なんだ、あるんでしょうが!最終話

こんなタイトルで「その2」を書いたので、続きを期待する声を小耳に・・・。しかし、この程度のネットワーク工事をダラダラとやっている場合ではありません。現調2回と本日午後からの半日工事で無事開通となりましたので、今回が最終話です。

好天の2回目現調で、屋外無線LANの親局を確認しました。残念ながら既設局には見通しが無く、新設する事に・・・。実は近くに以前使っていた、親局の残骸?があり、割と簡単に、屋外用ダイポールアンテナ+同軸+無線中継機を設置出来ました。最後は、長さ10cm程度のLANケーブルで既設HUBへ繋ぐだけ、2時間弱で親局は完成です!

さて問題の「町内のとある施設」側の工事です。まずは既設TVアンテナ柱に、屋外用八木アンテナの設置です。このアンテナ柱、何とUHFのアンテナだけなのに50Aと太いんです。これは現調で判っていたので、八木アンテナのマウントを事前に鉄工所へ加工依頼済。見事!ジャストフィットです!!

次は、天井裏に押し込んだ同軸ケーブルを、TV受信ブースター箱までの引き込みです。近くの検め口から、ブローイングされた断熱材をかき分けて、箱上の天井まで到達。ここから既設のCD管に同軸ケーブルを通して、箱内へ。ついでに、隣の保安器箱にあったLANケーブルも、こちらの箱へ移動させました。

最後に、受信ブースターの位置を少しずらして、無線中継機を取り付け完成です。電源コンセントの場所を動かせれば、もう少しバランス良く配置出来るのですが・・・。にわかSEなので、仕方ありません。所要時間は、ここも2時間で合わせて半日工事でした。

あとは、事務室で通信の確認です。それなりの速度?が出たのでOKです。最後にパソコンをドメイン参加させ、ウィルス対策ソフトや空など、お約束のアプリを入れて「町内のとある施設」を後にしたのでした。ちなみに、無線中継機間は勿論「WDS専用モード」でした。お終い。

完成写真
こんな感じで、屋外無線LAN中継機が収まりました。

(投稿者:92)

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Bなのか8なのか…

ども。
朝、なかなか布団から出られない担当ちゅんです。

とある業務で、PCやSVのライセンスを調査する日々が続いています。PCごとに持っている固有のプロダクトキーを地道に調べていきます。こうした仕事を、業界では「資産管理」と呼びます。

OSをバンドル(OEM)で調達した場合、PCのプロダクトキーは、本体に貼られている「COAラベル」によって調べられます。COAとはCertificate of Authenticity の略で、直訳すると「本物の証明書」ですかね。みなさんお使いのPCにも、きっとこのシールが貼られています。

これに記されているプロダクトキーをメモするのですが、5桁の英数字×5セットを間違えずにメモするという作業は結構大変です。なので、私はケータイのカメラでシールを撮影してきて、写真を見ながらゆっくりと確認しています。最近のカメラはマクロ撮影にも強くて、細部の文字まではっきりくっきり。メモ代わりとして十分役立ちます。

しかし、問題が発生しました。とあるSVに貼られていたプロダクトキーがひどいんです。英数字の組み合わせに、やたらと8とBが多い。いくらカメラが高性能でも、これを視認するのは大変です。同じ理屈で、oと0も当てはまります(が、0の場合は斜線が入ることが多い)し、lと1もそれに当たります。

今回ばかりは自信が無く、上司92氏に「これ、(Bと8の)どっちでしょうか」と確認する始末。聞くと「昔のプロダクトキーには、そういう事情からBとか8、0なんかは使われていなかった」と92氏談。紛らわしい数字は最初から使わないということなのでしょうか。
結局、スマホの写真をおもいっきり拡大して、何とか判別ができました。プロダクトキーは英数字が多いですが、できれば日本語で「いろはにほへと」とか書いてもらえると分かりやすいんですけどね。

COAラベル
ぼかしばかりですみません…。でも、これはひどいですよね。

(投稿者:ちゅん)

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なんだ、あるんでしょうが!その2

昨日ちゅんが書いた「なんだ、あるんでしょうが!」の続きです。町内のとある施設での「現調」の結果、事務室と各部屋の間にLANケーブルが敷設済みと判明しました。昨日の写真のとおり、事務室の壁からは、10本のケーブルが「とぐろ」を巻いてぶら下がっています。今時の施設では、LAN配線は、言われなくても標準装備のようですネ?

