USTREAM実証実験

ども。
話題の新型タブレットを無事にゲットした担当ちゅんです。

さて、昨日上司92氏が投稿した「インターネット議会中継」ですが、やはり注目度が高いのか当ブログ内の記事としてはかなり多くのアクセスをいただいております。

そうした中で、担当者である私はというと「技術的に庁内ネットワークからUSTREAMが本当に使えるのか」という検証を行うことになりました。ですが、当然機材などありません。手元にあるものだけを使って、ストリーミング配信ができるかどうかを試しました。

まず用意したものは個人で所有しているUSB接続のWEBカメラ。数年前に購入し、カメラとマイクが一体型のもので、有効画素数は130万画素という一昔前のもの。とはいえ、我が家では主に友人とのボイスチャット用として現役で使っていますし、USTREAMに動画を配信する目的からすればスペック的にはこれで十分と判断。ドライバをインストールしてPCと接続しました。
次に、USTREAMのアカウントを取得しました。これも、とりあえずのテストなので私個人としてアカウントを作成。ユーザー名とパスワードを決めて登録ボタンをクリック。Webサービスにありがちないつものアレという感じで、ものの5分で終了。ちなみに、USTREAMは日本語ページもあるので私のようなものにも安心でした。

さあ、これで準備は整いました。とりあえずライブ中継のタイトルは「にわかSEのテスト配信」とでもしておきましょう。早速、ブラウザからUSTREAMにアクセスし「ライブ配信」をクリック!
ここで現れた画面に驚きです!…正直、ブラウザでここまでできるの?という出来の良さです。すでにカメラが接続されているので、画面にはキャプチャされた映像が映し出され、マイクからは音も拾っています。音量と画質を調節し、配信の開始をクリック。「…え?これだけ?」若干不安になるほど簡単に、ライブ配信が始まってしまいました。

実際に公開された動画を見てみると、回線環境にもよりますが、遅延はおよそ2~3秒程度(スマホからだと5~6秒程度)と良好。映像と音がずれるようなこともなく、旧式のカメラを使った割には必要十分な画質が得られました。試しに数時間放置してみるも特にトラブルは無く、情報政策室としては十分議会中継にも耐えうるシステムだと判断しました。

とはいえ、技術的課題はまだ残されています。実際に導入するにはカメラを複数台用意しなければなく、それをスイッチ(もしくは合成)する方法をどうするか。音声を既存の制御卓からどうやってPCまで引っ張ってくるか、などなど。ですが、今回の実験が成功したことで、今後の夢は広がりました。

実証実験
誰でもネットで生中継ができる時代なんだ、というのを改めて実感しました。

(投稿者:ちゅん)

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インターネット議会中継

ただ今、平成24年第1回八雲町議会定例会の真っ最中です。個人的に平成17年の合併時から、積み残しと心に決めているものに「インターネット議会中継」があります。諸般の事情?により、残念ながら八雲町では実現していません。

今では道議会を筆頭に、札幌、旭川、室蘭、釧路、苫小牧、稚内、名寄、小樽、千歳等々の市や、芽室、栗山、清水、池田、上士幌、美幌等々の町でも中継がされています。渡島管内でも、福島町が平成21年11月から中継を始めています。中継内容は、本会議のほか委員会まで公開するのか、ライブなのか録画も見られるのか等々の違いはありますが、中継を始めた議会に対して敬意を抱かざるを得ません。

さて、諸般の事情?の大きな要素として「コスト」の問題があります。確かにありました。(ここでは過去形?)合併時、この中継システムを検討しましたが、数百万の構築経費と毎年かかる経常経費は、理解を得るには少し難しいものでした。しかし!ICTは日進月歩で技術革新が進んでいます。多くを望まなければ、コストは¥0で中継が可能です。

それは、USTREAMを使うんです!誰でも無料でインターネットにライブ画像を流せる仕組みです。もちろんUSTREAMを既に使っている議会はあります。道内でも、網走市、北広島市、新ひだか町、むかわ町や栗山町など多くの議会でUSTREAMを使っています。用意するカメラの解像度や個数によって構築経費は変わりますが、コストが「諸般の事情」の第1位って事は、無くなりました。

小樽市議会のインターネット中継は、議会関係の予算が厳しい中で、議員さんが自前でカメラや中継用パソコンと回線を用意し、カメラの切替をボランティアの方にお願いしてやっているらしいです。インターネット中継はコストのほか、議会事務局の人員配置の問題などがネックと言われていますが、こういう解決方法も有りだと感じました。

さて、残された「諸般の事情」とは・・・?

福島町議会インターネット中継
昨日の福島町議会予算審査特別委員会のライブ映像

(投稿者:92)

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DMZを訪問?

ども。
長年使っていたホームシアターのアンプが故障し、がっかりな担当ちゅんです。

先日、ぼーっとTVのニュースを見ておりましたところ、気になるフレーズが耳に入りました。「アメリカのオバマ大統領がDMZを訪問する方向で検討している」というもの。気になる単語が含まれていますよね?

見慣れない3文字のアルファベットかもしれませんが、実は私たちの業界では普通に使われる言葉です。
DMZとはdemilitarized zoneを短縮した呼び方で、日本語に訳すと「非武装地帯」になります。先のニュースでは、大統領がとある国の非武装地帯を訪問するという内容を伝えたものだったのです。サーバ室を訪問するわけじゃなかったんですね!

