恒例のSkype生中継

ども。
今日で1月が終わります。1年の12分の1が終了してしまったと考えると絶望的な気分になる担当ちゅんです。

昨日、八雲総合病院にて開催された「町民公開医療講演会」に、機器のサポート要員として参加しました。今回の講演では今金町にサテライト会場を設置し、Skypeにより講演の生中継をするという画期的な取り組みが行われました。講演会を主催している「八雲町感染対策ネットワーク(YIC)」では、これまでもICT技術を駆使した取り組みを数多く行っており、情報政策室としても後方支援してきました。

Skype中継については、既に過去2回にわたり実施してきた実績と経験もあり、今回はかなり余裕を持って臨めました。初めてのときは「とにかく途中で切れたりしないように」という点、2回目は「なるべく綺麗な音声を届けたい」という点が私のテーマだったのですが、今回は「良い意味で普通にやる」をテーマにしていました。
色々とノウハウも蓄積されていますし、ここで「途中で途切れることなく、綺麗な映像・クリアな音声をお届けできるのは当然である」という余裕を醸し出せれば、主催者側に「もし途切れたら…」「今金町にはちゃんと声が届いているのか…」などの心配をさせずに済みます。
さらにいえば、参加した町民の方に「中継というのは案外簡単なのかも」と思っていただければ、それは情報政策室としての本来の業務にもつながってきます。

こうしたとき、ICTサポート要員としては、なるべく「どっしり」と構えていることが肝要であると思っています。多少のトラブルが発生しても、笑顔で対応していれば「そんなに深刻ではない」というメッセージとして相手に伝わり、それが結果として安心につながるのではないかと感じています。
(ただし、実際にトラブルが発生したときには、内心ドキドキです)

今回は事前の接続テストで、なぜか相手側に音声が届かないというトラブルがあったのですが、それもなんとか無事にクリア。本番は全くのノートラブルでした。いつもよりも映像・音声もクリアで、今金町側の回線がADSLからFTTHに変わっていたことなどもプラスとなったと思っています。担当としては最高の形で終えることができ、顔は笑顔でしたが、心の中では汗をびっしょりとかいていた、そんな気分でした。
先端のICT技術を駆使することで、これまで「無理」と思っていたことが実現でき、多くの町民に寄与できる。そのお手伝いができたという点で、私自身、満足度が非常に高い仕事になりました。

講演会の様子
ノロウイルスは85度以上のお湯に1分間漬けると死滅するそうです。勉強になりました。

(投稿者:ちゅん)

カテゴリー: つぶやき | コメントする

お引越し準備

2月15日(土)に大規模なお引越しが予定されています。休日出勤確定です。本庁舎ではないのですが、通信系としてはかなり大規模です。我々のネットワークに関係するONUやルーター等を収納していた部屋が取り壊されるため、他の場所へ移動するのですが、電話の主装置や業務系のL2Lなんかもご一緒に移動する予定となっています。我々よりも電話屋さんは、かなり大変みたいです。平日は作業が出来ないため、先週から土日作業で事前準備が始まっています。沢山の内線電話を持つ主装置の移動って・・・想像がつきません!!

さて、問題の15日は主装置の移設が第一優先でして、我々が同室でチマチマと作業は出来そうにもありません。邪魔になってしまいそうです。でも、我々のONUも同じ15日に移設なのです。そこで、ONU下のルーター以下の部分を予め移動させてしまう計画です。ルーター下のHUBから各所へ延びるLANケーブルは、9日までには敷設が終了する予定なので、我々の作業は10日以降に出来そうです。最後に、元の場所にある既設ONUから引っ越し先のルーターまで、30M位?を仮設のケーブル2本で繋いで事前準備完了の予定です。15日の作業は新しいONUとルーター上位を短いLANケーブルで繋ぐだけ・・・成功を祈る!?

ちなみに用意された壁の板に付けるのは、ONUが2個、L2のHUBが3個、ルーターが5個、PoE給電HUBが1個です。コンセントは3P引掛けの7ヶ口が2個です。そうして、天井から上り下りするLANケーブルは全部で17本の予定・・・あくまで予定ですけど。

用意された板
用意された板。もう少し幅を広げてもらわねば、収まり切りません。

(投稿者:92)

カテゴリー: つぶやき | コメントする

LANケーブルジョイントの是非

ども。
早朝の雪かきによる眠気から、ギガ○ャキを飲んで仕事をしている担当ちゅんです。

本日は更新する機器に関する会議で、某社の営業さんと打ち合わせをしていました。その中で、日頃から気になっている「LANケーブルのジョイント」の話題になりました。

みなさんはLANケーブルのジョイントというものを知っていますか?電気でいうところの延長コードのように、LANケーブルにも2本のLANケーブルを連結して延長するための部品が存在します。
しかし、このジョイントは通信にとっては決して良いものではなく、最大伝送距離が落ちたり、ノイズの影響で通信速度が低下したりするといったリスクがあると言われています。よって、私たちの業界でこのジョイントを使うのは「禁じ手」とされ、あくまでLANケーブルというのは機器と機器との間を1本もののケーブルでつなぐというのが大原則とされます。それでも、どうしてもケーブルを延長しなければならない場合には、HUBを介して延長するという方法が取られることが一般的です。

