高所恐怖症

ども。
職業柄?目が疲れてどうしようもないので、巷で話題の「ブルーカットレンズ」のメガネに変えてみた担当ちゅんです。プラシーボ効果かもしれませんが、かなり楽に感じます。

さて、本日は私が最も苦手とする仕事のひとつ「高所作業」に従事しました。
とある場所に設置したFWAのアンテナ。この電波がどうも安定しないということで、原因を調査。するとどうやらこの時期特有の「フェージング」の影響であるということがわかったため、アンテナの向きを調整する必要があったのです。

通常であれば、たぶん高いところが得意な上司92氏にお願いする仕事なのですが、なにぶんこの足なので・・・。いたしかたありません。私が従事するほかないようです。
ちなみに、どのくらい苦手かというと、この文章を書いていても若干ふわふわするくらい苦手。高所恐怖症というヤツなのかもしれませんが、ホントだめです。飛行機も嫌いです。

それでも、やるしかありません。腰に命綱をつけ、はしごを一歩、また一歩・・・。うわぁ、やっぱりだめです。一端引き返し、上司92氏に「はしごを押さえてください!!!」と懇願し、ようやくアンテナに到着。メガネレンチで金具を緩め、アンテナの向きを変えました。

「ちょっとそのまま待て!電波の強度を見るから」と上司92氏。うわぁ・・・。不安定な足場でその時を待ち、ようやくOKが出て一目散にはしごを降りました。下からアンテナを見上げると、さほど高い位置にあるとは思えないのですがね。我ながら情けないものです。

なんとか作業を終えて地上に戻ってぐったり。こういう仕事をすると、改めて通信工事業者さんってすごいなと思います。

はしご
この写真をみるだけで、なんか「ふわふわ」します。

(投稿者:ちゅん)

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遂にバックホー登場

ブログのネタを探して、携帯に撮りためた写真を確認しました。ありました。是非、紹介しなければならないやつが。先日来の5GHzやWebカメラにまつわる、土木工事です。

それは、今月初めの時折小雨が降る不安定な空模様の日でした。工事現場は2か所。目的と埋設するモノは異なりますが、工事作業自体は全く同じなので午前・午後と一日でやっつけました。と言っても、私は現場監督?建設課の直営作業員さんにお願いして、バックホーに登場願いました。細いバケツでサクサクと溝掘りです。流石!!建設機械です。

午前中は、5GHzのFWAアンテナ設置の下準備です。校舎から約100m離れた受信点(鋼管柱)まで、STPを通した18のPF管を埋設です。途中に、トラフと水飲み場の排水がありましたが、何とか交差させました。地中約50cmに埋設し、半分ほど埋め戻して埋設標識のナイロンテープを載せておきました。これでOKです。

午後からは、Webカメラを付けるために鋼管柱まで約80mの電源引き込みです。これもPF管の中に2.0のVVFを通して、同様に埋設しました。こちらは、芝生っぽいところなので、一応?気を使った作業となりました。一雨来て緑が伸びれば、多分問題ないでしょう。勿論ここの仕上げには、電気屋さんにご足労願ったのは言うまでもありません。

これで希望の工事が、ほぼ材料代だけで完成です。今度は、作業機械の免許・・・。冗談ですヨ!?

直営作業
バックホーを使ったPF管の地下埋設作業。勿論、綺麗に埋め戻しました。

(投稿者:92)

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カメラ、カメラ、カメラ…

ども。
北海道からそろそろ夏が逃げ去ろうとしていますね。担当ちゅんです。

どういうわけか、最近の仕事は「カメラ」ばかりです。といっても、にわかカメラマンに転向したわけではなく、あくまで業務として。
偶然だと思いますが、複数の部署で「ネットワークカメラの導入」を検討しており、その設計やら設置やらのお手伝いをしております。

ネットワークカメラは名前のとおり、遠隔からTCP/IPでアクセスできるカメラ。これを何に使うかといえば、例えば観光地のウェブサイトにリアルタイムで情報を発信したり、施設の防犯カメラ代わりに使ったりと様々です。最近のカメラは高性能で、カメラの前を何かが通過したときにシャッターを切り、それをネットワークドライブ等に保存する「動体検知」は当たり前のように搭載されていますし、中には暗い場所でも撮影が可能な「暗視機能」を搭載するカメラまで。数年前なら数十万してもおかしくないカメラが、数万円程度で購入できるような時代になりました。

ということで、本日は某観光施設でカメラの取り付け業務を行いました。このカメラ画像はしかるべき時が来たら一般公開される予定ですので今しばらくお待ちいただきたいと思いますが、施設内の遊戯スペースの混雑具合が一目でわかる便利なカメラです。
カメラ設置時に気をつけなければならないことは、やはりプライバシーの問題です。特に、ライブカメラを設置する際は、取り付け位置などを工夫し、個人が識別されないように配慮することが大切だと思います。
ちなみに、前述のカメラはそうした意味で「静止画」を10分間隔で撮影し、FTPでサーバに画像を送る方式としました。公開まではもう少しかかりそうですが、早くお披露目をしたいのでちょっとだけお漏らししておきます。お楽しみに!

