HUBもコストダウン?

とある施設のLAN配線を頼まれました。RCの建物なので、配線先までには、幾つもの防火壁があります。まして今回は、増築部分へ通線なので難易度が高いです。既設の配線類もかなり辛そうな感じで収まっていたので、無理せずに通線だけは業者の方にお願いしました。それでもHUBの取り付けや成端処理は、我々の作業となります。

今回は端子盤に十分余裕があるので、ここを基点に配線を行う事になりました。既設配線の余長をうまく使いHUBを挿入、そこから目的地まで流せば完了です。こう書くと簡単そうですが?同じ感じで2系統のHUBを新設、無線APの移設等々で2~3時間の作業かな。この工事は本日夕方、施設側の業務が終了次第、ちゅんと取り掛かることになっています。

そんなこんなで、今回の工事用に調達したHUBを見てビックリ!本来であればAL・・・やSI・・・等、信頼度の高いHUBを使いたいところでが、今回も何時もどおりに、町内ですぐに購入できるBU・・・となりました。BU・・・だって、コスト・パフォーマンスに優れ、機能も必要十分です。メーカーのBU・・・に驚いた訳ではありません。驚いたのはHUBのコネクタの端子(接点)数です。HUBに付いているRJ-45コネクタは8接点仕様です。しかし100BASE-TX等では、実際半分の4接点しか使っていません。ここだけの話?LANケーブルも8芯ですが4芯しか使っていません。安い2ツイストペアの4芯線でも、使えない事はないんですネ。時々この手の怪しい?LANケーブルが添付されている機器もありますよね。さて今になって、この仕組みに気が付いたのか?BU・・・さん。何と今回のHUBですが、受けのジャック側に4接点しか無いブツを使っているのです。初めて気が付きました!これって、コスト削減を図った仕様なのでしょうか?機能的には全く問題はありませんが・・・。でも、なんだかな~あ。

RJ-45ジャックの接点数
接点が4個しかありません。問題なく使えるので、文句の付けようもありませんが・・・。

(投稿者:92)

カテゴリー: つぶやき | コメントする

電子申請(簡易申請)を試す

ども。
3月中旬というのに大雪です。除雪で息切れしてしまう担当ちゅんです。

先日、少し話題にしていた電子申請の続きです。

町では、職員が使うUSBメモリーなどを全て登録(認可)制としています。私物など無届のUSBデバイスをPCに差し込んでも、使うことができないという仕組みです。この認可は最長1年間という取り決めがあり、年度をまたぐことができません。要するに、3月31日になると、更新手続きをしていないデバイスは、一斉に利用不可能な状態になってしまうというわけです。

従来の方法で更新手続きをとろうとすると、どうしても「紙」による届出が必要となってしまいます。利用届の様式は電子データなのに、それをいちいちプリントアウト。受け取る側も、次々に届く書類の整理に追われます。
一方で、世間一般ではウェブによる申し込みというのは至極当たり前の時代です。今回、こうした事務を電子化することで、どのくらい効率が上がり、どのくらいスムーズに業務が行えるのか、実験の意味も含めながら「電子申請」を試してみることにしました。

今回は、北海道電子自治体共同システムで運用されている「簡易申請機能」を用いています。詳しい使い方はここでは省略しますが、ほんとうに簡単に入力フォームを作ることができました。
所属・氏名のほか、利用目的など必要事項をPCでフォームに入力していくだけで、手続きを終了することができます。これまでのように、印刷したり郵送したりする手間は一切ありません。

申請フォームの作成があまりに簡単だったので「こんなことなら早くこうしておけば良かった」と一瞬思ったのですが、思わぬところに落とし穴。実は、業務の方法を取り決めした「要領」の改正が必要だったのです。
要領には「利用するには別紙様式により届出が必要」とあったため、これを「電子申請もできる」と改めなければ、利用できなかったのです。今回の場合は内部的な要領だったので改正は容易でしたが、条例や規則になるとそうもいきません。便利だからという理由だけでは安易に導入できない点が、電子申請がいまいち普及しない原因のひとつのような気がします。

まずは今回の業務がどんな感じで進められるのかを体験して、今後普及促進できるかどうか検討していきたいです。

SS
電子申請の場合、押印できないという課題もありますね。

(投稿者:ちゅん)

カテゴリー: つぶやき | コメントする

宝の山から

ノートパソコンの修理依頼が来ました。話を聞くと、キーボードのボタン一つが外れたらしい。(業界用語では個々のボタンを「キートップ」って言います。)この部品、上方向に強い力が加われば、外れることが多々あります。そんな時は冷静に、真上から下方向に強く押し込むと「パチン」とはまります。普通はこれでOKなのですが・・・。今回は、状況が少し違うようです。

どうやらキートップ裏側の「ツメ」が破損していて、ロックできないらしいのです。ダメですね!部品の交換が必要です。しかしメーカーでは、キートップ1個だけの販売はしてくれません。一般的には修理センターへPCごと送って、キーボード一式の交換となります。部品代+工賃+送料の修繕料もこの年度末に痛いですが、なんだかんだと1~2週間程度PCが使えないのはもっと痛いです。