さて、10本のケーブルの内1本は上位で、残り9本が各部屋の壁面コネクタへ繋がっていてますので、設計者の意図は、ここにHUBなんだと思います。事務室で使用するパソコンも考慮すれば、11P以上のHUBが必要となります。「壁(棚?)に16PのHUBですか?どうなんでしょう?」と、個人的に思いながら、上位探しを・・・。

見っけ!予想どおりの場所に、電話端子盤を発見、その中に上位用のLANケーブルがありました。電源コンセントも用意されていますので、多分ここにルーター(又はONU)が付けば、設計者の意図どおりかな?しかし現行の光回線は、このPTから光ケーブルで事務室まで延びていて、そこでONU・ルーター経由のPCです。この電源コンセントとLANケーブルは一体何のため???理解に苦しみます?まあBOXが、保安器と端子盤やPTでギッシリと詰まっていますので、スペース的に困ったからですよね?一方、隣のTV受信ブースターが入っているBOXは少し大きめでガラガラです。逆ならよかったのに・・・。

個人的には、ここにルーターと16PのHUBを収納して、事務室をスッキリした方が・・・。今回も設計段階で相談してもらえなかったのが、少し残念な「にわかSE」なのでした。

電話端子盤
せっかく電源があるのなら、ルーターとHUBはここに収めたかったです。

(投稿者:92)

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なんだ、あるんでしょうが!

ども。
この季節になると、鍋物が恋しくなる担当ちゅんです。

本日は、町内のとある施設で「現調」をしました。現地調査の略で、回線工事に入る前に現場を下見する行為のことを指します。業種によっては現地調整のことを指す場合もあるようです。

その施設は、既存の光回線から無線通信に切り替える(いわゆるビル間通信)予定なのですが、外回りのアンテナ取り付けから、屋内配線、ネットワーク構築まで全て自営で行います。こんなことを業務として行っている自治体の情報担当って、そう多くないんじゃないかと思っています。でも、方や毎月通信料がかかりますが、方やランニングコストは電気代のみ。これが積み重なると、かなりの経費削減になるんですよ。

外はあいにくの雨でしたが、屋外の調査は終了。屋内に場を移して調査開始です。テレビのアンテナが取り付けられている場所を探ってみると、ブースターなどの機器が納められているボックスを発見。と、同時に、なにやら怪しげなボックスが。これを空けてみてびっくりです。

なぜか、終端がどこにも接続されていないLANケーブルが。

「!!!!」←これって、どう読むのかわかりませんが、まさにコレが出ました。
コレって、もしかしてアレじゃない?ということで、事務所に入らせてもらって、壁を調べてみると、やっぱりありました。
そこには、各部屋から配線されたLANケーブル。そうなんです、実はあらかじめ各部屋でインターネットができるように配線がされていたのです。その事実を一切知らされていない「にわかSE」です。ふぅ。

ですが、これは好材料。ここからは話が早いです。テレビアンテナのポールに2.4GHzの八木アンテナをつけて、そこから室内に同軸ケーブルを引き込み、無線APに接続。そこから幹線となる『既設の』LANケーブルを接続すれば、一丁あがりです。
あとは、肝心の「親」となる基地局をどこに作るか、という課題を解決するだけで、紙の上ではネットワーク構築が完了する予定です。

LANケーブルが…
ちょっと~、ちゃんとあるんじゃないっすか~

(投稿者:ちゅん)

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コーヒーの香り

起動中にコーヒーを浴びたパソコンが入院してきました。再起動はするものの、いくつかのドライバが外れて再インストの要求がきます。いつものようにドライバを当てても、直ぐに又要求が来ます。かなり変です!まあ、とりあえずコーヒーを拭き取りの方を急ぐ事にします。それが、最優先ですよね!

分解をしたところ、メイン基盤の上面10%、下面50%にコーヒーがたっぷりと付いています。メモリーバンクも悲しいことに水没。鼠板・鍵盤のフレキケーブルコネクタも、茶色く湿っています。香ばしい匂いもします。幸い鍵盤の隙間にコーヒーは浸透していません。コーヒーは、PC底と鼠板側から勢い良く浴びたようです。「よ~く水洗いして、十分に乾燥させれば治るかな?」と浅はかな考えをしながらバラバラに・・・。

あ~れ~!!ベタベタに濡れていたケーブル等を固定するためのテープを剥がすと、何か変です。基盤や部品類が変色しています。何と、チップ抵抗は真っ黒に炭化しています。原因はここらにありそうです。長考の結果、修理を断念(中断?メイン基盤のスワップを画策か?!)することに・・・。ちなみに、メモリー基盤の接触部分も何ヶ所か黒く変色しています。このメモリーもやばそうです。かなり残念なPCとなってしまいました!こんな時は、コーヒーで一服して、気を落ち着けたのでした。

コーヒーを浴びたパソコン
イヤホーンジャック・サウンドチップ周りで基盤が焦げている!?

(投稿者:92)

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