ところが、その営業さんいわく「私の周辺では、最近ジョイントが見直されてきているんですよ」とのことなのです。どういうことかといえば、延長するためにHUBを設置するということは、HUBに対して電気が必要となり、少量ながら電気料がかかります。また、HUBは故障するリスクがあります。一方のジョイントは、電気が必要なく、故障もしません。通信速度が低下するリスクと比べて、どちらが良いかという天秤にかけてみると、まんざらジョイントも悪くないのではないか、ということのようです。

「確かに」と言わざるを得ませんでした。「ジョイントせずに引き直せばよい」というそもそも論は抜きにして、どうしても延長しなければならないときはHUBではなくジョイントで済ませるというのは、万が一のリスクを低減させるために有効な手法といえます。
問題は、ジョイント箇所を同業者に見られる(見つけられる)と恥ずかしいということでしょうか。プロには絶対に許されない行為ですので、素人仕事なのが一発でばれてしまいます。

ジョイント
最近では「カテゴリー6A対応」を謳う高品質なジョイントもあるようです。

(投稿者:ちゅん)

カテゴリー: つぶやき | コメントする

Two sea county?

パソコン修理に必要な部品をネットで注文しました。それは、年末の12月26日の事でした。ネットで見ると、100個近くも在庫があるらしいので、お正月休みの工作用にと「ポチッ」とした。品数は1個ですが、数時間後には支払い手続き完了のメールが到着。あとは、待つだけでした・・・。

・・・いつの間にか御用始も過ぎ、思い出したように問い合わせのメールを。1月10日夜の事です。すぐに英文の返事が来ました。簡単なお詫びと荷物の問合せ番号、追跡サイトのURLが記載されていて、文末は「7~15日で届くことを祈る。」となっています。この案内された追跡サイトは・・・スウェーデンポスト?北欧の??確かに表示は"departure"です。でも、その日付は1月9日・・・2週間も何してたの?それから毎日、追跡サイトの確認が日課になりました。日本の国際交換局に着いてから通関、配達局へ回り配達中になり、手元に着いたのが1月26日でした。丁度1カ月かかりました。「ポチッ」する時には、外国からの発送だなんて分かりませんでした。グローバルな世界なのですね。まあ、それらしい部品?が安価に入手できたのでOKです。

さて、梱包の段ボールには、私の住所が日本語と英語でそれぞれ貼られていました。それを見て笑ってしまった。二海郡が Two sea county で八雲町が eight Yun Ting となっています。調べたら、Yunは「雲」Tingは「町」の中国語読みらしいです。これって直訳じゃん!そう言えば、注文時のフォームには日本語の欄しかありませんでした。ローマ字記入の欄もあれば、Futami-Gun Yakumo-Town と書いたのにね。

国際郵便
まあ、日本語の住所も貼ってあるので、届きましたけど・・・

(投稿者:92)

カテゴリー: つぶやき | コメントする

真っ赤っか

ども。
一月の過ぎ去っていく速さに驚いている担当ちゅんです。

とある学校からSOSです。話を聞くと「コンピュータ教室に設置しているNASからピーピー音がしている」という、極めてがっかりするような故障案件でした。

そもそも、当室は最近「NASの神」にすっかり見放されてしまったのか、故障の8~9割はNASにまつわるトラブルといった感じです。しかもメーカーは決まって「モーモー」。もう、プライベートではおそらく購入することはないでしょう。そのくらい、嫌になっています。

現場に急行してみると、まあ無残なものです。確かにピーピー音はしていますが、具体的に言えば、起動に失敗して自動的に再起動をループしていました。こういうのが一番困ります。DISK障害であれば、DISKエラーと表示されれば良いものを、なぜかシステムごとコケてしまいます。RAID1のミラーリング構成なので、DISKが2つとも壊れていなければ、片肺で動くことができるはずなのに。

システムが起動しなければ万事休す。NASの生データからファイルを完璧に復号することはまず不可能です。

あれこれと対策を協議していましたが、ふとNASのインフォメーション・ディスプレイを見てみると、いつもコケていた箇所を何とか通過し、DISK1 Broken の表示が!ping も通り、ユーティリティからも機器を発見。残っているDISK2のデータを、ネットワーク越しに見ることができるところまで復活したのでした。

ときに「デジタル機器」というのは、付き合いが深くなれば深くなるほど「アナログ的」な動きをすると感じています。壊れているなら絶対に起動しないはずなのに、ふとした拍子に1度だけ偶然起動したなんていう事例には結構出くわします。さっそく、外付けハードディスクにバックアップを取りながら、新しいディスクを注文して今回の業務はいったん終了です。

とにかく、もうNASにはこりごりです。

故障したNAS
いつもどおり「真っ赤っか」です

(投稿者:ちゅん)

カテゴリー: つぶやき | コメントする