サルベージ

ども。
桜の開花が待ち遠しい担当ちゅんです。

本日も電話。「パソコンが起動しなくなったので、データだけでも助けてほしい」という、緊急事態です。

本当にHDD障害なら一大事。ディスクにアクセスする回数は少なければ少ないほどダメージを最小限に抑えられます。というわけで、起動確認することなく、いきなりPCからHDDを取り外してSATA-USBの変換ケーブルを接続。別なPCからHDDにアクセスが可能だったため、Cドライブ直下のUsers以下にある「デスクトップ」「マイドキュメント」「マイピクチャ」を素早くバックアップして、ホッと一安心。これでHDDがクラッシュしても大丈夫です←と思ったら、実は原因は別なところに。文末写真参照。

このような仕事は日常茶飯事なわけですが、データの復旧・復帰作業のことを、業界用語では「サルベージ(salvage)」と呼びます。一般的にサルベージというと、海難救助ですとか沈没船の引き上げ作業のことを指しますが、データの場合も同じ意味で用いられます。
今回のケースはHDDではなく、別な原因によりWindowsを正常に起動できなかっただけなので本物のサルベージではありませんが、やっていることは一緒です。ソフトウェアの障害が原因でOSを起動できないといった場合は、ほぼデータの復旧は可能です。

一方、HDDが物理的に損傷してしまった場合は、私にはどうすることもできません。通常はあきらめてもらうしかないのですが、どうしても復旧が必要な場合は、データサルベージの専門業者さんに依頼するしかないでしょう。データの量によって価格は異なり、安くても数千円、高ければ数十万なんてことも…。なので、日頃からのバックアップが大切なのです。
※これは余談ですが、Windowsで認識できないHDDは、ダメ元でLinuxにつないでみると良いことがあるかもしれません。また、OSのスキャンディスクもバカにできず、スキャンディスクでHDDへのアクセスが可能になった事例も多いです。あとは「絶妙な角度を保ったときのみディスクへのアクセスが可能」というレアなケースも過去にありました(よろしければリンク先を参照ください)。あきらめも肝心ですが、逆に「あきらめたらそこで試合終了」です。

コンデンサ膨張
主因はグラボ不良。コンデンサが見事に膨張しています。

(投稿者:ちゅん)

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ネット選挙

4月12日の衆院本会議で、インターネットを使った選挙運動(ネット選挙)を解禁する、公選法の改正案が可決しました。次の参院審議を経て、順調に行けば4月中にも成立する運びとなりました。

既にネット上では、お初の選挙となる7月の参院選に向けた動きが活発化しています。旬の?LINEは、全政党にLINE公式アカウントを無償提供すると発表していますし、ある政党では、ニコ動チャンネルを開設したらしいです。議員さんレベルでも「ネット選挙のメール勉強会」へ参加などの動きも出てきたようです。また、これをビジネスチャンスと「ネット選挙のコンサルティング」なる広告もネット上で多く目にするようになりました。

当然この波は、国政選挙だけではなく、地方選挙へも押し寄せてきます。各市町村の選管も、ネット選挙について対応が求められます。大変な時代になったものです。えっ?「LINE」「ニコ動」が分からないって?大丈夫ですって!要は、新しい選挙運動方法がひとつ増えただけの話です。選挙カーや選挙ポスター、投票用紙がなくなる話ではありません。ネット分が増えただけ・・・これが問題なのですが。

しかし何の世界にも、メリット・デメリットがあります。成りすましや誹謗中傷など、業界人の端くれとして、心配の種は尽きません。

選管
地方選挙にも、ネット選挙の波が・・・

(投稿者:92)

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予想外の出来

ども。
健康のためウォーキングをはじめた担当ちゅんです。

先日、とある方から「もっと簡単にブログを更新できないか?」と相談されました。
そのサイトは、過去に私がアフター5で構築したもので、ベースはWordPressです。聞くと、投稿はPCのほか、iPhoneからもしたいのだそうです。

CMSだからネット環境さえあればどこからでも、端末を問わず投稿画面にアクセスできるのは間違いないのですが、アクセスできることと投稿までをできることは必ずしも一致しません。さらに「簡単に」と注文がつくと、結構ハードルは高いのです。

まず、iPhoneからの投稿。こっちは簡単で、WordPressが公式にリリースしているスマホ用アプリを使うことで解決できます。いちいちブラウザで管理画面にログインするという一切の手間を省き、まるでメールを投稿するかのようにブログに記事を投稿できます。これは便利ですね。

一方、困ったのはPCからの投稿です。スマホアプリのように洗練されたUIをもち、かつ無料で利用できるアプリがあるか…。探しました。で、行き着いた結論は、予想外にもMicrosoftが無料で公開している『Windows Live Writer』でした。

Windows Live メールをインストールするときに、チェックボックスで選択できるあいつ。私はてっきり「ワードパッドに毛が生えた程度のものなんだろう」くらいに思っていて、いつもスルーを決め込んでいたのですが、どうやら調べてみるとブログの投稿に特化したソフトだったようです。
初回起動時に現れる「どのブログを使っていますか?」という選択肢には、しっかりと「WordPress」があります。あとはURLを入力し、ユーザーID・パスワードを入力するだけ。
すると、ソフトが起動しますが、なんということでしょう!

