ディスプレイポート

ディスプレイポート(DisplayPort)とは、パソコンの液晶モニタ等、デジタル・ディスプレイ装置を繋ぐために設計されたインタフェースの新しい規格です。最近、この端子のPCがボチボチ出てきました。

パソコンとモニタを繋ぐ端子と言えば、VGA端子(別名:ミニD-Sub 15ピン)が定番でした。しかし、ここにもデジタル化の波が押し寄せ、DVI端子がジワジワと普及してきました。デジタル端子なので、DVI-Dだけで良かったのですが、過渡期だったのかアナログにも気を使い?DVI-Iなる両刀使いも存在していました。ところがこの端子、結構サイズが大きいのです。特に厚さが問題です。今時の薄型ノートPCには、サイズもデザイン的にも無理っぽい!そこで登場したのが、このディスプレイポートです。サイズは、S-ATA位でかなり小さいです。今後はこれが普及するのかな?

ところがっ!!新たな強敵が出てきました。それは、HDMI端子です。デジタル家電用のインタフェースのはずが、大型TVもPCモニタとして使えれば便利ですよね。そんな発想からか最近のノートPCには、HDMI端子がディスプレイポートよりも先に普及しそうな勢いで付き始めました。HDMIって映像信号のほかに、音声信号も流せるので、便利ですものね。

でも、ディスプレイポートも、HDMI同様に音声も流せますし、4K等の超高解像度も視野に入った規格となっています。マニアックに、複数のモニタを数珠繋ぎにして、簡単にマルチモニタが出来たりします。ちなみに、製造メーカーとしては、HDMIを製品に付ける場合、多様な特許使用に対してライセンス料が発生するらしいですが、ディスプレイポートは、無料で使用できるらしいです。さて、どちらがスタンダードとなるのか?それには、もう少し時間がかかりそうです。

ディスプレイポート
PCに付き始めたディスプレイポート。しかし、対応モニタをまだ見たことがありません。

(投稿者:92)

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中学校PC教室のWindowsXP問題を解決

ども。
尋常ならざる朝の寒さに、おもわず灯油ストーブのスイッチを入れてしまった担当ちゅんです。

さて、昨日上司92氏も少し話題にしていますが、昨日から中学校3校のコンピュータ室にお邪魔して、Windows 7 へのバージョンアップ作業を行っておりました。
昨日は若干のトラブルもあって、当初の時間を大幅に超過するなど疲れた一日でしたが、本日は実にスムーズに作業が進み、当初丸1日見ていた作業日程でしたが、半日で終えることができました。

そして、気がつけば今日を持って町内の小中学校全てのWindowsXPサポート終了問題に目処がついたということになります。教員用の事務PCの更新前は「本当に全部やれるのか?」と不安もあったのですが、コツコツと作業を進め、ようやく終了です。
全庁的にみても、町の職員用PCの入れ替えを少し残すばかり。こちらについても来年4月までには間違いなく対応可能と見込んでいますので、実質的にいえば、「八雲町はWindowsXP問題を解消しました」と宣言しても差し支えない状況まで持ってくることができました!

巷では「間に合わない宣言」をしてしまっている企業・団体などもあるようですが、実際、予算に関わってしまう部分(ライセンス不足など)はなかなか難しい問題だと思います。当町の場合は、Windows 7 がリリースされた以降に導入したPCが多かったため、同じXP端末でも「Windows 7 のダウングレード権」を行使して購入した端末であったことが、問題解決につながったと思っています。
もちろん、ライセンス上クリアしていても、最終的に人力で入れ替え作業を行わなければならないという点は課題として残るのですが、「とにかくやればいつかはゴールが来る」という状況であったことは幸いだったと思っています。

入れ替え作業
本日の作業は滞りなく無事に完了しました!

(投稿者:ちゅん)

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熊石消防署望楼にて

今日は、朝から熊石でした。中学校のパソコン室で、窓七化の作業です。少し前に、別な学校で同じ作業をしていたので、準備も万端です?今日の2校で、熊石側での作業も終了なのです。

余裕のはずが・・・。全く予想もしていないトラブルに、1校目から見舞われました。前回の様にいきません。前はどうやって、この難局を越えたのか、全く思い出せないのです。困ったものです。完全に自信喪失です!それでも直ぐに、対応策を2、3手考え行動開始。一応、最悪の場合も想定して、八雲側から、あれやこれやを持って来てもらう手配も。全く、はた迷惑な話となりました。大変申し訳ありませんでした。結果、八雲側からの救援物資が功を奏し、予定時間内に、2校なんとか窓七化と空お品書きの設定が終わりました。やれば出来ます?明日も、同じ作業が八雲側でありますが、もう大丈夫です。当たり前ですよね?

