トリプルブッキング

ども。
日付の感覚がなく、スケジュールに追われている担当ちゅんです。

それも、全ては"みかか"の「に○ん割」が原因です。長期契約を前提に利用料金が割引となるサービスですが、これはサービスの名のとおり、2年間の契約が条件となっています。仮に、2年経つ前に解約してしまうと違約金が発生し、逆に割高となる仕組み。このサービス、もし解約しようとすると、丸2年経過した次の1ヶ月の間に手続きを行わなければ、自動的に継続扱いとなってしまいます。

今年度、情報政策室では役場関係施設の通信回線を変更する工事を行うことにしたのですが、前述のような事情により、そのタイミングは「5月中に限定」されることになりました。その数、20箇所…。20箇所ですよ。

5月は大型連休もあり、カレンダーの黒い数字を数えてみると20個ほど。……おわかりでしょうか?この絶望感。20箇所の工事を20日間で行うということは、先行配線工事なども勘案すればほぼ毎日、どこかしらの施設で工事を行っていかなければならないということなのです。

本日も、午前・午後と先行配線工事に立ち会い。その隙間で、新規導入された機器の設定やら会議やらを詰め込み、気がつくと「トリプルブッキング」をしてしまっていました。情報政策室の職員は3人。ギリギリセーフ?
結局、工事が予定よりも早く終了したため最悪の事態は回避できましたが、かなり余裕のない仕事ぶりで、どこかで大きなミスをやらかしそうな予感。5月はいつも以上に気を引き締めていかなければ、乗り切れないと感じています。頑張ります!

カレンダー
この惨状。木曜・金曜はほぼ全滅。かなり危険な情勢です。

(投稿者:ちゅん)

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地下を探検

5月には、町の主要施設と全学校を繋ぐjoho系ネットワークの改修を予定しています。今まで、みかかのFGA-Lightで4グループを束ねて利用していたのですが、このサービスが終了となります。仕方がないのでVPN-WIDE30で、ネットワークの組み直しをすることとしました。期限付きの格安契約のしがらみで、切り替え工事は、5月中と決められ、年明けから現地調査を重ねてきました・・・しかし?!

どうしてもN中学校だけが、見えません。新しく光回線を引いて、VPN-WIDEに参加する予定なのですが、外線からつまずきました。HH(ハンドホール)が詰まっていて、校内に通線出来ないのです。何度かの現調の結果、HHをあきらめて電柱を1本建てることに。校内へはサッシ枠に穴を開けて・・・。もう強引な手法しかありません。でも廊下などに配線を露出させる訳にいきませんよね。

そこで、図面を見ながら地下を探索です。建築後に引いたと思われる、既存のLANケーブルを命綱にどんどん奥へ。そこで発見したのは、立派なピットレールがあるのに乗せてもらえない2本のLANケーブル。何故ここだけ乗せてもらえないのでしょうか?不思議です!!

それでも何とか、サッシ穴—天井—1階EPS—地下ピットレール—電話主装置までのラインをやっと確認出来ました。早速、みかかに再現調を依頼して本日終了となりました。今度は、大丈夫でしょう。あとは、ルータ・VLAN等の取り付け場所を悩むだけ?

ピッとレール
秘密の地下で発見!ピットレールに乗せてもらえない?LANケーブル

(投稿者:92)

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IPアドレスの重複

ども。
あまりの陽気に今季初の半袖デビューをした担当ちゅんです。

先日、とある部署から「プリンタで印刷できなくなった」との連絡を受けました。
そのプリンタはLANで接続していて、数日前までは普通に使えていたもの。印刷しようとすると画面にエラーメッセージが表示され、そのエラーコードをメーカーに伝えると「IPアドレスが重複しているのではないか」と言われたのだそうです。

ちなみに、IPアドレスは手動で振っています。この場合、偶然別の機器にも同じIPアドレスを振ってしまうと、ネットワークの世界では住所が同じになってしまい、宛先が分からなくなってしまう、つまりは機器が動作しなくなってしまいます。

======ここからは同業者向けです。マニアック注意!======

手元にあるドキュメントでは、そのIPアドレスは空いているはずでした。しかし、問題のプリンタからLANケーブルを抜いているにも関わらず、PINGコマンドでは通信がOKで帰ってきます。ということは、間違いなく同一のIPアドレスが振られた機器が存在し、電源がオンになっているということです。
ここで、一つの仮説として「この1日~2日の間でスイッチが入った機器」が原因である可能性が浮上します。

次に、その機器が何なのかを特定するため、対象のIPアドレスに対してtracertコマンドをかけてみます。機器がPCであれば、マシン名が表示されるはずです。しかし、結果はNG。ということは、機器の種類はPCではないと推測されます。
それならば、お次はarpコマンドを。ARPテーブルに保存されているMACアドレスを確認。しかし、MACアドレスが分かったところで、所詮「NICのベンダー」が分かるだけで、機器が何であるかまでは分かりません。今回の場合、ベンダーは「N」であることがわかりましたが、この場合、機器の種類が幅広すぎて、特定には至りませんでした。
ただし、ベンダーが「N」で、なおかつPCではないことから、機器はほぼ「プリンタ」で間違いないという仮設がたちました。