Windows Live メールそっくりなUIをもった編集画面が表示され、カテゴリの選択もばっちり。記事のタイトルを入力し、本文を入力。圧巻は画像の投稿で、デスクトップ上から編集画面へ画像ファイルをドラック&ドロップするだけで挿入可能。最後に「投稿」というボタンを押すと、WordPressへの投稿完了です。画像ファイルのアップロードの手間が一切なく、これまた「メールを送信するかのように」作業できてしまいます。正直、ここまでの出来とは思いませんでした。

WordPressの管理画面上から記事を投稿するよりも格段に簡単。この機能を使うためだけにWordPressを導入するのもアリなんじゃないか?とまで感じます。先方からはまだ感想は聞いていませんが、きっと満足いただけるはずです。

Windows Live Writer
メールの方は正直アレですが、Writerは素晴らしい出来です。やればできるんでしょ!

(投稿者:ちゅん)

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ヤマハのロゴ

先日、熊石からの帰り道の話です。前を走る1BOX車の後部に「YAMAHA」のステッカーが貼ってありました。ブラスバンド部OBのちゅんは「楽器屋さんかな?」と聞くので、サイクリスト?の私は「バイク屋さんだね」と即答しました。怪訝そうなちゅんに、その理由を知ったかで説明しました。

世の中に「ヤマハ」と言う二つの会社があります。ひとつは、ピアノ等の楽器を製造販売する、日本楽器改め「ヤマハ株式会社」、もう一つは、オートバイを製造販売する「ヤマハ発動機株式会社」です。同じヤマハブランドなので少し混同しそうですが、基本別会社です。しかしヤマハ発動機は、日本楽器の二輪部門が独立した会社で、日本楽器製のバイクも昔あったようですが・・・。

さて、そんなヤマハ2社の「YAMAHA」ロゴが違うって知っています?同じような縦長っぽいゴシック体のフォントなのですが「M」に注目です。このMって3本足ですよね?中央の下部が両サイドと揃って、3本が一列に着地しているのがヤマハ発動機で、中央下部が少し浮いて、2本足で着地しているのが楽器のヤマハなのです!この違いは、2社間では明確に使い分けられています。知っていましたか?楽器のほか、電子機器やスキー等もヤマハの製品なので、2本足のMが使われています。バイクやボートなどは、ヤマハ発動機製なので、3本足のMのロゴなのです。私だけかもしれませんが、ヤマハのバイク乗りが、スキー用のグローブをはいていると、ロゴが違うので笑ってしまいます。

ちなみに、ヤマハはパソコン音源のMIDI規格を制定した会社のひとつで、ここから電子機器の分野へと進出しています。ネットワーク機器のルータなどは、高性能で評判も良く、使って安定感があります。個人的にかなり好きです。さて、ここで問題、ヤマハ象徴する「音叉マーク」にも、2社で違いがあるのですが、わかりますか?

yamaha logo
ルータはヤマハ製なのでMの中央が浮いている。では、音叉マークの違いは?

(投稿者:92)

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モニタ解像度の主流って?

ども。
個人的にWindows8を触っていないので、いろいろと支障が出始めた担当ちゅんです。
ですが、職場の主力はWindows7です。8はVistaと同じ運命を辿るのかもしれません。

さて、今年も事務用PCの調達時期が近づいてきました。ようやく人事異動によるPC配備が終わったと思ったら、すぐにまた次の配備です…。今年度は珍しくデスクトップ型を調達する予定で、現在仕様の作成を行っています。

そこで悩んでいるのがモニタです。まず、そもそもモニタの形状はイマドキ「ワイド」でしょうか?それとも業務で使うPCなので、まだ「スクエア」でしょうか。
そして、仮にワイドとしても、16:9がいいものか、はたまた16:10がいいものか。さらに、16:9と決めたとしても、解像度はどうするのか。1920×1080のフルHDである必要は無いにしても、じゃあいくらがいいんだ、と。

ちなみに、私が今職場で使っている事務用ノートPCはワイドモニタで、解像度は1366×768(フルワイドXGA)です。縦の768というのはスクエアのモニタでおなじみのサイズなので、単純に横幅が342px広がっただけで違和感なく使いやすい気がします。
かといって、ノートの15インチであればそれでよいのですが、19~20インチというサイズでこの解像度では狭いというか、もったいないというか。そもそも、19インチモニタでフルワイドXGAって販売されているのかどうか疑問も残ります。

さて困ってしまいました。自分の中ではワイドを導入することで心は決まりましたが、解像度はいまだに自信なし。とりあえず、数は少ないですがかろうじて導入実績もある「1600×900(WXGA++)」としてみましたが、これが主流なのかどうなのか。PC調達の際はその仕様が主流か否かで価格がかなり変わってきますので、仮に1920×1080の方が安かった場合はそれでも可としておこうかと思っています。どうしたものでしょうかね。

モニタ解像度
解像度の違いで広さはこんなに変わってきます

(投稿者:ちゅん)

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