e-ネットキャラバンの季節

ども。
一日中お神輿を担いで真っ赤に日焼けした担当ちゅんです。昨日から3日間、八雲町では八雲神社の例大祭が開催されています。

今年も、eネットキャラバンの講師派遣依頼が届き始めました。
「e-ネットキャラバンとは」についてはWikipediaに詳しい説明があるので、引用しておきます。

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e-ネットキャラバン(イーネットキャラバン)とは、インターネットの安心・安全利用に向けた啓発を行う趣旨で行われる「e-ネット安心講座」を行うキャラバン(出前講座)。児童・生徒と接する機会の多い保護者及び教職員を主な対象としている。講師の派遣に伴う謝金や交通費は原則的に不要。2005年度の関東地域及び東海地域での試行結果を基に、2006年から全国47都道府県で実施された。当初は2009年3月までとされていたが、その後も継続実施されている。
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実は、上司92氏と私は研修を受け、e-ネットキャラバンの講師として認定されています。なので、八雲町内はもちろん、近隣の自治体で講師派遣依頼があると、引き受けてもらいたい旨の依頼があるのです。

講師といっても、特別難しいことをするわけではなく、全国統一の講演用レジュメが用意されているので、基本的にはこれにそったかたちで講演すれば良し。ただし、インターネットを取り巻く情勢は日々めまぐるしく変化するため、用意されているレジュメの内容では少し古いと感じる箇所もあり、自分なりにアレンジしながらお話させてもらっています。

特に「SNS」をめぐる情勢は数年の間に大きく変化しました。レジュメの中では「プロフ(プロフィールサイト)」がクローズアップされているのですが、いまどきプロフなんて誰もやってません。以前はプロフがmixiに変わり、Twitterに変わり、Facebookに変わり。そして今一番ホットなのはスマホアプリの「LINE」かな?と思うのですが、私は残念ながらFacebookどまりでLINEには手を出していないので、すでに着いていけない世界になりつつあります。

また、著作権法も改正され、違法アップロードだけではなく違法と知りながらダウンロードすることも処罰の対象となるなど、変化があります。以前であればwinnyなどP2Pの問題だけを大々的に話せばよかったのですが、今ではYoutubeなどの動画サイトに違法アップロードされた動画の取り扱いなどにシフトしてきています。ここの部分にも、もしかしたら講師の知らない世界が隠れているような気がします。
架空請求などお金にまつわることでも、今では「ゲームのアプリ内課金」などが、おそらく保護者の方からすると頭の痛い問題かも。

このように刻々と変化する情勢にも対応するような学習を深めたいからこそ、e-ネットキャラバンを有効活用してもらいたい反面、講師は講師で日々研鑽していないとなかなか大変だというのが裏話かもしれません。まずは7月早々に1件の講演が決まっているので、LINEでもインストールしてみたいと思います。

熊石高校での講演の様子
昨年の熊石高校での講演の様子。今年もこの季節がやってきました。

(投稿者:ちゅん)

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視線がピタリ?

庁舎内の業務用と各学校の校務用パソコンの、窓七化が順調です。月末と月初めに、大きな部署での作業があります。ここが山場だと思っています。そして夏休み中には、お隣の学校です。大イベント!校舎改築に伴う、PC教室のリニューアルです!!これも山です。ツインピークってか?

さて、足場も外れたお隣の学校ですが、少し気まずいことに気が付きました。校舎が庁舎側へ改築されたのですが、私がよく使う2階WCの窓から、新校舎の教室が近すぎます!目の前です。今日も何気に用を足しながら、窓を開けたら・・・。2階の教室で作業中の方と、視線が合ってしまいました。何となく会釈してしまいました。窓を開けた私が悪い?でも、学校が出来たら、今度は児童と目が合ってしまうのでは!!気恥ずかしいです。

そんな事を考えているうちに、今晩は八雲神社例大祭の宵宮際だったりします。明日の歩行者天国では、HBCラジオのミカちゃんや、我が町の観光大使の伊吹吾郎さんに会えるらしい。ここでも視線を合わせられるかしら?お楽しみに!