そこで宝の山から部品を探します。この様な場合のために、廃棄するノートPCからキーボードを外して在庫しています。メーカー、機種ごとに微妙に異なるので宝の山も段ボール箱一杯です。普通はテカリの少ない同型の良品があれば、一式交換となります。しかし今回のブツは、新しめのPCなので同型がありません。今度は、同じような大きさ、色、文字のキートップを探すのですが・・・実は、キーボード基盤とキートップの間に入るパンタグラフの形状が問題だったりします。メーカーや年式によって違うので何でも良い訳ではありません。

見つけました!さすが宝の山です。「パチン」とはまり、動作もOKです。ちなみに、この手の修理は毎年数件あり、時にパンタグラフ交換の重症事案まであります。当分、宝の山は捨てられませんネ。

宝の山とキートップ交換
見つけました!下矢印(PgDn)のキートップ。バッチリOKでした!!

(投稿者:92)

カテゴリー: つぶやき | コメントする

災害情報の更新作業

ども。
メガネっ子の担当ちゅんです。職場でPC、家でもPC、これでは目も悪くなります。

このところ暖かい日が続いています。天気予報では雪崩れへの注意報が発令される日々です。
そんな中、昨日発生した国道277号雲石峠(八雲地域と熊石地域を結ぶ重要な国道)での雪崩れによる通行止めには、巻き込まれた方がいないかと肝を冷やしました。幸いにも、けが人は無かったようです。

当室では、雪崩れの一報を受けた後、直ちにウェブサイト上の「緊急・道路情報」の更新を始めました。
トップページ右上には目立つ赤色・太字で「3/6 15:35 国道277号は雪崩れにより通行止めです」とお知らせを出し、詳細ページでは北海道開発局の道路情報サイトへのリンクを貼りながら、速報を掲載しました。その後、情報はパッタリと止まってしまい、何度も「F5」をするものの続報は無く。仕方が無いので帰宅しました。

さて、今回の災害情報に限った話ではないのですが、日頃から困っているのが災害時のウェブサイト更新です。他の自治体ではどのような仕組みで更新されているのかわかりませんが、少なくとも当町では全て人力で行っています。

今回のように、災害で道路が通行止めとなったような場合には、随時、町防災担当や関連ウェブサイトなどで情報を収集してお知らせをします。しかし、通行止めが長引いて開通が深夜となった場合などは、更新が難しいのです。今回の雪崩れも、開通は深夜12時だったそうです。結局、リアルタイムでの更新はできませんでした(もちろん、職員が緊急招集されるほどの大災害であれば、深夜だろうが早朝だろうが寝ずに更新します)。これをどうすれば良いのかが担当としては悩みどころです。

雪崩れの状況
巻き込まれた車がなくて本当によかったです。

(投稿者:ちゅん)

カテゴリー: つぶやき | コメントする

パソコンの伝道師?

町内のパソコン好きと、窓98の時代に知り合い意気投合しました。以来、同好会を組織しPCの伝道師みたいな事もやっています。本来はPCハードマニアの集団なのですが・・・。アフター5もPCから抜け出せません?ここ数年は、公民館でパソコン講座を教委と共催し、PCユーザーの底辺拡大やスキルアップのお手伝いをしています。

町広報2013/3月号によると、今年度のPC講座の受講者数は16講座で160名だそうです。これは講座数、受講者数共に全公民館講座の半数を占めるまでになりました。凄いと思いませんか!関係者のご努力・ご協力に感謝します。

さて毎回のPC講座終了時に、アンケートをお願いしています。その集計表が担当から送られてきました。講座の内容として92.9%の方が「まあ満足」以上。(大変満足は53.6%!)受講者の構成は「40才以上」で89.3%を占めます。40才代35.7%、50才代21.4%、60才代25.0%、70才以上7.1%となっています。受講料は「ちょうどよい」「安かった」で100%です。高評価ですネ。また、貴重なご意見、ご要望としては

・初心者入門より少し上の講座を、土日の日中に
・年賀状を印刷して帰りたい
・熊石地区で年賀状以外の講座を
・基本を知らず文章を打っていたので、基本がわかり良かった
・とても楽しかったです
・ワード、エクセルの講座を昼間に
・デジカメ編集の講座を
・子ども教室をぜひ
・データ処理(アクセス)の講座を
・2度目の講座なので理解しやすかったです
・PC講座というより数学の授業みたいで楽しかったです

新年度の講座開催に向け、作戦会議が近日中に開かれます。これらのご要望に応えるべく知恵を絞らねければ、アンケートの意味がありません。何とか新しい講座を1つでも増やしたい・・・。もう少し「パソコンの伝道師」の模索は続きそうです。

PC講座のアンケート集計表
要望に応える努力をしなければ、アンケートの意味が無い?

(投稿者:92)

カテゴリー: つぶやき | コメントする