============ここまで============

どうやら怪しいのは「普段はスイッチを入れていないプリンタ」であることが分かったため、部署内で最近プリンタを使わなかったかを確認。すると、プリンタが不調になった前日くらいから、大判プリンタのスイッチを入れたという部署がありました。ビンゴです!
確認してみると、やはりIPアドレスは重複しています。今回はこのアドレスを変更し、問題解決となりました。そもそも、IPアドレスを手動で設定する際にドキュメントに記載をしなかったことが大きなミスではあるのですが、こうしたトラブルが起こった際にどのような手順で問題を解決すべきなのか、という点でたいへん勉強になった事案となりました。

問題のプリンタ
ちなみに、問題の大判プリンタは「N」ではありませんでした。

(投稿者:ちゅん)

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メモリーの不具合

昨年のちょうどGWごろ、通常の更新分として20数台のパソコンを調達しました。調達仕様書は、我々が書いたもので、OSは窓七職人の32bitで、メモリー(RAM)は4GBとしていました。このRAMが、くせ者でした。

仕様書ではRAMの総容量しか指定していないので、メーカー標準仕様の2GBにもう2GBを増設して4GBにするパターンが多いようです。入札案件なので、当然価格を抑えるために、増設分は社外(サードパーティ)品となります。社外品でもメモリーは、永久保証を表記するところもあるので、あまり故障などは無いのが一般的です。今回は、ここに落とし穴が・・・。

納入当初から、数台のPCで不具合が生じていました。起動不良とか、謎の再起動、画面表示の乱れなど、Kernel-Power41エラー(KP41病)みたいです。デスクトップ、ノートPCを問わず、同時期に調達したPCに散見させるのです。そもそも、庁舎内の電源コンセント(100V)も怪しいのですが、それはノートPCにまでは、及びませんよね?徐々に分かったのは、どうやらRAMの不具合らしい?と言う事。最初に疑うのは、勿論、社外品の増設2GB分です。別な物へ交換すると、嘘のように症状が出なくなりました。このことを納入先へ告げ、不良と思われるRAMを調査に送り戻し、別なRAMと交換してもらっていました。がっ!!保証期間が切れるGWを目前に、またまた数台が発症しました。もう限界です!!販社と協議の結果、予防も含めて全台のRAMを交換することになりました。RAMの不具合を認めての対応だと思います。来週には、業者さんが来て全台交換の予定ですが、来週まで待てないPCもあるので、物だけ先に送ってもらい、自分たちで数台の交換を行いました。やはり、これで完治します!個人的には、デスクトップ・ノート両方っていうのが、納得できません・・・単に偶然なのか?

さて、今回学習したこと?調達仕様書で「RAMは、メーカー純正品に限る。」と書くのもありかな、と言う事です。ネットで探したら、よその自治体の仕様書では、既にそうなっている所もありました。流石です!

交換用のRAM
まあ、治るのだから良いんだけど、ここまでの労力を考えると・・・

(投稿者:92)

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情報政策室 VS ワックスがけ

ども。
本日は午後から病院受診のため、お休みをいただく担当ちゅんです。

本日、朝一番の電話は「SOS」でした。とある部署に設置しているHUBが不調で、ネットワークに接続できないというトラブル。電話で話を聞くと「HUBの電気が全くついていません」ということで、可能性としては「HUBの故障」か「施設設備の不良」のどちらかということになります。

こうなると、もしかしたら現地に赴かずに電話のみで解決できる可能性が出てきます。次に「何か思い当たるフシはありませんか?」と聞くと、先方からは「そういえば、週末に庁舎のワックスがけがありまして・・・」。思わず、天を仰ぎました。
まさに、当室の春はワックスがけとの闘いの歴史です。床に這わしているケーブルなどがワックスがけの際の水気でショートしてしまう事案が、これまで複数回発生しています。

今回のケースでは、電気が全くつかないということから、もしかしたらコンセントのタコ足配線に水が入ってショートした?でも、それなら施設のブレーカーごと落ちても良さそうなんだけど…と、若干腑に落ちません。とりあえず「別のコンセントから電気を取ってみてください」とお願いするも「やはり電気は消えたままです」とのことで、謎が謎を呼ぶ展開。
故障が疑われるHUBを回収させてもらい、情報政策室にて動作をチェック。すると、電源は問題なく入りました。これってどういうこと?

結果、原因は「延長コードの根っこが抜けていました」というオチでした。ワックスがけのときに邪魔になったか、もしくは什器類を動かす際に抜けてしまったのでしょう。
では、なぜ別のコンセントでも動かなかったのか、ヒントは「ノートパソコン」。みなさん、おわかりですか?

答えは「バッテリー駆動だったので、電気が来ていると思った」です。
まずは何事も無くてよかったです。ワックスがけとの第一戦は我々の勝利?です。

床を這わしているケーブル
これは電話ですが、水がかかったら一発でアウトです。OAフロアが欲しい!

(投稿者:ちゅん)

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