そんなDMZですが、なぜ普通に使われているのかといえば、分かりやすく言えば「ファイアーウォール(防火壁)」の例と同じです。コンピュータの世界で本来の意味とは別な意味を持って用いられている言葉のひとつなのです。

DMZとは、内部ネットワークと危険の多い外部ネットワークの間に設置されている隔離されたネットワーク領域のことで、ファイアーウォールより外側の領域(でも完全に外ではない)のことを言います。これを軍事的な非武装地帯に見立てているというわけです。・・・えっ?分かりづらいですか??この話題を書いたのが間違いだったのか・・?

また分かりやすく例を挙げれば、他人が入ってこられない家の中(内部ネットワーク)と屋外(外部ネットワーク)の中間にある「庭」のようなものです。他人も足を踏み入れられるけど、あくまで自分の敷地です、と。いや、本当にこのネタはマニアックすぎました。

このエリアには主に外部からアクセスが可能なサーバ(メール・Webなど)が設置されることが多いですが、実は我が家のプレイステーション3はDMZに置かれています!ちゃんと設定したのに、なぜか通信対戦がエラーになるとお困りの世のお父さん方、困ったらDMZですよ!

非武装地帯
議会開催中は役場のDMZも非常に混雑します

(投稿者:ちゅん)

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総合病院関係のブログ

頑張っている八雲総合病院職員の様子が良くわかる、ブログを発見したので書こうと思います。本当は病院のホームページで大々的に宣伝して欲しいものですが・・・。今金国保病院との院内感染予防に関する病病連携の話とか、色々な学会に発表しているレポートとか、新年度の病院予算の話とか・・・が、何故掲載されないのかは「私の七不思議」として胸の奥にしまっておこう。ウン!

まずは「八雲ME室 準備に汗・・・ってます」
http://yakumoce1.sblo.jp/

八雲総合病院のCE、MEと呼ばれる、臨床工学技士の皆さんによるブログです。親?ウェブサイトは「八雲臨床工学」なのですが、ブログの方は柔らかく?楽しい?話題も書かれています。もちろん、医療機械や資格など業務ネタも書かれていますが、TOPのたにさんを筆頭に、臨床工学技士の人柄が垣間見える内容です。

もう一つは「YICブログ」
http://yakumokansen.sblo.jp/

YIC(八雲町感染対策ネットワーク)は、近隣町村の病院、高齢者施設、保育所、幼稚園、学校、市町村と情報を共有し、インフルエンザやノロウイルス等の感染拡大を阻止しよう結成されました。基幹となる母体は、病院の院内感染対策委員会です。YIC参加団体は、クローズドされたサイトで、密な情報交換を行っていますので、あまり人目に触れません。しかし、こぼれ話的なブログは、一般に公開されています。最近のお気に入りは、感染小説の金字塔!待望の不定期シリーズ「頑張れ花子!」かな?ただ今、第2話が公開されています。このブログも、複数の執筆者がそれぞれ書いていますので、人柄がわかり楽しいです。

この2つのブログを読んでから病院へ行くと、気難しそうな?病院スタッフも、急に身内に思えてしまうから不思議です。是非、ご覧下さい。

待望の不定期シリーズ「頑張れ花子!」
G.A.戸田さんによる感染小説「頑張れ花子!」好評公開中です。

(投稿者:92)

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Twitterのススメ

3.11東日本大震災から1年が過ぎました。被災された方に対しまして、改めてお見舞い申し上げます。担当ちゅんです。

大きな節目を迎え、やはり防災に関心が高まっています。
震災が発生した当時、私は当ブログでTwitterに言及しておりました。通信インフラに大きなダメージを受けた中で膨大な情報がインターネットに流れ込む中、Twitterは安定稼動を続け、非常時のコミュニケーション手段として改めて注目されている、という内容でした。

それを少しおさらいすると、そもそもウェブの語源はクモの巣という意味合いの通り、インターネットというのは非常事態に強い通信網です。どこかで重大な事故が発生しても、そのポイントを迂回して補完しあいます。その通信網は全世界に張り巡らされているので、既に誰の手によっても止めることのできない通信であるとさえ言えるのかもしれません。

さらに、Twitterというツールは「つぶやき」と呼ばれる短文がやり取りされるサービスで、その内容は質より量が重視されます。多くの人が一斉につぶやくことで、何が起きているのかは自然と浮かび上がります。さらに、リツイート(RT)という、誰かのつぶやきを再送・引用する仕組みのおかげで、重要な情報が一気に拡散されるという特徴もあります。なので、まさに災害時の情報ツールとしてすごく有効であったというわけです。

Twitterというと「何をつぶやけばいいか分からない」という声をよく耳にしますが、実は自らがつぶやかなくとも、興味のあるアカウントをフォローして眺めるだけで楽しめるサービスです。芸能人や政治家、官公庁からお店まで多くのアカウントが存在しています。まずはTwitterを始めてみて、興味のある人を数人フォローし、使い方が分かってきたら徐々につぶやいてみれば良いと思います。Twitterを始めるという行為そのものが、災害への備えと言えるのかもしれません。

現在、八雲町では公式アカウントとして@YakumoTownを、消防配信サービスとして@yakumo119infoを運用中です。お試しの際はぜひお気軽にフォローをお願いします!

Twitter
町の公式アカウントはいわゆる「bot」で申し訳ないです!

(投稿者:ちゅん)

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