クラウドって何?

ども。
最近、夢見が悪い担当ちゅんです。

先日、TV番組でとある企業の経営者がインタビューに答えていたのですが、その内容が印象的でした。
「クラウドがようやく一般的になった。FacebookやTwitterがユーザーをトレーニングしてくれた。」とのことでした。
確かに、クラウドと言われてピンと来なくても、例えばFacebookのように、Twitterのように、と例を出して説明されると理解しやすいですよね。しかも、これを「トレーニング」と表現したあたりに、ユーモアがあるなと感心してしまいました。

自治体にも「クラウド」が凄い勢いで入りだしています。ひと昔前はSaaS [Software as a Service] と呼んでいたり、ASP [Application Service Provider] と呼んでいたり。厳密に言うと少しずつ内容は違うとは思うのですが、今ではそれらを総称して安易に「クラウド」が用いられているように感じています。

SaaS
必要な機能を必要な分だけサービスとして利用できるようにしたソフトウェア(主にアプリケーションソフトウェア)もしくはその提供形態のこと。一般にはインターネット経由で必要な機能を利用する仕組み

ASP
インターネットを通じて顧客にビジネス用アプリケーションをレンタルするサービス。顧客は、主にWebブラウザーからASP事業者のサーバにインストールされたアプリケーションを利用する。主に企業を対象としたサービスをASPサービスと呼ぶことが多い。

クラウドコンピューティング
ネットワーク、特にインターネットをベースとしたコンピュータの利用形態。ユーザーはコンピュータ処理をネットワーク経由で、サービスとして利用する。

でも、改めてこうして調べてみると、一体何が違うんでしょう…。どれもほぼ同じですね。

私も、業務の中でCMSでのウェブサイト構築に携わっています。その際、CMSとは何かを「簡潔に」説明する必要に迫られるのですが、コンピュータに詳しい相手であれば「クラウド型」と言ってしまうこともありますし、そうでない場合は「Facebookのような仕組み」と説明することも。時と場合によっては、FacebookではなくTwitter、mixi とサービスは変えて説明しています。

PCの用語、特にインターネットから派生しているサービスなどは難しい言葉が多いのですが、こうして何かに置き換えて話ができると、意思の疎通が容易に図られると思います。

空
懐かしいWindows95の壁紙。クラウドの時代を予見していた!?

(投稿者:ちゅん)

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節電していますか?

今週月曜日(10日)から、全道規模で節電の取り組みが始まった。電力需要が、夏場よりも冬場に増大する北海道では、厳しい話である。わが町でも「八雲町公共施設節電行動計画」を策定して、7%削減の行動を始めました。町民の皆様には、大変なご不便をおかけしなければなりませんが、ご協力をお願いします。

さて、八雲町公共施設節電行動計画のなかに「OA機器、その他の機器類に係る節電」と言う項目があり、ここで2%の削減を目標としています。具体的には次のようになっています。

  • 昼休み時間中は、業務に支障のないパソコンや機器の電源を切る。
  • 待機電力削減の徹底。パソコンなど事務機器の省エネ設定を行う。
  • 退庁時はOA機器の電源プラグを抜く。

そう言えば、かなり前に省エネが叫ばれた時に、ノートPC用省エネACアダプタのサンプルを・・・。有りました!電源プラグを根元から抜かずに、PCの手元に付いたスイッチでON/OFFする仕組みになっています。こまめにスイッチを入り切りすることで、節電に繋げようとする理屈です。でも・・・PC側のプラグを抜けば同じでは??それに、わざわざ標準添付のACアダプタを使わず、社外のこのACアダプタを買い増すのは、どうなんでしょう?

このような理由から、引き出しの奥に放置されていたのですが、今回の行動計画で、日の目をみるのでしょうか?

中間スイッチ付きアダプタ
こんなスイッチを使わなくても、抜けばよい話では・・・。

(投稿者:92)

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x86とx64

ども。
クリスマスよりも正月が待ち遠しい担当ちゅんです。

さて、最近のPCは64ビットが多くなってきましたよね。
私も先日から個人的に自作PCを組み立てていたのですが、メモリを3.2GB以上認識させたいという一点のみで64ビットのOSを導入しています。

今日的には64ビットOSと32ビットOSが入り乱れている状態=過渡期といえる状態ですが、迷ってしまうのがその呼び方です。

OSやソフトウェアのアップデートなどの際にファイルをダウンロードしようとすると、x86というファイルとx64というファイルが置かれていることが多いです。x64は見た目のまま64ビット版であることを示しているのですが、問題はx86です。
実はこれが32ビット版を示しているのですが、86という数字に一瞬迷ってしまいます。誤ってx32と記載しているようなウェブサイトもちらほら見受けられます。

