保守用ハードディスク

ども。
時間があったら魚釣りに行きたい担当ちゅんです。

本日、保守用のハードディスクを調達しました。台数は控えめに2台、SATAの2.5インチ(ノート用)です。
以前は月に1台くらいのペースでハードディスク故障の事案が発生していたのでたくさん仕入れていましたが、最近のハードディスク(PC?)は耐久性が高いのか、故障はほとんど発生しなくなりました。それでも、例えばキッティングする際のマスターにする用途であったり、リカバリが必要な場合に以前の環境を残しておく用途であったりと、一時利用として必要となる場面は多いです。もちろん、壊れる頻度が低くなったとはいえ、壊れるときは壊れますし。

ところで、調達のとき「どのくらいの容量のディスクを買えばよいのか」は毎回悩みます。私物PCであればサイズは大きいに越したことはないので、迷わず1TB以上で物色するか、もしくは256GBくらいのSSDということになるのですが、何分、相手は業務用PCです。
考えようによっては、サイズは「小さければ小さいほど良い」という話にもなります。PCに十分な保存領域が無いということは、すなわちデータの保存はファイルサーバに行わなければならない=セキュリティが向上するということにつながりますし、トラブルが発生した際のデータ復旧の観点からも、利点は多いのです。

しかし、この業界には「需要と供給の原理」がずっぱり貫かれているため、うっかり「120GB」など指定しようものなら、下手をすれば1TBのディスクよりも値段が高い可能性が。売れ筋商品は安く、逆に売れない商品は高いというのが常識です。そもそも、そんな小さな容量は売っていない(製造していない)という可能性もあります。

そんな事情から、調達のときには「一番安く買えるサイズでお願いします」という、大胆な頼み方をして、結果「500GB」になりました。まあ、妥当なところといえます。本当はもっと小さな容量で良いのですが、経済の論理にはかないません。

HDD
箱など不要。まさに「パーツ」的な梱包で納品された、500GBのハードディスクです。

(投稿者:ちゅん)

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花より団子

八雲らしからぬ、良い天気が続いています。この異常な好天(猛暑)は全道的な様です。しかし今週末は、お隣の小学校の運動会です。八雲人の話題は、異常気象が勝つか!運動会ジンクスが勝つか!!興味津々?です。

さて、日曜日は「落部公園つつじ祭り」を堪能してきました。落部地区の高台にある落部公園は、つつじが満開でした。地元小中学生のよさこいや吹奏楽演奏、スコップ三味線などなど、芝生に敷いたシートに横になりのんびりと楽しみました。さらに、ローカル歌手(親しみが湧くのであえてこう書きたい)の見事な歌声も十分堪能できました。青空サイコーです。すり身汁の無料提供や沢山の出店もあり、海の幸、山の幸でお腹も一杯です!!落部サイコーです。あまりの天気の良さに、泡立つ黄金色の液体は大繁盛です!我々の周りには、空きコップがそれはそれは多量に積まれました!昼間っからサイコーです。

楽しげに書きましたが、何の因果か?公用車の運転手だった私、悲しいかな飲めませんでした。めげずに、ソフトドリンクをガバガバと・・・。おかげで、熱中症にはなりませんでしたが、来年は絶対に、昼間っから泡立つ黄金色の液体を楽しむゾと、硬く心に誓ったのは言うまでもありません。

十分にリラックスした休日を過ごさせてもらいましたが、肝心の公園内つつじ散策を忘れてました。家人に言われました・・・花より団子と。

落部つつじ祭り
是非、来年は皆さんもお越しください。落部つつじ祭り サイコー!

(投稿者:92)

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快適防御

ども。
北海道らしからぬ暑さが続きます。夏が好きなので心が躍る担当ちゅんです。

「VPNワイド・FTTH化」がひと段落したところで、次の仕事に着手しました。これまた懸案であった、学校ファイルサーバの集約化にとりかかったのです。

実はこの業務、今年の2月にも一度挑戦をしていたのですが、残念ながら「切り戻し」となっていたもの。詳しくはその際のブログをご参照いただければと思います。

>> まさかの切り戻し

満を持して作業を再開しました。前回、残念な結果となってしまった学校から移行作業を行っていきます。2月からの差分データを再度ストレージサーバにコピーしていきます。前回同様、ここまでは計画通りです。

データ移行が完了し、ドキドキしながら学校からの連絡を待ちます。すると…

「遅くて使い物になりません!」

がっかり。

このうえないがっかり。しかも先行導入した2校とも…。なぜだ!

さて、ここからは「にわか」の知識と経験、そして保守業者さんの英知を結集して、原因の特定作業に移ります。かなりの時間がかかりますが、心当たりのあるポイントをひとつずつ潰していくしかありません。

(1) ルータの設定内容は間違っていないか
(2) ストレージサーバの設定内容は間違っていないか
(3) 別なNASにアクセスしたとき、動作はどうなるのか
(4) 学校以外の場所からアクセスするとどうなのか

今回導入したストレージサーバに原因があるのか、それともネットワークに原因があるのか、はたまたそのどちらでもないのか。これを特定するため、上記4項目を調査しました。
すると、結果は次のとおり。

(1) 間違いなし。そもそも間違ったらインターネットもつながらない。
(2) これも間違いなし。ローカルからアクセスすると爆速。
(3) 猛牛のNASをつないでみると、「なぜか」速度が出る。
(4) 役場の出先の施設からアクセスしてみると、速度が出る。

