昨年のちょうどGWごろ、通常の更新分として20数台のパソコンを調達しました。調達仕様書は、我々が書いたもので、OSは窓七職人の32bitで、メモリー(RAM)は4GBとしていました。このRAMが、くせ者でした。
仕様書ではRAMの総容量しか指定していないので、メーカー標準仕様の2GBにもう2GBを増設して4GBにするパターンが多いようです。入札案件なので、当然価格を抑えるために、増設分は社外(サードパーティ)品となります。社外品でもメモリーは、永久保証を表記するところもあるので、あまり故障などは無いのが一般的です。今回は、ここに落とし穴が・・・。
納入当初から、数台のPCで不具合が生じていました。起動不良とか、謎の再起動、画面表示の乱れなど、Kernel-Power41エラー(KP41病)みたいです。デスクトップ、ノートPCを問わず、同時期に調達したPCに散見させるのです。そもそも、庁舎内の電源コンセント(100V)も怪しいのですが、それはノートPCにまでは、及びませんよね?徐々に分かったのは、どうやらRAMの不具合らしい?と言う事。最初に疑うのは、勿論、社外品の増設2GB分です。別な物へ交換すると、嘘のように症状が出なくなりました。このことを納入先へ告げ、不良と思われるRAMを調査に送り戻し、別なRAMと交換してもらっていました。がっ!!保証期間が切れるGWを目前に、またまた数台が発症しました。もう限界です!!販社と協議の結果、予防も含めて全台のRAMを交換することになりました。RAMの不具合を認めての対応だと思います。来週には、業者さんが来て全台交換の予定ですが、来週まで待てないPCもあるので、物だけ先に送ってもらい、自分たちで数台の交換を行いました。やはり、これで完治します!個人的には、デスクトップ・ノート両方っていうのが、納得できません・・・単に偶然なのか?
さて、今回学習したこと?調達仕様書で「RAMは、メーカー純正品に限る。」と書くのもありかな、と言う事です。ネットで探したら、よその自治体の仕様書では、既にそうなっている所もありました。流石です!
まあ、治るのだから良いんだけど、ここまでの労力を考えると・・・
(投稿者:92)