LANケーブルの仕様

ども。
明日から大型連休後半ですが、特に予定が無い担当ちゅんです。

5月になり、町内の施設では一斉にネット回線の切替が始まりました。
ネット回線の切替ですので、もちろん自営でできるわけがありません。なぜか顔見知りの通信工事業者さんと同行し、工事の立会を行っています。

そんな作業中、業者さんが光ケーブルをぐるぐると巻いている工程を見て、ふと「光ケーブルってどのくらい曲げてもいいんですか?」と聞いてみました。すると、業者さんは「仕様ではR15mmですよ」と即答。半径が15mmですので、分かりやすく言えば直径3cmの丸を書いて、その円弧よりも緩やかであればOKということですね。予想よりもずいぶん曲げられるのだなと思いました。

そこで「LANケーブルにも曲げ半径が決まってますよね」と話をすると、上司92氏から「え?そうなの?」と帰ってきました。実は、LANケーブルの箱(フリーコイル)にはしっかりと仕様が書かれているのですが、そんな場所を注目することはほとんどありません。でも、私は偶然これを見たことがあったのです。
後から確認すると、我が社が使っているLANケーブルは、許容曲げ半径25mm以上とされていました。これまた驚きですが、光ケーブルよりも半径が大きいのです。そもそも、狭い場所にケーブルを接続しなければならないときには、コネクタの首が90度近くまで折れ曲がってしまうケースもあったような…。もしかしたら、全然速度出てなかったのかも。いまさら言ったところで後の祭りです。

あくまで仕様、されど仕様。今度からは多少意識していきたいと思います。

LANケーブルの仕様
曲げ半径もさることながら、引張強度も微妙ですね。

(投稿者:ちゅん)

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SPコード

SPコードって知っていますか?先日あるパンフレットの下側に、正方形の見慣れない印刷がされているのに気が付きました。正方形なので、QRコードの新型かなと思い、スマホで読み取ろうとしたが、上手くいきませんでした。早速、適当な単語でググりました。

どうやらこれは、SPコードと言うものらしいです。この四角の中に、テキストで800文字分のデータが格納されている様です。パソコンにUSB接続した専用の読み取り機を使うと、文字がパソコン画面に映し出される仕組みです。凄いのはここからで、その内容の読み上げも可能です。パソコンなしで使える、読み上げ専用機もありますし、読み上げる音声を、男声・女声どちらでも選べるようなっています。詳しくは、SPコードで検索してみてください。

自治体での用途としては、1枚モノのパンフレットなどにSPコードを印刷する。でしょうか?これなら、目の不自由な方には便利かもしれません。800文字って意外にボリュームありますよね。でも、現在のところ、読み取り専用機でしか使えません。スマホのアプリが出れば、普及しそうな予感?私だけ??

SPコード
こんな感じで、テキスト800文字分だそうです。普及するのかSPコード

(投稿者:92)

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IEのゼロデイ脆弱性への対応

ども。
大型連休前半で、すっかり風邪をひいた担当ちゅんです。

さて、ブラウザとして最大のシェアを誇る「Internet Explorer (IE)」ですが、ゼロデイ脆弱性が見つかったとのニュースが話題となっています。

そもそも、ゼロデイ脆弱性とは「脆弱性に対する修正が公表される前に、その脆弱性が公になってしまう」というもの。修正プログラムが配布されるまでの間、無防備な状態となり、この脆弱性を突いた攻撃を「ゼロデイアタック」と呼びます。
今回見つかった脆弱性の対象となるIEは、バージョン6から11まで。「ん?6から11?」一瞬目を疑いましたが、11というのは現在入手可能なIEとしては最新のバージョン。とても残念ですが、全てのバージョンのIEが危険ということになるのです。

※今回の脆弱性は、PCにログインするユーザーから「管理者権限」をはく奪すればある程度防ぐことができる(トレンドマイクロ社談)ようです。
また、当町ではマイクロソフトセキュリアドバイザリ2963983に記載されている複数の対策手法のうち、最もユーザに対して影響が少ないと思われる「VGX.DLLの登録を解除する」において既に対策を行いました。「空」を使ってバッチファイルを配信するだけです。