庁舎2階のWCから新校舎を望む
意外なほど、教室内部が見えます。そう言うことは・・・見られてる?

(投稿者:92)

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XPって終わるんですよね?

ども。
職場ではWindows、自宅ではMacの担当ちゅんです。

最近、町内の小中学校まわりをしていて、よく「WindowsXPって終わるんですよね?」と相談されます。そりゃそうです。何をしに学校に行っているかといえばWindows7化なのですから。でも、実際に個人でPCを持っていて、仮にそれがXPだったとした場合、複数の選択肢からどれを選べばベストなのでしょうか。これは結構悩ましい問題だったりもします。

(1)XPのマシンを7にアップグレードできるか
我が社の場合、XPマシンを7に切り替えている根拠として、もともと「7のダウングレードでXPを導入していた」という点があります。7のライセンスを保有していながら、あえてXPで使っていただけなので、それを7にしたところでライセンス上なんら問題はありませんし、PCのスペックも動作要件を満たしています。
でも、もともとXPがインストールされていたPCの場合、多くは再利用不可です。理由としては、Windows7のライセンスを別途購入する必要があること。7~8年も使ったようなオールドPCなのに、いまさらお金をかけてOS入れ替えまでして使うのか?という。しかも、動作だって機敏とはいえないとなれば、これを機に廃棄しましょうという話になることが多いです。
実はこのことがご家庭でのPCにも当てはまります。「まだ買ったばかりなのに」ということであれば、Windows7のライセンスを保有している可能性が高いですが、そうでなければ、買い替えをするのが現実的かもしれません。

(2)7にしたらよいか、8にしたらよいか
これも悩ましい問題です。今、普通に店頭にあるPCを買ってくれば、それはまず間違いなく最新のOSであるWindows8が搭載されています。このことに別に抵抗がなければ、これがベストです。
ただ、想像するよりもWindows8に対してネガティブなイメージを持っている人が多く、使い慣れたWindows7を使いたいという声も多く聞きます。そんなときは、Windows7へのダウングレードが可能かどうかをよく確認されることをお勧めします。メーカーによってはオプションでの選択が可能なパターンもあるようです。
ちなみに、いわゆるコンシューマ向けエディションの「Home」は、Professionalと同様に5年間の延長サポートが受けられるようですので、2020年1月14日までは安心して使い続けることが可能です。

(3)いっそ、壊れるまでXPを使ってはどうか
現実として、来年の4月8日になると突然XPが起動しなくなるというものではありません。でも、Microsoftから更新プログラムは一切提供されなくなります。「な~んだ、それだけか」と思いますか?実は、サポート終了まで1年を切った今でも、WindowsXPに対しては毎月のように更新プログラムが提供されています(XP関係を数えてみると6月は1件、5月も1件ありました)。これが提供されなくなるとどうなるか。PCが脆弱性を抱えたままになるだけではなく、攻撃の標的にされてしまうおそれもあります。
これを十分理解したうえで、PCが壊れるまでXPを使い続けるという線がありか無しかでいえば、ありだとは思います(が、私はしません)。ただし、ウィルス対策ソフトのサポートが終わってしまえば完全にアウト。自分は良くても、ウィルス感染などで人に迷惑をかける可能性があるということを十分に認識しなくてはいけません。

(4)まとめ
結局のところ、現実的なのは「買い替え」になってしまうのが悲しいところです。PCだって、いまでは立派な「家電」のひとつと考えれば、どこの世界にサポート切れで買い替えが必要な冷蔵庫がありますか?という話です。PCの価格も昔からみればかなり安くはなりましたが、これを「消耗品」と割り切れる人はどのくらいいるのかな~と思います。少なくとも私にはムリです。

サポートライフサイクル
本来は延長サポートされないはずのHomeエディションも特別に延長されるようです

(投稿者:ちゅん)