カメラの写真
さて、これはどこでしょうか。もろバレのような気もしますが・・・。

(投稿者:ちゅん)

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マニアックなVLANの話(最終章)

6月20日に、マニアックなVLANの話を書きました。かなりマニアックな話でしたが、超マニアックな方々も多いと見えて、少しばかり盛り上がりました。T.Mさんの素晴らしい解説により、ほぼ希望どおりの動作が確認され、とあるH小学校に目出度く設置が出来ました。

それから暫くして、何と!ブで始まる会社のN様より「ブログを見ました。」と、メールを頂きました。お叱りかなと少しビビリましたが、それは次のような好意的なものでした。

「現時点におきまして問題の解決はされておりませんでしょうか。もし解決がされてない場合がありましたら改善させていただきたくお気軽にご相談下さい。」

その後、何度かメールをやり取りした結果、結論がでました。答えを要約すると「動作するけど不要なパケットもばら撒いている。ちゃんとやるならSVLの機器を使いなさい。」こんな感じでしょうか。まあ、小規模な学校ではOKなのだとも分かりました。なお、N様からは今回の資料公開の快諾と、次のようなコメントまで頂きました。

「八雲町様でのご利用方法は、文教におけるスタンダードな構成であると思います。機器の設置やネットワークの設計にあたっての情報発信に活かしていきたいと考えております。さらに弊社機器に関するご質問等がございましたらご連絡ください。」

文末になりましたが、ブ社のN様他SEの皆様にはお手数をお掛けしました。本当に感謝申し上げます。今後とも、悩める「にわかSE」をお助け下さいませ。

最終回答のPDF
ブ社から頂いた、今回の最終結論をご覧ください。PDF(142KB)

(投稿者:92)

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実録「無料通話アプリ乗っ取り被害」

ども。
普段から財布には大金を入れていない担当ちゅんです。衝動買い防止です。

先週日曜、友人からメールが届きました。無料通話アプリを介して送られたもので、文面は次のとおりでした(以下、メッセージは原文ママ)。

何してる忙しいちょっと手伝ってもらえない?

自宅にはいたものの、外出する予定もあったため、

なにかありました?

家離れるの無理っぽいです。

とだけ返信。すると相手からは

近くのコンビニエンスストアでiTunesのプリペイドカードを買ってもらえない?

10000金額のカードを3枚買ってくれない?合わせて30000円

と帰ってきました。3万円という金額の多さにおかしいと感じたので

なしたの?そんなにでかい金額。

今は外に出られない。急ぐの?

と返信しました。すると

今、どうしてもやらなきゃことがあるから、先に買ってくれない買ったら、裏にあるの番号を写真で送ってもらえない

お金明日振り込みする

こんなやりとりとなりました。実は、その友人と私の関係からすれば、このやり取りは「十分あり得る」ことでした。プライベートではなく、仕事で使うのかもしれないと。後から文面を見直すとおかしい点が多々見受けられますが、これも「焦っているのかもしれない」「画面を直視できない状況かも」と考えてしまい、

じゃあ買ってくるわ

と返信してコンビニへ。しかし、冒頭の書き出しのとおり、財布の中には3万円も入っていないので、すぐに購入することができず。
ここで、相手に対して

やっぱ無理かも。ちょっと俺に電話して。

と返信。ここでは、単純に「お金が足りないからどうしたらいいか」を尋ねる目的で送信しています。すると、相手からは

ごめん、いま都合良くないので、電話がちょっと。。。。

後で掛け直してもいい

このように返信。「本当かな?」と思ったので本人に対して直接電話してみるも「ただいま、電話に出ることができません」。どうやら本当に都合が悪いようです。
しかし、友人には申し訳ありませんでしたが、手持ちのお金が足りないので購入できないと伝えようと思ったのですが、ここで、ようやく冷静になり、「これはもしかしたら詐欺かもしれない」と気がつきました。

ここからは反転攻勢。「電話ができないなら無理」「いまどこにいる?」とやり取りをした後、ついに

これ、乗っ取りでしょ?いま、俺の横に本人いるんだわ。

カマをかけて、この一文を投稿すると相手からは怒った顔のスタンプが送信され、相変わらず

買ってもらいませんか

と返信があったところで、友人では無いと断定し、相手を「ブロック」に設定。その後、友人からようやく電話。話を聞くと、

 ・無料通話アプリが第三者に乗っ取られた。
 ・電話帳に登録のある人に一斉に送信されている。
 ・その対応に追われ、電話が鳴りっぱなしで電話に出られなかった。
 ・運営会社には連絡したが、なかなかアカウントがロックされない。
 ・自分はもうアカウントにログインできない。パスワードが変えられたようだ。

このような状態でした。ここでようやく事態の全貌があきらかとなりました。無料通話アプリのIDとパスワードが流出し、乗っ取り詐欺犯により悪用されてしまったというわけです。
私はあと1歩、というより、財布の中に3万円入っていたら、間違いなく被害にあってしまいました。

――その後、ネットで検索し、同様の被害が多発していることを知りました。やり取りの文面もほとんど同じです。もし、最初の3万円で相手の要求に答えてしまうと、次は5万円、20万円・・・と金額が上がっていくそうです。
私も、ほとんど被害にあったも同然の状況におかれたのですが、今回の場合、「相手からすれば十分あり得ること」「電話ができないという返信で実際に電話がつながらない」という偶然も重なりました。このとき、偶然お金を持っていたら・・・。大変なことになるところでした。
仮に、相手が友人でなく「上司」など断りづらい相手だったら、被害はもっと拡大してしまいそうです。「顔の見えない相手とのやり取りは、常に疑え」ということでしょうか。嫌な世の中になったものです。

結局、なぜアプリが乗っ取られてしまったか、原因は分からず。ただ、友人の話では「他のアプリでも同じID・パスワードを使っている」とのことで、どこかで情報が流出し、それが偶然使えてしまったことも原因の一つではないかと思われます。
乗っ取りの被害に合わないためには、「パスワードを定期的に変更する」しか有効な術は無いように思います。私のスマホにも、今回被害にあったアプリがインストールされています。幸い、使用頻度は低いので、これを機にアンインストールすることも視野に入れて検討したいと思っています。

無料通話アプリ
みなさん、くれぐれもご注意を。

(投稿者:ちゅん)

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