週末に子供と遊んで腰痛が再発しかけているてんちょです。最近はパノラマパークによく行きますが、やはり室内で遊べる施設は助かりますね。
昨年のネットワーク移行後から、マクロの実行が不安定なExcelファイルがありました。不安定というのが謎で、スムーズに動くときもあればExcelが動作停止してしまう場合もあるという、なんとも原因の特定が厄介な症状です。ファイルサイズも小さく重たいファイルではないんですが。
単純にマクロの問題であればエラーで停止してくれそうなものですが、Excel自体が動作停止となるためイベントログもExcelの停止しか残っていません。端末に依存するわけでもなく、複数台の端末で実行してみましたが同じ症状。ということで環境を変えてみようと、SSDへ換装しメモリを倍増させても症状が変わらず…。セキュリティソフトやEDRも疑ってみましたがハズレ。もうお手上げです。
そんなとき別件でExcel操作中に「クリップボードを空にできません」というエラーが発生してカーソルが消える症状が発生したしました。これは以前から稀に出ていたんですが、調べてみるとクリップボード監視機能がOffice側のクリップボードと競合することが原因らしいです。クリップボード監視?
と、ここで気づきました。これはもしかしてあのマクロも同じ原因では…マクロの中身を見てみると、別シートの項目をコピーして新しいシートに貼り付けているようで、まさにクリップボードを使用する内容。どうやらエラーの原因はこれっぽいです。
では一体なにがクリップボードを監視しているのか…答えは資産管理ソフトでした。初めはクリップボードの使用に制限をかけられそうなグループポリシーやリモートデスクトップソフトを疑いましたが、設定を見る限りでは特に制限していない様子です。そこで資産管理ソフトのログ機能の設定を確認したところ、クリップボードの監視がされていました。同じ資産管理ソフトを導入しているLGWAN側ではクリップボードの監視設定をしていないようで、こちらでは症状が出ないため状況的にこれが原因。クリップボードのログ設定に遅延時間を設定してみたところ、エラーが解消され無事にマクロが実行されるようになりました。ついでにカーソルが消えてしまう症状も改善したと思われます。
数か月悩まされた問題が突然解決してすっきり。
(投稿者:てんちょ)