久しぶりの調達仕様書

ども。
本日インフルエンザのワクチン接種を済ませた担当ちゅんです。

職場内で利用する業務用のPCについては、全て我々の部署が管理することになっています。調達についても基本的には我々が一括して行っていますが、稀に特定の事業向けなどで原課が個別に調達するような案件も。今回、そのような個別案件で相談があり「調達仕様書を作成してほしい」と依頼を受けました。

PC調達のための仕様書作成自体がすごく久しぶりなような気がします。以前何かの案件で作成した仕様書があったので、それを見ながら相違点のみ修正していきます。
久しぶりに各社メーカーのサイトを見ながら仕様を確認していきます。CPU(Intel)の世代は今だと第13世代までがリリースされています。正直、ここについては特段のこだわりはなくて、仕様としては「第〇世代以降のCore ixを搭載すること」みたいな表記にすることが多いです。

要注意ポイントは記憶媒体とメモリです。一昔前であれば記憶媒体はHDDとして容量のみを指定みたいな感じでしたが、今だとSSDと書いても贅沢品ではないですよね。メモリについても長い間4GBとしてきましたが、これも4GBではかなり厳しくなっています。だからといって8GBと書くことに「贅沢かもな」と感じてしまうのは、私がこの部署で長く働きすぎた弊害かもしれません(でも今回からは8GBとしました)。OSについてはWindows 10としつつ、11も可としました。

その他にも色々と考える点はありました。例えばノートPCであればモニタ外部出力端子としてアナログVGA端子を必須とするか否か。HDMIだけが搭載されていればいいような気もするし、むしろHDMIすらなくてもいいのかも・・・と思ったり。また、USBポートもあえてType-A必須と書かなければ、Type-Cしか搭載されてなくてマウスが繋げなかったらどうする?とか。そして、一番の問題点はそういうリクエストを満載にした仕様書を作った結果「そのようなPCは販売しておりません」となることが怖いです。なので、出来上がった仕様書をもとにして色々と調べて、数台のPCがヒットすることを確認して完成となりました。個人的に最新のハードウェアを追いかけていくことへの情熱がやや失われつつあり、昔は楽しみだったこういう仕事が段々と苦痛に感じられるようになってきたことが寂しいなと思います。

仕様インターフェイスの仕様は見落としがちですが重要です

(投稿者:ちゅん)

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降雪監視カメラ大活躍

ども。
雪かきをするために帰宅している気分になる担当ちゅんです。

八雲町は北海道南西部に位置しており「道南」と呼ばれる地域です。道外の方からすれば道南と聞くと「南部にあるのだし道内では温暖で雪も少ないのだろう」と思われるかもしれませんが、一体どうしたというのでしょう。ここ数日、ありえない量の雪が降り続いています。

函館市から車で北上していると、八雲町に近づくほどに雪が多くなる印象。きっと地形なんかも影響しているのでしょうけど、隣町とは雪の量が倍くらい違うんじゃないかなと感じています。
※半面、道東方面は冬期間晴れの日が多いです。これは日高山脈が関係しているみたいですね。

そういう状況ですので、我々が苦労して設置している降雪監視カメラは大活躍です。このところ「どのように運用されているのですか?」と質問を受けることが多いのですが、カメラ自体は至って普通の屋外用ウェブカメラ。この回線としてモバイル回線(場所によってはFWA回線)を利用し、ルータのDDNS機能を用いてインターネット側からアクセスしています。カメラにはパスワードを設定していて一般の方は残念ながらアクセスできませんが、これは意地悪しているのではなくてモバイル回線のパケット通信量を気にしての措置。モバイル回線はキャリアによってグローバルIPが提供されるものと、プライベートIPが提供されるものがあるのでここだけ注意。グローバルIPじゃないとDDNSはうまく動きません。

そういうカメラですが、今のところ順調に稼働しています。以前も記事にしましたが、一番恐れていることは「寒すぎて機器が止まってしまう」ことです。ここ数日は一日中最高気温が氷点下の真冬日が続いていますし、ひっきりなしに雪が降り続いています。寒さ対策はしているとはいえ、さすがに厳しい環境です。
「カメラは大丈夫かね~」と職場で話になりますが、実は臨席びっく氏が情シスに着任してからは一度も止まったことがないとのこと。普段の行いが良い?ということなのでしょうかね。とにかく、猛吹雪の中でカメラの保守だけは勘弁願いたい年の瀬です。

降雪監視雪が吹き溜まる要注意ポイントに設置されています

(投稿者:ちゅん)

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Windows11のテスト

冬装備が整えきれていない為、またしばらく釣りがお預けなてんちょです。これからのサクラマス時期に備えて準備を進めています。

現在、WindowsのライセンスはVL版のWindows10proを再イメージングで使用しています。しかし世間的にはWindows11のシェアも徐々に高くなってきており、次回の端末更新時にはWindows11への移行が必要になると思われます。そこで現在使用しているWindows10ProのVL版ライセンスでWindows11が使用可能なのかなど含め、実際にテスト環境を作って確認してみることになりました。

Winodws11のインストール要件は若干厳しいため、まず手元にある端末でインストールが可能なのかを確認。Windows10環境でアップグレードのチェックを行ってみた所、CPUが非対応…第6世代なのでダメでした。Windows11が発売された当初から話題になっていたTPM2.0に関しては、なんと対応していました。第6世代の中では珍しい端末ですね。というこの端末でWindows11の新規インストールをテストしてみます。

