。
それでも、元気に生まれ変わったPCを喜んでいただけることが、こんなとき励みになります。

情報政策室の仕事は一見「コンピュータの操作が多くてスマートだ」と思われがちですが、はっきり言って地味です。でも、こんな地味な作業のうえに安定した環境があるんです。…と、自分に言い聞かせて頑張っています。

作業中
現場に行かなければどうしても解決できない事案もあります。

(投稿者:ちゅん)

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