なぜ32ビットのことをx86と呼ぶのか、という話は結構傑作です。その昔、Windowsのバージョンが3.1とかの時代、PCのアーキテクチャ(基本設計)は80386とか80486などと呼ばれていました。私が初めてPCを手にしたのは80486のPCでしたので馴染みがあります(ちなみに、上司92氏はPentiumからだそうです)。

この、80386とか80486の「80」と「86」が共通していることから、シリーズを総称して『80×86』と呼ぶようになり、それが短縮されて『x86』が残っている、というわけです。x64は64ビットに由来しているのと比べて、一貫性がありません。でも、個人的には486のことを思い出せば済む話で、なんだか親しみのある呼称のようにも思えます。

CANBE
親に買ってもらったPC-9821 Cb2 CanBe 。CPU は i486DX でした。

(投稿者:ちゅん)

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備えあれば・・・

先週金曜日の夕方、東北地方で地震がありました。皆さん、揺れを感じましたか?函館では震度4と大きく揺れたらしいですが、我が町ではそれほどの揺れではなかったようです。一部を除いては?!

その時にわかSE2人は、総合病院5階の講堂にいました。看護部の皆さんと、新しく導入予定のシステムについて勉強会をしていたのですが・・・。結構大きく、長く揺れました!流石に、鉄筋コンクリートの病院でも、5階ではビビリました。私、東日本大震災を思い出しました。本当ですって!!いくら耐震化されている棟とはいえ、やはり「地震、雷、火事・・・」です。

さて、揺れが納まると、本社のサーバ室が気になり出しました。携帯から電話を掛けても繋がりません。何度掛けてもダメです。携帯のキャリア地震に弱すぎ。ネットで地震の情報を仕入れようにも、Y○hooに繋がりません。3Gも一緒に混乱中?困りました。地震の様子が分かりません。こんな時は、テレビ・ラジオです?

早速スマホの「ワンセグ」です。5階だけあって、バッチリ受信できます。TVのアナウンサーが、今までに聞いたことが無いような緊迫した声で「あの東日本大震災を思い出してください!!」と、津波避難を呼びかけています!我々も、パタパタと勉強会を撤収し、1階へ。ロービーの大きなTVは、津波避難を連呼しています。やはり、緊急時はテレビ・ラジオが、基本ですね。あれっ?でも、事務室は全く平然としています。地震の話をしても「分からなかった?」「揺れたの?」と言われる始末です。そういえば、TVでも我が町の震度が表示されていません。恐るべし!5階講堂です。

ちなみに、この話を我が家でしながら「トランジスタラジオ」を確認しだした、にわかSEなのでした。

ラジオとワンセグ携帯
今更ですが・・・ラジオとワンセグ、多様な情報入手方法の準備を!

(投稿者:92)

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逆ゴッドハンド

ども。
昨日は暴風雨、本日は大寒波。天候の変化に体がついていかない担当ちゅんです。

情報システム担当をやっていると、不思議なことに出くわすこともあります。
例えば、うまく動かない機器があったとして、電話口で「電源の入り切りをしてみてください」とお願いしても症状は改善せず。直接現場に出向いて、私が同じことをしてみると何故か直ってしまうのです。それを目の当たりとした人は「ええ~!なんで~!」と驚かれるのですが、こういうことが実際にあるのです。

私は勝手に「ゴッドハンド現象」と呼んでいます。

しかし、昨日はこれとは逆の事態に。
某所にてネットワーク設定を行っていたのですが、ルータの空きポートにLANケーブルを差し込んだ瞬間、DIAG ランプがパッと赤く光り、その後は何も無かったかのように正常に。設定を全て終え、いざ接続を確認しようとすると、インターネット接続なし。
ルータまではPing は通るのですが、上位の回線に抜けていかなくなってしまいました…。

私がLANケーブルを差し込んだことが原因で、ルータを壊してしまったようです。今思い出せば、たぶん埃か何かの影響でショートしたのでしょう。でも、かなりショックでした。
情報機器は物理的に故障してしまうと、素人には修理などほとんど無理です。一部、コンデンサが腫れたくらいの故障は、半田ごてで直してしまう人もいるようですがね。

故障したルータ
ほんと、一瞬の出来事でした。

(投稿者:ちゅん)

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