苦労の跡が見えるLAN配線

ども。
色々な案件の締め切りが同時にやってきて、多忙を極めている担当ちゅんです。

さて、昨日は次年度のパソコン整備打ち合わせのため、熊石地域の小学校2校を訪問し、打ち合わせを行いました。
2校とも小規模校であり、数十台のPCがずらりと並んだパソコン教室ではなく、共有スペースに「パソコンコーナー」が設置されているパターンの整備がなされていました。先生との距離が近いため、パソコンの授業を行うには良い環境です。

打ち合わせでは、どんな仕様のPCにするか、デスクトップかノートか、ソフトウェアはどうするかなど、必要事項をお聞かせいただいたほか、実際に工事を発注する際の参考として、現場も確認しました。
町内の小中学校のPC教室は、全て情報政策室が保守をお手伝いしているため、大体はどんな雰囲気であるのかは頭の中に入っています。しかし、今回はさすがに驚いてしまいました。

なんと、パソコンコーナーに設置していたデスクトップPCが2台ほど姿を消し、その代わりにブルーのLANケーブルがアクロバット配線されていました!
話を聞くと、わざわざPCを使うためにパソコンコーナーに行くよりも、教室にあった方が使い勝手がよく、結果として先生が苦労して「引っ越し」をしたとのことでした。教室を見てみると、確かにPC2台がちゃんと置かれていました。

本来はPCの場所を無断で変更したり、ネットワーク配線を勝手に延長したりすることはルール違反なのかもしれません。しかし、児童のことを第一に考え、しかも不慣れなはずの作業を一生懸命行った先生の姿が目に浮かび、何も言えませんでした。来年度のPC整備とあわせて、LAN配線も綺麗に引き直すことにして一件落着です。それにしても、すごい配線だったなぁ。

アクロバット配線
PC整備は来年の夏休みをめがけて行う予定です!

(投稿者:ちゅん)

カテゴリー: つぶやき | コメントする

ドット萌え

ネットで面白い話を見かけた。それはドメインの話です。ウェブサイトのURLで、http://の後ろに続く何とかドットコムとか、何とかドットjpなどがドメインですが、今回はこの末尾部分の話です。八雲町のサイトで言えば「.jp」の部分です。この部分を特にトップレベルドメインと言います。このトップレベルドメインにも2種類あって、gTLDと呼ばれる分野別トップレベルドメインとccTLDと呼ばれる国別コードトップレベルドメインに分けられます。分野別gTLDの代表例は、.com .net .orgで、20種類しかありません。一方国別コードccTLDは、.jp .tv .tc等々243種類もあるそうです。

で、この度gTLDの新規申請の審査が行われており、日本からも69件の申請があったようです。例えば大手自動車メーカーの .toyota .honda .nissan 地名では .tokyo .osaka .kyoto .nagoya 企業等からは .canon .docomo .nhk などですが、その中に .moe なるものがあるらしい?どうやら審査もPASSしたらしい。 moe=萌え なのかは不明ですが、まったく日本らしいと思いませんか?多分大人気になるのでは??早ければ、年内にも使えるようになるらしい。

ちなみに、ウェブサイトのURLが、http://yakum○.moe/ って・・・どうなんでしょう?

moeが審査を通った
.moeのICANNの審査通過を伝えるサイト

(投稿者:92)

カテゴリー: つぶやき | コメントする

NHK総合チャンネル変更・・・その後

ども。
我が子の成長に驚かされることばかりの担当ちゅんです。

さて、本年国が実施した、NHK総合のチャンネル変更(リパック)については、先月10月15日に旧電波が停波したことで一応の終了を見ています。内容としては、室蘭から発射される「渡島局」のチャンネルを18チャンネルから29チャンネルに変更するというものでした。

その対応にあたるため、八雲町内に臨時の現場事務所を設置していたデジサポが、事務所を引き上げるとのことで、昨日挨拶に見えられました。
色々と裏話も聞かせていただきましたが、今回のリパックで現場事務所が出動した件数はおよそ200件にのぼるのだそうです。全体で600件程度の出動だったとのことから、3分の1ほどが八雲町に集中していたようです。しかし、現場での作業自体は特に大きなトラブルもなく終了できたとのことで、さすがはプロですね。
役場においても目立った混乱は無く、現場事務所がチラシ配布などきめ細やかな体制をとっていただいたおかげであると感じております。

また、リパックが終了したことにより、町内で「混信障害を理由とした暫定衛星放送」を申し込まれていた方につきましては、既に衛星放送は見られなくなる措置がとられているとのことです。もっとも、NHK総合チャンネルの映りが改善した後は必要の無くなるものではありますが。
まずは大きな仕事が一段落して、ホッとしているところです。

