職場のOA化が急速に進み、庁舎内におけるネットワークが当たり前になっています。ネットワーク化されないパソコンは、単なる電卓の様な気さえします。当然、システム資産を共有し、効率良く運用するためのステップとして、サーバーの構築が必要となってきます。
このサーバーも最初は、タワー型のデスクトップPCでした。我が社では、タワー型サーバーを「お地蔵さん」と、敬愛し呼んでいましたが、増えてくると置き場所に困ります。そこで19インチラックに収納する、マウント型PCに形を変えていきます。我が社では、何故か、19インチラックを「棹」と呼んでいます。これは、箪笥イメージからでしょうか?
この19インチラックを、今までに6棹ほどあちらこちらに設置しています。その7棹目を、今回お隣の学校にも設置しました。この7棹目にして、初めてサーバ室の構築(設計)段階から携わる事が出来ました。今までは別用途に使われていた部屋を、サーバー室への転用ばかりだったので、せいぜいラックにスタビラーザーを付けて、床にボルト止めする工事が常でした。しかし今回は違います。OAフロア内にLANケーブルを引き回し、スマートにラック内まで配線します。そこで必要になったのが基部に使う「チャンネルベース」です。これをあらかじめ、建物建築業者に渡し、きれいにOAフロアに埋め込んでもらいました。この上に42Uの棹を立てることになります。我々が、行ったときにはONUや各階のEPSへ向かうLANケーブルと電源コンセント類が、指示通り準備されていました。
このチャンネルベースですが、在庫は無く受注生産品だったりします。結構納期がかかります。発注は、お早めにらしいです。
きれいに施工されたチャンネルベース。ちなみに赤いコンセントは、非常用電源です。
(投稿者:92)