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熊石地域の更なるブロードバンド化

熊石地域でのブロードバンド化に動きがありました。NTT東日本の北海道支社は、6月12日付で熊石局と館平局エリアでの、フレッツ光サービスを発表しました。(プレスリリースは、こちらでご覧ください。)

サービス提供開始は、熊石局が9月17日(火)、館平局が一週間遅れの9月24日(火)となっています。問題のサービスエリアですが、熊石が鳴神の途中~門昌庵手前?と平、鮎川となっています。どうも、関内、西山、畳岩はエリア外のようです。館平は、ほぼ全域OKかと思われます。いずれにしても、申込時には、詳しくはNTTにご確認ください。さて、これで野田生・東野、落部に続いて、熊石地域でも光エリア拡大です。大変嬉しいです。公共施設を結ぶ役場のネットワークも、新年度には光に変えて、高速化を図りたいと思います。

そんな、熊石地域でのネット利用者の利便性を向上すべく、熊石2か所目のフリースポットを先日設置しました。場所は、熊石国保病院のロビーです。パソコン、タブレット、スマホ等を、外来・入院患者さんを初め、誰でも無料でインターネットに繋げます。お気軽にお使い下さいませ。

熊石国保のフリースポット
熊石国保病院ロビーにも設置したFreeSpot。是非ご利用ください。

(投稿者:92)

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KP41病

ども。
週末2日間びっしり子守りをして、子育ての大変さを再認識している担当ちゅんです。

さて、事務用PCのWindows7化も順調に進み、庁舎内にあるPCの半数以上が7になりました。情報政策室ではPCの入れ替え作業で毎日忙しい日々が続いています。

そんな中。とある部署に納品した「新品の」デスクトップPC2台の調子が悪いとの連絡を受けました。CPU切替機で基幹系と情報系を切り替えて使っている部署です。基幹系システムで仕事をしていて、情報系に切り替えてみるとなぜかPCが再起動しているという症状。
Windowsが勝手に再起動していた場合、まずは「ブルースクリーン」を疑います。Windows7の場合、システムエラーが発生すると自動的に再起動するのがデフォルトの設定なので気がつきづらいのですが、イベントログを参照すると、ちゃんと痕跡が残されています。

今回の場合もまさにそれで、内容を確認すると『イベントの種類:重大,イベントID:41,ソース:Kernel-Power』と記されていました。嫌な予感がします。イベントの種類が重大というだけでも、心臓が痛くなります。
まもなく、その予感はすぐに悶絶に変わりました。Googleにて検索してみると、今回のエラーは『KP41病』という愛称がつけられるほどにメジャーなトラブルのようで、Windows7で発生するエラーの中でも最も解決が難しいエラーのひとつであるということがわかりました。

なぜ解決が難しいのか。それは、原因の特定が非常に困難だからです。例えば、検索してみた結果、次のような問題が起因してKP41病は発症するようです。

 ・電源モジュールの不良
 ・オーバークロックなどによる電圧不足
 ・Windowsの省電力設定(スリープからの復帰失敗)
 ・グラボの故障
 ・メモリの不良(相性?)
 ・USBキーボードやハブなどの周辺機器との相性

これ、問題を見つけだすのは至難の業です。はっきりいって「全てを疑え!」ということですから。
幸いにも、発生したのが2台なので初期不良の可能性が低いことと、今回のPCが新品なので電源モジュールやグラボの故障はほぼ無いことから、とりあえず一番怪しい周辺機器である「CPU切替機」と、OAタップで分配している元電源の「電圧降下」を疑ってみようと思います。

まさか、こんなトラブルにあうとは思ってもみませんでした。XP時代には「死のエラー」と呼ばれる『STOP: c0000218 Unknown Hard Error』とも格闘しましたが、まさに7版の「死のエラー」でしょうか。さて、どうすんべ。

写真
こんな画面で固まっていました。

(投稿者:ちゅん)

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