人間リモート失敗

ども。
外勤中、越冬のため飛んでいた白鳥を発見して、冬の訪れを実感した担当ちゅんです。

なぜ外勤したのかといえば、タイトルのとおり。
とある学校からヘルプの電話がかかってきたのですが、電話口で色々と情報収集してみてもなかなか問題を解決できず、あえなく出動となったのです。

正しくは私のとった電話ではありませんでしたが、聞き耳を立てていると「Windowsは?え?XPの前ですか?2000??」とか「パソコンの型番は?え?わかりませんか??」、はたまた「コンピュータのプロパティ?わかりませんか?」といった具合で、どうも芳しく無い様子。
コンピュータ関係の言葉って、とにかくカタカナばかりで、それだけで嫌になってしまう人は多いようです。
(だからといって、コンピュータを日本語にしたらどうなるんでしょう。電子計算機ですか…)

そして、いざ現場に到着すると、そこにはWindows XP の端末がしっかりと鎮座しておりました(2000じゃなくてよかった!)。用件をお聞きすると、どちらにしても現場に赴かなければ解決できない事案であったことがわかり、設定を行い無事に解決しました。

役場のPCは全台リモート操作が可能となっているので、軽微なトラブルは全て遠隔で解決できるのですが、学校のPCには今のところ操作する術がありません。だからといって、トラブルを放置するわけにもいきませんから、突発的な事案にも臨機応変に対応することが求められる職場です。でも、今週はほとんど自席で仕事をしていないような気がします…。

現場写真
Windows XP でよかった!

(投稿者:ちゅん)

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プリンタを又貸し

私には全く想像さえ出来なかった、少し(かなり?)マニアックで、混乱しそうな話です。それは、プリンターのネットワーク共有設定に関する、摩訶不思議な世界?

以前プリンター共有について、誤った設定がなされ困った話「プリンターの共有は必要ありません」をちゅんが書きました。普通は、TCP/IPでアドレスを付番するプリントサーバ(機能)を使い、共有化を図っています。しかしコストの問題などから、プリンターがパラレルやUSB等のローカルで接続されているパソコン側で共有を許して、踏み台にさせる場合もあります。さて今回は・・・。

下の図は、とあるPCの「プリンタとFAX」です。私たちが入れたドライバは、Canon iX5000とNEC 8400Nの2台だけです。iX5000は、USB接続でネットワーク共有を許しています。なので「手」が付いています。8400Nは、TCP/IPポートでLAN接続です。

問題は、自動で見つけた残りの2つです。プリンタのアイコン下部に、配管の様に太い接続線が付いています。これは、ネットワーク共有で使わせてもらう事を意味します。8400Nは、J○○S-03さんが共有を許してくれたので、自動で表示されたプリンタです。でも8400はもともとプリントサーバでネットワーク化されているので、J○○S-03さんのお世話にならなくても・・・困ったものです。iX5000の方は、話がもっと複雑になります。このとあるPC側で、共有を許したので、J○○S-Z1さんはiX5000を使わせてもらえます。この共有で使わせてもらっているiX5000を、J○○S-Z1さんは何を思ったか、手を付けて「共有させますよ」の設定にしたのです。又貸し状態です。このJ○○S-Z1さんが、勝手に又貸しすることにしたiX5000を、何と!とあるPCが借り受けてしまったのです。理解できますか?

この状態で、とあるPCが印刷する時に「J○○S-Z1上のiX5000」を指定したら、どうなるかという話です!?机上では全く想像出来ません。暇な方は、ご自身でお試し下さい。勿論自己責任でお願いします。

共有させてもらう人は、共有の「手」を付けないで下さい!!!プリンタの又貸しは厳禁です!この共有プリンタを自動で拾ってくる「窓」も悪いです。まあ、フォルダオプションで「表示」「詳細設定」で「ネットワークのフォルダとプリンタを表示する」の、規定値で付いているチェックを外せば良いだけなのですが・・・。

プリンタ共有
どうして、共有させてもらっているプリンタを又貸しするのだろう?この自動^2も凄くない!?

(投稿者:92)

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急がれる地デジ難視対策

ども。
雪道に備えて、マイカーをスタッドレスタイヤに交換した担当ちゅんです。

時が経つのは早いもので、地上アナログテレビ放送が終了してから、すでに1年半が経過しました。初めて地デジになったときは、その画面の綺麗さに目を奪われましたが、慣れというのは怖いものです。今では地デジが普通の画面のように思えます。

しかし、町内にはまだ地デジを見られない地域もあります。
本日は、そうした地区のひとつであるわらび野・東野の世帯を対象として、難視対策の説明会を開催しました。

この地区は、電波の到来する方向に小高い山があるために、電波の受信ができません。町内には同様に、山間部などで電波の受信ができない地区がいくつかあります。そうした地区の方は、高性能アンテナを自前で用意して、さらに自営柱を立てるなど、本当に苦労をしてテレビを見ていらっしゃいます。

