J-ALERTが配備されました

ども。
年度末が近づいてきました。情報政策室はこれから1年で一番忙しい時期を迎えます。担当ちゅんです。

さて、東日本大震災以降、このブログで防災のことを書くことが多くなっていますが、今日も防災の話題です。
本日、八雲町消防本部に「J-ALERT」が配備されるとのことで、その説明を聞きに行ってきました。

J-ALERTとは全国瞬時警報システムの通称で、有事の際に国から市町村(住民)へ瞬時に情報が提供されるというシステムです。非常時にトラブル無く動作しなければならない機器なので、回線は電話回線ではなく衛星回線で整備されています。情報を受信すると、すぐに警報装置が作動し、音声と回転灯が作動します。

「有事」とひとことで言っても色々です。例えば「弾道ミサイルが発射された」などの情報は間違いなくこれにあたります。身近なところでは大きな地震が来る前に警報が発せられる「緊急地震速報」も含まれます。そのほかにも、テロ攻撃であったり、火山の噴火であったり、大雨、洪水、大雪などなど、私たちの身の周りには大小さまざまな脅威があります。
こうした脅威から私たちを安全に守ってくれているのが消防です。24時間体制で火災や救急などにあたる組織ではありますが、「近年は防災も消防の任務と考えられることが多くなりつつある(Wikipediaより)」とのことで、今回のシステム導入もその一環なのでしょうか。

私たちの知らないところで、実はこうしたシステムが動いていて、安全や安心が確保されているのですね。素晴らしいシステムではありますが、これが「使われない」ことが一番望ましい状態であるのは言うまでもありません。

J-ALERT
なんだか規模が大きすぎてゲームのタイトル画面みたいですね

(投稿者:ちゅん)

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季節の変わり目

季節は既に春のはずですが、時々銀世界に舞い戻ったりするので困惑しています。やはり、季節の変わり目と言うことでしょうか?

ここ数日、PCの入院が確実に増している。アフター5に掛かってくるHELPの電話も右肩上がりです。それも何故か、ハード系の障害が多い。やはり季節の変わり目は、パソコン達にも辛いらしい?

2001年11月16日に日本語版が発売された、窓XPはベストセラーOSとなっています。公式サポートも2014年までとアナウンスされていますので、まだまだ使えます。でも、季節の変わり目で四苦八苦している大多数のPCは、窓XPだったりします。まだまだ現役で使われているのですが、窓XPが新登場あたりのベテランPCがそろそろ怪しい・・・。中には、10年選手の姿も見えます。メモリは256MBで、40GBのHDD、何と!窓XPも無印バージョン。ネットはやらないからとの事で、ウィルスソフトは、お試し90日が切れたまま。でもHDDの中には大事なデータが一杯。悲しいかな急に起動しない現象・・・悲しすぎます。

パソコンは、所得税法で言うところの減価償却年数が4年(ただしサーバは5年)です。PCメーカーもこれに合わせて保守部品がストックされているようです。頑張っても6年程度かと思います。このような理由から、機種専用のパーツ(メインボードや電源ユニットなど)が故障した場合、万歳するケースが増えています。

「もったいない」が口癖の私ですが、大事なデータを扱うPCなら、データのバックアップは当然として、PCの世代交代も進めざるを得ないかなと、思う季節の変わり目でした。

H17.05.24 桜(落部公園
桜が咲く頃には、PC達も落ち着いているのだろうか?
(写真は、近日公開予定の八雲町フォトギャラリーから・・・)

(投稿者:92)

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ノートPCを無線アクセスポイント化

ども。
休日の翌日は月曜日と錯覚してしまう担当ちゅんです。

さて、先週末から札幌市に滞在しておりました。
最近のホテルは、客室でインターネット回線を使用できるところが多くなりましたが、私が宿泊したホテルにも全室に有線LANの差し込み口が備わっていました。
早速、持ち込んだノートPCを接続してインターネット環境をゲットしました。プライベートでもノートPCを持ち歩くのは職業病でしょうか…。どうも無いと不安で。

しかし、困ったことにタブレット端末(もう面倒なので以降はiPadと書いちゃいます)は無線LANが無ければインターネットにつながりません。これは最初から想定していましたが、だからといって無線ルータを持ち込むのも、なんだか物々しいですよね。ということで、有線でつながっているPCを介して、iPadでインターネットができないか実験しました。

(以下、Windows7を例に説明します)
はじめに、条件としてPCに無線LANが搭載されていることが必須です。PCには有線LANを接続しているので、無線LANは未接続の状態になっているハズです。この無線LANを利用してiPadと通信を行います。

ネットワークと共有センターから「新しい接続またはネットワークのセットアップ」を選択します。すると接続オプションが表示されますが、ここで「ワイヤレスアドホック(コンピューター相互)ネットワークを設定します」を選択。ここからは任意のESSIDとセキュリティーキーを設定し「このネットワークを保存します」にチェックをつけて終了です。
これでiPad側からWi-Fi(アクセスポイント)を探すと、今作成したESSIDが見えるのでネットワークに接続します。

