インターネット議会中継

ただ今、平成24年第1回八雲町議会定例会の真っ最中です。個人的に平成17年の合併時から、積み残しと心に決めているものに「インターネット議会中継」があります。諸般の事情?により、残念ながら八雲町では実現していません。

今では道議会を筆頭に、札幌、旭川、室蘭、釧路、苫小牧、稚内、名寄、小樽、千歳等々の市や、芽室、栗山、清水、池田、上士幌、美幌等々の町でも中継がされています。渡島管内でも、福島町が平成21年11月から中継を始めています。中継内容は、本会議のほか委員会まで公開するのか、ライブなのか録画も見られるのか等々の違いはありますが、中継を始めた議会に対して敬意を抱かざるを得ません。

さて、諸般の事情?の大きな要素として「コスト」の問題があります。確かにありました。(ここでは過去形?)合併時、この中継システムを検討しましたが、数百万の構築経費と毎年かかる経常経費は、理解を得るには少し難しいものでした。しかし!ICTは日進月歩で技術革新が進んでいます。多くを望まなければ、コストは¥0で中継が可能です。

それは、USTREAMを使うんです!誰でも無料でインターネットにライブ画像を流せる仕組みです。もちろんUSTREAMを既に使っている議会はあります。道内でも、網走市、北広島市、新ひだか町、むかわ町や栗山町など多くの議会でUSTREAMを使っています。用意するカメラの解像度や個数によって構築経費は変わりますが、コストが「諸般の事情」の第1位って事は、無くなりました。

小樽市議会のインターネット中継は、議会関係の予算が厳しい中で、議員さんが自前でカメラや中継用パソコンと回線を用意し、カメラの切替をボランティアの方にお願いしてやっているらしいです。インターネット中継はコストのほか、議会事務局の人員配置の問題などがネックと言われていますが、こういう解決方法も有りだと感じました。

さて、残された「諸般の事情」とは・・・?

福島町議会インターネット中継
昨日の福島町議会予算審査特別委員会のライブ映像

(投稿者:92)

カテゴリー: つぶやき | コメントする

DMZを訪問?

ども。
長年使っていたホームシアターのアンプが故障し、がっかりな担当ちゅんです。

先日、ぼーっとTVのニュースを見ておりましたところ、気になるフレーズが耳に入りました。「アメリカのオバマ大統領がDMZを訪問する方向で検討している」というもの。気になる単語が含まれていますよね?

見慣れない3文字のアルファベットかもしれませんが、実は私たちの業界では普通に使われる言葉です。
DMZとはdemilitarized zoneを短縮した呼び方で、日本語に訳すと「非武装地帯」になります。先のニュースでは、大統領がとある国の非武装地帯を訪問するという内容を伝えたものだったのです。サーバ室を訪問するわけじゃなかったんですね!

そんなDMZですが、なぜ普通に使われているのかといえば、分かりやすく言えば「ファイアーウォール(防火壁)」の例と同じです。コンピュータの世界で本来の意味とは別な意味を持って用いられている言葉のひとつなのです。

DMZとは、内部ネットワークと危険の多い外部ネットワークの間に設置されている隔離されたネットワーク領域のことで、ファイアーウォールより外側の領域(でも完全に外ではない)のことを言います。これを軍事的な非武装地帯に見立てているというわけです。・・・えっ?分かりづらいですか??この話題を書いたのが間違いだったのか・・?

また分かりやすく例を挙げれば、他人が入ってこられない家の中(内部ネットワーク)と屋外(外部ネットワーク)の中間にある「庭」のようなものです。他人も足を踏み入れられるけど、あくまで自分の敷地です、と。いや、本当にこのネタはマニアックすぎました。

このエリアには主に外部からアクセスが可能なサーバ(メール・Webなど)が設置されることが多いですが、実は我が家のプレイステーション3はDMZに置かれています!ちゃんと設定したのに、なぜか通信対戦がエラーになるとお困りの世のお父さん方、困ったらDMZですよ!

非武装地帯
議会開催中は役場のDMZも非常に混雑します

(投稿者:ちゅん)

カテゴリー: つぶやき | コメントする

総合病院関係のブログ

頑張っている八雲総合病院職員の様子が良くわかる、ブログを発見したので書こうと思います。本当は病院のホームページで大々的に宣伝して欲しいものですが・・・。今金国保病院との院内感染予防に関する病病連携の話とか、色々な学会に発表しているレポートとか、新年度の病院予算の話とか・・・が、何故掲載されないのかは「私の七不思議」として胸の奥にしまっておこう。ウン!