このことから、原因は「学校のネットワーク環境」もしくは「学校に設置しているPC端末」の問題ではないかとアタリをつけました。

ここで私が「2つの学校で、共通しているものってなにかな」とつぶやくと、上司92氏が目を大きく見開いて「キ○○ソフト!」と叫びます。ウィルス対策ソフトです。
PC端末にインストールしているウィルス対策ソフトは同じもの、同じ設定です。もしかしたら、このソフトが悪さをしているのではないかと仮説を立てて、早速テスト。すると、これまでもたついていたファイルへのアクセス速度が劇的に改善するではありませんか。見事、ビンゴです。

原因は、ウィルス対策ソフトのリアルタイムガード機能。インターネット上のファイルをダウンロードする際に、それらをあらかじめスキャンする「完全防御」という機能が働くことで、動作が遅くなっていたようです。
一方、今回はこの設定を「快適防御」に変更したことで、おせっかいな機能が止まり、アクセス速度が向上したということのようです。

結果として、問題は解決。現在は「早いですね」というお言葉をいただき、無事に集中管理サーバへの移行となりました。
それにしても、ネットワークは難しい。原因の特定ができれば対応は簡単ですが、そこまで行き着くのが大変です。そして、今でも謎なのは、「なぜ猛牛のNASは速度が出たのか」。完全防御が動かなかった理由だけが、今でも謎のまま残ってしまいました。SMBだからかな。

ウィルス対策ソフトの設定
「パフォーマンスに影響する可能性があります」としれっと言われても…。ばっちり影響しました!!!

(投稿者:ちゅん)

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お試し住宅にBB

この週末は、何かと大忙しでした。おかげで、ブログネタには不自由しませんが、何から書けば良いのか迷います。時系列どおりじゃつまらないし・・・腐るネタもあるし・・・悩みます。

さて、土曜日は午後からペンキ塗り職人に変身しました。八雲町が進める移住者向け事業に「お試し暮らし」というのがあります。その「お試しハウス豊河」の屋根のペンキ塗りを職員で行いました。我々「にわか」と同じフロアに移住を担当する部署がありまして、そのお手伝いです。じつは、移住体験される方々から「体験住宅でインターネットは使えないの?」というお問い合わせもあることから、相談を受けておりました。そこで、FWA(Air5G)を使って、ブロードバンド環境を整備することにしました。先日学校から外してきた例の機器を、土曜の午前中にちゅんと2人で取り付けました。そのまま流れで、ペンキ塗りも参加したのでした。

FWAの工事ですが、悲しいかな親機が目視できません。こちらのアンテナが低いのか、微妙です。それでもシグナルのLEDは4個ばかり点灯したのでOKと言う事に。室内に無線ルータを付けて、Wi-Fiの環境を作りました。速度的に、5Mbps程度は出ています。まあ、良しとしましょう。これで、お試し住宅もBB完備となりました。

ちなみに、代金は管理費に込みと言う事で、追加料金は無しの様です。

お試しハウス豊河
右側TVアンテナの下に、alvarionを設置しました。

(投稿者:92)

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断捨離が出来ません!

ども。
気がつけば5月が終わります。インターネット回線の切り替えに明け暮れた5月でした。担当ちゅんです。

昨日のブログ、上司92氏が書いていた「断捨離が出来ません!」が言い得て妙であったので、そのままブログの記事にしてしまいました。

断捨離とは、wikipediaによると「不要なモノなどの数を減らし、生活や人生に調和をもたらそうとする生活術や処世術のこと」と書かれています。しかし、今回の場合は単純に「もったいなくて捨てられない」という意味で使っていると受け止めました。

情報関連の機器の中には、古くなってきたけどなかなか壊れないので、つい交換のタイミングを逃してしまう類の機器が存在します。特に通信機器がその代表格で、ルータやスイッチングHUBなどは、どういうタイミングで取り替えるべきなのか悩みます。
定期的に交換するに越したことはありませんが、すごく高価な機械ですので、簡単にそういう訳にもいきません。でも、壊れてしまったらその時点で通信が止まってしまうので、理想を言えば壊れる前に取り替えたいものです。

我が社の場合、様々なリスクを勘案してもなお「もったいない」の精神で、再利用する術を考え尽くす傾向にあります。仮に、今現在は不要と判断した機器も、「もしかしたらいつか使うかも…」などと考え出し、結局は「不良在庫」になってしまったり。でも、こういう苦労をしている分、何かの事業を始める際に、偶然「直営(自営)」でできてしまうなんてことも。
こうした実態を見聞きした業者さんからは「こんなことを自営でやるのは八雲町さんくらい」とか「他の自治体ではそんなことはしない」などというお褒めの言葉を頂戴することもあります。
もちろん、リスクがそのまま表面化することも。先日は「壊れている『かも』しれない」とされていたHUBをうっかり現場に持ち込み、数日たって不具合が発生するという失態も犯しました。上司92氏からは「そんな怪しいの捨てろよな」と言われ、返す言葉もありませんでした。

結局のところ、やはり断捨離が必要です。現在、当室では廃棄する機器の選定作業を進めていて、どうやら6月は「ゴミ掃除の月」になりそうな予感です。「もったいない」ではなく「だらしない」の精神で、ゴミ掃除に励みます!

怪しい在庫
怪しい在庫の一例。特にスチールラックの天板にくっついているHUBは断捨離対象です。

(投稿者:ちゅん)

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