Webメールサービスイン

ども。
本日はまさにXデー。担当ちゅんです。

ついに、7月1日を迎えました。職員が長年利用してきた電子メールがPOP形式からIMAP形式へと変更になったのです。いわゆる「Webメール」というやつです。

今回、当町が導入したメールクライアントは「roundcube」というオープンソースのソフトウェアです。有名どころではリスで有名な「Squirrel Mail」や徳島県CMSで有名な「Joruri」などがありますが、roundcubeは単純に格好が良く、シンプルな操作性が特徴だと思います。初見で何の違和感も無く、簡単に使うことができました。

それでも、これまでの環境と大きく変わってしまうので、朝からSOSの電話が止まらない事態となっています。電話交換の担当職員からは「どうしたんですか?」と心配されるほどです。「ショートカットアイコンが無い」「パスワードが通らない」など、ある程度想定していたとはいえ、一度に3件、4件と電話が鳴ってしまうと、焦ってしまいます。今回、メールの文字コードがShift_JISからUTF-8になったこともあって、文字化けしたメールも数件確認されました。それでも、すべて想定の範囲内です。何のシステムでもそうですが、「サービスイン」というのは何かしらトラブルが起こるものなのです。

しかし、ついに「想定外」の事件発生。もう少しで12時だなというタイミングで、職員の画面には「このサイトには接続できません」。そうです、最も恐れていた「サーバーダウン」。しかも、ありえないことにHyper-Vの仮想サーバーが全て落ちたという最悪の状況。間違いなく、アクセス過多が原因と思われますが、本日もこれで残業が決定的です。「システムを大きく変えると、こんなことも起こり得ます」という例そのものです。

しかし、この難局を無事に乗り切ることができれば、ユーザー側にとっても管理者にとっても、お互いにメリットがあるシステムです。特に、PCが変更になってもメールデータの心配をする必要が無いというのは情報担当にとって悲願と言えます。無事に安定飛行に入るまで、もうひと頑張りです!

SS
まだ完全に機能を把握しきれない「roundcube」

(投稿者:ちゅん)

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ACアダプタ壊れる。そして違う?

Meruの設置もあと1台となりました。交換した9台のAPに、90台ほどのパソコンがIEEE802.11nで繋がっています。今週中には、庁舎内の8台出先2か所各1台のMeru10台体制が完了する予定です。

などとMeruばかりにかまっていると、今回更新の予定が無いAPが不調を訴え始めました。全館停電で作業が行われた施設から、ネットに繋がらないとのSOSが。慌てて行って見ると、APの電源ランプすら点いていません。嫉妬してAP壊れた?とりあえず、代替えのAPと交換して一式お持ち帰りとなりました。帰ってから調べると、ACアダプタが壊れてるようです。電圧が全く出ていません。どうやら停電作業がトリガーとなったようです。

そこで、今回Meruに置き換わり不要になった同型APのACアダプタに再び登場願う事に。机にACアダプタを2個並べてビックリ!同じAPなのに、アダプタの形状が違います。今、気が付きました。なぜ?たしか、一緒に購入したAPのはずなのですが・・・?

ACアダプタ2個
まあ、同じ+5V2.0Aなので良いんですけど・・・何故?

(投稿者:92)

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e-ネットキャラバン in 熊石高校

このたびは大変ご迷惑をおかけしております。
一職員として、また一町民としても微力ながら信頼回復に努めてまいる所存でございます。担当ちゅんです。

本日は「e-ネットキャラバン」として熊石高校を訪問し、「eネット安心講座」を行いました。

熊石高校は私の母校でもありますが、残念ながら平成27年度に閉校されることが決まっています。今年度から募集が停止しており、現在は全校生徒9人という状況です。
それでも、そこで学んでいるのは他の高校と何も変わらない高校生。本日は「正しいインターネットの使い方」を、およそ1時間、しっかりと講演させていただきました。

まずはじめに、これは毎回の決まりごとですが「この中で携帯電話をお持ちの方は手を挙げて」と問うと、なんと全員の手が。しかも、携帯電話=スマートフォンという今日、全員がスマホを持っているという状況でした。これまでの講座では多くて8割程度、少なければ半数くらいだったと記憶していますが、いよいよそういう時代に突中したのだということを痛感。
そうした中で、講座ではe-ネットキャラバンから支給されている教材ビデオなどを用いながら、具体的にどういうところに気をつけるべきなのか、ポイントを絞りながら説明をしてきました。

特に生徒の反応が良かったと感じたのは、「インターネットは匿名ではありません」という点だったかと思います。インターネットの通信では、必ず「ログ」が残り、いつ・誰が・どのサイトに通信したのか把握されています。もちろん、あくまでプロバイダ(ISP)が持っている情報ではありますが、事件等が発生した際には捜査の過程で確認されることがありますよ、という説明をしました。
こうしたことは、改めて説明されると「ドキッ」とするものです。逆にいえば、こうした意識を常に持ち続けることで、被害者・加害者になるリスクを減らすことができるのだと思っています。

