Webメールの導入

ども。
翌日に疲れを持ち越してしまう担当ちゅんです。

さて、みなさんはどんな「メール」をお使いですか?

数年前までなら、Outlook Express という答えが大半を占めそうな質問ですが、今ではおそらく「Yahoo!メール」と「Gmail」を合わせた数の方が多いのではないでしょうか。メインのメールではないけれど、サブとして使っていますという方も多そうです(私はGの方をメインで使っています)。
今やすっかり主流となった「Webメール」ですが、当町のメールはまだ従来のPOP方式で、クライアントソフトを利用してやりとりをしています。

しかし、そんなメールをついにWebメール化するときがやってきました。構想1年、ついに実行の時です。

思い起こせば、きっかけは単純に「Windows 7 に標準でメーラーが付いてこなくなった」ことかな?もっと簡潔にいえば、Outlook Express が使えなくなった時点で、これはもう先が見えたなと。これ以上書くと問題もありそうなのですが、Windows Li……やっぱりやめておきます。
とにかく、別な手法でメールをやりとりする方法を検討しはじめたのが昨年の夏頃でした。

最初に思い浮かんだのは、メールサーバごと何処かのサービスを利用(クラウド)もしくはホスティングしてはどうかという点だったのですが、どのサービスも「一人あたりのディスク容量」が小さすぎて、現状のメールを切り替えるには無理がありました。「送受信合わせて100MBまで」なんて当たり前の世界で、むしろ無料で使える「Yahoo!」や「Gmail」がいかに凄いのかを思い知らされる結果となりました。私のGmailは15GBも割り当てられています。

では、今まで通り自前でサーバを持ったらどうなるのか。仮に一人あたり2GBを割り当てるとして、100人いたら200GB。1000人いても2TBです。これならもしかして?ということで、ちょうど更新予定だったメールサーバの仕様を無理やり「Webメール」に変更、業者さんのお知恵も借りながら、なんとか形にしました。庁内LANからのみアクセスできるWebメールですから、正しくは「ブラウザメール」でしょうか。
テスト環境が構築され、色々と触ってみているのですが、これはもう、すでにWindows Li……おおっと、また指が勝手に動きました。

とにかく、良い出来なのです!使い勝手抜群です。早くお披露目したいのですが、職員向けのサービスインは7月1日を予定。現在、説明会に向け一生懸命マニュアルを作成しています。Webメール化の業務に携わるなかで、やはりメールはシンプルなのが一番です。ある意味、Outlook Express が完成形であり、あの操作性をいかにWeb上で再現するか(もしくはもっと”ただしい方向に”進化させるか)がポイントなのではないかな?と思うしだいです。

Webメール
スクリーンショットをチラ見せ。こんな感じになります。

(投稿者:ちゅん)

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気になるカメラ

外勤の多い日々ですが、その隙間を狙って業界の営業の方々がいらっしゃいます。基本的に、業界の最新動向を入手するためにも、時間が取れれば、出来る限りお相手することにしています。情報収集も大事な仕事ですから。

そんな中、Rから始まる営業さんに、面白いカメラを見せていただきました。それは、シャッターを1度切るだけで360度全周囲+天頂も写せるカメラです。この画像を専用のアプリにセットするとグリグリと継ぎ目なしで動かすことが出来ます。メーカーのサイトにUPすればweb公開も可能みたいです。実はこの手のソフト、既に幾つか見ています。普通のデジカメで全方向を何枚かに分けて撮影し、ソフトで合成してグリグリ見る感じでした。しかしこれは、ONEシャッターなので動きがあるものが写っていても違和感がありません。スバラシイ!!webコンテンツの一つとして使えそうです。しかし、それだけでは流石に買えません。もっと有意義な使用方法を見いだせなければ・・・。

個人的にはかなり気になるカメラです。ちなみに商品名は「theta」。サイズも小さく、窓と林檎で使えるようです。デモ機をお願いしたら、まだ無いらしいです。それと、普通の撮影は出来ないらしいです。専用カメラか・・・ここは少し残念です。

thetaの撮影データ
ONEシャッターで全周が一度に撮れます。後はアプリでグリグリ出来ます。

(投稿者:92)

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ついに電柱

ども。
今月のスケジュールもほぼ埋まってしまった担当ちゅんです。

町内施設のVPNワイド&FTTH化、明日でついに28/28、コンプリートの予定です。本日は最後まで残ってしまった、一番難易度が高いと思われる某中学校で先行配線工事が行われました。

この案件、施設内の配線がどうなっているのか分からず、ONUを設置する予定の場所までどうやって光ケーブルを持ってくるか、私たちは「屋内」のことで頭がいっぱい。一方の通信事業者さんは、建物までどうやって光ケーブルを引っ張ってくるか、「屋外」のことで頭がいっぱいの状況。下手をすれば「FTTH化はできません」と言われてもしょうがないような状況だったのです。