中でも驚いたのは、なんと「南羊蹄中継局」の電波を受けていた方がいらっしゃったことです。八雲地区は地理的に室蘭の測量山から出された電波を受信していますが、当該地区の一部世帯では測量山ではなく、南羊蹄中継局の電波の方が強度が強いのだそうです。
説明会に同席された放送局の方によると、地理的に南羊蹄の方が受けやすい地区は、確かに存在するのだそうです。

しかし、これには落とし穴があります。南羊蹄の電波を受けるということは、ローカル放送が札幌圏になってしまうのです。やっぱり、天気予報は自分の地域のを見たいですし、ニュースだって…。やはり、対策が急がれます。

説明会の風景
お忙しい中、お集まりいただきありがとうございました。

(投稿者:ちゅん)

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なんだ、あるんでしょうが!最終話

こんなタイトルで「その2」を書いたので、続きを期待する声を小耳に・・・。しかし、この程度のネットワーク工事をダラダラとやっている場合ではありません。現調2回と本日午後からの半日工事で無事開通となりましたので、今回が最終話です。

好天の2回目現調で、屋外無線LANの親局を確認しました。残念ながら既設局には見通しが無く、新設する事に・・・。実は近くに以前使っていた、親局の残骸?があり、割と簡単に、屋外用ダイポールアンテナ+同軸+無線中継機を設置出来ました。最後は、長さ10cm程度のLANケーブルで既設HUBへ繋ぐだけ、2時間弱で親局は完成です!

さて問題の「町内のとある施設」側の工事です。まずは既設TVアンテナ柱に、屋外用八木アンテナの設置です。このアンテナ柱、何とUHFのアンテナだけなのに50Aと太いんです。これは現調で判っていたので、八木アンテナのマウントを事前に鉄工所へ加工依頼済。見事!ジャストフィットです!!

次は、天井裏に押し込んだ同軸ケーブルを、TV受信ブースター箱までの引き込みです。近くの検め口から、ブローイングされた断熱材をかき分けて、箱上の天井まで到達。ここから既設のCD管に同軸ケーブルを通して、箱内へ。ついでに、隣の保安器箱にあったLANケーブルも、こちらの箱へ移動させました。

最後に、受信ブースターの位置を少しずらして、無線中継機を取り付け完成です。電源コンセントの場所を動かせれば、もう少しバランス良く配置出来るのですが・・・。にわかSEなので、仕方ありません。所要時間は、ここも2時間で合わせて半日工事でした。

あとは、事務室で通信の確認です。それなりの速度?が出たのでOKです。最後にパソコンをドメイン参加させ、ウィルス対策ソフトや空など、お約束のアプリを入れて「町内のとある施設」を後にしたのでした。ちなみに、無線中継機間は勿論「WDS専用モード」でした。お終い。

完成写真
こんな感じで、屋外無線LAN中継機が収まりました。

(投稿者:92)

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Bなのか8なのか…

ども。
朝、なかなか布団から出られない担当ちゅんです。

とある業務で、PCやSVのライセンスを調査する日々が続いています。PCごとに持っている固有のプロダクトキーを地道に調べていきます。こうした仕事を、業界では「資産管理」と呼びます。

OSをバンドル(OEM)で調達した場合、PCのプロダクトキーは、本体に貼られている「COAラベル」によって調べられます。COAとはCertificate of Authenticity の略で、直訳すると「本物の証明書」ですかね。みなさんお使いのPCにも、きっとこのシールが貼られています。

これに記されているプロダクトキーをメモするのですが、5桁の英数字×5セットを間違えずにメモするという作業は結構大変です。なので、私はケータイのカメラでシールを撮影してきて、写真を見ながらゆっくりと確認しています。最近のカメラはマクロ撮影にも強くて、細部の文字まではっきりくっきり。メモ代わりとして十分役立ちます。

しかし、問題が発生しました。とあるSVに貼られていたプロダクトキーがひどいんです。英数字の組み合わせに、やたらと8とBが多い。いくらカメラが高性能でも、これを視認するのは大変です。同じ理屈で、oと0も当てはまります(が、0の場合は斜線が入ることが多い)し、lと1もそれに当たります。

今回ばかりは自信が無く、上司92氏に「これ、(Bと8の)どっちでしょうか」と確認する始末。聞くと「昔のプロダクトキーには、そういう事情からBとか8、0なんかは使われていなかった」と92氏談。紛らわしい数字は最初から使わないということなのでしょうか。
結局、スマホの写真をおもいっきり拡大して、何とか判別ができました。プロダクトキーは英数字が多いですが、できれば日本語で「いろはにほへと」とか書いてもらえると分かりやすいんですけどね。

COAラベル
ぼかしばかりですみません…。でも、これはひどいですよね。

(投稿者:ちゅん)

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