帰り道、熊石消防署の望楼に登ってきました。正しくは、望楼の屋根の上に上がりました。本当の天辺です。ここを拠点に、新たな無線LANネットワークの構築を考えています。双眼鏡を首からぶら下げて、ちゅんと2人で調査したのですが、やはり海洋深層水の施設が見通せません。本日2度目のガッカリです。困りました。

何という日なんだ!

望楼の屋根の上
望楼の上から・・・意外と国道や海岸線が見えません。

(投稿者:92)

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病院でのTV会議をサポート

ども。
夜、布団に入って寝付くまでの時間が大好きな担当ちゅんです。

昨日、八雲総合病院にて「八雲町感染対策ネットワーク(YIC)」の講演会がありました。
私は参加対象者では無いのですが、講演会の運営スタッフから「Skypeを使って他の病院に中継をするが、不安なのでサポートを!」との連絡を受け、サポート要員として会場にて待機することになりました。

同ネットワークでは、これまでもインターネットを介して遠隔地を結ぶことで中継を行うなど、新たな試みにチャレンジし続けてきました。新しい機器なども導入しながら、その精度や質はどんどん高まってきています。ちなみに、その都度当ブログにも様子はエントリーされてきています。

2013-1-22 講演会サテライト会場 
http://www.town.yakumo.lg.jp/modules/information_blog/details.php?bid=753
2013-5-16 【実験】skypeでステレオミキサー
http://www.town.yakumo.lg.jp/modules/information_blog/details.php?bid=832

今回も基本的には今までと同様にSkypeを利用しての中継だったのですが、「私が待機しているときに限って」トラブルというのは発生しているように思えてなりません。まるで「名探偵コ○ン」の主人公のようです。

Skypeの機能の中にある「画面転送」がどうもうまく動きません。ビデオ通話は映像・音声共に正常なのですが、画面共有をはじめた途端に、相手先のSkypeが読み込み中のまま止まってしまいます。やばい!講演開始まではおよそ30分足らずです。冷や汗がおでこから流れ落ちる中、とっさにいくつかの対策案を考えます。

まずやってみたことは、PCの再起動。これは基本中の基本です。双方のPCを再起動させ、再度挑戦してみましたが、結果は変わらず。
次にやってみたことはSkypeのバージョンアップ。八雲総合病院側のPCのSkypeは最新版のバージョンでしたが、先方の病院のSkypeのバージョンは若干低かったのです。これには多少時間がかかるため、「もしこれがダメだったら、次は…」と代案を探していたところ、これが見事、ビンゴ!バージョンアップしたことで無事に画面共有を受け取ることができました。

結果、講演会は大成功のうちに終えることができたようです。私も、インフルエンザについての知識が深まり、想像以上に良い勉強の機会となりました!

ネットを使った講演会
何か嫌な汗が、今回もでました。

(投稿者:ちゅん)

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BYOD

BYODって知っていますか?最近、IT業界紙などでもBYODが取り上げられ始めました。実は私ら、数年前から同じような発想で、準備をしていました。こんな用語は知りませんでしたが。それは、300余台のPCを調達する者として、コスト的な問題解決の一手段としてです。残念ながら運用には、至っていませんが・・・。

WiKiによると——————————
BYOD (Bring Your Own Device、ビーワィオーディ)は、従業員が個人保有の携帯用機器を職場に持ち込み、それを業務に使用することを示す。日本語では、私的デバイスの活用、私有IT機器の業務利用、自分の所有するデバイスを持ち込むなど、安定した訳語がなく、元の英文の頭文字の略語であるBYODで表記される場合が多い。BYODの語は、海外のレストランで、酒の持ち込みを許可するという意味のレストラン用語(BYO、Bring Your Own)から来ている。
——————–以上 wikipedia から転用

最近のトレンドとして、Deviceはスマホやタブレット端末を指すようです。パソコンそのものだとしても、平べったく軽量なU○trabookイメージなのかな?我々が考えていた時は、ノートPCそのものでした。それも、仕事用に拠出してもらうイメージで、自宅への持ち帰りは当然NGと考えていました。勿論それは、セキュリティの問題からです。しかし今では、VMやシンクラ等の技術も実用に耐えうるようになり、またデータをPCに残さない新たな技術も考えだされています。

しかし、BYODには賛否両論があり、運用する現場でも戸惑いは隠せないようです。それでも、町と職員双方にメリットがあるような仕組みを、もう少し考えてみようと思います。

業界紙
IT業界紙でもBYODの論議が・・・

(投稿者:92)

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