まずは「八雲ME室 準備に汗・・・ってます」
http://yakumoce1.sblo.jp/

八雲総合病院のCE、MEと呼ばれる、臨床工学技士の皆さんによるブログです。親?ウェブサイトは「八雲臨床工学」なのですが、ブログの方は柔らかく?楽しい?話題も書かれています。もちろん、医療機械や資格など業務ネタも書かれていますが、TOPのたにさんを筆頭に、臨床工学技士の人柄が垣間見える内容です。

もう一つは「YICブログ」
http://yakumokansen.sblo.jp/

YIC(八雲町感染対策ネットワーク)は、近隣町村の病院、高齢者施設、保育所、幼稚園、学校、市町村と情報を共有し、インフルエンザやノロウイルス等の感染拡大を阻止しよう結成されました。基幹となる母体は、病院の院内感染対策委員会です。YIC参加団体は、クローズドされたサイトで、密な情報交換を行っていますので、あまり人目に触れません。しかし、こぼれ話的なブログは、一般に公開されています。最近のお気に入りは、感染小説の金字塔!待望の不定期シリーズ「頑張れ花子!」かな?ただ今、第2話が公開されています。このブログも、複数の執筆者がそれぞれ書いていますので、人柄がわかり楽しいです。

この2つのブログを読んでから病院へ行くと、気難しそうな?病院スタッフも、急に身内に思えてしまうから不思議です。是非、ご覧下さい。

待望の不定期シリーズ「頑張れ花子!」
G.A.戸田さんによる感染小説「頑張れ花子!」好評公開中です。

(投稿者:92)

カテゴリー: つぶやき | コメントする

Twitterのススメ

3.11東日本大震災から1年が過ぎました。被災された方に対しまして、改めてお見舞い申し上げます。担当ちゅんです。

大きな節目を迎え、やはり防災に関心が高まっています。
震災が発生した当時、私は当ブログでTwitterに言及しておりました。通信インフラに大きなダメージを受けた中で膨大な情報がインターネットに流れ込む中、Twitterは安定稼動を続け、非常時のコミュニケーション手段として改めて注目されている、という内容でした。

それを少しおさらいすると、そもそもウェブの語源はクモの巣という意味合いの通り、インターネットというのは非常事態に強い通信網です。どこかで重大な事故が発生しても、そのポイントを迂回して補完しあいます。その通信網は全世界に張り巡らされているので、既に誰の手によっても止めることのできない通信であるとさえ言えるのかもしれません。

さらに、Twitterというツールは「つぶやき」と呼ばれる短文がやり取りされるサービスで、その内容は質より量が重視されます。多くの人が一斉につぶやくことで、何が起きているのかは自然と浮かび上がります。さらに、リツイート(RT)という、誰かのつぶやきを再送・引用する仕組みのおかげで、重要な情報が一気に拡散されるという特徴もあります。なので、まさに災害時の情報ツールとしてすごく有効であったというわけです。

Twitterというと「何をつぶやけばいいか分からない」という声をよく耳にしますが、実は自らがつぶやかなくとも、興味のあるアカウントをフォローして眺めるだけで楽しめるサービスです。芸能人や政治家、官公庁からお店まで多くのアカウントが存在しています。まずはTwitterを始めてみて、興味のある人を数人フォローし、使い方が分かってきたら徐々につぶやいてみれば良いと思います。Twitterを始めるという行為そのものが、災害への備えと言えるのかもしれません。

現在、八雲町では公式アカウントとして@YakumoTownを、消防配信サービスとして@yakumo119infoを運用中です。お試しの際はぜひお気軽にフォローをお願いします!

Twitter
町の公式アカウントはいわゆる「bot」で申し訳ないです!

(投稿者:ちゅん)

カテゴリー: つぶやき | コメントする

北海道でもオーロラ

昨日あたりから、太陽で、超大爆発「太陽フレア」発生したので、太陽嵐が地球に到達する(した)との報道を見聞きします。太陽嵐とは、その時の爆風で主な成分は、電離ガス(プラズマ)などである。

今回の太陽嵐は5段階評価の3とされているが、最近5年間で最大らしい。1989年に過去最大級の太陽嵐が発生しており、カナダで大規模な停電が発生している。23年も前の話だが、その時日本で何かに影響が出たと、大騒ぎした記憶が・・・全くない!?そう言えば、2000年に道東の陸別町に出現したオーロラも、太陽嵐の影響だとされている。オーロラは、今回も見られるのだろうか?日本で見られる低緯度オーロラは「赤気(せっき)」と呼ばれ、昔から知られている。何と!1770年には、九州長崎でもオーロラが見えたという記録もあるらしい。

太陽表面に黒点ってありますよね。この黒点の増減や、燃える表面の動き(揺らぎ?)等を、太陽活動と総称するらしいのですが、その活動は11年サイクルで衰退を繰り返すそうです。観測が始まった1755年からこのサイクルを数え始めて現在、サイクル24の最盛期に近づいています。今回の超大爆発「太陽フレア」もその一環と、科学者は位置づけていて、驚くことでは無いようです。皆さんも冷静な対応をお願いします。

さて、太陽嵐(プラズマ)の影響ですが、最悪時として送電網への打撃のほか、GPS(全地球測位システム)や無線通信などに障害が生じ航空機の運航にも影響がでる恐れがあると言われている。電化製品全てに影響がありそうだ!との説もある。もしかして、地デジTVが映らないとか??もっとも、大手の電力会社や航空会社は、既にその対応を講じているらしい。

無力な「にわかSE」の我々は、影響が無くなるとされる10日未明まで、ネットワーク機器の無事を祈るばかりである?ちなみに、今回の太陽嵐への注意喚起について、市町村への通知は来ていません・・・多分?

綺麗な太陽の活動は激しい
綺麗に見える太陽も、激しい活動を続けている。
(写真は、近日公開予定の八雲町フォトギャラリーから・・・)

(投稿者:92)

カテゴリー: つぶやき | コメントする