チラシ

ちなみに、現場事務所は引き上げても電話相談・無料調整作業は引き続き実施されるとのことです。

(投稿者:ちゅん)

カテゴリー: つぶやき | コメントする

気になる挙動

職場で窓七パソコンを使い始めてかなり経つのですが、気になる挙動があります。そんな事を気にするのは、私だけでしょうか?それは・・・。

フォルダやファイルを移動させる時は「ドラッグ」させますよね。この時、私の拘りはマウスの右ボタンを押してドラッグです。左ではなく右です。それは、右ボタン+ドラックなら必ず「コピー」「移動」「ショートカットの作成」のどれをするのかを聞いてくれます。なので、どれかを選んで確定させます。しかし、左ボタン+ドラッグだと聞いてくれないのです。それは、ある法則があるからです。同じドライブ内であれば「移動」、他のドライブへは「コピー」になる法則です。知ってましたか?これ窓の常識?です。

さて、気になる挙動というのは、新しく開いたフォルダから 複数のフォルダやファイルを一度に選択してドラッグさせたい時です。いきなり右クリ+ドラッグで複数選択したまま、移動先のフォルダ上へ持っていく。この時の挙動が?なのです。上手く一気に持っていけない?XPなら出来るのに!窓七だと、期待を裏切られます。どうやら、フォルダの中に既に選択されたモノが有るか無いかで、挙動が違うようです。う~ん!!上手く説明できない・・・。私の体には、XPが染み込んでいるのかな。あえて、使いにくいとは言いませんが、少しイラっとしてしまいます。

右クリでドラッグ
いきなり右クリで複数選択し、別なところにドラッグ出来ない!XPと挙動が違う?

(投稿者:92)

カテゴリー: つぶやき | コメントする

よりによってこんな日に…

ども。
本格的に雪が降りました。雪を見ると今年の残り日数が気になりだす担当ちゅんです。

昨日、機器の保守のために熊石総合支所へ。道中は雪、しかも時折視界が無くなるほどの猛吹雪。「よりによってこんな日に…」と若干後悔しながらも、機器の保守を待っている職員の顔を思い浮かべながら、何とか無事にたどり着くことができました。

保守の業務自体は簡単なものですので、1時間もあればお釣りがくる程度。しかし、偶然にも熊石総合支所に設置しているサーバー機器が不調となったもので、業者さんが行うサーバーの修理にも立ち会うことに。思い起こせば、これが災難への入り口でした。

不調となったのは「NAS」というストレージ機器。読み込みが遅くなり、仕事にならないレベルです。しかし、管理画面を見ても特にエラーは出ていません。となれば、当然試したくなるのが「再起動」です。世の中のSEのみなさんも、きっとそうですよね?
管理画面上から「再起動」を選択してしばし待ちます。1分経ち、5分が経ち。10分経ってもNASの起動が完了しません。この時間帯は、言葉にできないものがあります。そして、ようやく機器に変化が現れた瞬間、業者さんとともに天を仰ぎました。

筐体の液晶に出た文字、それは恐怖の「EMモード」突入を知らせるものでした。

某「牛」製のNASを使っていて、最も恐れるエラーがEMモードです。EMとは「Emergency Mode」の略、日本語に訳すと「非常モード」です。しかも、EMモードのほかには「No Array Info」なんていうおっかないメッセージも表示されています。最悪、NAS本体が壊れるのは良しとしても、データまで飛んでしまっては一大事です。EMモードに入ってしまったNASを助け出す、おそらく唯一の方法は「ファームウェアを書き込んでみる」ことなので、神に祈るように作業を開始しました。
結果、「ピーッ」という電子音とともに、NASはEMモードから抜けだしました。しかし、今度は画面上に「HD1 Is Faulty」の文字が。

でも、これで一安心。ハードディスクはRAID構成なので、1台故障しても、残りのHDDでデータの読み書きは可能なのです。EMモードから抜け出せたことでネットワーク上のPCからのアクセスも復旧。速度の低下も改善しました。
思うに、実は再起動前から1番のハードディスクに故障があったのではないでしょうかね。完全に壊れていないため、管理画面上にエラーは立たず。再起動のタイミングで昇天したと考えればつじつまがあいます。

ということで、無事に問題を解決できた頃には、外はすっかり夜。再び猛吹雪の中を一人帰路につきました。ここでもう一度「よりによってこんな日に…」トホホです。

故障したNAS
故障したHDDの場所をLEDランプでお知らせしてくれる機能付きでした

(投稿者:ちゅん)

カテゴリー: つぶやき | コメントする