しかし、これだけではまだインターネットはできません。あくまでPCとiPadがネットワークで結ばれただけで、上位の回線には抜けていきません。なので、次にネットワークと共有センターから「アダプターの設定の変更」を選択してローカルエリア接続のプロパティに入ります。「共有」というタブがあるので「インターネット接続の共有」を許可するように設定します(これがかなり重要なのですが、私はうっかりこれを忘れていて一度は諦めそうになりました)。

こうすることで、無事にiPadとPC両方でインターネットに接続することが可能でした。最近はスマートフォンからもWi-Fiに接続できますし、出先からインターネットを利用したいと思う場面は多いかと思います。今回の私のケースと同じような場面に出くわした際にはぜひ一度お試しください。便利ですよ。

接続またはネットワークのセットアップ
普段はあまり設定しないアドホック通信ですが、かなり使えますよ!

(投稿者:ちゅん)

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保存しなかったファイルの回復

お休みの昨日「保存し忘れたエ○セルのファイルは、探せる?」と緊迫したお電話をいただきました。ちょうど家にいたので早速調べました。

以前、同じようなことを、一○郎で聞かれた事がありました。確か、保存されなかった(しなかった)ファイルは、念のために?裏で保存される仕組みになっていて、いとも簡単に出てきた記憶があります。なので今回も簡単に・・・。

舞台は、窓7Homeとエ○セル2007です。事例は新規作成後「"Book1"への変更を保存しますか?」で「いいえ」をクリックした場合です。○fficeには、自動保存という機能があって数分毎にバックアップを取ってくれいるはずです。このあたりからググり始めました。
行き着くのは、C:Users○○○AppDataRoamingMicr○softE○cel ですね。
でもここには、何にも無いんです?空なんです!!よく調べたら、自動保存の意味合いが違ってました。これは、何らかのエラーが発生しエ○セルが強制終了されたり、不運にも作業中に停電した場合などに、備えるものらしい。つまり、使用者の固い意志で「いいえ」をクリックした場合、バックアップはされないらしい。一○郎とは、大違いである!・・・残念ながら、今回の答えは「回復不能」みたいです。

今更?ですが「保存されていないブックの回復」という機能が、最新の2010から追加されていました。これだと、今回のような状況でも回復出来るらしい。皆さん、何気なくカチッとする前に、よ~く確認して下さいね。

2010の注意窓
2010は、自動更新時間が過ぎると、保存し忘れても一時保管がされます。

(投稿者:92)

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USTREAM実証実験

ども。
話題の新型タブレットを無事にゲットした担当ちゅんです。

さて、昨日上司92氏が投稿した「インターネット議会中継」ですが、やはり注目度が高いのか当ブログ内の記事としてはかなり多くのアクセスをいただいております。

そうした中で、担当者である私はというと「技術的に庁内ネットワークからUSTREAMが本当に使えるのか」という検証を行うことになりました。ですが、当然機材などありません。手元にあるものだけを使って、ストリーミング配信ができるかどうかを試しました。

まず用意したものは個人で所有しているUSB接続のWEBカメラ。数年前に購入し、カメラとマイクが一体型のもので、有効画素数は130万画素という一昔前のもの。とはいえ、我が家では主に友人とのボイスチャット用として現役で使っていますし、USTREAMに動画を配信する目的からすればスペック的にはこれで十分と判断。ドライバをインストールしてPCと接続しました。
次に、USTREAMのアカウントを取得しました。これも、とりあえずのテストなので私個人としてアカウントを作成。ユーザー名とパスワードを決めて登録ボタンをクリック。Webサービスにありがちないつものアレという感じで、ものの5分で終了。ちなみに、USTREAMは日本語ページもあるので私のようなものにも安心でした。

さあ、これで準備は整いました。とりあえずライブ中継のタイトルは「にわかSEのテスト配信」とでもしておきましょう。早速、ブラウザからUSTREAMにアクセスし「ライブ配信」をクリック!
ここで現れた画面に驚きです!…正直、ブラウザでここまでできるの?という出来の良さです。すでにカメラが接続されているので、画面にはキャプチャされた映像が映し出され、マイクからは音も拾っています。音量と画質を調節し、配信の開始をクリック。「…え?これだけ?」若干不安になるほど簡単に、ライブ配信が始まってしまいました。

実際に公開された動画を見てみると、回線環境にもよりますが、遅延はおよそ2~3秒程度(スマホからだと5~6秒程度)と良好。映像と音がずれるようなこともなく、旧式のカメラを使った割には必要十分な画質が得られました。試しに数時間放置してみるも特にトラブルは無く、情報政策室としては十分議会中継にも耐えうるシステムだと判断しました。

とはいえ、技術的課題はまだ残されています。実際に導入するにはカメラを複数台用意しなければなく、それをスイッチ(もしくは合成)する方法をどうするか。音声を既存の制御卓からどうやってPCまで引っ張ってくるか、などなど。ですが、今回の実験が成功したことで、今後の夢は広がりました。

実証実験
誰でもネットで生中継ができる時代なんだ、というのを改めて実感しました。

(投稿者:ちゅん)

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