まずWindows11インストール要件の回避を行なって入れてみます。インストール時にレジストリエディタで追加するあれです。TPM2.0には対応していることもあってなのか、CPU非対応ながらすんなりインストールが完了しました。世代的にチップセットドライバ等が当たっていないものもありましたが、このあたりはWindows10用ドライバで対応。
せっかくなのでレジストリを変更せずに、素のままのインストーラでも入れてみました。これもあっさり完了。もしかしてインストール要件がまた緩和されたんでしょうか?新規インストールだと問題なさそうです。
本題のライセンス認証なども特に問題なく通りました。VLSCのサイトでライセンスを確認したところキーは共通となっているようでWindows10/11の表記になっていました。Windows11のVL版を所有している状態なので、将来Windows11の端末を展開しても今のところ大丈夫そうですね。

せっかくインストールしたWindows11テスト端末。そのままライセンスのテストだけでは勿体無いので、このまま人柱として動作試験で使用することになりました。データ移行なども行い完全にWindows11環境に移行してみましたが、今のところ快適に使えています。アイコン表記などもすっきりしていて個人的には好きです。

Windowsのインストールしていると前職を思い出します。

(投稿者:てんちょ)

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HARP協議会データセンター視察

ども。
年末の挨拶で来庁される業者さんとの会話が楽しみな担当ちゅんです。

少し前の話になりますが、先日、北海道電子自治体共同運営協議会(HARP協議会)主催のデータセンター視察に参加しました。HARP協議会として運用している機器や北海道セキュリティクラウドといった設備が稼働している札幌市内のデータセンターを見学したうえで、運用方法などを協議するという場。申し込み条件に「知見を有する方」とあって、はたして自分がそれに該当するのかわかりませんでしたが、せっかくの機会ですので参加を申し込みました。

普段は車で移動することの多い札幌市内を地下鉄と徒歩で移動するだけでもすごく新鮮です。しばらくすると建物に到着。正直、建物自体は新しいとは言えない「レジェンド級」でしたが、セキュリティチェックは恐ろしいほど。玄関にある認証はもちろん、そこから部屋に入るために生体認証が必要。区画ごとに全てロックがかかっていて、まるで映画の世界です。行けども行けども目的のサーバまで辿り着けず、階段を登ったり下りたりを何度も繰り返し・・・。万が一ここで逸れてしまったら迷子になるのは必至と思いながらひたすら歩きました。

ようやくお目当てのサーバルームに到着。データセンター内部の構造を含め、そこで稼働している機器に興味津々。我が社のサーバ室のラックは、LANケーブルがごちゃごちゃで何が何だか分からない状況ですが、データセンターは惚れ惚れするくらい綺麗な配線。職業柄?LANケーブルに取り付けてあるタグにばかり目が行きます。「なるほど、こういうタグが一番見やすいな」「ラック内で1Uは消費するけどケーブルガイドをつけるといいのか」など、非常に勉強になりました。

残念だったのは、さすがにデータセンター内部は写真撮影NG(当たり前!)で、そこで見たものは全て頭の中に記憶するしかなかったこと。職場に戻って「こういうタグが良さそうだった」と口頭で説明するも、イマイチうまく伝えられずにヤキモキしてしまいました。次にこういう機会があったら、今度は自分ではなくびっく氏、てんちょ氏にもぜひ参加してもらいたいなぁと思います。

札幌のイルミネーション唯一撮れていた写真は札幌市内のきれいなイルミネーションだけでした

(投稿者:ちゅん)

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サンタクロースへのプレゼント要求

ども。
12月は時間の進み方が3倍は速いと感じる担当ちゅんです。

私事ではありますが、小学生2児の父親です。先日帰宅してふとテーブルに目をやると、娘がサンタさんにプレゼントのお願いを書いたようで、可愛い封筒に入った手紙が置いてありました。サンタさんの友人である私が代理で読ませてもらうと、そこには「クロームブックが欲しい」と書かれていて「さあどうしよう」となりました。

八雲町教育委員会がGIGAスクール構想で整備したChromebook端末は、全台にモバイルSIM(4G LTE)が公費導入され、場所を問わずインターネット接続が可能なもの。加えて、AI学習ドリルも導入済みですし、Google Workspaceも教育向けという事で全力で利用できる、まさに夢のような環境にあるのです。
娘に「学校のChromebookがあるのに、どうしてサンタさんからも貰いたいの?」と聞いてみると、「学校のは勉強以外には使っちゃダメと言われているから」と、予想どおりの回答。「自分の端末であればYoutubeも見放題だ」とまでは言わなかったですが、たぶんそういう意味なんだろうなと察知しました。

さて、ここからが難しいところです。娘にとってのChromebookとは、まさに学校から貸与されているスペシャルな端末のことであり、普通に購入した端末はWi-Fiが無いと通信しません。もっといえばドリルも入っていないし、Classroomを開いても友だちとやり取りもできません。しかし、娘の中ではそうした一連のことは「できて当たり前」なのであって、私がいくら「普通のことではないんだよ」と説明しても、どうにも伝わらない様子。これには「サンタさんがそう言ってた」と説明するには無理があり四苦八苦してしまいました。

でも、こういうことを通じて感じることですが、あらためて「すごい時代だよなあ」と。子どもたちがChromebookを学校でも家でも自由に利用し身近に感じていて「これは便利なものだ」と認識している。しかも、自分専用のChromebookが欲しくなってサンタさんにリクエストするなど数年前では到底考えられないことです。こうした出来事に触れて「自分たちは本当に凄い仕事をしているんだな」と誇りに思いますし、それこそ仕事冥利に尽きるとはこのことなんだろうと思ってしまいました。

サンタクロース世のサンタさんの友人たちと思いを共有したいです

(投稿者:ちゅん)

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