それでも、幾度となく現調に入り、入線ルートの決定、引き込み場所の作成、予備線の導入などを行った結果、ようやく工事開始。本日、ついに「電柱を立てる」という、大工事が決行されました。
屋外チームが苦労した原因は、そもそも既存の地下埋設の管が詰まって使えなかったことに起因しているのですが、一番近くの電柱から校舎までの距離が遠すぎて、どうしても途中に1か所、電柱が必要となったのです。

我々も現場に駆け付け、さっそく作業開始。驚いたことに、電柱を立てる穴は「手掘り」です。てっきり建柱車が来ているものだと思ったのですが、業者さんいわく「最近は手掘りが主流」とのこと。聞けば、機械を使って穴を掘る場合と比べて、確かにスピードは遅いのですが、既設の管を傷つける心配がなく、安全に工事ができるのだそうです。

土に大きなネジ状の器具をネジネジしては土を掻き出す作業。どうやら地盤は掘りやすいようで、みるみる縦穴が形成されます。ついに電柱を立てられるほどの深さに達し、ユニックで吊った電柱を「ズーン」と差し込んで電柱建て完了です。傾き加減はユニックのクレーンの先端で押したり引いたり、ものの20分足らずで立派な電柱になってしまいました。

本日の作業で、無事に目的の場所まで光ケーブルが到着しました。あとは明日、ONUの取り付けをしていよいよサービス開始となります。高速なインターネットで快適な授業が行われることを願っています!

手掘りの様子
人間の力はすごいものです。みるみる縦穴が掘られていきました。

(投稿者:ちゅん)

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お試し住宅にBB(その2)

先日ブログに書いた、お試し住宅にBB(お試しハウス豊河編)に続き、第2弾です。町では、山崎地区にもお試しハウスを計画中です。今年の秋ごろには建物の改修も終わり、すぐに移住お試し体験の方々の利用が始まる予定です。もうお分かりですね。ここにもインターネット環境を整備するのが今回のミッションでした。

諸般の事情?から、お試し住宅へ直接アンテナを設置せず、真向いの保育所にalvarionを付けました。ここならシグナルLEDが8個も点灯します。(ちなみに、8個は強すぎなので向きを変え6個に調整しました。)ここで回線を一休み?させ、2.4GHzでお試し住宅へ再び飛ばします。ここは何時ものビル間通信用の機器で設定の予定です。「予定です。」となっているのは、今回、外回りのパッチアンテナを付けただけで終了としたからです。2.4GHzの本工事は秋にします。実は、アンテナの在庫が1個しかありませんでした。秋のお試し住宅の改修工事までに、お試し住宅用の2.4GHzアンテナも用意しなければ・・・。何とかなる予定です。多分?

とりあえず、一休みした保育所でネットを確認しました。10Mbpsは出ているようです。後は、秋に書きますネ。

保育園のアンテナ
alvarion下が、秋から活躍予定の2.4GHz用のパッチアンテナ。

(投稿者:92)

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保守用ハードディスク

ども。
時間があったら魚釣りに行きたい担当ちゅんです。

本日、保守用のハードディスクを調達しました。台数は控えめに2台、SATAの2.5インチ(ノート用)です。
以前は月に1台くらいのペースでハードディスク故障の事案が発生していたのでたくさん仕入れていましたが、最近のハードディスク(PC?)は耐久性が高いのか、故障はほとんど発生しなくなりました。それでも、例えばキッティングする際のマスターにする用途であったり、リカバリが必要な場合に以前の環境を残しておく用途であったりと、一時利用として必要となる場面は多いです。もちろん、壊れる頻度が低くなったとはいえ、壊れるときは壊れますし。

ところで、調達のとき「どのくらいの容量のディスクを買えばよいのか」は毎回悩みます。私物PCであればサイズは大きいに越したことはないので、迷わず1TB以上で物色するか、もしくは256GBくらいのSSDということになるのですが、何分、相手は業務用PCです。
考えようによっては、サイズは「小さければ小さいほど良い」という話にもなります。PCに十分な保存領域が無いということは、すなわちデータの保存はファイルサーバに行わなければならない=セキュリティが向上するということにつながりますし、トラブルが発生した際のデータ復旧の観点からも、利点は多いのです。

しかし、この業界には「需要と供給の原理」がずっぱり貫かれているため、うっかり「120GB」など指定しようものなら、下手をすれば1TBのディスクよりも値段が高い可能性が。売れ筋商品は安く、逆に売れない商品は高いというのが常識です。そもそも、そんな小さな容量は売っていない(製造していない)という可能性もあります。

そんな事情から、調達のときには「一番安く買えるサイズでお願いします」という、大胆な頼み方をして、結果「500GB」になりました。まあ、妥当なところといえます。本当はもっと小さな容量で良いのですが、経済の論理にはかないません。

HDD
箱など不要。まさに「パーツ」的な梱包で納品された、500GBのハードディスクです。

(投稿者:ちゅん)

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