さて、このようにしてあっという間に過ぎ去った1時間でしたが、久しぶりの母校で、将来ある生徒さんたちの真剣な眼差しを見て、なんだかこちら側もパワーをもらったような気持ちです。
e-ネットキャラバンでは、高校はもちろん、小学校・中学校、さらには保護者の方を対象とした講演も承っています。興味をお持ちの方は、お気軽にe-ネットキャラバン事務局(https://www.e-netcaravan.jp/)までお問い合わせください。ちなみに、講演依頼は無料です。

講演
インターネットというよりは、「正しいスマホの使い方講座」になってしまいました。

(投稿者:ちゅん)

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誠に申し訳ございません。

「熊石あわびの里フェスティバルにおける韓国産あわびの使用について」まずもってお詫び申し上げます。早速、同実行委員会による経過報告書も掲載させて頂いておりますが、町と致しましても今回の件を心から反省し、信頼回復のために頑張ってまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

Webサイトも「ただいま、多数のアクセスが集中しており、サイトがつながりにくくなっております。ご迷惑をおかけしており、誠に申し訳ございません。恐れ入りますが、しばらく時間をおいてから再度アクセスいただきますよう、宜しくお願い申し上げます。」この表示を出さざるを得ませんでした。

実行委のお詫びをUPした26日午後2時過ぎより、当町Webサイトへのアクセス集中が始まり、4時頃には、ほぼダウン状態となりました。本当に申し訳ございません。流石に、ヤ〇ーのTOPニュースになった時点でギブアップとなりました。普段は日に2~3千アクセスの田舎自治体のサイトでは限界でした。潤沢な予算でア〇マイによる負荷分散が出来る訳もございません。また、こういう事態におけるWebサイトの運用について、大変考えさせられる1日となりました。誠に申し訳ございませんでした。

owabi
今度出すときは、良い話で出したいです。

(投稿者:92)

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ハッカーまがい

ども。
夏は夏らしく暑いと言いながら過ごすことが好きな担当ちゅんです。

先日、某所のPCを最新のWindows 7 端末に入れ替えました。そうです、先日書いた「棚ぼた」のあれです。これまでのPCは緩慢な動きで業務にも支障が出ていたので、先方は大層お喜びになられていたのですが・・・。まさかの事件発生です(いや、想定内か)。

PCを取り替えたことで、ウェブサイトの更新に使用しているCMS(オリジナル)にログインできなくなったとの連絡を受けたのです。念のためユーザー名とパスワードを間違っていないかを確認するも、前のPCでは問題なくログインできていたとのこと。う~ん、困りました。

真っ先に思い浮かんだのは「IE」のバージョン違いによる障害。従来はIE8を使っていて、今回はIE9。もしかしたら・・・(でも、IE8と9でそんなに大きな差は無いはずだけど・・・)とりあえず、検証用のWindows XP マシン(IE8)からアクセスを試みます。先方から教えてもらったユーザー名とパスワードを入力して、ログインボタンをクリック。しかし、うんともすんともいいません。アカウントに間違いがあるのか、はたまた、ローカルディスク内に何らかのソフトウェアをインストールする必要があるのか。とにかく、ログインできないのです。

こういうときに、一番困るのが「パスワード、間違ってませんか?」と先方に再び問い合わせざるを得ないこと。決して信用していないとか、そういう意味ではないのですが、再度「本当に間違いありませんか?」などと聞いてしまうと、場合によっては「しつこいですね!私を疑ってるんですか?」と気分を害されてしまいます。は~、本当に困ってしまいました~。

そうなれば、いよいよ最終手段です。一か八か、FTPでサーバに接続して、ログイン画面を出しているHTMLファイルをダウンロードしてみます。ソースコードを拝見してみると、どうもあやしい記述が。ドキュメントルートの外側に置かれたディレクトリから、設定ファイルらしきものを読み込んでいるっぽい。これなのかな。
さっそく、そのディレクトリから怪しいと思われる対象ファイルをダウンロードして、これまたダメ元でテキストエディタで開いてみました。すると!

見えちゃった・・・。

はい、ばっちり見えました。ユーザー名とパスワードが。普通、暗号化とかされてるもんじゃないのかね。これ、セキュリティ的に大丈夫なのかな~とは思ったのですが、Webからはアクセスできない場所に置いてあるし、FTPのアカウントが乗っ取られるような事態が発生すれば元も子もないわけだし、今のところは「ま、いっか」ということで。近日、Webサイトそのものがリニューアルされる予定もあることだし・・・。
結果としては、先方から教わった「パスワード」に間違いがあったということが判明し、一見落着となりました。

後から話を聞くと、どうやら「パスワードはブラウザに記憶していて、ユーザー名だけを入力すれば、パスワードは自動で入力になっていた」とのことで、どうも最初と話が違うような・・・というオチもつきました。ともかく、無事にログインできてよかったですね!

CMS
オリジナルのCMSなので、パスワードのリカバリ方法も分からず。オリジナルはこういうときに困ります。

(投稿者:ちゅん)

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