ゼロデイ脆弱性自体については、これまでも複数回同様の脆弱性は発見されています。しかし、今回ここまで大きなニュースとなった理由には「Windows XP」のサポートが終了してから、初めての大きな脆弱性であったからだと思っています。
Microsoftのサポートが受けられるバージョンのWindows・Internet Explorerであれば、修正プログラムの配布とともに脆弱性の穴は塞がれますが、XP・IE6(7)の場合は修正プログラムが一切配布されないため、その穴が残ったままになり、無防備な状況が続くということです。

いつかはこういう日が来るだろうとは思っていましたが、予想していたよりもずいぶんと早いなという印象を受けました。今回の脆弱性への対応のみを考えれば、IE以外のブラウザ(ChromeやFirefoxなど)を使うことでひとまずは回避が可能とは言われていますが、やはりサポートが終了したOSを使い続けることは大きなリスクとなるのだということを、改めて認識されされました。

スクリーンショット
おそらく、一番簡単な手法はこれだと思われます。

(投稿者:ちゅん)

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古いパソコンを処分

何故か?我家の車庫に、古いパソコンが溜まってきました。実は昨年末に、無料でPCを処分してくれる所を見つけてあります。いよいよ処分です。

平成15年10月以降に販売された、家庭向けPCには「PCリサイクル」のシールが貼られています。これは、処分費用も含まれた価格で販売されているので、無料で回収・リサイクルしてもらえます。(詳しくは製造メーカーへお問い合わせください。)しかし、自作したPCや業務機系のPCは、そうはいきません。ノートPC、モニタは4千円でデスクトップ本体は3千円の処分経費がかかります。これは資源有効利用促進法(http://www.meti.go.jp/policy/recycle/main/admin_info/law/02/index04.html)が元で、我家のPCの山だと、ン万円もかかってしまう事になります。これじゃ、困ります。

XP問題のあたりから、安請け合いで預かってきたPC達も山になったので、自家用車一杯に詰め込んで行ってきました。そこは多分、小型家電リサイクル法(http://www.env.go.jp/recycle/recycling/raremetals/law.html)が、元なのか無料で行けます。故障、損傷なんでもOKです。特に嬉しいのは、個人情報満載のHDDにドリルで穴を開け、クラッシュさせてからでもOK!!これなら安心です。段ボールに入れた鍵盤・鼠・電源ユニット・PCIやVGAのボード・ケーブル類も受け取ってくれます。本当に助かります。

作業員のお兄さんに聞いたら「XP問題で、もっと沢山来るかと思っていたけど・・・」と、少し残念がっていました。どうして?ちなみに、倉庫の前にはリサイクルを待つデスクトップPCが、きれいに梱包されパレットに乗っていました。

梱包された廃棄PC
次はどこに行くのかな・・・大陸ってことは無いよね?

(投稿者:92)

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トリプルブッキング

ども。
日付の感覚がなく、スケジュールに追われている担当ちゅんです。

それも、全ては"みかか"の「に○ん割」が原因です。長期契約を前提に利用料金が割引となるサービスですが、これはサービスの名のとおり、2年間の契約が条件となっています。仮に、2年経つ前に解約してしまうと違約金が発生し、逆に割高となる仕組み。このサービス、もし解約しようとすると、丸2年経過した次の1ヶ月の間に手続きを行わなければ、自動的に継続扱いとなってしまいます。

今年度、情報政策室では役場関係施設の通信回線を変更する工事を行うことにしたのですが、前述のような事情により、そのタイミングは「5月中に限定」されることになりました。その数、20箇所…。20箇所ですよ。

5月は大型連休もあり、カレンダーの黒い数字を数えてみると20個ほど。……おわかりでしょうか?この絶望感。20箇所の工事を20日間で行うということは、先行配線工事なども勘案すればほぼ毎日、どこかしらの施設で工事を行っていかなければならないということなのです。

本日も、午前・午後と先行配線工事に立ち会い。その隙間で、新規導入された機器の設定やら会議やらを詰め込み、気がつくと「トリプルブッキング」をしてしまっていました。情報政策室の職員は3人。ギリギリセーフ?
結局、工事が予定よりも早く終了したため最悪の事態は回避できましたが、かなり余裕のない仕事ぶりで、どこかで大きなミスをやらかしそうな予感。5月はいつも以上に気を引き締めていかなければ、乗り切れないと感じています。頑張ります!

カレンダー
この惨状。木曜・金曜はほぼ全滅。かなり危険な情勢です。

(投稿者:ちゅん)

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