外国語の説明書

とある施設のネットワーク工事がほぼ終了しました。今更、現場を隠しても意味がないので、お教えしましょう?そこは、道央高速の八雲PAに隣接する、道立公園噴火湾パノラマパーク内の「八雲情報交流物産館 丘の駅」の現場でした。ご存じのとおり、丘の駅パノラマ物産館は名前を改め、1月12日にリニューアル(プレ)オープンします。詳しくは「八雲観光物産協会」「町の観光・物産情報」このへんでしょうか?お楽しみに!!

さて我々はそこで、情報系と呼ばれる町職員用ネットワークの延長、ついでに丘の駅職員用ネットワークの構築、更に来館者向けのWi-Fiフリースポット機器の設置を直営でしていたのです。無事工事も終わったので忘れないうちにと、図面や書類を整理、Freespot協議会への登録作業などをしていて見つけました。それは、フリースポットへの接続方法の説明書です。それも外国語版です!英語の窓&林檎版、中国語と韓国語は窓版だけでしたが、ここの来館者は国際的なので使えそうです。昨日のちゅんの話もそうですが、いよいよマルチ言語の時代のようです。

早速印刷してパウチ後、丘の駅に置くことにしました。かなり役に立ちそうですが、悲しい事に少し内容が古めです。スマホ用が無いのは仕方がありませんが、窓用がXP仕様なんです!ご丁寧に、Meと2Kの説明も付いています。それって・・・?

外国語版の説明書
内容が正しいかどうかは読めないので?ですが、絵的にはOKっぽい。

(投稿者:92)

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Webサイトリニューアル裏話 Vol.3

ども。
本日は札幌に出張しております。出先からでもWebサイトを更新する勤勉な担当ちゅんです。

リニューアル裏話も3回目に突入しましたが、まだまだ話題は尽きません。もうしばらくこの話題にお付き合いいただければ幸いです。

今回のリニューアルにより、ウェブサイトの一番右上に「Foreign Language」と書いたボタンを設置したのですが、もうお気づきになられましたでしょうか?
そうなんです、ついに我が八雲町でも懸案であった「外国語対応」に踏み切ったのです!

外国語対応には一般的には大きく2つのパターンがあり、1つは外国語に精通した人が実際に翻訳して作成するパターン、もう1つは機械翻訳と呼ばれる、日本語を外国語に自動変換するサービス(Google翻訳など)を利用するパターンです。
基本的に、どちらのパターンでも外国語対応は可能です。しかし、当町では「機械翻訳では間違った翻訳結果が出た場合に責任が持てない」という理由から、自主規制することに決めています。よって、今回のミッションは全て人力で行う方針で話を進めていきました。

さて、ここからが裏話になりますが、最大の課題はもちろん「外国語に精通した人」がはたしているのかどうか。ここですが、実は現在八雲町に赴任されている地域おこし協力隊のメンバーの中に、海外(オーストラリア)での居住経験があるメンバーがいたんです!本人いわく「現地で聞いて覚えた英語だから、文法的には自信が無い」とのことでしたが、「それでも良いのでなんとか!!」と無理を言ってお願いしたところ、快く引き受けてもらうことができたのでした。

間もなく、協力隊メンバーから英語に翻訳された原稿が届きました。でも、中身を見てもさっぱり。高校時代に取った「英検準2級」はここにきて全く役に立ちませんでした…。
ということで「文法的に自信が無い」をクリアするため、これまた八雲町に赴任されているAETのアルマ先生に文法のチェックをお願いしてみたところ、これまた快く引き受けてくださいました。みなさん、とても親切で感激でした。

そして、アルマ先生から上がってきた原稿が、現在の「Foreign Language」に掲載されている文章になります。鮭が飛び跳ねているだけの写真も、英語のなかにあるとなんだかものすごくオシャレに見えるのが面白いです。この原文は「移住情報」の中にある「移住者が増えるには理由があります」というコンテンツになります。これがそっくりそのまま英語に翻訳されていますので、見比べてみると英語の勉強にもなるかもしれませんね。

鮭が飛び跳ねている写真
まるで英字新聞のようなカッコよさ。ただ鮭が飛び跳ねているだけなのに。

(投稿者:ちゅん)

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QRコード付バス

以前、町所有のバスがラッピングされた時に書いた「検索、検索~う!」や、QRコードの実験話の「QRコードを試す」で、町ウェブサイトを広く知らしめる手法を模索しておりました。実はその後、担当課の方からお声が掛かりまして、町有バス数台にQRコードが貼り付けられることになりました。形になると、何だかうれしいですね!すぐにブログに書こうと思っていましたが、庁舎と車両センターが離れていることもあり、なかなか写真を撮る機会がありませんでした。わざわざ、写真を撮りに行く訳にもいきませんしね。

先日ちゅんと現場へ向かう途中、信号待ちで止まったら偶然にもスクールバスが目の前に。QRコードの事を思い出し、助手席の私があわてて撮った写真がこれです。逆行ですが、何とか分かりますでしょうか?このスクールバスは、リアウィンドウの他、車体の左右にもしっかりと、RQコードが入っています。

さて、バスが停車中なら問題なく読み取ることは可能ですが、走行中ってどうなんでしょう?車間距離の問題もありますが、認識するのかな?今度、試したみたいと思いますが・・・。チャンスが何時到来するかは不明です。

QRコードの付いたバス
QRコードもこれだけ大きければ、走行中でも読み取れるのか?

(投稿者:92)

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Webサイトリニューアル裏話 Vol.2

ども。
このところ仕事に追われるようになってきた担当ちゅんです。多方面にご迷惑を…。

さて、リニューアル裏話の2回目は「ナビゲーションメニュー」です。

ナビゲーションというのは、どのページを見ていても必ず表示されているメニューのこと。当ウェブサイトでは上部に設置していて、「暮らしの情報」「事業者の方へ」などがそれに当たります。
今回のリニューアルでは、これらメニューの構成・内容を大幅に変更することでユーザビリティを高めようと画策しました(実は従来のサイトではこのナビゲーションがほとんど機能していない状態でした)。

自治体のウェブサイトというのは企業や個人のウェブサイトとは違い、発信される情報のジャンルが幅広く、ユーザーがどんなコンテンツを求めてアクセスしているのかを判断することが難しいという特徴があると思っています。

たとえば一口に「暮らしの情報」といっても、税金のことを知りたいのか、子育てのことを知りたいのか、はたまたゴミの分別について知りたいのかといった具合。知りたい情報が公開されているということは当たり前のこととして、せっかく公開されていても情報が整理されていないので探せないというのが、これまでの課題でした。
この点については、ウェブサイトをCMS化してからの4年間である程度の傾向をつかむことができたため、今回は単純に「アクセス数が多い=需要がある」コンテンツへのアクセスをしやすくする方向で調整しています(事業者の方へ(入札情報)がナビゲーションに昇格したのはそのためです)。

それにしても「情報は確実にありつつもスッキリと見やすく」というのは、ある意味では相反する究極の課題でした。今回のリニューアル作業の中ではこの部分だけで実に1ヶ月近く悩みました。来る日も来る日もメニューのことばかりを考えた結果、自分の中で出した一つの結論は「隠す」ということでした。

どういうことかは完成形である各メニューをご覧いただければ一目瞭然ではないでしょうか。通常時は項目と概要のみが羅列されていて、見たい情報の項目をクリックするとメニューが展開されるというギミックになっています。
こういう方式をとることで、一見スッキリしていますが、実は裏側に存在している膨大な量のコンテンツを「隠しておく」ことができました(ちなみに、クリックして展開するというギミックは、昨今増えてきているタッチパネル操作にも適している動作じゃないかなと思います)。個人的にはすごく気に入っていて、つい必要以上に開いたり閉じたりを繰り返してしまいます。出来上がりだけ見ると普通のことかもしれないのですが、実はこんな苦労も「隠れて」いたのです。

しかし、今でもこれが最善の選択だったのかはわかりません。従来のウェブサイトよりは確実に見やすくなったと感じていますが、もっと考えれば別な道もあったのかもしれないと思っています。でも、少なくともメニューのことばかりを考え続けた1ヶ月の結晶であることには変わりはありません。みなさんもぜひ開け閉めをエンジョイしてください!

クリックするとメニューが展開します
ぬるっとメニューが展開するのが妙に気にいってしまいました

(投稿者:ちゅん)

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さすが電気屋さん

とある施設が近々オープンします。その施設でも情報系のネットワークが必要だという話になりました。お隣の建物にはその回線があるのですが、直線で50m程度離れています。新たに回線をVPNで引くのも、コスト的に・・・。そこで無線LANで、枝を延ばす事にしました。宝箱には、まだ使えそうな無線LAN機器がありましたし、これが一番ローコストな方法と結論づけて早速工事です。

部材が全て揃う工事は、電気工事が無ければ自営が基本です。しかし、今回は厄介な場所へのアンテナ柱の取り付けと、難易度の高い通線作業があることから、電気工事店に一部をお願いしました。特に「にわか・・・」が断念した、LANケーブルの通線作業は、体操の「シライ」と同じくらいのF難度です。事前調査で点検口を開け、途方に暮れた場所です。だって、5m位しか離れていない天井点検口の間が、全く見通せないのです。途中にでっかいダクト等々があり、必殺フィッシャーも使えません。どうするんでしょう?

しかしさすが本職、玄人です。狙ったラインとは少し離れた場所にあるダウンライトの器具を外し、そこに迂回させる作戦に出ました。色々な通線工具を駆使して、見事にLANケーブルを引き込みました。思いも付きませんでした。小さいダウンライトを使うなんて、さすがです!頼んだ工事はここまでで、仕上げのケーブル類へのコネクタの取り付けや無線機器の設定は、我々の作業となります。別件の作業と合わせて、今週末には開通の予定です。多分?目出度しめでたしです。

PROに頼んだ通線工事
この小さなダウンライトの穴を経由して、先へ延ばしました。流石です。

(投稿者:92)

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